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淡水フグ特集!飼いやすいおすすめの種類から最適な水槽や飼育方法を解説

体内に猛毒をもちながらも、食べるとおいしいフグですが、実は河川や汽水域に生息している種類がいます。

淡水で飼育可能なこれらのフグは、海水魚のフグと比べると体が小さい種類が多く、小型~中型の水槽でも飼育可能です

よく知られているのが「アベニーパファー」ですが、それ以外にも淡水フグは存在します

今回は淡水とはどんな生き物なのかから、淡水フグの種類や、それぞれの性質、そして餌や水草など飼育方法などについてお話していきます!

淡水フグとはこんな魚

「淡水フグ」はその名前どおり、淡水で飼育可能なフグのことです。一般的にフグは、海水か、海水と淡水の中間くらいの塩分濃度の「汽水」で飼育するものが多いです。淡水フグの場合は、塩分なしで飼育可能な種類のことを指します。

淡水と海水の違いはあれど基本的に食性は「肉食性」なので、餌は動物性のものを選ばなければなりませんまた他の熱帯魚と比べると、気性が荒く縄張り意識が強いものが多いので、混泳の際には注意しましょう。 

水槽レイアウトはシンプルに

淡水フグは肉食性の餌を好むため生餌や冷凍アカムシなどを与えますが、これらの餌は水質を悪化させやすいです。そのため水槽のレイアウトはシンプルで掃除しやすいものにしたほうが、水換えや水槽掃除がしやすくなります。

淡水フグは膨らむのか

フグの仲間は怒ったり危険を感じたときに、体を膨らませることが知られています。これは淡水フグも同じでアベニーパファーのような小さな淡水フグでも、縄張り争いなどで相手を威嚇するときに体が膨らむことがあります。

よく膨らんでいるのを見たいがために、フグを手に乗せたり威嚇する人がいますが、これはフグにかなり大きなストレスを与える行為なのでやめましょう!

フグは人に慣れやすい

 アベニーパファーは人に慣れやすいと言われていますが、これは他のフグも同じで餌をくれる人に慣れるという傾向にあります。そのため長期飼育して慣れてくると、愛着がわいてくるという人が多いです。

病気になりやすいので注意!

フグは他の魚にある「うろこ」を持っていない魚で、カラムリナスや白点病にかかりやすいとい特徴があります。そのため普段から水質チェックや、普段の行動、体の変化などに注意してあげる必要があります。

他の熱帯魚と比べると、やや飼育難易度が高めなのでできればいきなりフグを飼育するのではなく、他の熱帯魚で飼育経験を積んでからの飼育をおすすめします。

淡水フグの種類や性質・飼育方法をご紹介!

今回は淡水フグの中でも飼育しやすい種類を3つ、性質や飼育方法なども交えてご紹介していきます! 

アベニーパファ

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アクアリウムで知名度の高い「アベニーパファー」は、運がよければホームセンターの熱帯魚コーナーで取り扱っていることもあります。通信販売での取り扱いも比較的多いので、一番流通量が多く購入しやすい淡水フグです。大きさは世界最小の2~3cm、愛らしい顔とホバリングするような泳ぎ方が可愛いと女性にも人気があります。飼育環境がよれけば繁殖も可能な淡水フグです。

アベニーパファーの性質や飼い方など

アベニーパファーは体が小さいのですが複数飼育する場合は縄張り意識が強いので、最低でも30cmの水槽は必要です。またオス・メスの割合も決めておかないと、繁殖期にいじめなどが起こることもあるので気を付ける必要があります。

ペットショップなどで購入した場合、まれに人工餌に慣れていることがありますが、餌は基本的に冷凍アカムシがメインで、生餌のイトメなども食べてくれます。徐々にならしていくことで、人工餌や乾燥フードに餌付いてくれることもあります。

またアベニーパファーは、やっかいなスネールを食べることでも知られています。口に入るサイズの稚貝なら殻ごとバリバリと食べるので、おやつ代わりに小さなスネ―ルを入れている人もいるほどです。

他の魚との混泳は控えたほうがよい

アベニーパファーは縄張り意識の強い種類と同じ水槽だと、縄張り争いが発生するので混泳は避けましょう。また他の魚の体やひらひらと大きなヒレをかじるクセがあるので、基本的に他の熱帯魚との混泳は避けるべきです。エビ類は肉食性のアベニーパファーが餌と認識してしまうので、混泳は避けたほうが無難です。

どうしても混泳させたいというのであれば、60cm以上の水槽で、水草や流木などを使い隠れ場所の多い水槽レイアウトを作りましょう。ただしこの場合でも混泳させるのであれば、毎日様子を見て注意しておく必要はあります。

アベニーパファーの飼育に関しては、こちらの記事で詳しく解説しています。

 

テトラオドンムブ


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テトラオドンムブはアフリカ産で、淡水フグの中でも世界一のサイズの大型淡水フグです。しかし成魚の状態で販売されていることは滅多になく、ほとんどが5~10cmという小さな稚魚の状態で販売されています。

テトラオドンムブの性質や飼い方など

体長が10cmくらいまでの稚魚のうちは60cmサイズの水槽でも十分ですが、最終的に体長は50cmを超えるため水槽は120cmサイズのオーバーフロー水槽での飼育が望ましいです。稚魚のときはジャンプ力が強く飛び出し事故防止で、水槽のフタは必須です。また体長が20cmを超えたくらいから、力が強くなっていくので機材や水槽が壊されないよう注意する必要があります。

肉食傾向が強いものの、好みが激しく冷凍アカムシやイトメ、エビ・アサリなどの貝類などをよく食べますが、人工飼料に慣らすことも可能です。大きくなった際は、小さな金魚やメダカなどを生餌として与える飼い主もいます。

テトラオドンムブは混泳に向かない

テトラオドンムブは口に入るサイズの魚は、餌と認識して食べてしまうことが多く、性格もかなりきついため基本的に混泳は向きません。ただ、臆病な一面もあるので人影から隠れることのできる隠れ家は必要です。

餌の食べ方が汚くフンが大きい

テトラオドンムブは餌を一度軽く噛んでから、再び口の中に入れるというような汚い食べ方をするため、水が汚れやすいのでベアタンクでの飼育が楽です。体が大きい分食欲も旺盛でフンが大きいため、こまめな掃除が必要となります。

指を噛まれないよう注意

 水槽掃除や水換えのとき、水槽内に手を入れることがありますが、このとき指をかまれないように注意しましょう。体が大きい分、噛む力も強いため甘噛みでもかなりの痛さがあります。

南米淡水フグ(アマゾンパファー)

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南米淡水フグは「アマゾンパファー」という名称で販売されていることもあります。体長は8cmほどと中型の淡水フグです。2019年現在あまり養殖されていないようで、現地で採取されたものがそのまま輸入されている状況です。そのためショップに着いたばかりのものは体長を崩していることが多いので、購入時は状態を見極めて購入しましょう。

南米淡水フグ(アマゾンパファー) の性質や飼育方法など

南米淡水フグはややアルカリ性に偏っている水質を好むので、飼育の際は底砂にサンゴ砂を利用するなどして、水質を調整してあげましょう。飼育水槽は最低でも60cmはあったほうがよく、フィルターは上部式がおすすめです。落ち着くことのできる隠れ場所も作ってあげたほうが、ストレスを軽減することができます。

歯が伸びやすい

南米淡水フグ他のフグと比べると「歯が伸びやすい」という特徴があります。基本的には他のフグ同様に冷凍アカムシなどを与えますが、スネールなどの貝類を与えるのがおすすめ。場合によっては自ら石などに噛みついて歯を研ぐこともあるので、水槽レイアウトに石を入れるのもひとつの方法です。

他種と比べ性質が温和なので混泳させやすい

南米淡水フグはフグの仲間らしく肉食性が強いですが、性質は他の種類と比べると比較的温和な傾向にあります。そのため隠れ場所を多く作る必要はありますが、他の熱帯魚との混泳をさせやすいです。

まとめ:淡水フグの特徴をよく理解して長期飼育を目指そう

今回は淡水フグ3種類について、特徴や飼育のポイントなどをお話しました。淡水フグはアクアリウム初心者がいきなり飼育するには難しい傾向にあるので、ある程度飼育経験を積んでから、飼育することをおすすめします。

それぞれ体の大きさから適しているフィルターなどが異なるので、きちんと飼育する種類の特徴を把握して、よりよい環境を作って長期飼育を目指してください!

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