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淡水のエビを飼育してみよう!美しくてカラフルなオススメ7種をご紹介!

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淡水エビと一口に言っても様々な種類が存在し、中にはアクアリウムの主役として活躍できるほど色鮮やかなものもいます。特に、インドネシアのスラウェシ島産の淡水エビは有名で、その色彩の豊かさは海生エビに匹敵するほどです。

淡水エビを飼育するポイントとしては、主に水温・酸素量・薬品の3点が挙げられます。淡水エビは基本的には高水温を嫌い、酸欠に弱く、薬物耐性が低いことを知っておかねばなりません。

ここでは、淡水エビを飼育するうえでのポイントなどに加えて、カラフルで比較的飼育が容易なおすすめの種類をご紹介します。

カラフルな淡水エビの種類や飼育法を動画で解説!

この記事の内容は動画でもご覧いただけます。

淡水エビの種類から、水温や水質など飼育に欠かせない情報を音声付きで解説します。

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淡水エビの美しくてカラフルなオススメ7種

カラフルなエビたちは、主に海外から輸入されてきます。
シュリンプたちは小さいけれど、豊かな体色でインパクトのある存在感を放ちます。

ベルベットブルーシュリンプ

アリエル(Ariel)チェリーシュリンプ ブルーベルベット ダークブルー 10匹 死着補償サービス+2匹

「ルリーシュリンプ」の改良品種で台湾で作出されました。最大体長は3cm程度で、全身が青色に染まる清涼感のある種類です。水温や水質、薬品などに気を付ければ、飼育は特別難しいことはありませんが、夏場は水温が高くなりやすいので注意してください。

イエローチェリーシュリンプ

【AtWell】イエローチェリーシュリンプ 10匹 +1匹補償サービス付き[生体] …

日本で作出された品種で、「チェリーレッドシュリンプ」を品種改良したものです。体長は最大で3cm程度で、体色は全身が明るい黄色を呈します。淡水エビの中では丈夫な品種で、環境への適応力も高いです。動物界では珍しく、オスの方が地味な色合いになります。

ヒメヌマエビ

日本にも生息している体長1~2cmほどの、ミナミヌマエビよりも小型の淡水エビです。体色は個体差が大きく、赤色・黒色・灰色・褐色など様々です。白色のラインが入ることも特徴ですが、その入り方も色々で、縦に入る個体もいれば横に入るものもいます。

ミナミヌマエビのようにコケを積極的に食べることはしないので、コケ取り生体としては期待できません。国内では数を減らしており、絶滅が危惧されています。

チェリーレッドシュリンプ

(エビ)チェリーレッドシュリンプ(12匹)(+1割おまけ) 北海道・九州航空便要保温

台湾産の淡水エビで、ミナミヌマエビとは近縁の関係にあります。最大で3cmほどに達し、赤色を基調とした体色が印象的です。コケ取り能力に優れるうえに、その色合いが水草水槽で良く映えるので、淡水エビの中でも特に人気があります。

ちなみに、イエローチェリーシュリンプ同様、メスの方が発色が良くなる傾向にあります。

オレンジルリーシュリンプ

【AtWell】オレンジルリーシュリンプ 10匹 1匹補償サービス付き[生体]

ルリーシュリンプの改良品種で、オレンジとホワイトのバンド模様がかわいらしい小型エビです。
体長は最大で約3cm程度で、ミナミヌマエビなどと同様に、水槽内での繁殖を楽しめます

飼育は容易ですが、水温管理には注意しましょう

ホワイトオーキッドシュリンプ

スラウェシ島産の淡水エビです。黒~ダークブラウンをベースに白い縞模様やドット模様が細かく入り、「スターリーナイト・シュリンプ」とも呼ばれています。
中性~弱アルカリ性の硬水で飼育すると良いでしょう。

スラウェシ島産の淡水エビは飼育難易度が高くレアな存在ですが、水槽飼育を行いやすいブリード個体が流通し始めており、身近になる日が来るかもしれないです。

イエローブロッサムシュリンプ

スラウェシ島産の体長3cm程度の淡水エビです。赤色の体色を基調に黄色のバンドと白色のスポットが入る、鮮やかな色彩が印象的です。スラウェシ島産の淡水エビの中では飼育は容易な部類で、適切な水質を維持できれば繁殖も狙えます

カラフルな淡水エビとは

淡水エビの産地

まず、有名な産地として挙げられるのがインドネシアのスラウェシ島です。

スラウェシ島はインドネシアを構成する島の1つで、ボルネオ島の東にある中心部から陸地が伸び特徴的な形をしている島です。同島にはトウティ湖と呼ばれる湖があり、そこには色鮮やかな淡水エビが生息しています。

また、台湾では主にヌマエビの品種改良が盛んで、チェリーレッドシュリンプなどをベースに様々な品種が作出されています。

淡水エビの飼育ポイント

微生物の素 ( シュリンプの餌 メダカの餌 針子 稚魚 金魚)

淡水エビを飼育するポイントとしては、以下の3点が共通項として挙げられます。

  • 高水温を避ける
  • 酸欠にならないようにする
  • 無農薬栽培の水草を入れる

淡水エビは高水温を嫌うので、年間を通して20~25℃程度の範囲で水温を管理することが必要です。

また、淡水エビは酸欠に弱いため、溶存酸素量が十分であるかにも気を付けなければなりません。普段は水底で生活していることもあり、水面から溶け込んだ酸素が行き渡りにくいので、エアレーションはほぼ必須と言えます。

それから、淡水エビの飼育においては水草を入れることが一般的ですが、水草は必ず無農薬で栽培されたものを入れてください。なぜなら、エビは魚よりも薬物耐性が低いので、残留農薬の影響で命を落とす危険があるからです。

これらを踏まえたうえで、スラウェシ島産の淡水エビを飼育する場合は、さらに以下の2点に気を付ける必要があります。

  • 水質は弱アルカリ性の硬水を保つ
  • 餌はバクテリア系を用意する

スラウェシ島産の淡水エビを飼育する時は、pH8程度までの弱アルカリ性の硬水を保つようにします。これは言うまでもなく、元々の生息場所であるトウティ湖の水質と近いからです。

そして、同淡水エビは自然下では周囲の微生物を捕食しているため、あまり餌を探しに歩き回ることをしません。自分の周囲にある餌しか食べないので、エビ用の固形飼料を与えたい時は、エビのすぐ近くに置く必要があります。

この性質から、あえて小さな容器で飼育しているアクアリストもいるほどです。しかし、容器が小さくなると水量の減少に伴い、水温や水質の管理が煩雑になるので、「微生物の素」などバクテリア系の餌を用意しておくと良いでしょう。

まとめ:淡水のエビを飼育してみよう!美しくてカラフルなオススメ7種をご紹介!

淡水エビと聞くと、コケ取り生体の代表格であるヤマトヌマエビやミナミヌマエビを想起し、色合い的には物足りなさを覚える方もいるかもしれません。しかし、現在では淡水エビも品種改良が進んでおり、赤・青・黄など様々な色彩を持った品種が作出されています。

また、スラウェシ島の淡水エビは、ワイルド種であっても海水エビ並みに派手な色調を持った種類が知られています。中には、コケ取り能力に優れるものもいるので、タンクメイトに導入しても活躍が期待できます。ぜひ、これらのカラフルな淡水エビを飼育してみてください。

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執筆者 アクアガーデン

アクアガーデンのスタッフが水槽レンタル・リース、メンテナンス、引っ越しサービスなど様々なサービスを通して得たアクアリウムの経験や知識をコラムで発信しています。

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