サンゴ飼育はアクアリウムの中でも飼育難易度が高く、なかなか手がでないですよね?
確かにサンゴ飼育に関する知識やメンテナンス技術は必要です。
ですが、サンゴ飼育に関する情報があまり出回っていないだけであり、
正しい知識を持っていれば簡単に飼育・繁殖できるサンゴも少なくありません。
そこで今回は初心者でも飼育しやすいサンゴベスト7を紹介します!
目次
初心者でも丈夫で飼育しやすいサンゴベスト7
早速ですが、丈夫で飼育しやすいサンゴベスト7を紹介していきます!!
スターポリプ
スターポリプは写真の通り、緑の芝生のようなポリプが特徴のソフトコーラルです。
カラーは肌色のような色が通常で、グリーンが強くなればなるほど値段が上がります。
飼育難易度
飼育自体はとても簡単で、一般的な海水魚が飼育出来る環境であれば特別な設備等は必要ありません。
さらに急激な水質の変化や、水の汚れにも強く最も飼育しやすいサンゴと言えるでしょう。
光量・流量
特に強い光や水流は必要としませんが、強い光を当てた方が綺麗に育ちます。
水流もスターポリプの上にゴミが溜まらない程度に流れていれば問題ないでしょう。
増えやすさ
スターポリプは最も増えやすいサンゴです。
ライブロックを覆うようにどんどん増えていきます。
さらに早く増やしたい場合は液体タイプの添加剤を定期的に添加するとより早く成長させることが出来ます。
ディスクコーラル
ディスクコーラルはその名の通り、円盤状のサンゴでカラーバリエーションが豊富なサンゴです。
形状にもいくつか種類があり、表面がツルツルしたもの、写真のように小さなポリプが付いてるもの、かなり大きいもの(エレファントディスク)などがあります。
飼育難易度
飼育はとても簡単で、水質変化や汚れにもかなりの耐性があります。
死んで溶けてしまうことはよほどのことが無い限り心配する必要はないでしょう。
光量・流量
特に強い光や水流は必要としませんが、強い光を当てた方が増えやすいです。
光が弱くても飼育には問題ないですが発色が悪くなってしまいます。
水流はなくても問題ないので、海水魚水槽にいれるのであれば問題ないでしょう。
増えやすさ
ディスクコーラルはとても増えやすいサンゴです。
一度増え始めるとライブロックを覆うようにどんどん増えていきます。
ウミキノコ
ウミキノコは名前の通りキノコのような形をしたサンゴです。
色は茶色のものとグリーンのものが主流で、スターポリプ同様グリーンが強いほど高価になります。
飼育難易度
飼育難易度は低く飼育しやすいサンゴです。
上2つのサンゴより少しだけ水質には敏感ですがとても丈夫です。
光量・流量
生かすという意味では弱い光のみでも維持させることができます。
しかし次第にポリプの数は少なく貧弱に変わっていきます。
比較的強めの照明をあてることでポリプが綺麗に伸び、より美しい形になります。
良い環境で飼育されたウミキノコは草原のように美しいサンゴになります。
水流は強すぎず、ランダムな方向からの水流を好みます。
増えやすさ
簡単に増やすことが可能です。
最初は抵抗があるかも知れませんがカッター等で切って別の場所に固定させてあげるとそこからしっかり成長してくれます。
マメスナギンチャク
マメスナギンチャクはカラーバリエーション豊富な入門者向けのサンゴです。
花畑のような見た目が特徴で、一般的にはマメスナと呼ばれています。
飼育難易度
飼育は簡単で、水質の変化等にも非常に強いです。
光量・流量
強い光は必要としませんが、肉つきや発色を良く育てる為にはそれなりの光量が欲しいです。
水流は必要としないサンゴなので強すぎなければ問題ありません。
増えやすさ
バリエーションにもよりますが基本的にはとても増えやすいサンゴです。
このサンゴもライブロックを覆うように増えていきます。
ツツウミヅタ
ツツウミヅタはお花のようなポリプが特徴のサンゴです。
ポリプの真ん中にグリーンのスポットが入ったものもあり非常に美しいです。
飼育難易度
今までこのページで紹介したサンゴの中では一番飼育難易度は高いです。
特に水質には敏感な方なので、水換えをこまめにしてあげましょう。
光量・流量
光は強いものが好ましいです。光が弱いとポリプがやせ細ってしまう場合が多いです。
水流もランダム方向から当て、ポリプの真ん中にゴミが溜まらないようにするのがポイントです。
増えやすさ
ツツウミヅタは他のサンゴに比べると増やすことが難しいでしょう。
増やしたい場合は飼育環境をしっかりと整えて、水換えを頻繁に行井ましょう。
カワラフサトサカ
カワラフサトサカはウミトサカとも呼ばれるソフトコーラルの一種です。
枝分かれしたポリプにさらにふさふさなポリプあるが美しい種類です。
飼育難易度
ウミトサカの仲間は比較的水質悪化に強い種が多く、
飼育初心者でも飼育しやすいサンゴです。
光量・流量
光は若干強いものが好ましいです。光が弱いとトサカが細くなっていきます。
水流は少し強めに当てた方が状態良く飼育できます。
増えやすさ
トサカの種類は増やすと言うより大きく成長していきます。
数を増やしたい場合は、株分けと言って1つのトサカをハサミなどで切って増やしましょう。
エダアワサンゴ
エダアワサンゴは上記のサンゴ達と異なり、ハードコーラルという分類のサンゴです。
ハードコーラルとは骨格を持ったサンゴの事を指し、飼育難易度が上がります。
飼育難易度
エダアワサンゴはハードコーラルの入門種としては最適です。
比較的水質悪化に強く、丈夫で飼育しやすいハードコーラルです。
光量・流量
上記のソフトコーラルが飼育出来る照明であれば特に問題ないです。
水流は出来ればランダム方向から、ポリプがなびく程度に当ててあげると良いでしょう。
増えやすさ
正直増やすことはかなり難しいです。
ハードコーラルは骨格が大きくなって育っていくので、成長させるとなると
飼育水を出来るだけ綺麗に、なおかつ成長に必要なミネラル等を欠かさない事が重要です。
つまり水換えを、高頻度で多めの量行う必要性があります。
丈夫で飼育しやすいサンゴまとめ
今回は丈夫で飼育しやすいサンゴを7種紹介しましたがいかがだったでしょうか?
海水魚水槽で飼育出来るサンゴはカラーバリエーションが豊富で、見ているでけでも美しく癒しの効果もあります。
カラフルな海水魚とのマッチングもバッチリなのでぜひ、挑戦してみてはいかがでしょうか?
下記のサンゴ飼育についてまとめた記事もチェックしてみてください!
それではより良いアクアリウムライフを!!
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毎日お客様の熱帯魚水槽をメンテナンスしています!
海水魚やサンゴが好きです。
皆さんに少しでも役に立つ情報をお届けできればと思います!