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肉食魚を人工餌に慣れさせるコツ!おすすめの人工餌もご紹介します

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肉食魚は、生の餌を好む魚種ですが、健康を保つためには様々な栄養素が必要です。

そのため、栄養バランスの良い人工餌に切り替えて育成していきます。

ですが人工餌に慣れていない熱帯魚は、餌と認識しない・食べるのを拒否することがあります。
そのような状態の魚たちには、人工飼料に慣れてもらう方法とコツを使って、慣れてもらうのがおすすめです。

肉食魚を人工餌に慣れさせるコツ、人工餌のメリット、おすすめの人工餌などを解説いたします。

人工餌のメリットは

肉食魚にできれば人工餌を食べさせたい理由は、人工餌にはメリットがたくさんあるからです。

栄養バランスに優れている

人工餌には魚を健康に育てるために整腸作用のある素材や、ミネラルやビタミンが配合されています。
生餌にはそれらを添加することが難しいため、終生飼育には人工飼料が適しています。

ビタミン類以外にも、アスタキサンチンなどの色揚げ成分が配合されていることもあり、鑑賞性を維持する効果も発揮します。

保存性が高い

人工飼料は、ほとんどが乾燥した顆粒で、常温で保存できるなどストックが非常に簡単です。

生餌は冷凍されているものも多いですが、冷凍されているとはいっても消費期限があり、人工餌に比べて短い場合が多いです。

冷凍されていない生餌は基本的に自ら飼育(ストック)しておきます。
飼育スペースが必要なので、人工飼料のほうが圧倒的に扱いやすいと言えるでしょう。

アクアリウムに興味のない家と同居している場合、冷凍赤虫ですら家庭の冷凍庫に保存することを反対されたというケースもあります。
生餌は嗜好性が高く、肉食魚にはこの上ない餌ですが、保存には少し手間がかかります。

購入できる場所が多い

人工餌は保存性の高さから流通も盛んで、ホームセンターなどでも購入できます。

最近では、地方在住でアクアショップまで遠い場合などでもネット通販で簡単に餌が購入できます。

生餌ではクール便などになる場合が多いですが、人工飼料はもともと常温保存のため送料を安く抑えやすいです。

人工餌に慣れさせるコツ

人工餌に慣れさせるコツはいくつかあります。

最初が肝心:初めから人工餌を

基本は、水槽に導入したときに最初から人工餌を与えることです。

普段の餌は人工餌にして1カ月に1~2回程度、オヤツのような感覚で生餌を与えるイメージです。

最初から、「食事はコレだ」と教え込む方法です。

ですが、当然ながら人工飼料に慣れていない個体や、環境の変化から食べてくれない個体もいます。
そういった場合は次に紹介するような方法を試してみましょう。

数日の絶食期間を設ける

一番効果的なのは、お腹の空いた状態を作る…つまり「絶食期間を設ける」ことです。

絶食期間は魚の状態によって異なりますが、3日程度餌を与えない状態を保てばいいでしょう。

「絶食させたら死んでしまうのではないか」と心配になるかもしれませんが、3日程度であれば問題はありません。
しかし、魚の様子をみながら行ってください。

お腹を極端に減らした状態であれば、慣れていない人工餌でも食べてくれる確率は高まります。
絶食の結果、食べてくれたら3週間ほどは人工餌だけで飼育してください

この期間に生餌を与えると、また生餌を好んで食べるように戻る可能性が高まります。

絶食に関して注意してもらいたいことは、「絶食は長引くと、魚はストレスを感じやすい状態になりやすい」と感じられることです。
ストレスがたまった魚は、ケンカをしやすくなったり、強い個体が弱い個体を追いかけ回してつつくなどの状態を作り出すことがあります。

調子が悪そうだな、と感じた場合は無理をせず、一旦仕切り直すのがおすすめです。

人工餌を食べる魚と混泳させる

そもそも人工餌が食べ物であることがわからない場合もあります。

そういった時は、人工餌を食べる魚と一緒にしてやり、人工餌を食べるお手本を見られる状態にすると認識が早まります。

また、与える前にまず餌を見せ、興味をひいてから与えるのも良いです。

おすすめの人工餌

こちらの項では、オススメの人工餌を紹介しておきます。

ひかりクレスト カーニバル

ヒカリ (Hikari) ひかりクレスト カーニバル 肉食魚用 210グラム (x 1)

もっともポピュラーな肉食魚用の人工飼料ではないでしょうか。
一般的な肉食魚全般におすすめの餌です。

各種ビタミンやミネラルが配合されており、熱帯魚の健康を維持するのに役立ちます。
また、肉食魚が好んで食べてくれるように、見た目や匂いも工夫されています。

1日2回程度与え、食べ残すようであれば量を減らし、食べ残しはできるだけ回収します。

カロチノイド色素も配合されているので、美しい色揚げも期待できる人工餌です。

テトラ クリル-E

テトラ (Tetra) クリル-E 100グラム 色揚げ 餌付け用天然餌 オキアミ 乾燥フード 熱帯魚 海水魚

こちらは天然のオキアミ(小さなエビの仲間)をフリーズドライにしたものです。
人間からしても香ばしい餌で、肉食魚たちの嗜好を刺激し、食べてくれやすいです。

たんぱく質、脂質などを豊富に含んでおり、色揚げにも効果があります。
エビが好きなフグ系の魚種は、特に好んで食いついてくれます。

栄養の補強としてビタミンEが配合されており、病気に対する抵抗性を高めることができます。

天然のオキアミですのでサイズに大小があります。
サイズが大きい場合は、魚の口のサイズに合わせてちぎって与えると良いです。

ひかりクレスト キャット

Hikari(ヒカリ) キョーリン ひかりクレスト キャット 75グラム

こちらは上で紹介した「クレストカーニバル」の姉妹品で、ナマズなどの、水槽の底にいる熱帯魚たち向けの人工餌です。

餌は5~6ミリくらいのサイズで、やわらかいけれど水に入れても崩れにくいのが特徴です。水を汚さずに済みそうなところがありがたいですね。
底面で暮らす魚たちを骨格からしっかり育てることができる餌で、成長促進効果のあるビタミンB1や、各種ミネラルを手軽に与えることができます。

まとめ:人工餌を食べてもらえるように工夫をしよう

肉食魚はもともと、生きている生き物を食べる食性を持つ魚たちです。
どうしても嗜好性は生餌のほうが高いですが、水槽内で長期飼育する上では栄養バランスの維持が欠かせません。

人工飼料は、理想的な栄養を研究して作られた専用フードです。
慣らしていくことで大きなメリットが得られます。

人工飼料のメリットについては、こちらもご覧ください。

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執筆者 アクアガーデン

アクアガーデンのスタッフが水槽レンタル・リース、メンテナンス、引っ越しサービスなど様々なサービスを通して得たアクアリウムの経験や知識をコラムで発信しています。

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