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【プロが教える】地震でも倒れない水槽にするには!? 耐震アクアリウム

地震でも倒れない水槽を設置しよう

みなさんのアクアリウムは、地震対策がしっかりとできていますか?

日本は地震と隣合わせです。特に熱帯魚水槽がご自宅にある方は、地震対策がしっかりできているか、これを機会に見直してください。
揺れた時に対策ができている水槽と、できていない水槽では全然被害が違います!

↓最新の免震材を使った対策はこちらに書きました!

コチラの記事 【水槽の地震対策】でも地震によって起こりうる大まかな被害と対策について触れましたが、今回は特に対策について書いていきます。

【重要】地震に対する熱帯魚水槽の弱点とは!

熱帯魚水槽の一番の弱点は、その頭でっかちな構造にあります。

熱帯魚水槽は、一般的にガラスやアクリルの水槽部分と、水槽台の部分に分かれます。

水槽部分は水が満載されていますが、水槽台の中は濾過槽や機材などが入っているだけです。

ですから、どうしても水槽台より水槽が重くなってしまうんです。

↓こちらで水槽の重さを『自動計算』できるので、一度試してみては↓

つまり、頭でっかちな構造なんですね。当然、上が重いぶん倒れやすかったり、揺れて水が溢れやすかったりします。

また、ひとたび水があふれれば、水槽の下にはコンセントなどがある場合が多く、漏電や下手をすると発火する可能性まであるのです。

この構造上の欠点をいかにして補うか・・・・、今回のテーマですよ!

水槽の地震対策、プロが教える厳選8つ

  1. 水があふれにくい水槽に変更しよう

    ガラス水槽の場合

    最近主流の縁無しフランジなしの水槽を使用している方が多いと思います。こちらは、一番地震に弱い水槽だといえるでしょう。揺れたら水があふれるからです。

    ガラス水槽の構造については、こちらが分かりやすいです。

    水槽上部にガラスフタは、置いてあるとは思いますが、地震の揺れでは、簡単にフタが持ち上がって水があふれます。私の経験では、前回の3.11地震でもこのタイプの水槽に一番水あふれが発生しました。
    これは、いかんともしがたい構造上の問題です。
    できれば、フランジありのアクリル水槽に変更することをお勧めします。

    フランジなどアクリル水槽の構造についてはこちらが分かりやすいですください。

    それができない方は、少々見た目が悪いですが、苦肉の策として水槽上部をサランラップで巻いてフタを固定するなどの対策をするとよいでしょう。

    アクリル水槽の場合

    上部にフランジがある水槽がほとんどだと思います。
    こちらは、地震の揺れにはある程度強いです。上部のフランジが揺れた際の水を折り返し、外側にあふれるのを防ぐためです。
    3.11ではそれでも水があふれるケースがありました。もっと溢れにくい水槽にするためには、上部の蓋を水槽と固定するなど工夫をしましょう。

    固定する方法は、ホームセンターなどで市販されているマジックテープを貼り付けるだけでも、十分効果があります。

    これからアクリル水槽を購入される方は、上の蓋をボルトで固定する仕様の水槽を購入されてはいかがでしょうか。

  2. 水槽と水槽台を固定しよう

    水槽と水槽台って、普通は固定されていないんです。
    通常は、水槽を水槽台の上に乗せただけですよね。
    固定されている人のほうが珍しいと思います。でも、効果的な地震対策としては、水槽と水槽台を固定してください。

    地震のとき固定されていないと、理論上は水槽と水槽台がバラバラに動きます。
    よって、水槽が滑り落ちて割れるなどの被害が出てしまいます。
    固定する方法は以前の記事でも述べましたが、両面テープなどで十分です。

  3. 水槽台と床を固定しよう

    これは、一般家庭ではかなりレベル高いですね。
    商業施設やオフィスに設置されている水槽は、アンカーなどで床と水槽台が固定されているケースが多くあります。
    ここまでの2.3を行うと、床から水槽台、水槽まで一体化しますね。
    よって揺れによる水溢れや転倒に強い水槽が出来上がります。ただし、一般家庭では、ここまで無理でしょうから、下の4をご覧ください。

  4. 水槽台の中におもりを置こう

    本来は3をしてほしいのですが、一般家庭だと普通はできませんよね。その場合は水槽台の中におもりを置いてみてください。
    これによって、少し物理っぽくなりますが、水槽の重心が下がります。
    つまり、揺れにくくなるのです。これは、結構簡単にできますよね。
    袋に入れた砂や石などを置くだけでも構いません。

  5. 壁と水槽・水槽台を固定しよう

    2と3又は4は実施されているものとして、壁と固定するのもよいでしょう。

    地震対策用の固定バンドなどを使用するとよいでしょう。
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    これで、少なくとも水槽が滑り落ちる危険性がなくなります。

  6. 水槽内のレイアウトを変更しよう

    地震によって水槽内のレイアウトが崩れて、水槽の内側にヒットして、内側から水槽が割れるケースがあります。
    これは、私も盲点でした。ですが、東日本大震災の時実際に起こったのです。
    海水魚の水槽でしたが、レイアウトとして積み上げていたライブロックが地震の揺れによって水槽内で崩れ、それが水槽の内側にぶつかって、水槽が割れました。

    対策としては、レイアウトはなるべく重いものを高い位置には持ってこず、仮に内側から崩れても水槽に影響しないようなレイアウトを工夫しましょう。

    また、割れた例はガラス水槽でした。
    1.でも書きましたが、こういう不慮の事故に備える上でも、アクリル水槽の方がより安全ですね。

  7. コンセントの位置に気をつけよう

    水槽台のすぐ脇の床にコンセントを置いていたりしませんよね。
    仮に水が漏れたり溢れたりした際に、水がかかる危険性があります。
    水が掛かれば、電源がショートして通電しなくなり魚の命に影響します。
    また、海水など掛かってしまったら発火の恐れもあるので気をつけましょう。
    対策として、コンセント類は床には置かず、工夫して少し高い位置でできるだけ水槽から離して設置しましょう

  8. 水槽周りに危険なものがないか確認しよう

    これも、実際に震災のときに起こった事件です。
    水槽自身は無事でしたが、たまたま水槽の横に置いてあったゴルフバックが倒れて、水槽にヒット、その結果割れてしまいました・・・
    平常時は危険性を見逃しやすいものですね。
    水槽の近くに倒れやすく重いものはないか、ぜひ確認してください。

地震に備えるアクアリウム

以上8つの対策を見てきましたが、できそうな対策はありましたか?

どれも結構重要です。ぜひ、一つ一つじっくり読んで水槽の地震対策に活かしてください。

他の地震対策方法はこちらにも載っています

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水槽が割れたら、それは悲惨な光景が広がります。

水槽割れ+電源ショートなどが起これば目も当てられません。

私の体験では、水槽がバーンと割れて、次の瞬間、電源に水がかりショートして室内が真っ暗に、、、

その後、真っ暗で静まり返った中、お魚が床でピチャピチャいう音が聞こえてきました。それからの掃除や復旧は思い出したくないほど大変な作業でした。

皆様には、絶対にそんな経験をしてほしくありません。

もし地震が起きてそんなことになった場合はこちらの対応方法を試してください!

少しの工夫で、対策できるものもありますので、早速始めてみてください。