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アクアリウムに水草は必要か?水草を入れないレイアウトとは?

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アクアリウムの醍醐味といえば、水槽のレイアウトではないでしょうか。
レイアウトに工夫を凝らしたアクアリウムは、作るのも眺めるのも楽しいものです。
アクアリウムの中でも、水草を使ったレイアウトは多いですが、今回はあえて水草を使わないレイアウトにスポットを当ててみましょう。
水草を入れないレイアウトを行う上での、注意点や実例をまとめます。

アクアリウムに水草は必要?水草を入れないときの注意点

結論から言ってしまうと、水槽の中に水草が絶対必要というわけではありません
ただ、より自然に近い環境を再現したり、レイアウトに幅を持たせたりするという意味では、水草を使った方がよい場合もあります。

逆に水草を入れないことでのメリットもあるくらいです。
水草を入れないことでのメリットは、やはり手入れの手間が省けるというところが大きいでしょう。
コケを落としたり、トリミングが必要だったりと、水草を育てるのにも何かと手間がかかります。
そういった手間が省けるというのは、手軽にアクアリウムを楽しみたい方には大きなメリットになるのではないでしょうか。

では、次に水草を入れない場合の注意点を確認してみましょう。
水槽の中で水草が果たしている役割は主に以下の3つがあげられます。水草を入れない場合、役割の代わりを果たすものを用意する必要があります。

魚の隠れ家になる

水草は魚の隠れ家としての機能を果たしています。隠れ家は魚のストレスを軽減するのに必要なものです。また、複数の種類を一つの水槽で飼っている場合、種別の棲み分けにもなります。

もし、魚の繁殖を考えている場合、水草は産卵場所になったり、稚魚のシェルターになったりと、様々な役割を担います。
水槽に水草を入れないのであれば、タコつぼや土管など魚が隠れられるものを入れてあげるとよいでしょう。

隠れ家の役割については、以下も参考にしてください。

水質の改善

水草は、餌の食べ残しや魚の糞などから発生する有機物を吸収することで、水質の改善に一役買っています。
確かに大切な役割ではありますが、水質の改善は、ろ過装置を強力にするなどを工夫すれば問題ないです。

水質の改善については、以下で詳しく説明しています。

水槽内のレイアウト

水草をたくさん入れたアクアリウムは、見た目が華やかですし、どこか癒しを与えてくれる魅力があります。
ただ、水草を使わなくても魅力的なレイアウトにすることは可能です。

水草を入れないレイアウトに役立つ!水槽を彩るアイテム

水草を入れないとき、代わりに水槽内に配置できるアイテムはどんなものがあるでしょうか。
基本的に水に沈むものであれば、なんでも入れることができます。

しかし、水槽用でないものは塗料の毒性が水に溶けだしてしまったり、魚が傷ついてしまったりすることがあるため、あまりおすすめできません。
水槽に何か物を入れるときには、必ず安全性を確認するようにしましょう。
ここで、水槽のレイアウトに役立つアイテムをご紹介します。

レイアウト小物については以下も参考にしてください。

アートアクアリウムについては以下も参考にしてください。

岩・流木・珊瑚

ジェックス GEX 天然流木 アクアリウム テラリウム レイアウト シュリンクパックミニ

水草を入れない水槽でよく使われるのが、岩や流木、珊瑚です。
これらは自然界にもあるものですから、自然な風合いを出したいときに重宝するアイテムです。
水槽用のレプリカも売られていますので、比較的手軽にレイアウトに取り入れることができるでしょう。

流木については以下も参考にしてください。

珊瑚を使ったレイアウトについては以下でもご紹介しています。

タコつぼ・土管

スドー 土管 中

水草の役割の一つに魚の隠れ家があるとご紹介しましたが、その役割を代わりに行うのが、土管やタコつぼです。
隠れ家を作ってあげることで、魚が安心して暮らせる水槽になります。

フィギュアなどのオブジェ

スポンジボブと仲間達 アクアリウム オーナメント 8個セット 水槽オブジェ

魚など水の中の生き物のフィギュアや鳥居を模したものなど、様々なオブジェがあり、レイアウトのちょっとしたアクセントに最適です。
ただし、水槽用ではないオブジェを入れるときは、魚に危険がないか、塗料が水に溶けたりしないかなど、よく確認してから入れるようにしましょう。

造花・人工水草

GEX ジェックス 癒し水景 ピュアプランツ ポリゴナム 新素材プランツ 水中でしなやかに ゆらめく

造花は、花を変えることで、季節にあった雰囲気を演出することができます。

人工水草はまさに水草の代わりになるものですが、手入れも本物の水草より手軽ですし、本物にはないカラフルな色合いのものが多く販売されています。
水槽を華やかに彩るのに重宝するでしょう。

造花を使ったアレンジについては以下でも詳しく解説しています。

水草を入れないレイアウト実例

水草を入れていないレイアウトの実例をいくつかご紹介します。

パロットファイヤーの円柱水槽

オフィスに設置された円柱水槽です。桜の造花を使用したレイアウトは、春の雰囲気を感じられます。全体的に淡いピンクの色合いがパロットファイヤーの色を引き立てていて、とても華やかな水槽です。

カラフルなシクリッドの円柱水槽

美容室に設置された円柱水槽です。カラフルなシクリッドが映えるよう、水槽内のアイテムは淡いピンクの砂と、白いブロックのみを使用し、色合いを抑えています。

古代魚が主役の水槽

個人のお宅に設置された淡水魚水槽です。古代魚ポリプテルスの迫力を存分に感じられるよう、レイアウトはあえて流木と砂のみのシンプルなものになっています。

金魚鉢

イベントで設置された金魚鉢です。あえて水槽内には何も入れないことで、金魚の優雅な泳ぎを堪能できますね。金魚鉢のかわいらしい丸いフォルムが生きています。

人工水草を使ったシクリッドの水槽


飲食店に設置されたシクリッドの水槽です。カラフルなシクリッドに負けない、カラフルな人工水草を使ったレイアウトは、とても賑やかな印象を受けます。

まとめ・アクアリウムに水草は必要か?水草を入れないレイアウトとは?

水草を入れない水槽のレイアウトをご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
水草を使えば、より自然に近い美しいレイアウトを作り出すことができますが、たまには、水草を使わないレイアウトを楽しんでみるのもよいかもしれません。
水草を使わずに、自分にしかできない個性的なレイアウトをぜひ目指してみてください。

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執筆者 長嶋 美智子

トロピカライターの長嶋です。
金魚すくいで連れて帰った、和金の『よしえ(名前)』を飼育してました。
可愛らしい魚とワニが大好きです。
生物を飼う楽しさを伝えていけたらな、と思います!

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