トロピカ-初心者向けアクアリウム、熱帯魚水槽、金魚、メンテナンスの情報メディア

フォローする

メダカ水槽のレイアウトのコツをプロがやさしく解説!おすすめアイテムも

メダカ飼育は最低限の飼育環境としてプラケースなどの飼育のための容器や餌さえあれば簡単に飼育することができます。しかしそれだけではやはり寂しいですし、できるだけ自然の環境に近い状態で飼育したいという人もいることでしょう。

日本の河川で野生のメダカがいますが、メダカ飼育のための水槽レイアウトを考えたときに、どのようなものがよいのかアクアリウム初心者は頭を悩ませることが多いです。

そこで今回は、メダカ水槽のレイアウトのコツについて解説しつつ、おすすめの飼育アイテムのご紹介も行っていきます。

メダカの飼育目的をはっきりさせよう

まず今回のメダカ水槽のレイアウトは、黒メダカやヒメダカ・白メダカといった和メダカについてのレイアウトになります。

メダカ水槽のレイアウトはまず繁殖目的なのか、それとも単純に飼育するだけなのかによっても変わってるので、飼育を始める前に繁殖させるかどうかを決めておきましょう。繁殖させる場合にはレイアウトだけでなく、増えた後水槽を別にするのかなども考えておくとあとで困ることが少ないです。

メダカを繁殖目的で飼育するときの水槽レイアウトのコツ

メダカは繁殖するときは卵で増えます。メスが卵を水草に産み付けるので、繁殖を考えるのであれば水槽内に水草は必須です。

水草の種類によっては底砂やソイルに根を張るものもありますし、バクテリアを繁殖させ水槽内の生物ろ過環境を整えることで、水質を安定させることができるので底砂やソイルも必要となります。

メダカと相性のよいおすすめの水草

(水草)メダカ・金魚藻 タコツボミニ カボンバ(1個) 本州・四国限定[生体]

卵を産み付けるための水草は、葉が柔らかくて密度が濃いものがおすすめです。葉の密度が濃ければメダカの隠れ場所にもなります。

産卵を目的とした和メダカの水槽でおすすめの水草は、ウィーローモスやカボンバ、マツモなどがあります。ウィローモスはそのまま底床の上に置くだけでもいいですし、石や流木に巻き付けてボリュームを出すと、水槽内のレイアウト的にも綺麗に見せることができます。

ウィローモスやマツモなどについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

また水槽を屋外に設置していたり、ビオトープでメダカを飼育している場合には、ホテイソウなどの浮草もおすすめです。

charm(チャーム) (ビオトープ/浮草)ホテイ草 国産(ホテイアオイ)(3株) 金魚 メダカ 【生体】

ホテイソウなどの浮草は上から見たときにメダカが姿を隠すことができますし、水中にある根にメスが卵を産み付けることができます

浮草についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

ショップでは人工的な産卵床も販売されていますが、水槽レイアウト第一で考えると見栄えが悪くなるというデメリットがありますが、採卵しやすいというメリットもあります。

ジェックス メダカ元気 卵のお守り産卵床 ロングタイプ 青

ジェックス メダカ元気 卵のお守り産卵床 ロングタイプ 青

人工的な産卵床を使用する場合は、水草や岩・流木などで隠すことで正面から見たときの景観を損ねにくいです。

メダカの産卵用おすすめアイテムに関してはこちらの記事で取りあげていますので、参考にしてください。

水草や浮草は入れ過ぎ注意

大きな水槽や口の広い睡蓮鉢だと、ついつい水草や浮草を多く入れてしまいがちです。

しかし水草や浮草が多いと、メダカの卵が日陰に産み付けられてしまったりすることで、孵化するのに必要なだけの日光を浴びることができないといった弊害が起こることがあります。

水草や浮草は成長し増えていくものなので、少し少ないかなといくらいの量で大丈夫です。

メダカの繁殖時の底床のおすすめ

メダカの飼育には赤玉土がオススメされることが多いですが、土に含まれている栄養が少ないですし水質が弱酸性にかたよりがちになってしまいます。砂利の場合は栄養素が全くないですし、根を張るタイプのものを入れるのであれば砂利だと安定にくいです。水草を入れるのであれば砂利と一緒にソイルなども入れる必要があります。

メダカの繁殖を考えるのであれば、水質の安定や水草の栄養を考えて、市販のメダカ用の底床用の土を使用しましょう。

おすすめはスドーの「メダカの天然黒玉土」です。

スドー メダカの天然黒玉土 2.5lg

天然の土を固めたものなので、栄養分あり色が黒いためメダカの色がとても映えます水洗いすると土が崩れてしまうためそのまま使用しますが、水槽内に入れた直後は水が黒く濁ってしまうので、2~3日様子をみて水の色が透明になってからメダカを入れましょう。

また一年ほどで粒が崩れてしまうため、半年~一年くらいのペースで土を交換するという手間がかかる点は注意が必要です。

水槽レイアウトを考えるときどうしても水草や流木などのアイテムにばかり目が行きがちですが、飼育するメダカの色が映えるカラーの底砂を使用することで、見た目の印象がぐっと良くなります。

メダカの繁殖を考えないときの水槽レイアウトのコツ

メダカの繁殖を考えないのであれば、ボトリウムのように小さな小瓶などで和メダカを飼育することができます。

繁殖を考えないのであれば底面にソイルや底砂の代わりに、ビー玉やカットガラスを使ったり底材を入れないベアタンクなどで十分です。底砂を使用する場合でも薄めに敷くなど、水換えやメンテナンスのしやすい水槽レイアウトがおすすめです。

ただ、ビー玉や底砂だけだとシンプルできれいですが、やっぱり寂しいものがあります。そしてメダカは隠れ場所があったほうが落ち着くので、アナカリスやカボンバなどの隠れ場所となる水草を1本でもよいので入れてあげましょう。

メダカ水槽に人工物や流木・岩を入れても大丈夫?

ニッソー 自然流木小

ニッソー 自然流木小

ホームセンターのペットコーナーやアクアショップなどでは、人工の水草や装飾用のアイテムなどを販売しています。基本的に水中に長期間入れていて有毒な物質が水中に流れ出ないものであれば、メダカ水槽で使用することができます

ただし人工的な水草は葉の部分がとても硬いものもあります。葉が固いとメダカが葉の間を通り抜ける時に傷ついてしまうこともあるので、できるだけ人工的な水草は葉の柔らかいものを使用しましょう。

自然に近い環境をつくるために、流木や石を入れるのも問題はありません。ただし、流木を入れる場合にはしっかりとあく抜きをする必要があり、石の場合は成分が水中に溶け出して水質が変わらないよう気を付ける必要があります。

流木のあく抜きに関してはこちらの記事で詳しく書かれています。

最近は100均のペットコーナーでメダカや水槽用のアイテムも販売されているので、水槽内を飾りたいけど予算が…という場合は、100均でレイアウトアイテムや底材を購入することもできます。

100均アイテムに関してはこちらの記事を参考にしてください。

まとめ:メダカ水槽のレイアウトは繁殖を考えるかで変わってくる!

メダカ水槽のレイアウトは、繁殖を考えるかで変わってきます。繁殖を考えず1~2匹といった少ない数なら、ボトリウムや底の浅いガラスの器などで底砂を入れないシンプルで綺麗めなレイアウトを作ることができます。

しかし繁殖を考えると卵を産み付けるための水草が必要になりますし、水草のための底砂を入れた水槽レイアウトを作りましょう

まずは最初に繁殖させるかどうかを考え、そして水草などの必要なものを考えていくことで、どのような水槽レイアウトが最適なのかを考えることができます。