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水槽に害虫を発生させない!駆除と水草を安全に植え付けるためのポイント

ある日気づいたら、水槽の中に入れた覚えのない巻貝や、虫が発生していることがあります。
これが、アクアリウムによくあるトラブルの一つ、害虫の発生です。

害虫は、水槽の見た目を損なうだけでなく、種類によっては生き物や水草に影響を及ぼすこともあるため、見つけたらすぐに対策を行う必要があります。

また、害虫の多くは、水草を正しく処理せずに水槽に入れたことにより発生することがほとんどです。
害虫を発生させないため、水草の安全な植え付け方についても覚えておきたいですね。

ここでは、水槽に害虫の駆除方法と害虫を発生させないための対策についてをご紹介していきます。

水草に付着!?水槽に発生する害虫と駆除方法

水槽に発生する害虫のほとんどは、卵などが付着した水草を気づかずにそのまま水槽に入れることで発生します。

アクアリウムショップなどで購入した水草でも、付着していることが多いです。

水草に付着して発生する害虫には、アカムシやミズムシ(ワラジムシ)など多数の種類が存在します。
中でも特に注意をしたいのが以下に紹介するスネールとプラナリアです。

スネール

スネールは、モノアラガイ、サカマキガイなどの巻貝のことで、アクアリウムでは意図せずに自然に発生したこれらの巻貝全般のことを指します。

スネールは発生したからといって、即座に害があるわけではありません。
むしろ少数であればコケなどを食べて水槽を掃除してくれる利点もあります。

しかし、スネールを放っておくと爆発的に増殖していき、水槽の景観を損なうだけでなく、数が多いと水草を食べられてしまうなどの被害が発生します。

水草を食べられてしまう前に、スネールを見つけたら駆除をしておいた方が無難です。


スネールの駆除方法

スネールを駆除するには、道具を使って手で取る、薬剤を使用しするなどの方法がありますが、これらは根絶が難しかったり、ほかの生き物にも影響が出たりとデメリットもあり、なかなか思うように効果が出ないこともあります。

そこでおすすめなのが、スネールイーターと呼ばれるスネールを食べてくれる生き物を水槽に入れる方法です。

アノマロクロミス・トーマシーやアベニーパファー、スネールキラーなどが代表的で、これらの生き物を入れることで、確実にスネールを減らすことができます。

プラナリア

プラナリアは最近特に名前を聞くようになった害虫です。
無農薬の水草が普及したことにより、個人宅の水槽にもプラナリアが発生することが増えてきています。

プラナリアは、弱った生き物をやその死骸などを好んで食べる厄介な害虫です。
また、再生能力が非常に高く、プラナリアの体がちぎれると、ちぎれた体それぞれが一匹のプラナリアとして再生します。

飼育している生き物にも害があるうえ、水槽の見た目にも影響しますので、見つけたら確実に駆除しましょう。

プラナリアの駆除方法

プラナリアを確実に捕食する生き物はいないので、駆除する方法は、薬剤で除去するか、手で捕まえて除去するかのいずれかになります。

薬剤を使用する場合、ほかの生き物に薬剤の影響が出ないように、薬剤を使った後には水槽のリセット作業を行いましょう。

水草その前に・・・ 3個セット

水草その前に・・・ 3個セット

手で捕まえるのであれば、プラナリアを集めると効率よく除去できます。
小さな容器にプラナリアが入れる程度の大きさの穴をあけ、中に餌をセットしておくと、プラナリアが群がりますので、容器ごと取り出すか、スポイトなどを使ってプラナリアを除去していきましょう。
この時、プラナリアをちぎらないように注意してください。

害虫を発生させない!水草の植え方

一度水槽内に発生してしまった害虫を完全に除去するのは、大変困難な作業です。
そのため、そもそも害虫が発生しないよう、対策を取りましょう。

害虫は水草に付着して発生することがほとんどですので、水草を水槽に植える前に、ひと手間かけることが大切です。

水草を安全に植え付けるためのポイントをご紹介します。

水道水で洗う

水草を購入したらそのまま水槽に入れるのではなく、まずは水道水でよく洗い、害虫や卵を洗い流します。
水道水には元々カルキなどの消毒成分が含まれているので、殺菌効果も期待できます。

洗面器などの容器に水を張り、水の中で水草をゆするようにして洗っていきましょう。
この時、葉っぱや茎、根などを傷つけないよう優しく丁寧に洗うことを心がけてください。

また、合わせて葉っぱなどについたコケも落としておくと、コケの増殖を防ぐことにつながりますのでおすすめです。

卵や虫がついていないか目視で確認する

水草をよく洗ったら、卵や虫などがついていないかを目視で確認し、見つけたら除去していきます。

とても骨の折れる作業ですが、ここで見逃してしまうと、害虫を水槽に持ち込むことになりますので、
面倒でも行ったほうが確実です。

必要に応じて熱湯消毒や薬剤を使って消毒する

水洗いだけでは心配な場合は、熱湯消毒や、薬剤を使った消毒を行うとよいでしょう。

熱湯消毒は、水草を長時間熱湯に付けてしまうと、水草が枯れてしまう危険があるので、手早く行います。

薬剤は、水草を植える前に消毒を行うための専用の薬剤を使用し、但し書きに従って消毒を行いましょう。

O-O-(オーオー)水草農薬除去剤【Calcined Calcium Powder】 (10個) 害虫駆除 殺菌 病気予防 除菌

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害虫のいない組織培養された水草を購入する

最近では、無菌状態で育てる組織培養された水草が多く流通しています。

PIXY 組織培養水草ロタラsp.ベトナム Hra (無農薬 無菌 無害虫)

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普通の水草に比べて割高ですが、組織培養水草ならば、害虫が混入することもないので、消毒などの手間をかけずに安心して水槽に入れることができます。

まとめ:水槽の害虫駆除方法と、発生を防ぐために水草を安全に植え付けるポイント

水槽に害虫が発生してしまうと、駆除するのにはとても手間がかかります。

放っておいたからといって、ただちに生き物に害があるわけではない場合もありますが、見た目が悪いですし、何より増えてしまったら駆除する手間が増えてしまうだけです。

害虫を発見したら、数が増える前に素早く対処するようにしましょう。

また、そもそも害虫が発生しないように、水草の下処理をしっかり行うことも重要です。
正しい下処理をすれば、害虫の発生はかなり抑えられますので、面倒くさがらずしっかり水草の処理を行いましょう。

トロピカライターの長嶋です。
金魚すくいで連れて帰った、和金の『よしえ(名前)』を飼育してました。
可愛らしい魚とワニが大好きです。
生物を飼う楽しさを伝えていけたらな、と思います!

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