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ガラス水槽とアクリル水槽どちらを選ぶべきか?メリット・デメリットとは

アクアリウムを始める際、飼育する熱帯魚の種類選びにも悩みますが、水槽選びに悩む人も多いのではないでしょうか。大きさや形といったもので悩む人も多いことでしょう。しかし、水槽の材質を考えたことはありますか?

水槽の素材には大きく分けてガラス水槽とアクリル水槽があります。今回はこの2つの水槽のメリット・デメリットからどちらの素材を使った水槽を選ぶべきなのかを解説していきます。

ガラス水槽とは?

エーハイム グラス水槽 EJ-60 60

ガラス水槽とは、水槽の底面や壁面にガラスを使用した水槽です。ガラス素材は昔から金魚やメダカ飼育用の水槽に使われていた素材で、ひと昔前はガラス水槽が主流でした。ガラス水槽の特徴は、重さはあるものの、傷がつきにくく透明度が高いという点。このほかにもざまなメリットがあり、デメリットもあります。

水槽の値段は小さなサイズのものならアクリル水槽よりも安い場合が多く、サイズが大きくなるにつれ、アクリル水槽よりも高くなる傾向にあります。

ガラス水槽のメリットとは?

ガラス水槽のメリットは傷がつきにくい、透明度が高いというもののほかに、使用年数が経っていてもガラスの透明度があまり変化しないというものがあります。

長期間透明で美しい状態を保つことができる点はアクアリウム向きでしょう。またガラスは燃えることがなく、外気温の変化が激しくても形状がゆがんだりしにくいという点もメリットの一つです。

ガラス水槽のデメリットとは?

ガラス水槽のデメリットですが、まずガラスゆえに「割れやすい」という点が一番でしょう。不安定なところに置いていて、何かのはずみで割れてしまったり、水換え時や地震などで割れてしまうことがあります。

割れたときは小さな破片があちこちに飛び散ることが多いです。また水槽の大きさが大きくなるに従い、重さに比例して重くなります。そしてガラスは加工しにくいという特徴があります。

120センチくらいまでの水槽ならガラス水槽のほうが安い傾向にありますが、120センチを超えるとアクリル水槽よりも値段が高くなる傾向にあります。

また120センチ以上のガラス水槽は重すぎて一人で持ち上げることができません。水槽を処分する場合、120センチを超えるサイズのガラス水槽は引き取り手数料を支払わなければならない場合もあります。

アクリル水槽とは?

アズワン ラコムエース用 アクリル水槽 小 /1-103-03

水槽というとプラスチックのものを思い浮かべる人もいることでしょう。プラスチックという名称は、実は合成樹脂全般を指す言葉なんです。そのため、アクリルもプラスチックも同じと考え、ここではアクリル水槽で統一して解説します。

アクリル水槽のメリットとは?

アクリル水槽は合成樹脂なので、ガラスと違い衝撃に強いという特徴があります。そのため落としても割れにくく、割れた場合でも破片が飛び散る数が少ないです。小さなお子さんのいる家庭ではアクリル水槽を使ったほうが安全でしょう。

アクリル水槽の重さも、ガラスと比較するととても軽く、水槽の移動も比較的楽です。

またアクリル水槽は、オーダーメイドなら色のついたものを使用することができるので、水槽の背面などに色を入れて水草などを目立たせることができ、床面に色を付ければ底砂を入れなくても下が透けて見えることがありません。

アクリル水槽のデメリットとは?

アクリル水槽は衝撃には強いというメリットがありますが、素材が柔らかいため傷がつきやすいです。水槽内に設置した石や流木などでも傷がつく場合があります。

またガラス水槽と比較すると高温に弱いため、夏場の強烈な直射日光が当たるような場所だと変形してしまうことがあります。燃えやすいという特徴もあり、たわみやすいです。そのため、アクリル水槽は水を入れることにより水圧でゆがみが生じるので、水槽の上部をセンターフランジで補強する必要があります。

変形しやすいというデメリットは、言い換えれば加工しやすいというメリットにもなります。しかしガラス水槽と違い、経年劣化でアクリル板が濁ってきてしまうというデメリットもあります。

ガラス水槽とアクリル水槽どちらを選ぶべきか?

ガラス水槽、アクリル水槽のメリット・デメリットを解説しましたが、じゃあ結局どっちがいいの?と言う人もいるのではないでしょうか。

飼育する熱帯魚で選ぶのなら、アロワナなど大型で力の強い熱帯魚を飼育する場合には、割れにくいアクリル水槽を選ぶのが無難でしょう。小型~中型の熱帯魚を飼育、また水草水槽やテラリウムなどに使いたいという場合には、透明度の高いガラス水槽を選ぶといった感じです。

水槽の価格で選ぶのなら、90センチくらいまでならガラス水槽、120センチ以上はアクリル水槽を選ぶことになります。ただし一体型の水槽の場合、アクリルを使っていることが多い傾向にあります。

屋外飼育の場合、真冬にガラス水槽を外に出しておくと水が凍ってしまったときに、ガラスが割れてしまうことがあります。また、真夏の直射日光の下にアクリル水槽を置いておくと劣化が早まって割れてしまうということも。

屋外飼育の場合は水槽の置き場所の状態をよく考えて選ぶ必要があります。

ガラス水槽とアクリル水槽はどっちが良いの?まとめ

今回はガラス水槽とアクリル水槽のメリット・デメリットを解説したうえで、どちらの水槽を選ぶべきかということについてお話しました。どちらも一長一短あるので、飼育する場所や環境に合わせたもの、飼育する個体にあったものを選ぶようにしましょう。