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【やさしく解説!】はじめてカクレクマノミ(ニモ)を飼育する方法とは

はじめて海水魚を飼育する理由として、ファインディングニモで有名なカクレクマノミを飼育したいからと答える方は数多くいることでしょう。

じつは、カクレクマノミの飼育は金魚を飼育するより簡単だと私は考えています。

各メーカーの技術革新により、海水魚飼育セットや各飼育設備が充実したことで、誰でも簡単にカクレクマノミを含む大抵の海水魚は飼育することができるようになりました。

ここでは、はじめてカクレクマノミを飼育する方が簡単に飼育することができる方法を解説していきたいとおもいます。

カクレクマノミの飼育用品を選びましょう

はじめて、カクレクマノミの飼育をする場合、必要か不要かの判断に迷うことでしょう。

ここでは、わたしがおすすめするこれさえあれば飼育できる最低限の飼育用品を解説していきます。

水槽

エーハイム グラス水槽 EJ-60

水槽サイズですが、カクレクマノミをペアで飼育する場合、最低30センチ以上の水槽を用意しましょう。

材質はガラス水槽でもアクリル水槽でも構いません。

寿工芸 レグラス オーバーフローセット F-600L

ただし、イソギンチャクも一緒に飼育したい場合はオーバーフロー加工されている水槽を選ぶことをおすすめします。

水槽台

寿工芸 プロスタイル 600S ブラック

水槽台は、水槽に合わせた推奨のものを選びましょう。

ただし、外部ろ過器や水槽用クーラーを水槽台内に収納する場合は、機器スペースやクーラーの換気なども考慮する必要があります。

設置する前に、設置場所にメジャーをあてて採寸し水槽台がスムーズに置けるか、クーラーやろ過器を水槽台の脇に置く場合、あらかじめ有効スペースが確保できるか確認しておきましょう。

もし、水槽台でなく下駄箱の上やラックの上に置く場合は、耐荷重により扉の開閉に支障がでる可能性、または水槽メーカーの保証範囲外となります。自己責任で行いましょう。

照明

ボルクスジャパン GrassyEdge(グラッシーエッジ)262 マリン

照明はアクアリウム用の照明を1日8時間程度点灯させましょう。

カクレクマノミを飼育する場合は、何色でも構いません。

おすすめは、海を意識したブルーが混じるブルーホワイトか、カクレクマノミの体色が引き立つレッドです。

イソギンチャクを飼育する場合の照明選定

イソギンチャクを飼育する場合は、サンゴ専用照明を使用する必要があります。

メーカーの商品特徴に、サンゴ育成可能と書いてある照明を選定しましょう。

ろ過器

オーバーフローシステム

寿工芸 寿工芸 オーバーフロー水槽用ろ過槽 DXフィルター

カクレクマノミだけでなく、海水魚を飼育する上でおすすめのろ過器は、オーバーフローシステムです。

ろ過能力が高いため、あらゆる海水魚を飼育することができます。

イソギンチャクやサンゴを飼育にも非常に向いています。

外部ろ過システム

エーハイム クラシックフィルター2213 ろ材付セット

オーバーフローろ過システムの次におすすめなのが、外部ろ過器を使用したろ過システムです。

外部ろ過システムはろ過能力もそれなりにありますが、それよりもカスタマイズすれば水槽クーラーと接続できることが最大の特徴です。

オーバーフローろ過と外部ろ過器以外は、クーラーと接続する場合は別ポンプが必要となります。

水槽内を簡素化しスッキリさせるためにもおすすめです。

外掛けフィルター

テトラ (Tetra) オートワンタッチフィルター AT-60

外掛けフィルター、またはワンタッチフィルターという名前のろ過システムです。

最大の特徴はコストが安価で設置が簡単なこと。

夏場でも涼しい室内でカクレクマノミを飼育する場合にはおすすめです。

ただし、ろ過能力が弱いためイソギンチャクの飼育には向かないこと、また、クーラーを接続することができないため別ポンプが必要になるデメリットもあります。

カミハタ 海道河童 大

もし、どうしてもイソギンチャクを飼育したい場合は、プロテインスキマーが内蔵された外掛けフィルターを使用すればろ過能力の問題はクリアできます。

あとは、夏場に水温が27度を超えないように空調管理をして気を付けましょう。

水温調節機器

ヒーター

ニッソー ニュープロテクトICオート 200W ヒーター・サーモスタット一体型

水槽の保温機器です。

水槽水量にあったヒーターを選定しましょう。

水温設定は23度~25度にしておきましょう。

ヒーターには冷却機能はありませんので注意しましょう。

クーラー

ゼンスイ 高性能 水槽用 クーラー海水・淡水兼用 ZC-100α

水槽の冷却機器です。

昨今の夏場の暑さを乗り越えるには海水魚飼育の必需品になりつつあります。

予算が許すなら水槽用クーラーを導入することをおすすめします。

とくに、イソギンチャクやサンゴは高水温に弱いため、クーラーの導入をおすすめします。

砂・ろ過材

ジュン (JUN) プラチナリーフサンド NO.1(極細タイプ) 5kg

砂は、サンゴ砂の細かい粒サイズをおすすめします。

砂を敷かないベアタンクでも飼育可能ですが、部屋のインテリアとして少しでも考えている場合は砂を敷くことで南国らしい雰囲気を演出することができるためおすすめです。

ろ過材

ジュン (JUN) プラチナリーフサンド NO.15(粗目大タイプ) 2kg

ろ過材は、粗めの粒が大きいサンゴ砂おすすめします。

サンゴろ過材の特徴として、水質をアルカリ性に保ちやすい特徴を持っています。

水槽管理用品

人工海水

ナプコ インスタントオーシャン プレミアム 120リットル 4kg 人工海水

海水魚飼育専用の人工海水を購入しましょう。

各銘柄がありますが、おすすめはナプコリミテッドのインスタントオーシャンです。

使用する水量に合わせて、購入しましょう。

比重計

ナプコ インスタントオーシャン シーテスト比重計

水槽の比重を計測する海水用品です。

はじめて海水魚を飼育する方は、簡易比重計を使用することをおすすめします。

安価ですが、問題なく海水魚を飼育できますしわたしは今でもこちらを使用しています。

水換え道具

ジェックス 水換え&お掃除 クリーナーポンプ

水換えは、ホースとバケツがあれば問題ありません。

イノマタ化学 なるほどバケツ8L アクアブルー

ホースは、アクアリウム専用の水換えホースを購入しましょう。

バケツは、ホームセンターで水を入れやすいと思うバケツをいくつか購入しておけば、その後の水槽管理もスムーズにできます。

カクレクマノミを飼育する水槽を設置しましょう

飼育用品をセッティングします

水槽を設置したら、ろ過材をセット済みのろ過器、クーラー・ヒーターなどの飼育機器をすべて設置しましょう。

水を注ぐと重たくなり人力で移動させるのは難しくなります。必ず、水を入れる前によく確認しましょう。

海水を注ぎます

飼育設備をすべて設置し、問題無いことを確認したら砂を敷き海水を注いでいきます。

人工海水の素と水道水を混ぜ合わせ、人工海水を作ります。

比重を合わせた人工海水が出来たら、所定の水位まで注いでいきましょう。

機器類を稼働させます

人工海水を注ぎ終えましたら、ろ過器を回します。

ろ過器を回したら異音や水漏れが無いか、ヒーター・クーラーの水温設定が正しく設定されているか確認しましょう。

最後に比重を計測し、適正比重となっているか確認します。

ライブロック・バクテリア剤の投与

ベルテックジャパン Bioスコール 海水用 100ml

最後に、必要であればライブロックを投入しましょう。

ライブロックを入れない場合は、バクテリア剤を投与し1週間程度魚を入れない状態で放置しましょう。

カクレクマノミを投入します

購入してきたカクレクマノミと水槽の水温を合わせるため、水槽へ袋の状態で15分程度浮かべます。

その後、袋の中の水を半分程度排水し、今度は水槽の水を排水分と同量袋に入れます。

その状態で15分放置し水合わせを行います。

水合わせが完了したら、水槽に放ちます。

カクレクマノミの飼育管理方法

ヒカリ (Hikari) ひかりプレミアム メガバイトレッドS 50g

海水魚専用の餌を1日1回~2回与えましょう。

水槽内に残餌が出ないよう1分程度で食べきれる量にします。

水換え

1~2週間に1度3分の1程度水換えをしましょう。

水槽設置当初はバクテリアが十分に繁殖しておらず水質が悪化するペースが速くなる場合もあります。

水質検査キットを使用し、亜硝酸や硝酸、アンモニアが異常値となる場合は半分程度換水するなど水質悪化に気を付けましょう。

まとめ: はじめてカクレクマノミを飼育する方法

いかがでしたか。

カクレクマノミを飼育に必要な道具から、設置方法、管理に至るまで解説いたしました。

イソギンチャクを飼育するにはハードルが高いと思われがちですが、そのハードルとは飼育設備を充実させるだけのことなので、技術というより予算の問題です。

予算があり飼育設備を充実させることができるなら、イソギンチャクの飼育はさほど難しくありません。

ただ、カクレクマノミはイソギンチャクが無くても問題なく飼育できます。

わたしは、イソギンチャク無しで数年単位で飼育しています。

小さい生き物ですが大切な命ですので、飼育者が無理なく楽しんで管理できる方法で飼育してあげると良いでしょう。

それでは、楽しいマリンアクアライフをお過ごしください!

熱帯魚業界歴もうすぐ20年!
海水やアクアテラリウムなど、さまざまな水槽を担当してるアクアリストです。
よろしくお願いいたします!