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群れで飼育できる海水魚特集!貴重な群泳できる海水魚を紹介・解説します

小さな魚たちが群れて泳ぐ様はとても美しく圧巻ですね。また、可愛らしくもあります。

ですが、残念ながらネオンテトラなどの淡水魚と違い、「海水魚は一般的に飼育をしても、群れを作らない」と言われています。しかし、わずかながら「群れを作る海水魚」もいるんですよ。

海水魚の群泳に憧れる方のために、群れを作る・作りやすい海水魚をご紹介します!

飼育の注意点も併せて解説しますので、参考になさってください。

なぜ魚は群れを作るのか

まず最初に「どうして魚は群れを作ることがあるのか」という理由について考えていきましょう。

外敵から身を守るため

広大な海や川などの自然の中で、魚はたいてい弱い立場にあります。ワニなど爬虫類、ウミネコなど鳥類の餌となることも多いですね。だからこそ、危険から身を守るために群れを作るのです。

群れを作ることで、弱い魚にとっては以下のようなメリットがあると言われています。

  • 群れ全体で同じ方向へ動くことで、外敵を困惑させる
  • 群れを作ることで自分たちを大きく見せて威嚇する
  • 危険を早めに察知して逃げる
  • 餌を見つけやすい

ところが、これが水槽の中の魚にとっては全くメリットとならないのです。

水槽の中に一般には外敵となる生体は入れませんから、困惑させたり威嚇する必要もありません。大きな危険もふりかかりませんし、餌は定期的に与えられるので、必死に探し回る必要もないのです。

こういったことから、水槽内の魚は群れを作りにくいと考えられます。

また、海水魚は淡水魚にくらべて「縄張り意識」が強い種類が多いため、狭い水槽内ではなわばりを主張するために群れを作りません。自然界にいる魚たちにとっては、なわばりを維持するよりも生命を保つことのほうが緊急性が高いため群れを作りますが、安全な水槽内では安心して思う存分、縄張り意識を発揮しているのでしょうね。

とはいえ、海水魚の中でも性質のおとなしい種類は水槽内でも群れを作ることが知られています。

オススメの群れを作る海水魚は

では、群れを作る海水魚のオススメを紹介します。

デバスズメダイ

(海水魚)デバスズメダイ Mサイズ(10匹) 本州・四国限定[生体]

何とも美しい、ブルーグリーンの魚です。

サイズによりますが、価格も一匹およそ300円~とリーズナブルなところもポイントです。

スズメダイの仲間は岩陰に隠れてしまう種類も多いのですが、このデバスズメダイは空間を泳ぎ回るので観賞魚にピッタリです。また丈夫なので初心者の方にオススメの種類です。

イトヒキテンジクダイ

(海水魚)イトヒキテンジクダイ(3匹) 本州・四国限定[生体]

くりっとした目が可愛らしいですね。

乾燥餌を好まない点は注意が必要ですが、飼育しやすい種類です。最大でも6cmにしかなりません。

とてもおとなしい種類のため群れを作りますが、他の種類の魚と混泳させるといじめられてしまうので、他種との混泳には向いていません。

キンセンイシモチ

(海水魚)沖縄産 キンセンイシモチ(1匹) 本州・四国限定[生体]

黄色いストライプがとても鮮やかな魚です。目にまで線が入っているところが面白いですね。サンゴ水槽に入れると非常に映えて美しいですよ。泳ぎまわるというよりは、一点でおとなしくヒラヒラしているので観賞に向いています。

水質変化に弱いので、パワーの強いろ過装置を使って飼育しましょう。

アカネハナゴイ

(海水魚)アカネハナゴイ(1匹) 本州・四国限定[生体]

最大で10cmほどになる魚です。人工餌も良く食べるので初心者の方でも安心して飼育できます。水槽内でもケンカをせず群れを作ってくれますが、気が弱いので隠れ家を用意してあげると安心です。

ネオンテンジクダイ

(海水魚)ネオンテンジクダイ(1匹) 本州・四国限定[生体]

ネオンテトラを想起するような蛍光ブルーのラインと、しっぽのところの赤いドットが印象的な魚です。ほっそりした形に品がありますね。

やや餌を食べにくくテンジクダイのなかでも飼育は難しい部類です。

マンジュウイシモチ

(海水魚)マンジュウイシモチ(1匹) 本州・四国限定[生体]

誰かが作ったの?と思ってしまうような特徴的なカラーリングの魚です。まるっこい体形なので「マンジュウ」という名前がついています。

餌を良く食べてくれるので飼育しやすい種類です。とても性質がおとなしいため、複数で飼育すると群れを作ります。逆に気の強い魚との混泳は向いていません。

ナンヨウハギの幼魚

ナンヨウハギ

こちらも非常に鮮やかな魚ですね。「ファインディング・ニモ」という映画のキャラクター、「ドリー」のモデルとなった種類です。

120センチまでの一般水槽内では小さい幼魚を群れで飼育することができます。最大で30cmになるので、将来のことも考えて飼育し始めましょう。15cmほどを超えたあたりから縄張り意識を持ち始めるので、その頃になったら同種混泳は厳しくなってきます。

白点病になりやすいので、マリンアクアリムの管理にある程度慣れている方にオススメの種類です。病気にさせないためには、まず購入時に健康な個体を手に入れましょう。体表に白い点がついているものはすでに白点病にかかっている状態ですので避けてください。

ヒフキアイゴの幼魚

(海水魚)ヒフキアイゴ(1匹) 本州・四国限定[生体]

口の部分が細長く伸び、海外では「フォックスフェイス(狐顔)」と呼ばれます。黄色の鮮やかな体色が特徴です。

ヒフキアイゴも120センチまでの一般水槽内では小さい幼魚を群れで飼育することができます。

この魚はヒレに毒を持つため、素手で触らないように注意しましょう。万が一触ってしまった場合は流水で毒を洗い流してください。痛みが引かないようでしたら病院にかかりましょう。

おとなしい魚で、驚かせるとパニックになって激しく泳ぎ回り、水槽内でケガをすることがあります。静かな環境で飼育してあげましょう。

まとめ:おとなしい海水魚を複数飼育して群れを楽しもう

海水魚で群れを作る魚はおとなしいものが多く、飼育しやすいものも魅力です。

少し広めの水槽でなければ郡泳は難しいですが、ぜひ、美しく群泳する海水魚飼育にチャレンジしてみてください。

圧巻ですよ!