子供の時に近所の川で魚を捕った経験をされた方は多いですよね。
昔から浅い川にはメダカやドジョウ,タナゴやザリガニ等が生息しています。
まずは川にどんな生物が住んでいるのかご紹介いたします。
川にいる水生生物達
川には、魚だけでなく、貝やエビ、両生類や爬虫類など、色々な生物がすんでいます!
川の場所によって住んでいる生き物は違うので、場所ごとに生息する魚を見ていきましょう!
浅い川に生息している魚たち
メダカ,ドジョウ,タナゴ,小フナなど
川の水が綺麗な所に生息している魚たち
アユ,サワガニなど
川の上流に生息している魚たち
イワナ,ヤマメ,カジカなど
川の中流から下流に生息している魚たち
ウグイ,コイ,オイカワ
田んぼの用水路や池などに生息している生き物たち
カエル,イモリ等の両生類
泥の中に生息している貝たち
イシガイ,カラス貝,シジミ等の貝
同じ川でも上流,中流,下流で取れる生物が変わってきます。
小魚であればアミとバケツを用意すれば簡単に捕ることができます。
私も当時子供の時は、地元の大きな池や川で毎週魚捕りを父と一緒に遊んだ記憶が残っています。
川にいた時はイキイキと泳いでいた魚も、夕方に自宅の水槽に入れるものの、すぐに魚の状態が悪くなったり、死んでしまった記憶が残っています
子供の時は悲しかった記憶しか残っていなく,その時はなぜ死んでしまったのかインターネットがまだ普及していなかったのもあり原因を調べるすべがありませんでした。
魚が死んでしまった原因 5つ!
魚が死んでしまった原因は沢山ありますが、主な原因はこの5つです
バケツの中で酸欠を起こしている。 原因1
魚は水中に含まれる酸素で呼吸をしています。そのため、長時間同じ水のままでいると酸欠になってしまいます!
対策としては 持ち運び用エアーポンプ を使用するのがいいでしょう !
相性の悪い魚を一緒の所に入れていた。 原因2
魚にも相性の善し悪しがあります。肉食魚と小魚を一緒にいれていたら、当然いじめられてしまいますよね。
もしバケツが何個かあったら、似た魚の種類ごとにバケツにいれてあげましょう!
魚にストレスを与えていた。 原因3
魚はストレスに敏感な生き物です!
捕ってから自宅まで帰宅する間に魚をいれているバケツや袋を揺らしたり、振ったりしていませんか? 人間でいいかえれば常に地震が起きている様なものです! 移動させる場合は、揺れを最小限になるようしましょう!
そして、やりがちな間違いですが、魚を素手で触ってはいないでしょうか?
魚は人間が素手で触っただけでストレスにもなりますし、火傷をするんです! 何気なく人間が魚を触る行為は、魚にとってとても怖いし痛いのです! もしも触らなければいけない場合は、自身の手を水でしっかり濡らしてからにしましょう!
自宅の水槽水温が持ってきた魚の水温に合っていない。原因4
川の水温と、自宅の水槽の水温があっていない為、その水温差で魚にダメージを与えているかもしれません。
川の水温に合わせてあげましょう!
こちらの記事で一時対策を行なった後にクーラーなどを取り付けて上げるのがよいでしょう!
水道水を直接入れていたためカルキが抜けていない。 原因5
水道水には塩素(カルキ)が含まれています。 塩素は魚にとっては毒のような存在!
カルキを無くさなければいけません!
カルキ抜きの方法は何個かあるので、お試しください!
子供の時は同じ池や川にいた魚たちなら一緒の水槽に直接入れても問題がないだろうと思い深くは考えませんでした。
魚を大事に飼うならもっと長生きする方法を大人が教えてあげなければなりませんね。
取ってきた魚を水槽に入れてあげる手順
- 魚を取ったらすぐエアーポンプを設置し酸欠を防ぐ
- バケツの中の温度も気にしてあげる。(直射日光が当たるところに置かない)
- 魚のヒレをすべて見て病気になっていないか確認する。(病気の子がいると他の子に移る可能性がある)
- 袋の水を1/3捨てて同量の水を水槽から入れる。(10分~15分目安)
- 4の工程を3~5回行う。
- とってきた魚の水を少し少なめにした方が水合わせが早くなる
- 水槽の水を少しづつ取ってきた魚に入れて水を合わせる。
- 川の水は寄生虫がいる可能性も,水合わせ後は川の水は水槽に入れない
- 井戸の水はPHが違うため水槽に適さない。
- もし病気の子がいたら取った川にすぐ放流してあげましょう。
- もともと弱っている魚ならば水質の変化ですぐ死んでしまう可能性があります。
魚の餌について
魚の種類によって餌の種類が変わってきます。
- フナの場合
金魚やメダカの餌を食べますが臆病な性質なので冷凍アカムシがよいでしょう。
- ドジョウの場合
雑食性なので基本的に何でも食べます。餌は金魚の餌やイトミミズ,アカムシなどで大丈夫です。
- タナゴ
ペットショップで売られているタナゴ用の餌が便利です。
メダカの餌も食べるのであまり神経質に考えなくてよいです。
まとめ:川遊びで捕った魚を自宅で飼ってみよう!
魚は横からの人の視線が苦手です。
そぉーっと覗いてみましょう。水槽のガラスはけして叩かないようにしてあげましょう。
魚の種類にもよりますが、ペアで飼っている場合環境が良いといつかは卵を産むかもしれません。
ちなみにタナゴについてはドブガイやカラスガイに卵を産みつけますが,貝が近年減少傾向にあります。
それの影響でタナゴの数が減少しているのが事実です。
水槽を通して自然の摂理を次の世代の子供達に教えてあげたいですね。
金魚に愛を注いでいるWeb担当。
かわいい金魚の為なら腰痛も何のその。金魚のテンションがMAXになる魔法の餌・アカムシを与えることに喜びを感じています!
アクアリウムに親しめる、良い情報をお届けできるように勉強&実践中です。
文章づくりも頑張ります!
コメント
川で取った魚は、人間の物を食べても大丈夫なのですか?
基本的には、生餌や赤虫などの冷凍飼料、リバーミンのような川魚用の人工飼料など、アクアリウム用の餌を与えます。