トロピカ-初心者向けアクアリウム、熱帯魚水槽、金魚、メンテナンスの情報メディア

フォローする

ネオンテトラの飼育方法!ネオンテトラ用水槽の立ち上げ方・育て方まとめ

アクアリウムショップに行くと、必ず目にする小さな熱帯魚の「ネオンテトラ」。

お手頃価格なのにとても美しく、誰もが一度は飼育したいと思ったことがある魅力的な魚です。

ネオンテトラは初心者向けと言われますが、きちんとしたお世話をしないと飼育することはできません。

こちらのページでは、そんなネオンテトラの寿命、性質、お世話のポイント、必要な器具、繁殖などについて詳しく紹介します。

キラキラと輝く可愛らしいネオンテトラ、ぜひ挑戦していただきたいと思います。

ネオンテトラってどんな魚?

ネオンテトラは「カラシン」と呼ばれる種類の小型魚で、主に南米のアマゾン川流域が原産の熱帯魚です。

ネオンテトラの大きさ・寿命

ネオンテトラの大きさは最大で4センチほどです。ペットショップなどではまだ小さい段階で販売されているので、飼育しているうちに段々と大きくなっていく様子が楽しめます。

寿命は大体1年半から2年と言われています。しかしこれは絶対ではありません。

飼い方が雑であれば1週間で死ぬこともあれば、小型熱帯魚なので他の魚にちょっかいをかけられやすく、病気にかかりやすい面もあります。

ですが本当に上手な飼育方法で5年長生きしたという凄いネオンテトラもいるんですよ。

あくまで1年半から2年というのは目安でしかありません。できる限りネオンテトラに優しい飼育をして長生きさせてあげたいですね。

ネオンテトラの性格

性格はやや臆病気味。水槽に入れた直後や、自分よりも大きな魚がいるとネオンテトラ同士で群れて泳いでいたりします。小さな魚ですから当然ですね。ネオンテトラから他の種類の魚にケンカを仕掛けるようなことはない、温和な性格です。

水槽やその環境に慣れれば、前の方に顔を出してきてくれるようになります。

ネオンテトラの種類

ネオンテトラには、いくつかの近縁種・品種改良種があります。

中でもおすすめの仲間たちを紹介します!

カージナルテトラ

(熱帯魚)カージナルテトラ(ブリード)(20匹) 本州・四国限定[生体]

(熱帯魚)カージナルテトラ(ブリード)(20匹) 本州・四国限定[生体]

ネオンテトラよりもおなかの赤いラインが長いのが特徴です。

口元まで赤くなります。

飼い込めば飼い込むほどに、どんどん美しくなる見ごたえ十分な種類です!

ダイヤモンドヘッドネオンテトラ

(熱帯魚)ダイヤモンドヘッドネオンテトラ(約3cm)<10匹>[生体]

(熱帯魚)ダイヤモンドヘッドネオンテトラ(約3cm)<10匹>[生体]

お腹の青は薄いですが、頭部に光沢のあるシルバーが入る種類。

群れでギラギラと泳ぐ姿は、とてもカッコいいです。

ロングフィンネオンテトラ

(熱帯魚)ロングフィン・ネオンテトラ(1匹) 北海道・九州航空便要保温

(熱帯魚)ロングフィン・ネオンテトラ(1匹) 北海道・九州航空便要保温

非常に優雅で、見るものすべてを魅了するネオンテトラの品種改良種。

1匹あたりの金額もびっくりするぐらい高くなりますが、金額に見合う美しさがあると思います!

ネオンテトラ向きの水槽立ち上げ方

必要な器具

ネオンテトラ向きの水槽を作るために、最低限必要な器具を紹介します。

水槽

水槽のサイズは自宅に置けるもの、というのが最優先ですね。あまりにも大きなものを購入しても水換えや置き場で困るようではいけません。

その際注意してほしいのは、飼育できる魚の数です。一般に「小さな魚1匹に対して飼育水1リットル以上が必要」とされています。

過密飼育は熱帯魚のストレスを増す、水質が悪化しやすいことから熱帯魚を死なせる原因の一つになりますので、よく考えて魚の数を決めましょう

ヒーター

ネオンテトラは熱帯魚ですから、冬に水温を保つためにヒーターは必須アイテムです。

水槽のサイズによってヒーターを選びましょう。

30センチ水槽であれば50W以上のヒーターが必要です。「テトラ・セーフティデュオ」がオススメです。

テトラ (Tetra) セーフティデュオ 26℃レプトヒーター 50W

リーズナブルですが性能はバッチリです。見た目がカッコいいのもポイントです。

60センチ水槽であれば150Wは必要ですので、「ニッソー NEWプロテクトプラス」がオススメです。

ニッソー NEWプロテクトプラス 150W NHS-072

こちらはヒーター部の交換が可能となっていますので、長く使うことができます。

フィルター

水槽の水をろ過し、きれいに保ってくれるフィルターは必須ですね。

非常に多くのフィルターが販売されているので迷ってしまうことと思います。45センチ以下の水槽であれば「外掛け式フィルター」が向いています。

外掛け式というのは、水槽のふちに引っ掛けるタイプのフィルターで設置や掃除が手軽な面が人気のポイントです。外掛け式であれば「テトラ オートワン」が音も静かでオススメです。

テトラ (Tetra) テトラ (Tetra) オートワンタッチフィルター AT-30

弱い水流にも調節できるため、小さなネオンテトラには最適です。

60センチ以上の水槽であればろ過パワーの強い上部フィルターが向いています。

オススメはろ過パワーがとても高評価の「ジェックス グランデカスタム」です。

ジェックス グランデ 600R

フィルターの中にろ材を仕込めるため、様々な用途に対応できるパワフルなフィルターです。

水槽の設置場所を確保しておきましょう

水槽の置き場所についてをきちんと考えることが大切です。

太陽光が直接当たらず、水場が近くにあって換水しやすく、なおかつ人の目に触れて、地震対策も必要、コンセントもそばにないと困る……理想的な水槽の置き場というのは実は案外少ないものです。

水槽に水をいっぱいに入れると、非常に重くなります。30センチ水槽でも25リットル以上の水が入るわけですから、器具なども加えると30キロほどの重量です。

ですから水槽を置く台は水槽専用の台、もしくは水槽に相応の耐荷重のあるものを用意する必要があります。メタルラックなどは簡単に歪みますので向いていません。

重量に耐えられない台に水槽を乗せると、当分は大丈夫に見えても、水槽がわずかに歪み、ある日突然水槽が割れる!ということが実際に起こります。よく考えて水槽の置き場所を決めましょう。

立ち上げ手順

水槽の立ち上げはここではザックリとお教えします。

  1. 水槽の設置場所を確保します(水槽が水平に乗るか、確認してください)
  2. 底砂を敷きます 底砂は必須ではありませんが、バクテリアの住処にもなりますしあったほうが綺麗でもあります。
  3. ヒーターやフィルターなどの器具を取り付けます
  4. 隠れ場所の流木や岩などアクセサリーを設置します(下で詳しく説明します)
  5. 水草を用意した場合、水草を植えます
  6. カルキ抜きした水をそっと注ぎます 乱暴に注ぐとレイアウトが台無しに…
  7. 一週間ほど、ヒーター・フィルターを稼働させながら水質の安定を待ちます
  8. ネオンテトラを入れます

詳しくはこちらの記事を参照ください。

基本はこちらの手順通りに行えば大丈夫です。

ネオンテトラならではの注意点は、「隠れ場所を作ってやる」ということです。

複数の魚を飼育するとどうしても強い個体と弱い個体が出てきます。強い個体は弱い個体を追いかけまわすことがありますので、弱い個体の安全のために、隠れ場所を作っておきましょう。

水草はどんなものでも相性が悪いということはありません。初心者の方であれば、カボンバやアヌビアスナナが丈夫で育てやすいでしょう。

立ち上げ後

水槽の立ち上げ直後は水質が安定していないため、コケが生えやすい、水質が変化しやすいなどのトラブルが起きやすくなります。

そのため水槽立ち上げ直後に魚を入れるのはやめましょう

水槽を立ち上げてから最低でも1週間は魚をいれていない状態で水だけで回しましょう。そうしている間に、水の中にバクテリアが繁殖してきます。バクテリアは水槽の中の悪い物質を分解してくれる、水槽には不可欠の存在です。

水槽立ち上げ直後の一週間は、バクテリアを育てて水質を安定させるのに必要な期間なのです。

ネオンテトラの飼育方法

(熱帯魚)ネオンテトラ(20匹) 本州・四国限定[生体]

(熱帯魚)ネオンテトラ(20匹) 本州・四国限定[生体]

それでは、ネオンテトラの具体的な飼育方法について説明していきます。

購入方法

一番良いのは、信頼のおけるアクアショップで実際にネオンテトラを見て購入することです。アクアショップであれば「いつ入荷したか」なども教えてもらえますし、サイズも確認することが出来ます。

ですが、近隣に手ごろなアクアショップがないという場合もあります。そういった場合は通販で入手しましょう。

水温

ネオンテトラに最適な水温は25℃前後です。22~28℃もネオンテトラにとっては大丈夫な範囲です。

冬場になると室温が下がり、それに伴って水槽の水温も下がります。ですからヒーターは必須の器具になります。

夏は逆に室温が上がります。いくらアマゾンから来た熱帯魚とはいえ、30℃を超えるような水温ではネオンテトラもぐったりしてしまいますので、夏場はルームエアコンをつけっぱなしにするか、水槽用のクーラーの導入を検討しましょう。

好む水質

水質は弱酸性~中性が最適です。

多くの熱帯魚が好む水質ですので、あまり神経質になる必要はないでしょう。

ただし、アフリカ原産の熱帯魚(シクリッドの仲間やアフリカンランプアイなど)はアルカリ性の水質を好むため、一緒の水槽での飼育は避けた方が無難です。

水槽に岩やサンゴを入れると水質がアルカリ性に偏るため、そういったアクセサリーを用いたい場合はイミテーションが安心です。

餌について

ネオンテトラ専用の餌をあげるのが安心ですね。オススメは「テトラ カラシンベーシック」です。

テトラ (Tetra) カラシンベーシック 88g

こちらはネオンテトラを含むカラシン類専用の餌ですので安心して与えられます。

栄養バランスも良いですし、輝くようなネオンテトラの色をより一層美しくするための成分も配合されています。

ただ、基本的にネオンテトラは熱帯魚用のエサなら何でも食べます。

↑こちらはキョーリンから発売されているカラシン用のエサです。

餌によっては色揚げの効果や太りやすい配合がされていたりなど、個性があるのでお気に入りの一つを見つけてみてください。

↑このようなフレーク状のエサは、前述の顆粒餌よりも散らばりにくいので、水を汚しにくいとされます。

ただし、たとえフレーク餌でも与えすぎると水を汚してしまいます。餌をやるのは一日に1~2回にとどめ、すべての餌を食べきれる量に調節して与えるようにしましょう。

掃除方法

掃除や換水方法は一般的な熱帯魚水槽と変わりありません。

一週間に一度、水槽水の三分の一を換えましょう。

また、時々は器具の洗浄も必要です。特にフィルター内には汚れがたまりますので気を付けましょう。

掃除にオススメのアイテムは「プロホース」です。

水作 プロホース エクストラ Mサイズ

水槽の底にはどうしてもゴミがたまりますので、このアイテムで水と一緒にゴミを吸い出してしまいましょう。

水換えや掃除はとても面倒ですが、サボると水質が悪化します。水質が悪化するとネオンテトラが病気にかかりやすくなり、水槽内にコケが生えます。

さらに放置すると水質悪化でネオンテトラが死んでしまうこともあります。期間を守り、きちんと行いましょう。

混泳(他の魚と一緒に飼う)

ネオンテトラは混泳に向いている魚です。

同じように性格が臆病であったり、穏やかな熱帯魚であれば問題はありません。

しかし、いざ入れてみると喧嘩することも。生き物ですから何がどう動くかは分かりませんね。

混泳しやすい種類を見て考えてから入れましょう!

ネオンテトラと仲良くできる魚は以下のようなものがいます。

エビの仲間

水槽の掃除をしてくれるエビはネオンテトラと混泳可能です。
ヤマトヌマエビが代表例です。

(エビ・貝) ヤマトヌマエビ(5匹) 本州・四国限定[生体]

巻貝の仲間

巻貝も水槽内のコケを掃除しますが、爆発的に殖える場合があるので注意して飼育しましょう。代表例はレッドラムズホーンです。

レッドラムズホーン 10匹セット [生体]

カラシンの仲間

ネオンテトラと同種のカラシンであれば、ケンカすることもなく飼育できます。グリーンネオンなどが代表的です。ネオンテトラにくらべて赤みのない種類です。

(熱帯魚) グリーンネオンテトラ(5匹) 本州・四国限定[生体]

水槽の下部を好む小さめの魚

ネオンテトラは水槽の上~中部に泳ぐ種類なので、水槽の下部を好む小さめの魚であればケンカすることもありません。オトシンクルスなどが良いでしょう。

(熱帯魚) オトシンクルス(3匹) 本州・四国限定[生体]

ライトについて

ライトは水槽用のライトがあるのでそちらを購入しましょう。自宅の水槽にあった大きさ、種類のライトを選びましょう。

30センチ水槽にオススメのライトはこちらです。

LEDは電気代もかからないのでエコなライトですね。

60センチ水槽であれば、「ジャックス クリアLEDパワーⅢ」が高評価です。

ライトの点灯時間はおよそ8時間です。

点灯時間は水槽の状況に合わせて変えていきましょう。

病気にかかりやすいので注意しよう

なんとネオン病という名前がそのままついている病気があるくらい、病気にかかりやすい一面があります。

一匹発症すると次々と発症してしまいます。他にも腹水病尾腐れ病などにも注意が必要です。

病気にかからないようにするためには、水質を保つのが一番です。そのために以下のようなことを注意しましょう。

  • 水換えをきちんと行う
  • 過密飼育はしない
  • フィルターを掃除する
  • 水温を保つ

また、病気を重症化させないためには日々の観察が欠かせません。餌やりの時に、元気かどうか、色はおかしくないかなどをきちんとチェックしてやることが早期発見につながります。

繁殖させることはできる?

ネオンテトラは飼育しやすい反面、繁殖は簡単ではありません

人工繁殖が成功したのも比較的最近で、他の魚とは繁殖方法が少し異なります。

ネオンテトラは成熟が早いため、生後4~6か月で繁殖可能となります。むしろ、この頃の個体が最も繁殖しやすいようです。サイズでいうと25mm程度とされており、それ以上に成長した魚は繁殖に適さないようです。

繁殖可能なネオンテトラの雌は腹部がやや膨らんで見えます。雄はヒレが長くなり、動きがそれまでよりも機敏になります。

ネオンテトラの繁殖方法を下記に列挙します。

調べてみると色々な方法があるようですが、これはそのうちの一例です↓

  1. 繁殖適期の個体を水温15℃で一週間ほど飼育 雌1:雄3くらいの割合にする
  2. 水温を少しずつ24℃まで上げ、雌の腹部が膨らみ、背中が黒ずむのを待つ
  3. 雌を雄と一緒に産卵水槽に移す 産卵水槽は水温24℃・水深10cm・殺菌したシュロの葉などを入れる ライトはつけずに暗い状態を保つ
  4. 産卵が確認できたら親は元の水槽へ戻す
  5. 稚魚が生まれたら卵黄を溶かして与える
  6. 一か月ほどそのまま育てる 成長してきたら餌はブラインシュリンプの粉末に

なかなか難易度が高いのですが、チャレンジしてみるのも面白いでしょう!

まとめ:可愛いネオンテトラの飼育に挑戦しよう

ネオンテトラは熱帯魚初心者としても有名ですので、ポイントさえ抑えれば難しいこともなく飼育できる魚です。

小さいながらも、キラッと輝く体のネオンテトラを一度飼育してみませんか?可愛らしいですよ!

コメント

  1. りゅう より:

    最近青めだかを買いました。
    ネオンテトラもかってみたいです

    • 中島 より:

      ネオンテトラは群泳する姿が、とても可愛らしい熱帯魚です。熱帯魚店では必ず取り扱っておりますので、ぜひ挑戦してみてください!

  2. G より:

    参考になりました。ネオンテトラ飼ってみようと、思います。

    • 中島 より:

      コメントありがとうございます!
      ネオンテトラはとても美しい魚です。可愛がってあげてください!