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ミクロソリウムの育て方!種類やレイアウト、活着方法、枯れる対策も!

ミクロソリウムという水草をご存じでしょうか?
CO2や強い光を必要とせず、とても育てやすいので初心者からベテランまで人を問わず人気の高い水草です。

レイアウト素材としてはもちろん、水質改善の役割も果たす水草を水槽に入れている方は多いと思います。
しかし水草の育成には意外と手間がかかり、うっかりしているといつの間にか枯れてしまうことも…。
そんなときには、ミクロソリウムのような手間がかからず丈夫な水草がおすすめです。

今回はそんなミクロソリウムについてお話していきましょう。
ミクロソリウムの種類や育て方、枯れる原因などから、おすすめのレイアウトまでご紹介します

ミクロソリウムとはどんな水草?種類は?

ミクロソリウムは、水の中に生えるシダの仲間の植物です。
種類にもよりますが、水槽の中では10~30cm程度まで成長します

とても丈夫で、光やCO2、肥料などが少ない環境でも育つことから、初心者でも育てやすい水草としてよく名前があがります。
しかし、水温の高い状況はやや苦手ですので、育てるときは水温に注意するとよいでしょう。

また、ミクロソリウムは種類が豊富なことも特徴で、葉の形の違いなどから様々な名前が付けられています。
ここでは、よく使われている代表的な種類5種をご紹介します

ミクロソリウム・プテロプス

(水草) ミクロソリウム プテロプス ソードリーフ(1ポット分) 本州・四国限定[生体]

ミクロソリウムの中でも代表的な種類の一つです。
葉の先がギザギザしているのが特徴です。

ミクロソリウム・ナローリーフ

(水草) ミクロソリウム ナローリーフ 子株(トロピカタイプ)(無農薬)(1束分) 本州・四国限定[生体]

ほかの種類とは異なり、ひょろっと細長い葉が特徴です。
このミクロソリウム・ナローリーフを使った茂みのようなレイアウトはとても見応えがあります。

ミクロソリウム・ウェンディロフ

(水草)ミクロソリウム ウェンディロフ ブランチアーチ流木付(約15cm~)(1本)

葉の先が細かい枝のように分かれる、個性的な形が特徴のミクロソリウムです。

ミクロソリウム・サンダーリーフ

(水草) ミクロソリウムsp.サンダーリーフ(無農薬)(1株分) 本州・四国限定[生体]

その名の通り、電の形のような葉をしたミクロソリウムです。

ミクロソリウム・トライデント

(水草)ミクロソリウム・トライデント1Pot

平べったい葉がフォークのように枝分かれしながら成長していく、これも大変個性的なミクロソリウムです。

ミクロソリウムの育て方

ミクロソリウムにはたくさんの種類があるとご紹介しましたが、基本的な育て方はどの種も大体同じです
ここでは、育て方や気を付けるべき点などを確認していきましょう

基本的な育て方

丈夫なミクロソリウムは、少ない栄養でも成長することができるため、CO2添加や肥料などは特に必要としません
また、光量も少なくても問題ないので、特殊なライトなども不要です。

砂に植えても成長はしますが、活着する性質があるので、岩や流木に活着させて育成することをおすすめします

とても育てやすいミクロソリウムですが、育成する上で一点注意していただきたいのが、コケです
ミクロソリウムは成長がやや遅く、コケが付きやすい水草です。
コケを防止するためには、水が澱まないように水流を起こしたり、ヤマトヌマエビなどのコケ取り生物を一緒に飼育したりするとよいでしょう。

水温

ミクロソリウムを育てるのに適切な水温は22℃~28℃程度といわれています。
低温には耐性があり、適温を下回るような環境でも枯れずに成長を続けますが、逆に高温には弱く水温が30℃以上になると、病気になってしまったり枯れてしまうことがあります

水温の管理は怠らないようにしましょう。

水質

水質は中性~弱酸性の水を好みます

水質の急な変化には弱い傾向にあるので、水換えを行う時に水槽の中のすべての水を交換してしまうと、弱ってしまうことがあります。

水換えの基本ではありますが、一度に換える水の量は1/3~多くても1/2程度にとどめるようにしましょう。

活着方法

ミクロソリウムは、砂に植えても成長はしますが、多くは岩や流木に活着させて育成します。

活着するときは、ポットから出したミクロソリウムを適度な株の大きさに切り分け、根を整えてから、ビニールタイを使って岩や流木にくくりつけます。
この状態で水槽に配置しておくと、約1か月程度で根を張り着生します。

活着の詳しいやり方はこちらを参考にしてください。

Bee AQUA tanaka ミクロソリウムの活着方法♪

トリミング

ミクロソリウムは水草の中でも成長が遅い種類のため、トリミングはあまり必要ありません

水草のトリミング方法については以下の記事も参考にしてください。

しかし、以下のような場合は、適度なトリミングが必要となります。

葉が痛んだり枯れたりしているとき

黒ずんだり枯れたりしている古い葉は、新しい葉の成長を妨げてしまう時があります。
新しい葉を成長させるためにも、古く痛んだ葉はトリミングして取り除きましょう。

古い葉に子株が付いたとき

ミクロソリウムの葉の裏にツブツブがつくことがあります。
病気のようにも見えますが、これはミクロソリウムの胞子でしばらくすると茶色いひげのような子株が付きます。

子株のついた葉は、子株に栄養を取られて痛んでしまいますので、トリミングをしましょう

ちなみに、ミクロソリウムを増やしたいときは、このトリミングした葉を使います。
子株のついた葉を水面にしばらく浮かべておくと子株が成長しますので、成長したところで流木などに活着させましょう。

コケがたくさんついてしまったとき

コケ取りの対策を行ってもなおコケがつくときは、コケのひどい葉を選んでトリミングを行いましょう

ミクロソリウムが枯れる!原因と対策は?

ミクロソリウムが枯れる原因で一番多いのがシダ病です。

シダ病にかかると、葉が黒っぽく半透明に変色し枯れてしまいます
しかも、その症状は周りのシダ植物にどんどん広がっていき、放っておくと水槽内の水草が全滅してしまうこともあります。

シダ病にかかる原因の多くは高水温です。
水温が30℃を超えるような環境は、ミクロソリウムに大きなストレスとダメージを与えます。
シダ病を予防するには、しっかりとした水温管理が大切です。

また、シダ病にかかってしまった場合は、症状の出ている葉を根元からトリミングし、ほかの葉にうつらないよう対策を行いましょう

ミクロソリウムを使ったレイアウト実例をご紹介

ミクロソリウムは落ち着いた深い緑色をしており、どんなレイアウトにもなじむ使い勝手の良い水草です。

水槽の空いたところを埋めるように配置してもよいですし、水槽いっぱいに植えればふさふさとした茂みのような風合いを出すこともできます。
比較的背丈の高い水草なので、水槽の中景~後景に使用するとバランスがとりやすいでしょう。

ここでは、実際に東京アクアガーデンのプロがレイアウトしたミクロソリウムのレイアウト例をご紹介します。

レイアウト例1:オフィスの受付

ミクロソリウムと流木を使った、淡水魚水槽です。
淡水魚水槽らしい自然なレイアウトにまとめました。

レイアウト例2:水草水槽

キューブ型の水草水槽です。
ミクロソリウムのほかにもさまざまな種類の水草を配置し、水草を存分に楽しめる仕上がりになっています。

レイアウト例3:ホテルのシクリッド水槽

シクリッド水槽のわき役としてミクロソリウムを入れています。
主張しすぎない落ち着いた色合いのミクロソリウムは、カラフルなシクリッドをうまく引き立てています。

まとめ・ミクロソリウムの育て方!種類やレイアウト、活着方法、枯れる対策も!

初心者からプロにまで幅広く愛される水草、ミクロソリウムについてご紹介しました。

ミクロソロリウムは、とても育てやすい水草ですし、流木などに活着することで水槽のよいアクセントとなります。
ぜひ、お家の水槽のレイアウトに取り入れてみてください。

育成の際は、水温やコケには注意してあげてくださいね。

水草の育て方については、こちらの記事も参考にしてみてください。