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水槽用ヒーターを使わずに飼育できる熱帯魚5選!無加温飼育の条件も解説

熱帯魚の飼育には様々な機材が必要です。
水槽やろ過フィルターだけでなく、暖かい地域に住んでいる熱帯魚を飼育するならば、『水槽用ヒーター』は必須アイテムです。

しかし「水槽用ヒーターは電気代がかかりそう」「手軽に飼育したい」といように、なるべく飼育機材を減らしたいという声をいただくことがあります。
そこで、低水温に強く、暖かい季節なら水槽用ヒーターが無くても飼育できる熱帯魚をご紹介いたします。

水槽用ヒーター無しで飼育する場合のコツなども解説いたしますので、是非ご参考になさってください。

水槽用ヒーター無しでも飼える熱帯魚を動画でご紹介!

この記事の内容は動画でもご覧いただけます。

ヒーターを使用しなくても飼育出来る熱帯魚を音声付きでご紹介します。

水槽用ヒーター不要!?ヒーターを使わずに飼育できる観賞魚5+1種類

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水槽用ヒーターを使わずに熱帯魚を飼育できる条件

熱帯魚の適水温はおおよそ26度です。
魚種によって差があり、28度程度を好む魚もいれば、もっと低くても問題なく生活できる魚もいます。

低水温(15℃程度)に強い熱帯魚などの種類は、水槽用ヒーター無しで飼育することが可能です。

しかし、低水温に「強い」だけで、実際は他の熱帯魚と同じくらいの水温で飼育したほうが、調子が上がる魚種も多いです。
また、四季のある日本では冬の厳しい寒さで水温が15度を下回ることがあります。

そうした場合は無理せず、水槽用ヒーターを使用して、適切な水温で飼育するようにしましょう。

ちなみに、室温をエアコンで常に一定に管理している場合は、水槽用ヒーターが無くても問題ありません。

水槽用ヒーターが無くても飼育できる熱帯魚5選

アカヒレ

(熱帯魚)アカヒレ Sサイズ(10匹) 北海道・九州航空便要保温

アカヒレは低水温に強い熱帯魚として有名です。
ビオトープやボトルアクアリウムでも良く採用されています。

中国原産のコイ科の小型魚で、最大でも3~4cmほどなので、小さな水槽で複数匹を飼育することもできます。
寿命は約3年ほどと、小型魚にしては長生きな魚種です。
少しの水質悪化にも負けない丈夫さがあるため、初めて熱帯魚を飼育する方でも楽しめます。

適水温は20度あたりですが、10度前後まで耐えることができるため、凍結さえしなければ一年を通して無加温(水槽用ヒーター無し)で飼育可能な熱帯魚です。

グッピー

(熱帯魚)ブルーグラスグッピー(国産グッピー)(1ペア) 北海道・九州・沖縄航空便要保温

グッピーは熱帯魚の代表種として知られていますが、意外と低めの水温にも耐えられる魚種です。
21~22度程度の水温でも飼育できますので、暖かい季節はボトルアクアリウムで楽しむこともできます。

水面付近を活発に泳ぐ魚種ですので、ボトルアクアリウムで飼育する際はなるべく大きめの容器で飼育するようにするのがおすすめです。

ただ、グッピーは繁殖しやすい熱帯魚としても有名なので、2匹以上で入れる場合は飼育容器の大きさに注意しましょう。

プラティ

(熱帯魚)ミックスプラティ(4匹) 北海道・九州・沖縄航空便要保温

好奇心が強く可愛らしいプラティも、熱帯魚の中では低水温に強い魚種です。
20度程度の水温でも問題なく飼育できるため、暖かい季節は水槽用ヒーター無しで飼育できます。

卵胎生メダカという「産卵ではなく、稚魚をそのまま産む熱帯魚」の仲間ですので、繁殖しやすいという特徴があります。
複数匹飼育する場合には、気が付いたら稚魚が生まれていたというのも、よくあることです。

小さな水槽で飼育する場合は飼育数に注意しましょう。

モーリー

(熱帯魚)ブラッドオレンジライヤーテールモーリー(4匹) 北海道・九州・沖縄航空便要保温

モーリーはプラティと似ていますが、一回りほど体長が大きな熱帯魚です。
プラティと同様に21~22度あたりまで耐えることができます。

卵胎生メダカなので増えやすい点と、グッピーとは交雑する可能性がある点には注意しましょう。

ベタ

(熱帯魚)ベタ・トラディショナル マルチカラー(オス)(1匹) 北海道・九州・沖縄航空便要保温

大きなヒレと鮮やかな色彩が美しいベタも、22度程度の水温まで耐えられます。

体長は5~6cmほどと、今までご紹介したほかの熱帯魚よりも少しだけ大きめです。
同種を一緒に飼育すると縄張り争いでケンカをしてしまうので、基本的に1匹で飼育します。

ペットショップなどで、小さな容器で販売されていることが多いですが、ボトルでも飼育可能です。
しかし、ベタのことを考えるなら販売時よりは大きめの水槽などを用意するほうが良いでしょう。

おすすめは10L以上の小型水槽です。
ベタが耐えられるのは22度程度までなので、日本の晩秋~春にかけての低温期には水槽用ヒーターが必要です。
そのため、ボトルではなくベタ用の小型ヒーターを設置しやすい、四角い小型水槽を最初に用意してしまったほうが無駄を減らせます。

水槽用ヒーター無しで飼育する場合の注意点

ご紹介した魚種たちは、適正水温に維持できる季節であれば、水槽用ヒーターで保温しなくても飼育できます。
しかし、耐えられる低水温よりも下回ると命の危険が出てくるため、無理に無加温飼育しないなど、いくつかの注意点があります。

無加温飼育は夏だけにする

日本のアクアリウムショップやホームセンターでは、熱帯魚は基本的に保温された水槽で管理・販売されています

温かい飼育水で育った魚たちを突然に低水温で飼育を始めると、体調を崩しやすくなります。
水槽用ヒーターを使わずに飼育を開始するのならば、水温が自然と24度以上になる暖かい季節選んで始めましょう。

アカヒレのような20度以下の低水温に耐えられる魚種ならば、ほぼ通年で無加温飼育ができます。

水槽飼育なら室内に設置しよう

どれほど低水温に強い魚でも、飼育水が凍結してしまっては、生き延びることは出来ません。
アカヒレのようなビオトープ向きの魚種でも、凍結の危険がある場合は対策をしっかりと行う必要があります。

雪が多い地域などでは屋根を作ったり軒下へ移動させるなどするのが良いです。

エアコンで水温低下を防ぐ

エアコンで室温を管理すれば、寒い季節でも問題なく無加温飼育できます。

出かけるときや夜間はエアコンを消す場合は、水槽に段ボール箱を被せるだけでもなかなかの保温効果があります。
とはいえ、急速な温度低下を防ぐだけの効果なので、理想としては常にエアコンをつけておくことが望ましいです。

そう考えると、水槽用ヒーターを使用したほうが安く済むケースが多いです。
しかし、複数台の水槽やボトルアクアリウムがある場合は、エアコンで一括管理してしまったほうが安く済みます。

所持している水槽の数で決めましょう。

まとめ:水槽用ヒーターを使わずに飼育できる熱帯魚5選!無加温飼育の条件も解説

水槽用ヒーター無しでも熱帯魚を飼育可能な条件と、おすすめ魚種5選をご紹介しました。

四季のある日本では、暖かい季節限定になりますが、無加温でも一部の熱帯魚なら飼育することが可能です。
適水温より下回る場合は保温器具を使用し、熱帯魚に無理をさせないようにしましょう。

複数台のボトルや水槽がある場合は、エアコンでの管理も視野に入れると、意外に電気代を節約できることがあります。

熱帯魚が健康的に生活しやすい水温の範囲を守って飼育しましょう。


コメント

  1. アル より:

    現在すでに3つ水槽を回しており残った水槽にてプラティかグッピーをヒータなしでリビングで飼育しようと思っています、どちらが寒さにつよくまたどちらが増えやすいですか?

    • 中島 より:

      繁殖しやすさではグッピーですね。購入して6時間とたたずに稚魚を生んだことがあります。(購入前に妊娠していたようです)多少環境が変わっても、容易に繁殖してくれます。寒さの耐性はどちらも差は無いように感じます。あまりにも低水温(13℃以下ぐらい)になる場合は加温を推奨します。

  2. かつみ より:

    上記の種は低音に比較的強いとして、
    何の目安もなく「低温」と言われても余りにも大ざっぱ。
    何度をもって低音とするのか。
    室温とは関東地方を基準としているのでしょうか。
    判然としません。

    • 中島 より:

      ご指摘ありがとうございます。
      低温とは、『熱帯魚としては低い水温』で約15℃程度を指します。
      室温は関東地方基準です。
      今後とも、わかりやすい記事作りに励んでまいります。

  3. ベタ惚れ より:

    ベタの美しさに一目惚れ!
    飼おうと思いましたがコンセントがある場所に水槽が置けない。
    ヒーター無しで今の季節から飼うのは無理ですか?

    • 中島 より:

      ベタは美しいですよね!
      これからの季節ですと、少しきついですね。
      無加温飼育を試みたことがあるのですが、部屋の寒さが厳しく、結局ヒーターを設置して解決しました。
      延長コードなどで対応すると良いですね。