トロピカ-初心者向けアクアリウム、熱帯魚水槽、金魚、メンテナンスの情報メディア

フォローする

金魚やメダカに最適な水草、カボンバの育て方、増やし方、コケ掃除などまとめ

可愛い金魚・涼しげなメダカは飼育しやすいので、アクアリウム初心者に人気ですね。まずは金魚かメダカからアクアリウムに挑戦する人も多いと思います。

そんな金魚・メダカ水槽によく使われる水草の「カボンバ」。私たちからしたら変わった名前に感じますが、どんな水草なのでしょう。

こちらでは、カボンバの育て方、増やし方、コケ掃除など、カボンバの全てをお伝えします。美しいグリーンのカボンバをたくさん育てて、癒しのアクアリウム作りに挑戦してください。

カボンバってどんな水草?

繊細で美しいライトグリーンの葉をもつ水草です

(水草) メダカ・金魚藻 カボンバ 鉛巻き(7~10本)(1個) 本州・四国限定[生体]

カボンバは、別名「金魚藻」とよばれる、松葉を思わせる繊細な葉を持つ水草です。色はライトグリーンのものが多いですが、イエローと呼ばれるもの・赤みを帯びたレッドなどもあります。

(水草) メダカ・金魚藻 カボンバミックス(3種/計15本) 本州・四国限定[生体]

北米原産の水草で、今や日本の川や池などで自生するものも見られます。(外来種なので、本来は望ましいことではありません。手に入れたカボンバが育ちすぎてあまったりしても、自然に放つことはしないで、ゴミとして出しましょう。)

とても安価なため、手軽に購入することができます。育てるのもそう難しくはありませんが、こんなに安価だったんだから、適当でいいだろうと思っていると枯れたり溶けたりしてしまいます。

カボンバを上手に育てるために

カボンバの育て方について、詳しくご説明します。

根っこが必要です

カボンバは、根を張ることで成長していく植物です。水中に浮かせておくだけでも大丈夫な水草もあり、例えばアナカリスやマツモがあげられますが、カボンバは根がないと枯れるので注意が必要です。

好みの水温・pHがあります

カボンバは水温15℃〜28℃程度、pH5.5〜7が好みです。いわゆる「弱酸性」ですね。また軟水を好みますので、水を弱アルカリ・硬水に変える珊瑚砂は向いていません。

もちろん植物の仲間なので、光の量はそこそこ必要です。美しく育てるには、40W~60W分の光が必要といわれています。

また、水草水槽といえば二酸化炭素の添加が気になることと思いますが、二酸化炭素に関しては「あったほうがいい・無いと枯れるほどではない」という感じです。より美しく育てるためには添加がオススメです。

肥料は、そこまで多い必要はありません。水槽内にそこそこ魚がいれば、魚の排泄したものがバクテリアによって分解され、肥料分となりますので、それでまかなえるでしょう。ただし水草が多く、魚が少ない、もしくは水槽を立ち上げた直後でバクテリアが安定していないなら、少量の肥料を与えるのも大切です。ただしコケが生えてこないように、注意しながら少量ずつ与えてください。

カボンバを購入して植えつけるまでの注意点

(水草)カボンバ 金魚藻<30本>カモンバ

では、カボンバを購入して植えつけるまでの注意点についてお話します。

カボンバを巻いている鉛等を取り除く

購入時、カボンバの根本は鉛やスポンジで巻かれていると思いますが、それをとりはずしましょう。何かに巻かれているカボンバの茎は傷んでいる可能性があります。そのままの状態ですと、そこから雑菌が入り、カボンバが腐る(溶ける)場合があるんです。

そうなると、カボンバ全体に腐りが広がってしまいますので、巻いたものを取り除いた後は、切れ味のいいハサミで潰れた箇所をカットしてあげましょう。キレイにカットされた茎のほうが、新しい根も出やすいです。

この後ソイルなどに植え込むことになりますが、植えたら埋まってしまう部分の葉もあらかじめ取り除いておきましょう。その葉は光が当たらなくなるため、この後枯れます。枯れるものを水槽にいれるとゴミになりますし、腐れば水質の悪化の原因にもなります。今のうちに取り除くのがベストです。

よく洗う

これはカボンバだけに必要なことではなく、どんな水草についても言えることですが、ショップから購入したものを水槽に入れるときは、よく洗いましょう。

農薬や、スネールの卵、コケの胞子、枯れた水草などが付着している場合があります。こういったものを水槽に持ち込むと、他の生物の害になったり、スネールやコケが大増殖するきっかけにもなります。一度増えたものを駆除するのはとても大変です。念のために下にあるような薬剤を使うのも安全のためには必要かと思います。

カボンバを植えつける

植える先は、ソイルが一番簡単です。ソイルは粒子が細かく、肥料分が含まれていることもありますので扱いやすいです。礫でも育たないことはありませんが、やや扱いが難しいため、水草育成に不慣れな方はソイルから始めましょう。

キレイにカットした茎をソイルにそっと植え込みます。長いピンセットなどがあると扱いが楽です。

カボンバを増やしたい!どうしたら?

差し戻しで増やします

上でお話したとおり、カボンバは根が無いと生きていけない植物です。ではどう増えるか…元気に生育したカボンバはわき芽を出すことがあります。木で言う枝のようなものですね。このわき芽を切れ味のよいハサミでカットすれば、それが小さな苗になります。

ただし、あまりにも小さいうちはさすがに育てませんので、わき芽が6~8センチくらいになってから切り取りましょう。

また、カボンバはとても成長が早い水草です。環境がいいと、すぐにワサワサと生い茂りますので、バランスの関係からいってもトリミングしたくなると思います。そのトリミングで切り取ったものを、新しい苗として使うことも出来ます。

手順は買ってきたカボンバを植えつけるときと同じです。下葉を取り、ソイルなどに植えつけましょう。この場合も最低6~8センチの長さが必要です。

カボンバにコケが生えた…コケ対策方法

大切に育てたカボンバにコケが生えたらショックですね…。カボンバはとても繊細なため、ゴシゴシとこすってコケを落とすわけには行きません。ではどうしたらいいか、対策をお話します。

コケを生やさない工夫

ベストなのは、コケが生えないような工夫です。コケが生えてしまう水槽には以下のような特徴があります。

  • 魚の数が多すぎる:魚の排泄物により水質の悪化が早い→コケが生える
  • ろ過能力が低い:水質の悪化が早い・コケの胞子を除去しきれていない
  • 肥料が多すぎる:水草用の肥料が多すぎると、コケが生えます
  • 光の量が多すぎる:直射日光は厳禁です・コケの元です
  • 水換えの頻度が低い:水質の悪化はコケの元です

項目が多すぎ!こんなに注意しなきゃいけないの!と思われるかもしれませんが、どの項目も健康で美しい水槽を維持するためには見逃せないものばかりです。1つずつ確認していきましょう。

コケを食べてくれる生物を導入しよう

注意していても、生えてしまうのがコケ。では生えてしまったらどうしたらいいでしょうか。一番オススメの方法は、コケを食べてくれる生物を導入することです。

代表的なのは、ヤマトヌマエビですね。

ただ注意点が1つあります。メダカとの混泳なら問題ないのですが、金魚が大きい場合、金魚がヤマトヌマエビを食べてしまうことがあります。金魚が5センチ以上の場合はそういった危険性がありますのでご注意ください。

それでもダメならトリミングしよう

それでも上手くコケを取り除けない場合は、トリミングでコケの生えた部分を切り取るしかありません。幸いカボンバは成長の早い水草です。コケが大増殖して手がつけられなくなる前に、対処するのがオススメです。

カボンバを育てて美しいアクアリウムを作ろう

繊細で美しい葉を持つカボンバ、上手く育てればカボンバが気泡を出す様子を見ることもできます。

すくすく成長する、とてもキレイな水草なので、たくさん育てて美しいアクアリウムを楽しんでください!

【関連記事】

水槽のプロ トロピカライターの高井です。
アクアリウム全般が好きで、現在はアベニーパファーのトリコ。
ピンセットでアベニーにアカムシを食べさせるのが日々の癒しです。