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おすすめ人気の小型濾過フィルター8選!30cm小型水槽でも安心!

手軽に始めることができるし、どこにでも置くことができる30㎝水槽は、アクアリウム初心者だけでなく上級者にとっても魅力的です。

しかし、30cm水槽は水量が少ないゆえに水質が安定せず、魚の病気など、失敗しやすいのも事実です。そこで、そもそも30cm水槽とはどんなスペックなのかや、「30㎝水槽でも熱帯魚を安心して飼育できる、おすすめ小型ろ過フィルター」「飼育しやすい熱帯魚」「小型濾過フィルターの注意点」を考えます。

はじめに:30センチ水槽の水量はどのくらい?

30㎝水槽には色々なサイズがあります。30㎝×24㎝×20㎝だったり、30㎝×30㎝×30xmのキューブ水槽だったり。でも、おおむね10L~25Lの水量を入れられる水槽になります。

こうして考えてみると、同じ30㎝水槽でも倍以上の水量差があることが見えてきます。水は多ければ多いほど、水質が安定しやすいのですが――高い浄化能力を持つフィルターを導入することで、水量の少なさをカバーすることが可能です。

30cm水槽におすすめ! スポンジフィルター

30㎝水槽で私が一番おススメしたいフィルターが、スポンジフィルターです。

濾過能力が高い上に、エアレーションをすることで水中酸素濃度を高めることが可能です。エアポンプ1台で30㎝水槽を複数本管理することもできるランニングコストの安さも売りですし、水槽掃除の際にもお手入れが簡単です。価格が安いこともメリットの1つですね。

そんなスポンジフィルターを選ぶ時には、1つポイントがあります。それは「1サイズ上のスポンジフィルターを使うこと」です。例えば10Lの水槽なら45㎝水槽向けのスポンジフィルターを、25Lの水槽なら60㎝水槽向けのスポンジフィルターを選んでおくと水質の安定具合が格段に違ってきます。

ただし、メリットの多いスポンジフィルターですが、デメリットも存在します。

それは「騒音」「保温性が低い」「二酸化炭素が空気中に逃げてしまう(難しい水草育成には向かない)」というものです。特にエアポンプの音は、気になってしまうと夜に眠れなくなるので、寝室では正直スポンジフィルターは使えないです。

30cm水槽におすすめ! 外部式フィルター

アクアリウムは金持ちの趣味なのか?

次に紹介したいのが、外部式フィルター。スポンジフィルターのデメリットを解決してくれているともいえるフィルターです。

水槽の外に専用のろ過装置を設置できるフィルターゆえに、「濾過能力の高さ」は折り紙付きですし「水量アップの効果」も狙えます。また、見た目もスタイリッシュなものが最近は多いですし、物によっては水槽台の中に隠すことができる製品もあります。

他にも、スポンジフィルターみたいに水中の二酸化炭素を外に逃がすようなことがありませんので、水草の栽培にも向いています

そんなメリットが多い外部式フィルターですが、残念ながらデメリットも存在します。それは「(他のフィルターに比べて)価格が高い」というものです。30㎝水槽向けの製品でも、本体+ろ過材で大体5000円は必要になってしまいます。

30cm水槽におすすめ! 外掛け式フィルター

テトラ (Tetra) オートワンタッチフィルター AT-60

最後に紹介するのは、寝室でも使用できるくらい動作音が静かで、それなりに満足できる水質浄化機能を持っているフィルターです。外掛け式フィルターと呼ばれるもので、水槽の壁面に引っかけるようにして設置&使用します。

このフィルターのメリットは、「動作音が静かなこと」と「専用ろ過材(カートリッジ式)の水質浄化能力が高いこと」です。たくさんの魚を飼育するのには正直向きませんが、寝室などに水草メインのちょっとした水槽を置くのには向いています。

デメリットとしては、専用ろ過材を毎月のように交換するため「ランニングコストが高い」ことがあげられます。また、水槽内に比較的強い水流を作りますので、緩やかな水の流れを好む魚には向かないです。

加えて、前述の2つのフィルターに比べるとろ過能力が高いとは決して言えないので、入れる魚の数は少し抑えた方が良いです。

小型濾過フィルターで飼育する際の注意点

小型濾過フィルターには以下のような注意点があります。

  • 体の大きな魚やたくさんの魚の飼育には向かない
  • 水槽サイズが適合していないと、水流の調節が難しい
  • フィルター面積が小さいため、汚れが溜まりやすい

小型濾過フィルターは収納できる、ろ材のサイズが小さいため、大型の濾過フィルターと比べると濾過能力がどうしても下がります。どの濾過フィルターにも言えることですが、適合するサイズ以上の水槽や、容量を超えたサイズの魚大量の魚を飼育することはできません

また、サイズが小さいため、大型に比べて簡単な構造の物が多いです。そのため、パワーの調節が意外に難しいです。予想以上の水流が発生し、身体の小さなメダカなどの小型魚や泳ぎの苦手な個体が、体力を使ってしまうこともあります。

  • 接続するエアーポンプは、容量に見合ったものか、力を調節できるモデルにする
  • 水流の向きに注意し、休める場所を作ってあげる

ベタなど止水域を好む熱帯魚を飼育する場合は、特に気を付けてあげてください。

小型濾過フィルターでの飼育に向いている熱帯魚

小型フィルターでは主に小型魚や身体の小さな稚魚・幼体を飼育することができます!小型水槽と小型濾過フィルターで飼育できる、おすすめの熱帯魚をご紹介します!

プラティ

(熱帯魚) ミックスプラティ(4匹) 本州・四国限定[生体]

飼いやすく元気な熱帯魚です!ミッキーの模様を持つタイプもいます。

サイズは3~5cmと、なかなか大きく成長することがあるので水槽に入れる数は少なめがいいです。繁殖力も強いので、稚魚が生まれていないか確認しつつ育ててあげましょう。

アカヒレ

(熱帯魚) アカヒレ Sサイズ(5匹) 本州・四国限定[生体]

初心者でも育てやすい熱帯魚です!赤いヒレが可愛らしいです。

体長も最大で4cm程度と、小型水槽で飼育しやすいです。病気に強く、水が少々汚れていても平気で泳いでいたりします。しかし、きれいな水のほうがもちろん長生きします。

グッピー

(熱帯魚) 外国産ミックスグッピー(3ペア) 本州・四国限定[生体]

熱帯魚と言えば!というくらいグッピーは人気です。

カラフルなので、水槽をパッと華やかにしてくれます。しかし、非常に繁殖しやすい魚としても知られており、複数で飼育する場合は注意が必要です。

ベタ

(熱帯魚) ベタ・トラディショナル マルチカラー(オス)(1匹) 本州・四国限定[生体]

ベタは美しいだけでなく人に懐くなど、その愛嬌で近年さらに人気が上昇しています。

しかし、縄張り意識が強く、同種に対しては非常に攻撃的です。かならず一匹での飼育をお薦めします。強い水流が苦手ですので、濾過フィルターをつける際には、水流に注意してあげましょう。

ゴールデンハニードワーフグラミー

(熱帯魚) ゴールデンハニー・ドワーフグラミー(3匹) 本州・四国限定[生体]

ゴールデンハニードワーフグラミーは、可愛らしく、どこかほっこりとさせてくれる熱帯魚です。体長も最大で4cm程度と、小型水槽で飼いやすいです。

強い水流は苦手です。エアーやフィルターの力を調整してやりましょう。

余談ですが、GHDと略されることが多いです。

小型濾過フィルターの掃除方法

小型濾過フィルターの利点として、掃除がとても楽である、ということが挙げられます。サイズが小さく軽量なため、気軽に細部まで洗うことができます。

掃除は基本的に分解して行うことになります。

メインの掃除ポイントはカートリッジ部分です。小型であるため汚れで目詰まりしやすいため、定期的な交換や洗浄が必要です。小型フィルターの場合はほとんどが専用カートリッジとしてろ材が売られているため、汚れたら交換のみで済ましてしまっても構いません。

しかし!白いウールマットが黒緑色になってきたからといって、交換してしまうのは勿体ない場合があります

黒緑色=汚れだけでなく、バクテリアが繁殖している証でもあるからです。

とはいえ、糞などの汚れは取らなくてはいけませんから、飼育水で濯ぎましょう。飼育水でなら、バクテリアを活かしたまま汚れを洗うことができます。

もちろん、過度に黒くなってしまった場合は交換が必要です!(※上の写真は交換時期です。)

また、活性炭黒いスポンジ(活性炭スポンジ)は、2週間ほどで効果がなくなるため、期間が終わったら、交換か取り外してしまって大丈夫です。

余談:魚の入れ過ぎに注意

とても大切なことですが、どんなにフィルターを充実させても魚を入れ過ぎてしまうと、どうしても水が汚れてしまって水質が悪化してしまいます。水槽に入れられる魚の数の目安としては、「魚の体長1㎝あたり1L」という基準が昔からあります。

10Lの水槽なら、体長2㎝のネオンテトラが5匹程。25Lの水槽なら、体長2㎝のネオンテトラが12匹程。――かなり余裕を持った目安ですが、失敗が起こりにくい数だということは伝わりますよね?

もちろん、水を汚しやすい魚や大きな魚では、この基準よりも余裕を持って飼育することが大切です。あくまでも、初心者でも分かりやすい「目安の数字」ですので。

余談:水草を植えるのもおススメ!

水質を安定させるという意味では、水槽内に水草を植えるのもおススメです。

水槽内の表面積が増えることでバクテリアの定着が促進されますし、水草が水槽内の窒素分を吸収してくれる効果も期待できるからです。

アナカリスやウォータースプライトなどの、「成長が早くて水質浄化能力のある、二酸化炭素の添加が不要な水草」が特におススメです。

まとめ/30cm水槽におすすめの小型濾過フィルター

ここまで、おススメのフィルターを見てきました。それぞれ、メリット&デメリットが違っていますよね。水槽の設置場所や所有本数、使用目的などの自分の飼育スタイルに合わせたフィルターを選んでみて下さい

余談ですが、外部式フィルターのストレーナーの給水口に、小型のスポンジフィルターを連結すると、オーバーフロー水槽に次ぐ「最強クラスのろ過システム」を作ることができます。どうしても水質が安定しない場合や海水魚飼育の時には、かなり有効ですので試してみて下さい。

(↓こちらの過去記事も見てみて下さいね♪)