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熱帯魚水槽の掃除やメンテナンス時にありがちな失敗例10選

熱帯魚水槽を設置していれば、水槽の掃除とメンテナンスはほぼ必ずやることとなります。

わたしたちは色々な場所で水槽メンテナンスをしています。

メンテナンス中によくご質問をいただくのですが、そこでの主な質問内容で、水槽の砂利取るんですか?とか、水槽の水全部変えるのですか?などを本当によく聞かれます。

回答として、砂利は取らないで作業します、また、水は3分の1程度換えるだけですとお伝えすれば、それだけで良いの?と驚かれることがほとんどです。

もちろんそれには理由がありますし、その理由を知らなければ水槽を掃除することで水槽内の生き物へダメージを与えることになってしまいます。

そうならないためにも、よくある失敗例を解説しそれぞれの理由をお伝えしていきます。

水槽管理失敗例1 水を全部変える

これは、本当によくある話です。

水槽の掃除に半日かかった、または丸1日かかったと言っている方は大抵これをしているでしょう。

※わたしも学生時代はこれをしていました。

結論から申し上げますと、水換え量は3分の1程度にしましょう。

掃除する前の水槽の水は水槽面がコケで汚れていることもあり、汚く感じてしまします。

しかし、水槽内のお魚にとってその水こそが当たり前の慣れ親しんだ水になっています。

そのため、汚いと感じてすべて新水へ交換してしまいますと、慣れ親しんだ水から急激に新しい初めての水に変わる為環境に適応しなければなりません。

環境に適応するには、非常に神経も体力も使うため生物は疲弊してしまいます。

そして、疲弊し抵抗力が弱まったところで病気にかかりやすくなってしまうのです。

これが、すべて水を変えてはいけない理由です。

人間が汚いと感じる水でも案外魚にとって住みやすい気持ち良い水だったりします。

大幅に水換えすると生体に影響を与える可能性があるため、こまめなメンテナンスが必要なのです。

水槽管理失敗例2 底床を洗う

これもよくいただく質問です。

もちろん底床を取り出して洗う事はしません。

ただし、砂利の場合は、砂利クリーナーというものを使用し排水と同時に砂利を綺麗にすることがあります。

砂利の中には汚れが蓄積します。

汚れが蓄積すると、水草が根をはりにくくなったり、水質が悪化したりします。

そのために砂利クリーナーを使います。

ただし、注意点として水槽底砂全体に砂利クリーナーをかけてはいけません。

砂利の中にもバクテリアが存在し水質浄化の役割を担っています。

そのため、砂利クリーナーをすべてかけたらバクテリアが一気に減少し水質悪化の原因となってしまいます。

砂利クリーナーをかける場合は、水槽底面積の半分程度へ留めておきましょう。

水槽管理失敗例3 魚を取りだす

これもよくある失敗例です。

水槽掃除中に水槽の魚を取り出して別容器に移して終わったら戻すという方法。

危険です。やまめしょう。

お魚はアミですくえばそれだけでストレスや肌が擦れるということにつながります。

わたしたちも、お魚をすくう時は細心の注意を払います。

熱帯魚を購入しに行っても自身ですくうことはないですよね。それだけ、わたしたちプロはお魚をすくうことによるリスクを把握しているのです。

水槽掃除中もお魚は移動させずに行いましょう。

水槽管理失敗例4 注水

新しい水を注ぐ時は水槽内の水温に合わせましょう。

水を抜いて新しい水を足すときはカルキを抜くことばかり気にして水温を合わせない人が多いです。

例えば冬場に水温気にせず水を入れると、一気に水槽内の水温が下がり白点病の発症する原因となります。

必ず水槽内の水温と合わせて注水しましょう。

水槽管理失敗例5 ろ過器清掃

水槽のメンテナンスでいつも通りの掃除に加えてろ過器清掃を行うのは注意が必要です。

ろ過器を清掃する場合は、水槽の水換え作業は少し減らすと良いでしょう。

ろ過器は水質を保つバクテリアが住んでいるいわば水槽の心臓部です。

ろ過器を洗浄するということは、少なからずバクテリアが減少し水質が不安定になりがちです。

そこへ、砂利クリーナーでいつも通り水換えをすると、バクテリアの量が大幅に減少し水質悪化の原因となります。

そのため、ろ過器を洗浄する場合は、水換え、方法を少し減らしましょう。

水槽管理失敗例6 洗剤の使用

水槽掃除の際に洗剤を使用することは絶対にやめましょう。

スポンジやブラシで擦って取ることをオススメします。

少しでも洗剤の成分が残っていれば水槽内の生体に悪影響を及ぼす可能性があります。

水槽内だけでなく水槽表面をガラスマイペットのような洗剤で手垢を拭き取ることも控えてください。

すこしでも成分が水槽内に溶け込めば生物に影響が出てしまうこともあるからです。

ただし、漂白剤で汚れを取る方法も一部あります。

しかし、これは慣れているベテランの技で。残留塩素が取れないまま水槽内へ持ち込めば当然水槽内の生物に影響が出ます。

初心者の方や少しでも不安な方はブラシで擦るなど無害な方法で掃除をしましょう。

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水槽管理失敗例7 人工海水

人工海水作成時は必ず透明になるまで溶かしたものを水槽へ注ぎましょう。

海水魚の水換え時はほとんどが人工海水を使っているとおもいます。

完全に溶けきっていない状態で水槽へ注げば、海水魚は勿論、サンゴの大変悪影響が出ます。

とくにサンゴはこれにより死んでしまう可能性が高いです。

そのため、必ず完全に溶けて透明になってから水槽へ注ぎましょう。

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水槽管理失敗例8 レイアウト

水槽レイアウトを頻繁に変えるのは控えましょう。

水槽掃除をすると、ついレイアウトを変更したくなるものです。

しかし、飽きたからレイアウトの見た目を変えるという理由だけでレイアウト変更することは、水槽内の生物にとっては良いものではありません。

慣れ親しんだ環境から変わるので多少なりともストレスがかかりまし、大抵レイアウト変更すると砂を巻き上げるため水が濁ります。

これが原因で濁りの中から病原菌が発生し病気になる可能性もあるからです。

もし、レイアウト変更をする場合は月に1回以上期間を空けてから実施すると良いでしょう。

水槽管理失敗例9 消耗品の準備

ろ過器の消耗部分パーツややカルキ抜きなど、水槽資材の消耗品が十分あることを確認してから水槽掃除を開始しましょう。

よくある例として、ろ過器を分解清掃し戻して電源入れたらろ過器の消耗品であるゴムパッキングが劣化していて水が漏れたというケース。

この時に消耗品交換があればすぐ交換できますが、その場に無ければあわててしまいます。

カルキ抜きも、いざ水抜きをし、注水しようとした時になければこちらもあわててしまいます。

必ず、事前に確認してから万全な態勢で挑みましょう。

水槽管理失敗例10 水槽周り

水槽の掃除前に水槽周りや水を運ぶ動線上は綺麗に片づけてから作業しましょう。

例えば、水槽横にパソコンなどの電子機器があれば水がかかる可能性があるでしょう。

また、水を運ぶ動線上に障害物があると運んでいる時につまづき水をこぼす可能性もあります。

そのため、水槽掃除前に水槽周りや動線上は問題なく作業できるか確認して、必要ならば片づけておきましょう。

まとめ:熱帯魚水槽の掃除やメンテナンス時にありがちな失敗例10選

いかがでしたか。

初心者の方が勘違いしてしまいがちな問題をピックアップしてみました。

理由がわかると納得していただけるかとおもいます。

水槽の掃除は面倒かとおもうかとおもいますが、それでもやらなければ生物は死んでしまいます。

だからこそ、水槽メンテナンス作業は正確に、かつ速く終えるコツを身につけることが大切です。

短いメンテナンス時間で美しい水槽を長く楽しめるように頑張りましょう!