水槽にも寿命がある!? 買い替え時期や耐用年数について!

水槽の買い替え 時期や寿命(耐用年数)についてプロの目線でアドバイスいたします。

水槽の寿命と、水槽の買い替え のタイミング

熱帯魚水槽の寿命は、数年から10数年程度と言われています。

ですが、数年~10数年って、アバウトすぎますよね。

きっとこの間に、皆さんはいつ 水槽の買い換え をしようかと悩むはずです。

熱帯魚水槽を長く使用していると、自分の水槽がいつまでもつのか気になるものですね。

気にせずにずっと水槽を使い続けると、いつの日か必ず水が漏れたり、割れたりしてしまいます。そうなったら大変ですよね。

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水槽の買い替え 時期を見極める

アクアリストにとって、水槽の寿命を見極めて 水槽の買い替え 時期を見極めることは、様々なリスクを回避する上でも非常に重要なポイントになります。

買い替えのタイミングが早すぎたらもったいないですし、遅すぎたら水漏れして大変なことになってしまうかもしれません。ちょうどよいタイミングで買い替えたいですよね。

それには、水槽をよく見ると分かるのですが、水槽の買い替え 時を知らせるサインがあります。

子供ワンポイントアドバイス!

それを見逃さないようにキャッチして、水槽の買い替え のタイミングを適切に判断しましょう。
今回はその辺を重点的に書いていきます。

そもそも、ほとんどの人は『ニッソー』とか『コトブキ』『ジェックス』など、メーカー品の水槽を使用していると思います。

メーカー保証は基本的に通常使用で1年間です。ですが、普通は1年以上使いますよね。
ですから、今回は1年以上使用したときのお話をいたします。

つまり、メーカーの1年保証は切れたけど、その後どれくらいで買い替えたらよいのかというお話です。

水槽の寿命は、皆さんが使っている水槽の素材接着方法よって大きく変わってくるので、それぞれ見て 水槽の買い替え 時期をみていきましょう。

ガラス水槽、アクリル水槽の寿命

1.ガラス水槽の場合

水槽の買い替え ガラス水槽の場合

シリコン劣化が寿命のサインです。
ガラス水槽の構造は、ガラスの板と板をシリコンでくっつけています。
写真の左側で、縦に白く見えているところです。

このシリコンが劣化してくるとガラスとガラスがはがれて水漏れの原因になります。
では、劣化具合の判断ですが、写真を御覧ください。
写真の水槽はあまり劣化していないので、縦に白く筋のようにシリコンが張り付いています。

しかし、劣化してくるとシリコンがギザギザになってきます。
そして徐々にシリコンが浮き上がって(はがれて)きたり、汚れで茶色っぽくなってきたりします、これは水槽の掃除をしても防ぎきれないものです。

よく見るとわかりますが、これがサインです。

水槽の買い替え 目安

  • 淡水魚の水槽でおよそ4~6年
  • 海水魚の水槽でおよそ3~5年


程度で水槽が劣化してくるでしょう。
海水魚水槽の方が寿命が短いのは、海水の塩分によってシリコンの腐食が早く進むからです。

また、メンテナンス時にコケを取ったりするときも、シリコン部分を傷つけないように気をつける必要があります。

ガラス水槽は、アクリル水槽に比べて傷がつきにくいので、このシリコン部分を特に気をつけていれば、寿命は伸びるでしょう。

2.アクリル水槽の場合

アクリル水槽も、やはりガラス水槽と同じで、つなぎ目部分が弱い作りになっています。
アクリルとアクリルのつなぎ目の部分が劣化してきます。

具体的ににどう劣化するかというと、ぴったりくっついていたつなぎ目に徐々に気泡が入ってきます。

写真の囲ってある所は、10ミリ厚程度のアクリル水槽が劣化して、気泡が入ってしまった時のものです。
拡大しているので見にくいかもしれませんが、アクリル水槽のつなぎ合わせの角部分です。青い部分に白っぽい気泡が入り込んでいるのがわかります。

ここまで来たら、水槽の買い替え のサインといえます。この水槽は10年程度使用していました。

このまま放置すると、気泡がだんだん大きくなってやがて水槽内部と水槽外部がつながります。そうなると、もうお分かりですね。水が外に漏れ出します。
経験によると、アクリル水槽が角部分の劣化により水が漏れる場合は、バーンと一気に漏れるのではなく、ポタポタっと徐々に漏れていきます。

水槽の買い替え 目安

  • 淡水魚の水槽でおよそ5~7年
  • 海水魚の水槽でおよそ5~7年

両水槽ではあまり変わりません。ガラス水槽よりは角の劣化は少ない印象です。
塩分による劣化があまり影響しないからでしょう。

しかし、気をつけなければいけないのは、アクリル水槽は傷がつきやすいということです。
強度には問題なくても、傷だらけになって、見るに耐えなくなり 水槽の買い替え をするといったことはよくあることです。

また、アクリル水槽の場合は接着方法によっても寿命が変わります。

重合接着という強固な接着方法を用いた場合、
淡水魚の水槽、海水魚の水槽ともに、10年程度はもつことが多いです

気を付けてほしい水槽を変える時の注意点!!

『水槽を変えるんだし、ついでに他の機材も全部新しい物に変えようかな!』なんて思っている方、危ないです!

聞いた話ですが、全て機材を変えたら、魚がほぼ全滅、という人も! できれば水槽だけ変えて、その他の機材はまだ一緒に使いましょう! 魚が水槽に慣れてきてから機材を変えるようにしましょう! 水槽内のバクテリアが急に変わると魚にはよくありませんので!

こんな置き方していませんか?水面をみてください。

ここからは、おまけ情報です。

上で見てきた 水槽の買い替え から考えた 水槽の寿命は、あくまでも水槽を水平に置いた時の話です。

『熱帯魚水槽は、平らなところに置きましょう』ってもちろん常識ですよね。
でも意外とそうなっていないケースがあるんですよ。

水槽に苔が発生している!

ご自身の水槽があるなら、水面を水平に眺めてください。横幅方向も、奥行方向も水平になっていますか?なっていますよね。それでしたら何も問題ありません。

ですが、若干でもどちらかに傾いていたら要注意です。水の圧力が均等にかかっていない証拠です。

そうであれば、圧力がかかる方の劣化が早くなります。結果的に、そういう水槽は水漏れの危険性が高まります。

そんなことと思いがちですが、筆者の経験では、何台かそれが原因で水槽の劣化が早まりました。

水面が傾いている原因は様々だと思いますが、傾きを解消してあげるだけで水槽の寿命はグッと伸びるでしょう。

こんな置き方していませんか?おまけのおまけ

水面が傾いている原因は様々ですが、筆者の経験でこんなケースがありました。

3年程度で水漏れを起こした水槽を調査すると、水槽と水槽台の間に小さな木片が挟まっていたのです。恐らく、水槽を設置するときに、よく確認せずに設置してしまったのでしょう。基本的に一度水槽を置いて水を張ってしまうと、もう確認できなくなってしまいます。

最初に設置する段階で、水槽を乗せる面に何も異物がないかよく確認するようにしましょう。

このケースは、アクリル水槽でしたが、まとめると以下のような感じで水が外部に漏れ出しました。

水槽を設置するときに木片が挟まる → 水槽が若干傾く(気づかない) → 水槽の一箇所に水圧が掛かる → 一箇所だけに気泡が入る → 気泡が大きくなり、水槽の内側と外側がつながる → 水が漏れる・・・

水槽の劣化のサインを見逃さずにタイミングよく交換しよう

ここまで見てきたように、アクリル水槽もガラス水槽も突然水漏れしたり割れたりすることは、ほとんどありません。

劣化してくると、必ず何かのサインがあります。
それを見逃さずに、タイミングよく水槽の買い替え を行い水槽を交換しましょう。

総じていうと、アクリル水槽のほうが水槽自体の寿命は長いです。
しかし傷がつきやすいという欠点もあります。

筆者の主観と経験で、初心者やこれから熱帯魚を買い始める方におすすめするなら、

アクリル水槽を購入することをお勧めします。

そして、なるべく傷がつかないように大事に扱うと、水槽の買い替え 時期を後ろ送りにできるでしょう。

最後に、水槽は水平に置いてくださいね!

知る人ぞ知る、東京アクガーデンのトップ代表CEO。
魚の知識は少ないけれど、熱帯魚業界は熱く語ります。
20キロ痩せたことが一番の自慢、ダイエットも仕事も同じだー!!