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【画像でわかる】30センチ小型水槽でネイチャーアクアリウムの作り方

ネイチャーアクアリウム水槽。

ネイチャーアクアリウム水槽とは故・天野氏が提唱した本格水草育成レイアウト水槽のことです。すみだ水族館で展示されたことで今までより広く認知されるようになりました。

わたしも同水族館のネイチャーアクアリウム水槽を拝見しました。感想として、日本にある水族館の水草水槽では1番美しいとおもいます。メンテナンスも毎日実施しているというだけあり、非常に綺麗に管理されておりました。

そこで今回は、ネイチャーアクアリウム水槽を家庭に置いてみたい!!

また、できるだけ場所を取らずに小型水槽でやってみたいという方向けに実際に作ってみました。

名づけて、30センチ小型水槽で楽しむネイチャーアクアリウム水槽を作ってみました!です。

それでは、準備から完成までお伝えしていきましょう。

30センチネイチャーアクアリウム水槽の作り方1 水槽・水槽台準備

今回の水槽はガラス水槽(w300*d300*h400)を使用します。

キューブ 3040 W30×D30×H40 30cm水槽(単体)

サイコロ型のキューブ水槽(w300*d300*h300)ならネイチャーアクアリウム発祥であるアクアデザインアマノ(ADA)を選びましたが、今回ハイタイプという高さが400mmある水槽を選定しましたため他メーカーにしました。

水槽台はアクアシステムの水槽台を採用。一部台の表面が汚れていたため黒木目調のカッティングシートを張ったものを使用しました。

30センチネイチャーアクアリウム水槽の作り方2 底床準備

水槽にはソイルという土を使用します。今回はJUNというメーカーのプラチナソイルという土を12キロ(3キロ×2袋)使用しました。

ソイルには2種類あり、栄養系ソイル吸着系ソイルがあります。今回は設置当初の管理が容易な吸着系ソイルを使用します。吸着系ソイルは栄養源が少ないためコケの発生が少ないです。

吸着系ソイルのデメリットとして、水草の栄養源が少ないためはじめにソイルの中に栄養剤を混ぜます。今回ははじめに3キロソイルを敷きそこへ栄養剤であるテトラ社のイニシャルスティックをパラパラ入れ最後に残りのソイル3キロを敷きました。

ソイルを敷き終えたら機器をセッティングしていきます。

ネイチャーアクアリウム水槽の作り方3 水槽機器セッティング

ろ過フィルター

ろ過器は、エーハイム社の2213を1台セットします。外部フィルターは各メーカーから発売されていますがやはりエーハイムが優秀でオススメです。分解のしやすさ、ろ過効率能力、各パーツの供給量など非常にオススメです。

さらにここで、プロならではの工夫を紹介します。

ろ過フィルターから排水された水の出口ですが、シャワーパイプを加工し水槽の下から上へ排水させるようにします。そうすることで、水槽背面に植栽予定の有茎草が非常に美しく育てることができるのでオススメです。

水温調節機器

ジェックス NEW セーフカバー ヒートナビ SH160 縦横設置可能ヒーター 安全機能付 SH 規格適合

ヒーターはGEX社のヒートナビ160という商品を使用しました。小型水槽なのでサーモセンサーが飛び出るリスクを回避する上で、サーモスタットとヒーターが一体型となっているものを選定しました。初心者にも簡単に扱うことができるためオススメです。

照明

照明はLEDを設置しようと考えていたため各メーカーのLEDを見ました。結果的にADAのアクアスカイGという商品にしました。

理由はデザイン光質です。

やはり他メーカーと比較して圧倒的にデザインが素晴らしいです。これだけで十分購入する理由になるのですが、さらに光質も良いです。他メーカーのLEDですと緑系の水草が黄色く見えるところが、アクアスカイGでは水草が美しい緑色に見えます。

ただし、赤系の水草の発色は苦手かもしれません。これからの管理でそこも検証できればと考えております。

二酸化炭素・酸素添加機器

二酸化炭素を添加する上で必要なのは下記7点です。

レギュレーター

  1. ボンベ
  2. 電磁弁
  3. 耐圧チューブ
  4. 逆流防止弁
  5. カウンター
  6. ストーン

二酸化炭素添加をする上でメーカー選定は大切です。一番簡単で安心なのはコストは上がりますがやはりADAです。デザイン性も高く使い方も簡単です。しかし今回はあえて他メーカーを試してみようとおもい心臓部のレギュレーターと電磁弁はADAを使用しあとはSUDO製品を使ってみました。

酸素を添加する上で必要なのは下記4点です。

  1. エアーポンプ
  2. エアーストーン
  3. エアーチューブ
  4. 逆流防止弁

光合成に酸素は必要ないのでは? と思われるかもしれませんがその通りです。

光合成に酸素は必要ありません。しかし、光合成が行われない夜間において水草は二酸化炭素を放出します。そうすることで水槽内が酸欠状態になり生体が死んでしまう可能性があります。そのため、夜間はエアレーションを施し酸欠を防ぎましょう。また、水槽表面の油膜解消にも一役かいますのでオススメです。

小型ネイチャーアクアリウムの作り方4 レイアウト構図編

今回は三角構図で作っていきます。水槽サイズが小さいためその中でも数多くの水草を植栽し楽しみやすいのがこの三角構図です!

今回は、流木を2本と石を3個使用します。流木は組み合わせて1つに見えるようにし、組み合わせた流木の土台に石を挟みこんで固定していきます。

なお、流木と石は奥行きに対し水槽前面よりに配置します。そうすることで、水槽背面に多くの有茎草を植栽することができます。

小型ネイチャーアクアリウム水槽の作り方5 水草植栽

水を張ったら今回はネイチャーアクアリウム水槽の代表格でもある有茎草、その中でもロタラ種という水草をメインで植栽していきます。

ロタラ種は水槽背面に植栽していきます。水槽背面には4種類の水草を植栽しました。

  1. ロタラ・インジカ
  2. ロタラ・アンセアン
  3. ニードルリーフ
  4. ハイグロフィラ・ピンナティフィダ

続いて水槽中央には2種類の水草を植栽しました。

  1. ブリクサ
  2. パールグラス

最後、水槽ためにはキューバパールグラスという水草を植栽して完了です。キューバパールグラスは成長すると横に広がっていき美しい絨毯になっていきます。

完成!!

以上で今日は完成です。

今日はという表現を尽使いますがネイチャーアクアリウムはここからが本番です。なぜならここから数カ月をかけて水草を育成・トリミングをして形を整え完成に持って行くからです。

いくらここまでが完璧にできていてもここからの管理を怠っては失敗してしまいます。そのためにも日々水槽を観察しコケの様子や水温確認など細かく観察をしましょう。

あなただけの素敵な大自然を再現できますこと応援しております!!