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【完全版】水槽を掃除してくれる生物は何がいる?エビ、貝、魚全部紹介!

アクアリウムを始めたとき、水槽内は立ち上げたばかりでとても綺麗で、熱帯魚たちも生き生きしています。しかし時間が経つにつれ、フンや餌の食べ残しなどで水質が悪化し、コケが生えてくることもあります。

そのため、定期的な水替えや水槽内の掃除が必要になりますが、とても面倒ですよね。そこで注目したいのが、水槽内の掃除をしてくれる熱帯魚やエビ、貝類の存在です。

今回はそんな水槽内の掃除をしてくれる生物をご紹介します!

水槽内の汚れはどうしてできる?

まず、基本的な部分ですが、水槽内の汚れについてです。水槽立ち上げ当初は生体を入れておらずとてもクリアな水質で、底砂も汚れていません。

しかし、生体を入れ時間が経ってくると、どうしてもふんや餌の食べ残しといったもので水中に不要な栄養分がたまったり、アンモニアなどの有害物質が溜まってきます。これらが原因で水質悪化やコケが発生してしまうのです。

1~2週間に一度の水かえである程度防ぐことができますが、やはり底砂などの汚れもきちんと取らないと、水質悪化は早まります。

水槽内を掃除してくれる生物で掃除回数を減らそう!

(エビ・貝)コケ対策セット 60cm水槽用 ミナミヌマエビ(10匹) + サザエ石巻貝(6匹) 本州・四国限定[生体]

毎週底砂や水槽内の掃除は面倒!という人が多いでしょう。また神経質な性格の個体だと、頻繁に掃除することもストレスになってしまいます。

そこでおすすめなのが、水槽内を掃除してくれる生物たちです。コケ取りのペンシルフィッシュや、掃除屋としてコリドラスなどが有名ですが、それら以外にも実は水槽内の掃除をしてくれる生物がいるんです。

こういった水槽内を掃除してくれる生物を入れることで、なるべく人の手が入るのを減らすと、自然に近い環境で暮らすことになりますので、飼育している生体のストレスも軽減されます。

それでは、ここから水槽内を掃除してくれる生物をご紹介します。

どの生体も飼育方法は簡単ですし、基本性格のおとなしいものばかりなので混泳も可能です。

水槽掃除をしてくれる生き物:エビ類

性格がおとなしく、熱帯魚水槽ではよく見かけられるエビ類はコケをよく食べてくれます。

非常におとなしい性格で滅多に熱帯魚を襲うことはありませんが、自分よりも小さな稚魚を食べてしまったり、逆に熱帯魚に食べられてしまうことがあります。

混泳させる際には隠れ場所を用意してあげましょう。

エビ類についてはこちらの記事を参考にしてください。

ヤマトヌマエビ

(エビ・貝)ヤマトヌマエビ(5匹) 本州・四国限定[生体]

コケを食べることで有名なヤマトヌマエビが食べるのは『アオミドロ』『ひげ状藻』です。

また、熱帯魚の餌の食べ残しも食べてくれます。

おおよその目安だと60センチ水槽内に10匹もいれば、目に見えてコケがなくなっていくのがわかります。

しかし食欲旺盛な分、『フンが多い』という欠点があります。あまり大量に水槽内に入れると、フンで水が汚れてしまうので注意しましょう。

また草食性が強いため、柔らかな水草の新芽を食べてしまうことがあります。そして、植えたばかりで底砂にきちんと根を張れていない水草を抜いてしまうこともあります。ヤマトヌマエビを水槽内に入れるときは、水草に注意しましょう。

ミナミヌマエビ

(エビ 水草)ミナミヌマエビ(5匹) + マツモ 5本 本州・四国限定[生体]

ミナミヌマエビはヤマトヌマエビよりも小さく、食欲も控えめです。ヤマトヌマエビのデメリットだった『水草を食べる』『水草を引き抜く』『フンが多い』といったデメリットがないエビです。

ヤマトヌマエビの食べるコケも、ミナミヌマエビ同様、『アオミドロ』『ヒゲ状藻』といった糸状のコケ、熱帯魚の食べ残しの餌を食べてくれます。

水質に少しうるさい所がありますが、きちんと水合わせをすれば大丈夫です。ヤマトヌマエビや熱帯魚との混泳は可能ですが、体が小さいので、大きな熱帯魚に食べられてしまう可能性がありますので、隠れ場所は必須です。

チェリーシュリンプ

(エビ)チェリーレッドシュリンプ(6匹) 本州・四国限定[生体]

ミナミヌマエビと同じく、『糸状のコケ』熱帯魚などの餌の食べ残しを食べてくれます。

こちらも、熱帯魚に食べられる危険性がありますので、混泳させる際には水草などで隠れ家を作る必要があります。

水槽掃除をしてくれる生き物:貝類

貝類は主にコケを食べてくれますが、タニシなどは水質改善の役割もこなしています。

小さなものは肉食性の強い熱帯魚(アベニー・パファーなど)に食べられてしまうことがあります。

貝類はエビのようにコケを探すことはせず、進行方向にコケがあれば食べる程度なので、水槽内のコケがなくなるまでには少し時間がかかるようです。また、基本的に水槽の壁面や機材にくっつくので、水草に生えてしまったコケには見向きもしないものが多いようです。

フネアマ貝

(エビ・貝)フネアマ貝(4匹) 本州・四国限定[生体]

フネアマ貝はコケを食べる貝類の中でもトップクラスの処理能力を誇ります。食べてくれるコケも『糸状藻』『茶ゴケ(珪藻)』『斑点状藻』と種類も多いです。

アワビに似た形状で、大型の貝ですが非常にアクティブに動き回ります。しかし、水槽のガラスにへばりついたものなどを、無理やり引きはがそうとすると弱って死んでしまうことがあるので注意が必要です。

石巻貝、サザエ貝、シマカノコ貝

(エビ・貝)石巻貝(20匹) 本州・四国限定[生体]

石巻貝はアクアリストの中ではコケ取りの定番の貝です。淡水での繁殖はできませんが、卵をよく産み付けます。また水槽から脱走することもある貝なので、水槽にはふたをする必要があります。

(エビ・貝)サザエ石巻貝(6匹) 本州・四国限定[生体]

サザエ貝は見た目がまるでサザエのような貝で別名をイガカノコ貝と言います。

(エビ・貝)シマカノコ貝(4匹) 本州・四国限定[生体]

シマカノコ貝は貝殻の模様が縞模様という見た目がおしゃれな貝です。

いずれもカノコ貝の仲間ですが、この種類はひっくり返ると自力で起き上がることができないので注意してください。

どの貝も『糸状藻』『茶ゴケ(珪藻)』『斑点状藻』といったコケを食べてくれます。

ラムズホーン

(エビ・貝)ピンクラムズホーン(4匹) 本州・四国限定[生体]

ラムズホーンの仲間には実に様々な種類がいます。レッドラムズホーンは別名をインドヒラマキガイと言います。実はレッドラムズホーンはインドヒラマキガイのアルビノ個体なです。

『藍藻』『珪藻』『斑点状藻』を食べてくれコケの処理能力がとても高く、動きもアクティブです。水草のコケも食べてくれますが、水槽のガラス面に卵を産み付け、増えやすい点は注意が必要です。

ヒメタニシ、オオタニシ

(エビ・貝)ヒメタニシ(5匹) 本州・四国限定[生体]

ヒメタニシやオオタニシは日本の河川に普通に生息している貝類です。

『藍藻』『珪藻』『斑点状藻』といったコケのほか、付着した藻や底砂の沈殿物、水中に浮遊している物質などを食べてくれ、掃除のほか水質改善の役割を果たしてくれます。ただし増えやすい点は注意が必要です。

マシジミ

(エビ・貝)マシジミSサイズ(10匹) 本州・四国限定[生体]

淡水河川の砂地に生息しているシジミです。アオコやグリーンウォーターに効果があります。

タニシのように水中の有機物を食べてくれるので、水質浄化・アオコ以外の藻類を予防する役割を果たしています。

水槽掃除をしてくれる生き物:熱帯魚

熱帯魚にも、底にたまった餌の食べ残しを食べてくれたり、コケを食べてくれる種類がいます。また、一部の淡水魚や熱帯魚では水面の油膜を食べてくれるものもいます。

金魚

(国産金魚) 琉金セット(リュウキンセット)(更紗琉金+琉金 各1匹) 本州・四国限定[生体]

日本で古くから飼育されている淡水魚の金魚ですが、コケを食べてくれます。しかも金魚の場合、コケの植物性成分で色がきれいになるというおまけまでついているんです!

サイズの同じ魚なら平気ですが、金魚よりも小さい魚だと食べてしまいますので、他の魚と混泳する際には、相手のサイズを考える必要があります。

金魚についてはこちらの記事も参考にしてください。

ドジョウ

(淡水魚) シマドジョウ M~Lサイズ(1匹) どじょう 本州・四国限定[生体]

アクアリウムではシマドジョウなどを飼育している人もいますが、ドジョウは砂に潜り、底砂にある餌の食べ残しや、水草の腐った部分、水底にあるコケなどを食べてくれます。

ただし、フンが他の魚と比べると多い点は注意が必要です。

ドジョウの飼い方についてはこちらの記事を参考にしてください。

コリドラス

(熱帯魚) コリドラス・ハステータス(ワイルド)(4匹) 本州・四国限定[生体]

コリドラスは水槽の底層を泳ぐ熱帯魚で、100種類以上もの種類がいるといわれています。上層~中層を泳ぐ熱帯魚の食べ残して底に落ちた餌を食べてくれます。

しかし、食べ残しだけでは足りないことが多いため、沈殿タイプの餌をあげる必要があります。

価格も安く、非常におとなしい性格で混泳向きの熱帯魚としても知られています。

コリドラスについてはこちらの記事を参考にしてください。

クーリーローチ

(熱帯魚)クーリーローチ(6匹) 本州・四国限定[生体]

クーリーローチはドジョウの仲間で、砂に潜る性質があります。

ドジョウのように底にたまった食べ残しの餌や、腐った水草などを食べてくれます。

こちらもコリドラス同様、底にある食べ残しの餌だけでは足りないことがありますので、時々沈殿タイプの餌を与えます。

常に水槽の底層にいるため、上層~中層の熱帯魚との混泳が可能です。性格もおとなしいため、同じ底層のコリドラスとも相性が良い熱帯魚です。

オトシンクルス、オトシンネグロ

(熱帯魚)オトシンクルス(3匹) 本州・四国限定[生体]

オトシンクルスやオトシンネグロは『茶ゴケ(珪藻)』『斑点状藻』を食べてくれる熱帯魚です。吸盤状の口で水槽のガラス面や水草、流木などにくっついてコケを食べてくれます。

水草にくっつくこともありますが、コケだけを食べてくれ水草の食害はありません。

ただし、コケ以外のものを食べることが少なく、水槽内にコケがなくなってしまうと餓死してしまうことがあります。長期間飼育するつもりなら、人工飼料やゆでたホウレンソウなどコケ以外の餌を食べるように慣れさせる必要があります。

サイアミーズ・フライングフォックス

(熱帯魚)サイアミーズ・フライングフォックス(4匹) 本州・四国限定[生体]

サイアーミーズフライングフォックスは『茶ゴケ(珪藻)』『糸状藻』『黒ゴケ』を食べてくれます。他の生物では食べない黒コケを食べてくれる数少ない熱帯魚です。

しかし、成長すると縄張り意識が強く気性が荒くなるため、混泳する際は60センチ水槽で2匹以内にとどめたほうが良いようです。

水槽の底層で生活するため、コリドラスを追いかけたり、餌の横取りなどすることが多いようです。そして水槽からの飛び出し事故も多い熱帯魚なので、水槽にふたをするなどの工夫が必要になります。

プラティ、ブラックモーリー

ミックスプラティ (約2-3cm)<6匹>[生体]

プラティは糸状藻をよく食べ、ブラックモーリーは『糸状藻』『藍藻』を食べてくれます。またブラックモーリーは数少ない『油膜を食べてくれる熱帯魚』としても知られています。

(熱帯魚) ブラック・モーリー(4匹) 本州・四国限定[生体]

コケ類以外にも餌は何でもよく食べ、丈夫なので飼育しやすいですが、増えやすいという欠点があります。

また、大食漢でフンの量も他の熱帯魚に比べると多めな点は注意が必要でしょう。

ペンシルフィッシュ

(熱帯魚)マジナータス・ペンシルフィッシュ(1匹) 本州・四国限定[生体]

ペンシルフィッシュは『糸状藻』を食べてくれますが、とても口が細く小さいため、処理能力は低め。すでに生えてしまったコケを除去するのではなく、コケ予防として考えたほうがいい熱帯魚です。

口がとても小さいため、エビ類と混泳してもエビ類を食べることがありません。コケがないとやせてしまいますので、人工飼料の細かな顆粒タイプの餌に慣れさせておいたほうが良いでしょう。

アルジイーター

アルジイーター(約4cm)<3匹>[生体]

アルジイーターには品種改良種のゴールデンアルジイーターという種類もあります。

どちらも幼魚のころは『珪藻』『斑点状藻』を食べてくれますが、成長するにしたがってコケを食べなくなり、気性が荒くなり、最大20センチにまで成長します。

成長後を考えると簡単にコケ取り目的で入れる熱帯魚とは言いにくいでしょう。

プレコ

(熱帯魚)レンジャーインペリアル・プレコ Sサイズ(1匹) 本州・四国限定[生体]

プレコは小型種から大型種まで実に様々な種類があります。口が吸盤状になっていて、流木やガラス面にくっついて『茶ゴケ(珪藻)』を食べてくれます。

大型魚の水槽内のコケ対策に入れている人も多いようです。

大きな個体は歯がとても丈夫で、アクリル水槽を傷つけたり、水草の食害、混泳している熱帯魚の体を舐めてしまう恐れがあるので注意が必要です。

水槽を掃除してくれる生物は何がいる?まとめ

いかがだったでしょうか。今回は水槽を掃除してくれる生物をご紹介しました。どれも一長一短ありますし、混泳できる相手も選ぶ必要がありますので、自分の水槽にあった生物を選んでくださいね。