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メダカの冬眠について知りたい!

メダカの冬眠について知りたい!

メダカの冬眠について知りたい!

すっかり寒い季節になってきましたね!

気温が氷点下に近づくと、特定の生物たちは「冬眠」状態に陥ります。

自然界の摂理とも言える冬眠ですが、それはメダカにも起きる現象です!

一体、どういう状態になると、メダカは冬眠するのでしょうか?

今回は、「メダカの冬眠」について、お話したいと思います。

メダカが冬眠する温度とは?

メダカの冬眠について知りたい!

■メダカの活動は、水温が15℃以下で減退します

メダカは「水田の魚」とも呼ばれている程、日本の風土に則した生態系を築きあげてきた

魚です。日本原種の「ニホンメダカ」は、1823年に、シーボルトによって、

初めて西欧世界に報告されました。

さて、古い歴史を持つメダカですが、水温が15℃以下になると、メダカの体温が下がり、

活動が減退していきます。活動限界は0℃付近の水温で、水槽や睡蓮鉢の水がすべて凍って

いない場合に限ります。おおよそ、水温が10~5℃位でメダカは本格的な冬眠に入ります。

季節としては、外飼いのメダカの場合では、地域にもよりますが、11月~4月の間が、

メダカの冬眠時期と言われています。

■冬眠するとメダカはどうなるの?

メダカ 冬眠 鉢 水槽

画像出展元:charm

冬眠中のメダカは、水温が10℃以下になってくると、水槽の底でじっと動かなくなり、

餌食いも悪くなります。特に外飼いのメダカにこの傾向が顕著です。

活動限界の水温は0℃付近ですが、水面のみが凍結するくらいの状態であれば、

メダカが越冬することが可能です。

メダカを冬眠させる際のコツ 3つ

雪だるま 冬 メダカ 冬眠

☆室内で飼っているメダカは、冬眠しないことが多いそうですが、水槽を置く場所によっては、室内飼いの水槽でも冬眠する例もあります。

主に、外でメダカを冬眠させる際のコツ、3つを紹介したいと思います。

1.水の蒸発に注意する

メダカ 冬眠 水量

外飼いの場合は、メダカ水槽を放置してしまいやすいのですが、水槽や睡蓮鉢の水が蒸発して
少なくなると、水槽内の水がすべて凍結して、メダカが全滅しやすくなります。

メダカ 睡蓮鉢 ガラス製

容器の水量が少なくなった場合は、差し水程度で構いませんので、

水流を作らないように、ゆっくりと少量ずつ、メダカ水槽に水を追加する作業が必要です。

2.水温差に注意する

メダカ 冬 つらら 冬眠

冬眠中のメダカが心配で、ヒーターを付けたり消したり、また、昼と夜とで温度差がある室内に水槽を置くなどすると、水温に温度変化が生じ、冬眠中のメダカに負担が掛かります。

♦メダカの冬眠時は、水槽や睡蓮鉢を発砲スチロール容器などで保温するのがおススメ

メダカ 冬眠 発砲スチロール

特に、室内でメダカを飼う場合は冬眠しないように水槽用のヒーターで温度管理をするか、

発砲スチロール容器の中に水槽や睡蓮鉢を入れて、保温するというような管理が必要に

なってきます。

また、外飼いのメダカも、なるべくは温度変化の少ない環境で冬眠させた方がいいので、

室内飼いのメダカと同じように、発泡スチロール容器に水槽を入れて、

冬眠させることも有効です。

メダカ 冬眠 軒下

外飼いのメダカの場合は、睡蓮鉢などを軒下に移動させるなど、特に雪の多い地方では、

雪が水槽に入らないように工夫することも大切です。

発泡スチロール容器は、外でメダカを冬眠させる際にも、温度変化を防ぐのでおススメです。

♦メダカを外で冬眠させる時の、おススメな水槽素材とは?

メダカ 水槽 小型 ボトルアクアリウム

外でメダカを冬眠させる際は、ガラス製の水槽などは、水の凍結時に割れてしまうことが

ある為、冬季の外での使用は避けてくださいね。逆に、室内飼いのメダカ用水槽であれば、

ガラス製でもアクリル製でも大丈夫です。

♦メダカの冬眠用におススメ 水槽素材 3つ
  • 発砲スチロール
  • プラスチック
  • 陶器

特に、外飼いのメダカの場合は、睡蓮鉢などの凍結の影響を受けないものや、

温度変化に強い素材のものを選んでくださいね。

♦メダカの冬眠におススメな水草

メダカ 冬眠 水草

☆メダカが冬眠中に暖を取る際に、小石の隙間や水草の間に潜りこむことがあります。

小石などの底砂の隙間に挟まってしまうと身動きが取れなくなり、そのままメダカが

死んでしまうこともある為、低水温にも強い「アナカリス」などの水草を入れておくのが

おススメです。

何も入っていない水槽よりも、水草の入っている水槽の方が、水温の変化が少なくなります。

3.体長の大きなメダカだけを冬眠させる

メダカ 冬眠

人間は冬眠できませんが、痩せている人より体格の良い人の方が寒さに強いのと同じく、

自然界でも、冬眠する種族は、冬眠前に体に栄養を蓄え、太った状態で越冬するのが

基本です。魚でなくても、熊などがいい例ですよね。

メダカも、冬眠から越冬という期間を超えるためには、体の大きな個体の方が生存率が高く

逆に言ってしまえば、「小さい個体」や「メダカの稚魚」は、冬眠はできても、

越冬には向かないということになります。

室内飼いのメダカの場合でしたら、ヒーターを使うことも可能ですが、

外飼いのメダカの場合、ヒーターでは電気代も掛かりますし、

そのまま冬眠させるということが多いと思います。

なるべく、冬眠中のメダカの生存率をあげたい場合は、個体の大きさによって、冬眠させない

メダカを選んで室内で飼育することも大切です。

その他、メダカを冬眠させる際の注意点など

♦冬眠中のメダカは数が減りやすい?

※最初は沢山いたメダカが、冬眠の際に、一匹減り、二匹減りということは

よくあることですし、それが自然淘汰だと言ってしまえばそれまでなのですが、

できれば、メダカが冬眠から目覚める春先まで、なるべく個体の数が減らないように

気を付けて飼育したいものですね。

♦メダカ冬眠時の水換えはNG!

メダカが冬眠中の時期は、水換えなどの温度変化が起こりやすいお世話はNGとなります。

冷たい水槽の水に、水道水などの温かい水が入りこむと、

メダカは冬眠から覚め易くなります

やむをえず、冬眠中のメダカ水槽の水替えをする際は、ゆっくりと、水流を作らないように

少しずつ水を加えてあげてくださいね。

メダカの冬眠について知りたい!

まとめ

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里山や小川で生息するメダカは、冬眠時にも自然淘汰を繰り返し、たくましく生き残って

いきます。自然界のメダカの寿命は、約一年と少しと言われていますが、飼育のメダカの

場合は、4年以上生きる場合もあります。

自宅でメダカを飼育する際には、なるべく長い付き合いになれるよう、冬眠時も少しだけ

気を配ると、越冬後も、多くのメダカと過ごすことが出来ます。

春 桜 メダカ

もうすでに冬眠に入ったメダカをお飼いの方もいらっしゃるかと思いますが、

メダカの活動が減退する水温(15℃以下)になってきたら、メダカを冬眠させるか、

ヒーターなどを用いて、冬眠させない方法を選ぶかは飼い主さん次第です。

春になって、またたくさんの元気なメダカと出会えるといいですね!

メダカと飼い主さんとの、長いお付き合いを応援しております。