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小型外部フィルターおすすめ7選!小型水槽に最適でコンパクトな機種

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横幅30cm前後の小型水槽は、場所を取らずに設置できる手軽さが人気です。

定番の小型魚飼育はもちろんのこと、工夫次第で本格的な水草水槽や海水魚水槽も運用できるので、初心者の方からベテランまで様々な層に親しまれています。
しかし小型水槽は設置がしやすい反面、総水量が少なくて水が汚れやすいため、水質を管理するという点においては意外と苦労することも。

そこでおすすめなのがろ過能力が高い小型の外部フィルターです。
需要の増加に伴い、小さな水槽で使用できる外部フィルターも増えているので、飼育している生き物に合わせて、小型外部フィルターを使ってみましょう。

ここでは、30cm以下の水槽でも使える小型外部フィルターのおすすめ7選をご紹介いたします。

※このコラムはアクアリウム情報サイト・トロピカの記事に、最新の情報を加えて再構成したものです。

プロアクアリストたちの意見をもとに小型水槽に最適な小型外部フィルター7選を解説


このコラムは、東京アクアガーデンスタッフであるプロのアクアリストたちの意見をもとに作成しています。

小型水槽に設置できるろ過フィルターをお探しの場合は、小型の外部フィルターがおすすめです。
ろ過能力に優れているので、水草の育成や海水魚飼育などにも挑戦することができます。

ここでは、実務経験から得た知識をもとに、小型水槽に最適な小型外部フィルター7選を解説します。

小型外部フィルターのおすすめ7選をご紹介!


外部フィルターは、水槽から汲み上げた水を水槽外に設置したフィルターの中に循環させてきれいにするろ過装置のことです。
他のフィルターと比べてろ材を多く入れることができるため、高いろ過能力を有します。

外部フィルターは総水量に応じてサイズが定められており、大きすぎると水流が強くなりすぎるなどのトラブルが起きやすくなりますので、水槽サイズに合わせた機種を選びましょう。

ここでは、超小型~30cm水槽におすすめの外部フィルターをご紹介します。

1位:エーハイム アクアコンパクト 2004

エーハイム アクアコンパクト 2004

水量45Lまでろ過できる小型の外部フィルターです。
水槽サイズでいうと45cm規格水槽(水量約31L)辺りならば、余裕を持って運用できます。

付属品を付けても最大で20cm程度の高さというコンパクトさが最大の魅力で、淡水・海水どちらの環境でも使用できるので汎用性も高いです。

また、外部フィルターは構造上、水槽の下に設置して高低差を付けなければならないのですが、『エーハイム アクアコンパクト 2004』は水中ポンプが付属しているため、高低差が無くても使用可能水槽の横に並べて設置できるので、キャビネット付きの水槽台なども必要ありません。

水流が穏やかなので、強い水流が苦手な魚種を飼育している方にもおすすめです。

2位:エーハイム アクアコンパクト 2005

エーハイム アクアコンパクト 2005

先のアクアコンパクト 2004よりもろ過能力が高いフィルターをお探しの場合は、同シリーズの『アクアコンパクト 2005』がおすすめです。

適応する水槽サイズは変わらず~45cm水槽までですが、ろ過できる水量が50Lまでアップするので、水を汚しやすい生き物の飼育でも余裕が生まれます。

こちらの機種も水槽と横並びで設置できますが、仕様上水槽の高さが29cm以上である必要があるため、水槽サイズをよく確認してから設置してみてください。

3位:エーハイム クラシックフィルター 2211

エーハイム クラシックフィルター 2211 スターターセット 純正細目フィルターパッド 3枚付 メーカー保証2年

エーハイムのクラシックフィルタ―シリーズは外部フィルターの定番製品で、メンテナンスがしやすく交換部品も豊富なので、長く使い続けられるのが魅力です。
淡水、海水どちらでも使用可能、~45cmまでの小型水槽ならば適応水量48Lまでの『クラシックフィルター 2211』が扱いやすいでしょう。

静音性が高くとても静かなので、音が気になる寝室やリビングでも使用にも向いています。
ただ、本体が円筒状で設置場所によっては安定性にやや不安があることも。そのような場合は、『クラシックフィルター2211用サポート』という専用台座を使うのがおすすめです。

エーハイム クラシックフィルター2211用 サポート

4位:GEX メガパワー2045

GEX AQUA FILTER メガパワー2045 セパレート設計 呼び水いらず簡単スタート 外部式フィルター 適合水量約10~35L

10~35Lの小型水槽向けのコンパクトな外部フィルターです。

縦置き・横置きどちらでも使用することができるので、設置場所が狭い場合は縦置き、水槽回りに広さがあるのであれば横置きと、ポジションの融通が利きます。
外部フィルターの中では比較的安価なので、外部フィルターが初めての方でも手に取りやすいのもポイントでしょう。

また、外部フィルターは使用する前にフィルター内に水を引き込む呼び水という作業が必要なのですが、水中モーターが採用されている『メガパワー2045』は、呼び水無しで通水することができます。呼び水は慣れていないとハードルが高く感じてしまうので、この点からも外部フィルターの入門種としておすすめです。

外部フィルターの呼び水については、以下の記事で解説しています。

5位:寿工芸 パワーボックス SV240X

寿工芸 コトブキ工芸 パワーボックス SV240X

寿工芸の『パワーボックス SV240X』は呼び水は不要で、設置したら電源を入れるだけで使用できる、初心者でも扱いやすい小型外部フィルターです。

水中モーターが採用されているため静音性が高く水槽の横に並べて設置することも可能、本体がコンパクトなので設置スペースにも困りません。
また、活性炭、吸着マット、リングろ材の形状が異なる3つのろ材がセットになっており、あらゆる角度から水を強力にろ過してくれます。

ただ、小型の外部フィルターは残餌などでろ材が汚れると水の流れが悪くなってろ過能力に影響が出やすいので、パワーを維持するためにこまめにすすぎ洗いをして汚れを取り除きましょう

6位:テトラ バリューAXパワーフィルターVAX-30

テトラ (Tetra) バリューAXパワーフィルター VAX-30 外部式フィルター 簡単スタート 強力ろ過

40cm以下の小型水槽に外部フィルターを設置するならば、『テトラ バリューAXパワーフィルターVAX-30』がおすすめ。
こちらの製品も水槽の横に設置できるのですが、高さがない水槽でも並列できるので使える水槽が多いです。

コンパクトな寸法で価格も控えめですが、ろ過能力は確かなので本格派の水槽を管理している場合にも向いています。
ろ材がセットになっていたり、呼び水が不要だったりと購入したらすぐに使用できるのもポイントです。

本体とホースの接続部分がやや弱いためメンテナンス時に注意が必要ですが、コストパフォーマンスが良いので、気軽に使用できる外部フィルターと言えるでしょう。

7位:OASE フィルトスマート 60

28Lまでの小型水槽向けの外部フィルターです。

とてもコンパクトなので別売りのホルダーを使用すれば、外掛け式フィルターのように水槽の壁面にかけて使用することも可能で、設置に場所を取りません。

蓋の開閉にやや力がいりますが、程よい水流などが扱いやすい機種として注目されています。

小型水槽で外部フィルターを使うメリット・デメリット


外部フィルターは大きい水槽向けのフィルターと考える方もいますが、実は小型水槽の外部フィルターを導入する利点は多いです。
しかし、いくつか注意点もありますので使用前によく確認しておきましょう。

最後に、小型水槽で外部フィルターを使うメリット、デメリットをご紹介します。

小型水槽で外部フィルターを使うメリット

小型水槽で外部フィルターを使うと、次のようなメリットがあります。

  • フィルター分の水量が増えることで水質が安定しやすくなる
  • フィルターのメンテナンス回数が減る
  • エアレーションがいらない場合がある

最も大きいのが総水量を増やすことができるという点です。
小型水槽はどうしても水量が少なくなってしまうので、フィルターに入る分の水量が増えるだけでも総水量に余裕が生まれて、水質が安定しやすくなります

他のろ過方式に比べてろ材が多く入れられるので、単純に物理ろ過の能力が高いですし、バクテリアによる生物ろ過も促進されやすくなるので、このような点も水質の安定に繋がるでしょう。

また、外部フィルターは比較的汚れにくいフィルターなので、メンテナンスの回数が少なくて済むのも利点です。水槽の環境にもよるので一概には言えませんが、長いと半年に一度程度で済む場合もあります。

さらに、エアレーション能力が高いのもポイントで、シャワーパイプを装着したり、水をうまく巡回させることで水中に酸素が供給されやすくなります
小型魚だけの飼育水槽ならば、エアレーションなしでも十分に管理できることも多いです。

ただ、生体の飼育数が多い場合やエビを飼育する場合は、フィルターとは別にエアレーションを設置した方が安定するので、状況に合わせて対応しましょう

小型水槽で外部フィルターを使うデメリット

小型水槽で外部フィルターを使うデメリットとしては、

  • 水槽と別で設置場所が必要になる
  • 初期費用が少し割高になってしまう
  • 維持費がかかる

といったことが挙げられます。

外部フィルターは本体が大きいため、水槽の横や下にスペースが必要です。コンパクトにアクアリウムを楽しめるのが魅力の小型水槽では、余計に場所がかかる外部フィルターが邪魔になってしまう可能性があります。

また、他のろ過方式に比べてフィルター本体の値段が高めなので、初期費用が高いというのもデメリットでしょう。
外部フィルターのろ過能力の高さは、ろ材を複数種類組み合わせて使用することで発揮されるため、意外にろ材費がかさむ点にも注意してください。

まとめ:小型外部フィルターおすすめ7選!小型水槽に最適でコンパクトな機種


小型水槽に使用できる外部フィルターのすすめ商品7選と、小型外部フィルターを使用するメリット・デメリットをご紹介しました。

手軽さがウリの小型水槽ですが、外部フィルターを使用することで本格的な水草水槽や海水魚飼育にも挑戦できます

外部フィルターを選ぶときは、適応する水量や水槽サイズに注意して選定します。
小型の製品は水槽と並列に設置する機種が多いですが、機種によっては通常の外部フィルターと同様に水槽の下に設置する必要があるので、設置方法や設置場所も考慮しましょう。

アクアリウムの幅を広げるのにも最適な外部フィルターをぜひ、使用してみてください。

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執筆者 アクアガーデン

アクアガーデンのスタッフが水槽レンタル・リース、メンテナンス、引っ越しサービスなど様々なサービスを通して得たアクアリウムの経験や知識をコラムで発信しています。

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