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肥料をあげて水草の色をきれいに育てよう!おすすめ液肥・固形肥ベスト3

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水草は特別に肥料がなくても水槽内にある程度の数の生き物がいれば、餌の食べ残しやフンから栄養を吸収し、生き物の吐き出す二酸化炭素を使い光合成をおこなって成長していきます。

しかし、元気に発色の良い状態を保つには適切な肥料を与えて上げるほうが、水草にも良い効果がでるため、発色が綺麗になるのです。

今回は水草を元気に、より綺麗な色にするためにおすすめの液肥や固形肥料をご紹介していきます。

水草の色をきれいにするためにおすすめの液肥・固形肥料ベスト3

水草に必要な栄養分はいくつかありますが、今回は総合的な栄養素配分で、水草の発色をよくするためにおすすめの液肥・固形肥料をそれぞれランキング形式で3つずつご紹介していきます。

手軽に使える!水草用液肥のおすすめ3選

まず最初に液肥のおすすめ商品を3つご紹介しましょう。基本的に液肥は水槽立ち上げ時よりは、追肥として使用する方が多いです。

ウィローモスのように、根ではなく葉から養分を吸収するタイプの水草に効果を発揮します。

おすすめの液肥1位:テトラ フローラプライド

テトラ (Tetra) フローラプライド 100ml 水質調整剤 水草 肥料

テトラのフローラプライドはテトラの固形肥料イニシャルスティックの液肥バージョンとなります。
カリウムと微量元素という構成になっており、基本的に追肥の必要のない窒素とリンは成分に含まれていません。

様々なショップで入手しやすく、手軽に使える製品です。

おすすめの液肥2位:カミハタ トロピカ 茶液

カミハタ トロピカ 水草用液体栄養剤 茶液 125ml

水草用液体栄養剤トロピカはデンマークの老舗水草ファームの液体肥料です。
ほとんどの水草や浮草に有効な微量元素をバランスよく含んでいます。

リンなどが含まれていないなど、コケの繁茂を防ぐための処方になっている点もおすすめです。

おすすめの液肥3位:ジクラ ウォーター ベニッシモ 水草用

ジクラ (Zicra) ジクラウォーター ベニッシモ 水草用 250ml

ジクラウォーター ベニッシモは他の水草用肥料と比較すると、コケが発生しにくいという特徴があります。

水草の育成のほかに水槽の底床の中にいるバクテリアの動きを活発にするという効果も期待でき、水道水のカルキを中和してくれる効果もあるので、初心者におすすめしたい肥料です。

しかし効果が約1週間ほどと短いので、週に1度の添加を行いましょう。

手軽に使える固形肥料のおすすめ3選

ここからはおすすめの固形肥料を3つご紹介しましょう。水槽立ち上げ時はもちろん、追肥としても使うことができます。

おすすめの固形肥料1位:テトラ イニシャルスティック

テトラ (Tetra) イニシャルスティック 300g 水質調整剤 水草 肥料 成長促進

テトラのイニシャルスティックは、アクアリウム初心者からプロまで幅広い人が使っている、水草肥料の定番中の定番です。

アクアリウムショップや通販など幅広い店舗で取り扱われていて購入が簡単ですし、養分もバランスが良いため手軽に使用できる製品としておすすめできます。

固形肥料なので底砂に埋めて使用しますが、追肥としても有能な肥料です。

おすすめの固形肥料2位:カミハタ 水草専用肥料 OKOSHI

カミハタ 水草専用肥料 OKOSHI(おこし) 100g

カミハタの固形肥料「OKOSHI」その名の通り、雷おこしのような独特の形状をしています。
成分がゆっくりと水中に溶け出して通常なら約4~5ヵ月ほどその効果が続くように処方されています。

さまざまな栄養素を配合していますが、その中でもカリウムが少し多く含まれています。

水槽内の広い範囲に使いたいという時は、水に30分ほど水につけておくとバラバラになるので、バラバラなった状態で水槽内にまきましょう。

おすすめの液肥3位:ジェックス 水草一番 栄養ブロック

ジェックス 水草一番 栄養ブロック 9粒

水草一番 栄養ブロックは9粒で1パッケージと入っている数が少ないです。そのため、小型水槽に向いています。
それほどの量は必要ない、水槽セッティングや水槽のレイアウト変更時などにごく一部に使いたいという時におすすめの固形肥料です。もちろん、追肥として使うこともできます。

液肥と固形肥料の違いとは?

液肥と固形肥料はどちらも水草肥料ですが、栄養を与える範囲や効果期間が異なります。それぞれどのようなものなのかをこれから説明していきます。

液肥の特徴

メネデール 活力剤 メネデール 水草の活力素 500ml

液肥は水に添加しやすいです。

そのまま水槽の水に加えるだけなので手間がかからず、水槽内の全ての水草に栄養を与えることができます。

水草は地上にある植物と少し異なり、根のほかに葉っぱからも栄養を吸収することができる種類も多いです。

地中から取り込む栄養だけでは足りないときや、水中から養分を吸収するのがメインな水草に対しておすすめといえます。

■液肥が有効な水草例

  • カボンバ
  • リシア
  • ロタラ・インディカ
  • アマゾンフロッグビット
  • ウィローモス など

底砂に根を張らない浮草類にも効果的です。

固形肥料は底砂に埋めて使う肥料

アズー (AZOO) 水草用肥料 12粒入

養分を凝集した固形の肥料です。こちらは水に入れてもすぐにすべて溶けることがなく、ゆっくりと水中に溶け出します。

基本的にソイルや砂利といった底砂に入れて使用するので、水槽最初のセッティングのときや、水槽のレイアウト変更の時にに利用することが多いです。

特に底砂や吸着系のソイルや砂利だけにする場合、砂利には一切の栄養が入っていないので、水草を入れる場合には砂利の下に固形肥料を埋めて水草を植えることで、水草の栄養不足を解消します。

栄養分を含んでいるソイルでもバリスネリアのような成長力が強い水草が植わっていると、しだいに栄養が落ち着きます。そのため、固形肥料で追肥をすることで栄養を増強し、水草の栄養不足を解消することができるのです。

液肥と違って固形肥料は特定の水草の所にだけ埋められるので、水槽内の特定部分にだけ栄養を与えることができます。

水中にも溶けだしますが、砂利やソイルの下に埋めて使うのが基本で、底砂に埋めずにむき出しになっている状態だと、水中にたくさんの栄養があふれ出してしまいます。

その結果、水槽内の水は栄養飽和状態になってしまって、コケが発生する原因になりますので必ず使用方法は守りましょう。

追肥はどのタイミングで行う?

水槽内に水草を入れていると、追肥を行ったほうが良いのか悩む人が多いです。

水草の種類や成長スピードによって必要となる栄養の量が異なるため、最初に肥料を与えてから〇ヵ月、何本水草があればどれくらいのペースで追肥するといったことは一概に言うことができません。

水草以外に生き物のいる水槽なら、生き物のフンや餌の食べ残しなどからも栄養を吸収できるので、追肥をせずとも成長する水草もあります。

栄養系のソイルを使用しているのなら、使用期間が目安になることもあります。基本的に自分で水草の様子を見て追肥を行うことになります。

追肥の選び方

追肥を液状のものにするか、固形肥料にするかで悩む人がいますが、追肥する肥料のタイプは水草の種類で選ぶとよいです。

底床に根を張るタイプや、ごく一部の水草にだけ追肥したい場合には固形肥料がおすすめです。

水槽内全ての水草に栄養を与えたいのなら、液肥を選ぶことをお勧めします。浮草系の水草やコケ・モス類は固形肥料よりも液肥が有効です。

植物が育成するには複数の栄養素が必要となってきますが、窒素やリンは生き物がいれば自然と発生するものなので、追肥する必要がありません。

しかしカリウムは自然に発生することのない栄養素なので、追肥してあげる必要があります。カリウムは水換えをすることで水槽内からなくなって不足することが多い栄養素です。

オクトジャパン 水草を元気に育成する栄養液 K-19

また赤系の水草の場合、鉄分が必要となってきます。水道水には「三価鉄」が含まれているのですが、水草の赤い色に必要なのは「二価鉄」で、自然に作られる成分ではないため、不足しがちになります。水草の色があせたりしてきた場合には追肥してあげる必要があります。

アイアンエイド(水草用)100mL 鉄分 有機酸 (水草の栄養液)

とはいえ、「他にもいろいろな種類の水草を植えているし、どれが良いのかわからない」ということもあります。
迷ったときは、全ての栄養分がバランスよく配合された肥料を追肥するのが良いです。

肥料をあげて水草の色をきれいに育てよう!おすすめ液肥・固形肥ベスト3

今回は、水草を元気に美しく育てるためすすめな液肥・固形肥料をランキング形式で3つご紹介しました。

水槽セッティングのときに固形肥料や栄養系のソイルを使用しても、時間が経てば栄養が不足してしまいます。追肥は水草の成長具合や様子をみて適度に与えるようにしましょう
ただ、肥料の与えすぎはコケの発生原因になるため要注意です。

水草が吸収しやすい形状はどちらかを考慮しつつ、全体に与えるのか、一部を強化するのかで液肥と固形肥料を使い分ける方法もあります。

水草が弱ってしまう原因は肥料不足以外にも、CO2不足や光量不足といったものがあるので、育成環境もチェックしながら、丈夫できれいな水草の育成にチャレンジしてください。

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執筆者 アクアガーデン

アクアガーデンのスタッフが水槽レンタル・リース、メンテナンス、引っ越しサービスなど様々なサービスを通して得たアクアリウムの経験や知識をコラムで発信しています。

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