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小型水槽向きの熱帯魚の特徴

アクアリウム初心者にも始めやすい小型水槽。

※ここでは、小型水槽を30㎝以下のサイズとします。

  • 小さな水槽でも飼育できる熱帯魚を知りたい
  • どんな条件で熱帯魚を選べばいいのかわからない

今回は、そんな疑問にお答えするため、小型水槽向きの熱帯魚の特徴についてお話しいたします。

小型水槽での飼育におすすめの熱帯魚とは

写真:30㎝小型淡水魚水槽

出典元:株式会社東京アクアガーデン

小型水槽向きの熱帯魚 4つのポイント

1. 大型化しない熱帯魚を選びましょう

小型水槽で飼育する熱帯魚 理想のサイズは、5㎝以下です。

(どんなに大きくても10cm以下)

※熱帯魚の購入前に必ず最大成長サイズを確認してください。

熱帯魚のサイズが大きいといけない理由
  • サイズが大きいほど、排泄物の量が増え、水がすぐに汚れてしまう
  • 容積がせまいと熱帯魚のストレスにつながり、病気やケガの原因になる

予想外に大型化した場合は、水槽サイズを大きくして飼育してあげましょう。

2. 水質の変化・悪化に強い熱帯魚を選びましょう

もちろん、水質を悪化させないことが一番ですが、水槽の中は熱帯魚の排泄物やコケで汚れていくもの。

そのため、水質の悪化にも強い熱帯魚が理想的です。

3. 水温の変化に強い熱帯魚を選びましょう

基本的に熱帯魚は、水温の急激な変化に弱い生き物です。

ちょっとした気温差でも体調を崩すようなデリケートな熱帯魚も存在します。

最適な水温は、20℃〜25度程度。

冬にはヒーター、夏には冷却ファン、クーラーなどで水温維持をしましょう。

一部の魚は日本の四季の水温の変化に適用でき、ヒーターや冷却ファンの必要ありません。

→アカヒレ、メダカ等

4 温和な性格で、他魚と争いを起こさない熱帯魚を選びましょう

熱帯魚にも性格があります。

縄張り意識が高く気性が荒い熱帯魚は小型水槽には不向きです。

(小型水槽では逃げ場がないため、弱い方が死んでしまうことも)

結論:「丈夫で温和な性格」が一番です。

人間と同じですね。魚にも基本的な性格があるのです。

小型水槽のメリット(大型水槽に比べて)

  • 場所を取らない
  • 初期費用、管理費が安い
  • 器具の値段や生体の値段のイニシャルコスト
  • 電気代や人口海水(水換えの労力)のランニングコスト
  • メンテナンスに時間がかからない

ボトルや空き瓶でおしゃれなインテリア水槽を作ることもできます。

小型水槽のデメリット(大型水槽に比べて)

  • 水温が上がりやすい
  • 水質が汚れやすい
  • 小さいので生体の数に限りがある(混泳が難しい)

小型水槽で飼育するおすすめの熱帯魚

カラシン系:ネオンテトラ、カーディナルテトラ、グリーンテトラ

コイ科:アカヒレ、ラスボラエスペイ、ラスボラヘテロモルファ

写真上:ネオンテトラ

写真上:ラスボラエスペイ

写真上:アカヒレ

写真上:ミッキーマウスプラティ

魅力的な小型水槽をはじめてみませんか

小型水槽は、空いたスペースを使って無理なく始めることができます。

もちろん、迫力満点の大型水槽も魅力的ですが、小型水槽だってサイズは小さくでも癒し効果は負けません。

  • ご自宅のリビング、玄関、寝室、子供部屋
  • 会社のエントランス、受付、デスクの上
  • 病院の待合室、受付
  • 飲食店の待合室、通路
  • イベントのワンポイントに

設置場所はアイデア次第。

紹介した情報を参考に、自分だけのオリジナル小型アクアリウムをぜひお楽しみください。

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