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水槽用マットでアクアリウムを守ろう!おすすめのマットと敷き方のポイント

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アクアリウム初心者は、アクアリウムを始めるときに水槽セットなどの機材は購入しても、水槽の下に敷くマットまで購入する人は少ないようです。水槽マットは水槽台の傷を防ぐだけでなく、水槽が滑って落ちるのを防いだり、水漏れ防止などの役割があります。

今回はアクアリウム初心者に向けて、水槽用マットとはどんな役割があるのかや、敷き方のポイント、そしておすすめの水槽マットや水槽マットの代用品に使用できるものなどをご紹介していきます。

水槽用マットとは?

プラパール 60cm水槽用マット ブラック 30×30cm 2枚

水槽用のマットとは、文字どおり水槽と水槽台の間に敷くマットのことで、「セーフティマット」と呼ばれることもあります。アクアリウム商品を扱っているメーカーからさまざまな材質の商品が発売されており、商品によって硬さや厚さなどが異なります。

オールガラス水槽には必須!

アクアリウムで使用する水槽には「枠あり水槽」と枠のない「オールガラス水槽」があります。オールガラス水槽の場合には、購入した水槽と一緒に水槽用マットがついていることがほとんどです。

水槽は設置場所が平行な場合は底面のガラスに均等に負荷がかかっていますが、少しでも傾きなどが出てしまうと部分的な負荷が大きくなります。オールガラス水槽の場合は枠あり水槽よりも負荷に弱く、ひずみが出て割れやすいという特徴があります。

そのためオールガラス水槽を使用するときは、水槽用マットを敷くことで、底面のガラスにかかる負荷を均等に保つようにしているのです。

水槽用マットを使用するメリット

水槽の下に水槽用マットを敷くことで得ることのできるメリットには、次のようなものがあります。

  • ガラスのひび割れや水漏れ防止
  • 水槽台など設置場所に傷をつけるのを防ぐ
  • 地震のときに水槽が滑るのを防ぐ
  • 水槽や水槽台を長持ちさせやすくなる

水槽用マットは滑りにくい材質で作られているため、地震が起きたときに水槽が滑り落ちるのを防ぐ役目もあります。また水槽だけでなく設置する場所に対しても傷をつけにくくなるため、結果的に水槽や水槽台を長持ちさせやすいという特徴も合わせ持っています。

そのため枠あり水槽の場合でも、できるだけ水槽用マットを敷くことをおすすめします。

おすすめの水槽用マット商品

今回はおすすめの水槽用マット商品を3つご紹介します。それぞれ特徴や販売されているサイズなどがありますので、自宅の水槽にあったものを選んでください。

プレコ セフティマット

プレコ セフティマット 600用(600×300)

プレコのセイフティマットは、30cm~120cmまで5つのサイズが販売されています。全面的に水槽と接地面にしっかりとフィットし、マットの厚みもちょうどよいと利用者から評判が高い商品です。

マットはハサミなどでカットもしやすいため、キューブ水槽やボトリウムのボトルなどに合わせた形状にしやすいという特徴があります。

プラパール 水槽用マット

プラパール 45cmキューブ水槽用マット ブラック 45×45cm 1枚

プラパールの水槽用マットのカラーはブラックとホワイト2種類あり、30cm~90cmまでの4つの種類が販売されています。1枚の値段も安く、水槽用マットとしてだけでなくバックスクリーンとしても使用可能です。

表面はつるつるしていますが裏面は凸凹状態で、ハサミで簡単にカットすることができるので、水槽のサイズや形状に合わせてカットしやすいです。

やや硬めな素材で段ボールのようだと表現する人もいますが、しっかりとした材質なので水槽を設置してもしっかりと厚さを維持しています。

プロテクションマット

charm(チャーム) プロテクションマット 60cm水槽用マット 60×30cm

プロテクションマットは45cm、60cm、90cmと3つのサイズがあり、薄手で柔らかい材質を使用しています。

マットの裏側は粘着シートになっているので、シートがずれないように四隅だけマットをはがして、水槽台に固定して設置するという使い方もできます。ただし、裏側の接着面同士がくっついてしまうとはがせなくなるため、水槽や設置場所に全体的に貼り付ける場合は、少しずつシートをはがしながら定規などを使って、空気が入らないようにすると綺麗に貼り付けやすいです。

水槽用マットの敷き方のポイントとは?

水槽用マットを敷くときには、次の点に気を付けましょう。

水槽設置時にマットを敷くようにする

水槽の下に敷くのであれば、いつでも簡単にできると思っていませんか? 

水槽は底砂や水を入れてしまうと、予想以上に重くなってしまいます。30cmくらいの水槽なら水が入った状態でも1人で移動することもできます。しかし45cm以上となると水や底砂などが入ったままでは移動させにくいため、マットはなるべく水槽設置時に敷くようにしましょう。

水槽設置後の場合は、水や生体・底砂などをいったん別の容器に入れて、水槽を軽くしてから水槽マットを敷きます。

水槽の重さに関してはこちらの記事で詳しく解説しています。

また水槽の重さを計算したい場合は、こちらの自動計算機能をご利用ください。

水槽用マットはたるみなどが出ないように敷く

水槽用マットは、底面のガラス面の負荷を均一にするというのが一番の目的です。そのためたるみなどが出ている状態で水槽を乗せると、ガラス面の負荷にばらつきが出てしまい、歪みや劣化の原因になってしまいます。

特に裏面が一面接着面になっている水槽用シートを使用する場合は、貼り付けるときに空気が入ったり、裏面同士が一部くっついた状態で水槽を乗せないよう気を付けましょう。

オーバーフロー水槽に敷く場合

オーバーフロー水槽の場合は、マットを敷く前に配管を通すための穴を開ける必要があります。

  1. マットに赤色や白など目立つ色で配管部分の穴の形状を下書きします。このときは、台にマットを乗せるなどして、実際の位置や形状をきちんと確認して穴の形状を下書きしましょう。
  2. カッターやコンパスカッターなどを使用して穴をあけます。カッターやコンパスカッターは100円ショップで販売されているもので十分です。

基本的に水槽用マットは材質が柔らかく、簡単にカットしやすい素材を使用しているので、カット作業は簡単にできます。

水槽用マットの代用品に使えるアイテム

近所のアクアショップなどで水槽用マットが販売されていない場合は、通信販売で購入することも可能です。しかし送料を考えると、身近なもので代用できないかと思う人は多いのではないでしょうか。

水槽用マットは100円ショップやホームセンターで販売している商品を代用品として使用することができます。

代替品を選ぶときは、クッション性のほかに「水に強い」「濡れても滑らない」という点を考えて選びましょう。エステル系のウレタン樹脂のように水に弱い素材の場合、濡れることで素材の劣化が始まってボロボロと崩れ落ちてしまいます

また水槽用マットはクッション性があっても滑りやすい素材のものを使用してしまうと、地震で大きく揺れたときに水槽が滑り落ちる可能性が高くなります。そのため滑りにくい素材を選びましょう。

今回は水槽用マットの代替品でおすすめのアイテムを2つご紹介します。

滑り止めマット

止まるんです(すべり止め) ブラック 90cm×1m

ハサミでカットするのも簡単なので、自宅の水槽に合わせた形状にカットしやすい商品です。耐久性が高く張り付ける必要もないうえ、汚れた場合は手洗いすれば何度でも繰り返し使用することができます。

スポンジ ゴム シート

和気産業 高耐久スポンジシート 10×500×500mm ゴム製より強い 弾力性 反発性 グリップ力 EVS-53


スポンジゴムシートは規模の大きな100円ショップやホームセンターなどで購入することができます。ゴム素材なので滑り止め効果があり、程よい柔らかさなのでクッション性も問題ありません。さまざまな種類があり、裏面が粘着シートになっているものもあります。

まとめ:水槽用マットを敷いて水槽を水漏れなどの事故から守ろう!

水槽用マットについて設置するメリットや、設置のポイント、おすすめ商品や代替品について解説しました。

水槽用マットはオールガラス水槽では、ガラスの劣化を防ぐためにも必須なアイテムです。枠あり水槽ではなくても構わないものですが、耐震や設置面を傷つけないといったことを考えるのであれば、水槽用マットを敷くことをおすすめします。

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このコラムへのコメントやお悩み相談に届いた質問の回答

  1. ダン マサト より:

    60㎝x30㎝枠無しガラス水槽ですが、備付けマットが薄いので2枚重ね様と考えてます。
    大丈夫でしょうか?

    • アクアガーデン編集部 より:

      セーフティマットを2枚重ねするのは推奨できかねてしまいます。
      5mm程度あれば問題ないため備え付けのマットがある場合は、そちら1枚で十分と言えます。
      厚みに不安が残る場合は、別途、厚みのあるセーフティマットをご用意いただくのが安心です。
      しかし、厚みよりも丈夫さで選ぶのがおすすめです。

      振動や地震対策については、こちらのコラムもご参考になさってください。

      ・【プロが教える】地震でも倒れない水槽にするには!? 耐震アクアリウム
      https://t-aquagarden.com/column/earthquake

      よろしくお願いいたします。

執筆者 アクアガーデン

アクアガーデンのスタッフが水槽レンタル・リース、メンテナンス、引っ越しサービスなど様々なサービスを通して得たアクアリウムの経験や知識をコラムで発信しています。

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