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【プロも使ってます!】大型水槽の水換えに使うおすすめの道具と方法とは

小型水槽でも定期的に水換えをするとなると大変ですが、それが大型水槽ともなれば更に大変な作業と考えてしまうのではないでしょうか。

でもじつは、コツさえ掴めば誰でも出来る単純作業なんです。

コツを知らなければ、はじめて大型水槽を導入する際、水換えはどうすればよいのか悩みの種の1つとなるでしょう。

一般的な熱帯魚水槽の水換えではバケツを使って水換え作業をしますが、せいぜい120センチ水槽サイズまでが限界です。それ以上の水槽サイズ、水量で表すと100リットル以上の水換えをこなすには、バケツで水換えをすると肉体的に疲弊してしまうでしょう。

ここではわたしたちプロが行っている大型水槽の水換えに使う道具と方法について解説していきたいとおもいます。

大型水槽の水換えに使うおすすめ道具

わたしたちは、市販の道具をそのまま使う場合もありますが、アレンジを加えて大型水槽専用の水換え道具も作ります。

長いホース

スーパー耐圧ホース 20m ブルー

量販店で購入可能な20メートル程度ある長いホースです。直接給排水できるため、最も簡単に水換えをすることが可能です。

ただし、海水魚水槽の場合は直接水道の水を給水することができないため、水槽近くに大型タンクを置いてそこで塩を溶かしたりします。

また、冬場などの水道水の水が冷たい場合は、大量換水により水槽水温に大きく変動する可能性がでてきます。一度タンクに溜めてお湯と混ぜるなど工夫しましょう。

太い工業用ホース

TOYOX トヨロンホース TR-12 【切り売り 長さ指定OK ※M単位】

一般的なホースが内径22mm程度に対し、内径25mmのホースを使用します。

太いホースを使用する理由は時間短縮が目的です。水槽の手が届く場所に排水場所がある場合、または専用水抜きタンクが近くにあるときにおすすめの方法です。

ただし、口で吸って水を抜くという方法を取るため慣れないうちは水を飲まないように注意しましょう。

わたしたちプロはコックを付けて2回目以降は吸わないで水が抜けるように加工しています。

大型ローリータンク

スイコー ホームローリータンク 200L (グリーン)

わたしたちは、大型水槽の水換えに必ずと言っていいほど大型ローリータンクを使います。

水を抜く場合はもちろん、海水水槽の水換えには塩を溶かすことができるため非常に便利です。大型ローリータンクは数種類ありますが、おすすめサイズは100リットルか200リットルです。

それ以上のサイズとなると場所も取りますし、台車に乗せても1人で運ぶことが難しいです。

1,5トン程度までの水量なら200リットルタンクと台車がそれぞれ1台あれば十分です。

給排水用水中ポンプ

テラダ(TERADA) ファミリ-ポンプ 水中ポンプ SL-52 SL-52

大型ローリータンクを使用する場合、または、長いホースで直接給排水する場合に水中ポンプを使用します。

アクアリウム専用の水中ポンプを使用しても良いのですが、わたしたちは工業用水中ポンプを使用する機会が多いです。

その理由は単純で、時間短縮のためです。

工業用水中ポンプは非常に強力であっという間に水が抜けます。ただし、勢いが強いためしっかりホースを持たないと危険です。

1人で使う場合は、予行練習をして感覚を確かめてから使うようにしましょう。

専用台車

イーサプライ 平台車 静音 ゴムタイヤ 耐荷重250kg EEX-CT05

大型ローリータンクを使う場合の移動させる時に必要です。

200リットルタンクを使用し満水まで溜めればその重さは200キロですから、持ち運ぶことはできません。大型ローリータンクを使用する場合は、満水まで溜めても問題なく耐えることができる平台車を用意しましょう。

大型水槽の水換え方法

ここでは、わたしたちが普段実施している大型海水魚水槽の水換え方法を解説していきます。

ビニールシートを敷きます

コンヨ (KONYO) ニュー ストロングシート#3000 2.7x2.7

大型ローリータンクを使う場合は、ブルーシートなどのビニールシートを敷いて養生してから開始します。

絶対に必要ではないため道具一覧からは外していますが、水槽周りが絨毯などの場合は養生する意味で使用します。

大型ローリータンクを設置します

専用台車に乗せた状態で大型ローリータンクを水槽付近に設置します。

この時に、ローリータンクの排水口がしっかり閉まっているか必ず確認しましょう。

また、ローリータンクを置く場所が水平になっているか荷重に耐えることができるかも事前に検討しておくと良いです。

大型ローリータンクへ水を抜きます

水槽の電源を停止させたら、大型ローリータンクへ水を抜いていきます。この時、太いホースを使うとあっという間に抜くことができます。

また、塩ビ配管を加工し水槽に引っ掛けておけば手を離しても水を抜くことができるため、その間にコケ取り作業をすることもできるためおすすめです。

水を排水します

うタンクに溜めた水を排水場所まで運び排水します。

この時は工業用の大型ポンプを使用するととても早く終わります。工業用ポンプは1度使用するとあまりの速さに感動します。おすすめです。

大型ローリータンクへ水を溜めます

空になった大型ローリータンクを水槽前まで運び水を溜めます。

運んだら、水道からホースを伸ばしてタンクに水を溜めていきます。ただし、ホースが届かない場合は水を溜めてから水槽前まで運びます。

海水水槽の場合は、水を溜めながら必要な分量の塩を溶かします。

塩を溶かす場合は水中ポンプをローリータンク内に入れて溶かすと効率よく溶かすことができるためおすすめです。

また、冬場はお湯を混ぜ合わせて水槽水温に変化が少なくなるようにしましょう。

水を注水します

大型ローリータンクに用意した新水を水槽に注水します。

この時の工業用水中ポンプを使用するととても早く注水が完了するのでおすすめです。

注水が完了したら、電源を入れて循環を開始させましょう。

まとめ: 大型水槽の水換え道具と方法

いかがでしたか。

わたしたちが行う大型水槽に使用する道具と水換え方法について参考になりましたか。

大型水槽の水換えは一見大変そうに感じますが、慣れてしまえばそれほど大変ではありません。

時間を短縮させるための給排水は強力なポンプを使用すれば解決できますし、一般的な水換えで行うバケツを持ち上げる作業は無くなるため、肉体的には疲労が少ないのではないかとおもいます。

また、120センチ以下の水槽でもトラブルなどにより大量に水を換えるときは、ここで解説した水換え方法は有効です。

大型ローリータンクを用意するのが難しい場合でも、長いホースを用意して水の給排水をすることはできるケースもあるでしょう。

大量に水を換える作業に手間を感じている方や、これから大型水槽の導入を検討している方の参考記事なればうれしいです。