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金魚飼育の失敗例10個!初心者がやりがちな例を知って長生きさせよう!

ショップや専門店はもちろん、金魚すくいなどで入手しやすい点からも、アクアリウム初心者が最初に金魚を飼育するという例は多いです。
でも初心者は飼育の仕方をきちんとわかっていないことが多く、以下のような失敗をしてしまいがちです。

  1. 小さい水槽で飼いはじめる
  2. 弱い濾過フィルターで飼育してしまう
  3. テーブル等の家具に水槽を置いて飼育する
  4. エサのあげ過ぎ・飼育初日から餌をあげてしまう
  5. フタをしない
  6. 水温を気にしない
  7. 掃除のために水を全部抜いてしまう
  8. 底砂まで掃除しない
  9. 栄養剤などをたくさん使う
  10. 混泳でいじめがおきる

金魚をきちんと飼育する場合は、このような失敗例を避けることがとても大事です
この記事ではそれぞれの失敗例がどのようなものかや、対策方法などをお話ししていきます。

初心者がやりがち!金魚飼育の失敗例10個!

金魚の飼育をしたことがあるというアクアリストは多いでしょうが、熱帯魚などさまざまな生物を飼育してから金魚を初めて飼いはじめるという人は多くなく、金魚の飼育がアクアリストとしての原点という人もいるでしょう。
それだけ金魚が手を出しやすい生き物な反面、多くの人がさまざまな失敗例をしてきたことを踏まえて失敗しないようにしなければいけません。
ここからは金魚飼育の失敗例の中から、特に初心者がやりがちな10個をご紹介していきます。

1:小さい水槽で飼いはじめる

金魚すくいで持って帰ってくる金魚は体が小さめなものが多いことや、金魚鉢にいるイメージが強いせいか、金魚鉢や30㎝水槽といった小さい水槽で飼いはじめる人は少なくありません。しかし金魚はたくさんフンをする生き物で、水槽内の水が汚れてしまいがちなことからも、見た目よりずっと多くの水量が必要で、金魚鉢などの小さい水槽では1~2匹の飼育が限界なんです。
そして最初のうちは問題なくても、金魚は飼育していくと大きく育つ可能性が高い魚なので、すぐに水量が足りなくなったりしてしまいます。これを防ぐためにたっぷりの水量を確保できる60㎝水槽のようなサイズの水槽を用意してあげましょう!

2:弱い濾過フィルターで飼育してしまう

こまめに掃除をするというのであれば金魚水槽にフィルターを付けなくてもいいですが、フィルターを付ける場合は弱い濾過フィルターでは不十分になってしまいます。
この理由は、先ほど金魚がたくさんフンをするというお話をしましたが、フンが多いということはアンモニアもたくさん発生するので、濾過フィルターが弱い場合には十分な働きができなくなってしまうからです。
でもフィルターを強力なものにすればいいわけではなく、強力なフィルターは水流を生まれやすくしてしまうという問題があり、あまり泳ぎが上手じゃない金魚に負担をかけてしまうことも。そのため、外部フィルターなど取り替え可能なものを使う場合は、給水口をシャワーパイプにするなど工夫してあげることが大事です。
金魚水槽につけるフィルターでは、上部フィルターを選ぶことがおすすめですよ。

上部フィルターのおすすめを知りたい場合にはこちらの記事も参考にしてみてください。

3:テーブル等の家具に水槽を置いて飼育する

金魚は見た目的にかわいいということもあって人気も高いですが、インテリアに取り入れようとしてテーブルや家具の上に水槽を置いてしまう初心者もいます。初心者だとどこが問題なのかわからない、という人も少なくないことでしょうが、水槽は思っている以上に重たいことが多いんです。
たとえば60㎝水槽の場合、水だけで50㎏以上の重さになりますし、底砂を敷いたり照明器具を導入したり、とやっているうちに80~100㎏になってしまうこともザラ。それだけ重いものを家具の上に載せてしまうと、家具自体の耐荷重を超えてしまい、家具が壊れてしまうケースもあるんですよ。
まだ耐荷重に問題がなくても、テーブルの上のような人がよく行き交う場所に置いてしまうと、金魚がいつまでも落ち着くことができず、ストレスを溜めてしまう点もマイナスです。

4:エサのあげ過ぎ・飼育初日から餌をあげてしまう

初心者が金魚を飼育するときに失敗しやすいのが餌の問題。金魚は大食漢なので餌をどんどん欲しがりますし、パクパクと食べる姿もかわいいのでついつい餌をあげてしまいがちです。でもこれによって金魚が消化不良を発生することも多く、そこから腸満や転覆病などの病気を発症したり、最悪のケースとして突然死をしてしまう事も。
また餌のあげ過ぎと同様に注意しなければならないのが、飼育を始めた初日に餌をあげることはNGなんです!
金魚からしてみれば突然新しい環境になるので馴染むのに時間がかかりますし、かなり強いストレスを感じてしまうので、金魚が環境に慣れるまでの3日間はエサを与えないようにしましょう。3日も餌を与えなくて大丈夫なの?と考えてしまいがちですが、金魚は1週間くらいエサを食べなくても大丈夫な熱帯魚なので、まずは環境に慣れさせてあげることが大事ですよ。

金魚とストレスの関係や、エサのあげ過ぎによる病気はこちらの記事も参考にしてください。

5:フタをしない

水槽はフタがついているものが多いですが、金魚鉢のフタなんてあまり見ないから金魚を飼育する入れ物にフタはいらないと思っていませんか?金魚を飼育する上でフタは飾りではなく、重要なものなんです。というのも、水槽や金魚鉢にフタをしていないとたまに水槽から飛び出してしまうことがあるんですよ。

金魚が飛び出してしまってもすぐに気が付いてあげればいいですが、気付かなかった場合は金魚が死んでしまう危険性はとても高くなります。それにフタありに比べて、フタをしない状態では水の蒸発も早くなり、水槽内にゴミやホコリが入ってしまう確率も高くなってしまうんです。
このような金魚に対するリスクを減らすためにもフタは必要です。

6:水温を気にしない

熱帯魚の飼育なら水温にも気を付けなきゃいけないと思うけど、金魚は熱帯魚じゃないからそんなに気にしなくても…、と初心者の場合水温を気にしないことが起こりがち。でも一般的な金魚のイメージからはあまり想像できないかもしれませんが、水温は金魚にとっても与える影響が大きく、水温が低すぎても高すぎても活性化しないという大切な要素で、実は金魚がもっとも活性化できる水温は25度なんです。

金魚を飼育していく中で水換えは大事なお世話のひとつですが、このときも水温で気を付けなければならないのは変わりません。

水換えをするまでは25度だったのに、水換えをしたあとの水温がそれまでと全く違う場合、金魚がダメージを受けてしまうので注意が必要です。水換えをする場合にはちゃんと水温計を用意するなどして、水換えの前後で水温が変化しないように注意しましょう。

7:掃除の為に水を全部抜いてしまう

初心者が金魚を飼育する場合、きちんと飼育できていても水槽内にコケが生えてきたのを見つけたから掃除をしなきゃ!と水を全部抜いて掃除を始めてしまうことがあります。問題ないように思えるかもしれませんが、これもNG。というのも、水を全部抜いて掃除してしまうと、せっかく水槽の中に棲みついていたバクテリアも激減してしまうからなんです。

水槽内に有機バクテリアが繁殖すると、フンなどの汚れを分解してくれるので水槽内の水が白く濁ることもなくなります。そのためバクテリアを激減させてしまうと水槽内の水が汚れやすくなり、金魚にストレスを与えることにつながるんですよ。

バクテリアが激減してしまうので避けたほうがいい作業としては、水を全部抜く以外にフィルターと水槽を同時に清掃するのも含まれるので、こういった作業をするのは避けましょう。

金魚と水温の関係性や、水換えの注意点などについてはこちらの記事も参考にしてください。

8:底砂まで掃除しない

水槽やフィルターの清掃に手が回っても、底砂の清掃はなかなか気が付きづらいものですが、底砂の清掃も金魚水槽のお手入れには必須となる作業です。底砂には金魚が食べきれなかったエサの残りや、フンなどの影響でたくさんの汚れが溜まりやすいんです。そのまま放置してしまうと水槽内が富栄養化したり、金魚が病気にかかってしまう原因になることも。

他の熱帯魚などと比較しても金魚はフンが特に多い傾向にあるので、水換えの際には底砂の汚れをプロホースや砂利クリーナーなどを利用して吸い出してあげましょう!

9:栄養剤をたくさん使う

金魚を飼育し始めると元気でいてほしいと考えるのは自然なことで、何か役立ちそうなものがないかを求めてショップにいったり、ペットコーナーへ足を運ぶ人も多いです。最近では栄養添加剤などの栄養剤も売られていて、水質調整をしやすいなどのメリットから初心者でも使いやすいアイテムです。

しかしこの栄養剤もさまざまなものを使ったり、大量に入れたりしてしまうと金魚にとって逆効果になり、水質が安定しなかったり、水が富栄養化したりといったデメリットも。
金魚に対して良かれと思っての行動でも、結果的に金魚にダメージを与えてしまう事にもなってしまうので注意して適量を使うようにしましょう。

10:混泳でいじめがおきる

一口に金魚といっても和金や出目金など多くの種類がいて、見た目も特徴もさまざまですが、初心者の中には種類の異なる金魚を混泳させたいと考える人もいます。金魚の混泳はもちろん可能ですが、金魚同士でのいじめなどが起きないように混泳させるには注意が必要です。

種類の異なる金魚を混泳させた場合、金魚同士は「泳ぎの上手下手」で優劣をつけ、泳ぎの上手な金魚が下手な金魚をいじめることが多くなっています。例として和金と丸い金魚を混泳させた場合、和金は泳ぎが早いのに対し、丸い金魚はあまり泳ぎが上手でないため、和金からいじめられてしまうんです。

このようないじめを起こさないためには和金であれば和金だけ、琉金のように丸い金魚であれば丸い金魚だけ、のようにどちらかの種類に絞ることが大切です。また同じ種類の金魚で統一した場合にも、金魚同士に体格差があると争いのタネになってしまうので、同じような大きさのものを選び、体格差が生まれないようにすることも大事なので気を付けましょう!

金魚の混泳を考えている人はこちらの記事も参考にしてください。

まとめ:金魚飼育の失敗例10個!初心者がやりがちな例を知って長生きさせよう!


金魚は昔から日本人になじみ深い生体で、入手しやすさやかわいさからアクアリウムで初めて飼育したのが金魚という人も少なくありません。
でも手を出しやすいからこそきちんとした飼育方法を知らないと、「水槽の大きさ」や「餌のあげすぎやあげるタイミング」などで失敗して、金魚が病気にかかってしまったり、死んでしまったというケースも多くなります。
今回ご紹介した10個の失敗例はなので、金魚を育ててみようと思ったらこの記事を参考にして、金魚が元気よく泳げるように飼育してあげましょう!