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飼育注意!共食いするアクアリウムの生き物!エビなど5種を紹介します!

過密状態で力関係がはっきりしているような場合、弱い生き物は食べられてしまう事があります。カニやザリガニなどは雑食性で生餌なども好んで食べる傾向にあり、共食いしやすい生き物です。

またエンゼルフィッシュやベタ、フグ類といった魚や大型の海水魚は、自分の口に入る稚魚や小型の魚、ミナミヌマエビやヤマトヌマエビなどのエビ類を食べてしまうことも。 

今回は、共食いしやすい生き物や、他の生き物を食べてしまいやすい生き物を5種類ご紹介していきます。

共食いしがちな生き物や魚

アクアリウムで飼育する生き物は、草食性の種類ばかりではありません。エビやカニ類は雑食性ですし、魚の中には肉食性のものもいます。

同じ水槽で複数飼育していたとき、ふと気づいたら数が減っていた」、なんてことありませんか

「脱走経路はしっかりふさいでいるのに、どうしていなくなるの?」と、頭を悩ませるアクアリウム初心者は意外に多いです。私も子どものころ、家族と河川敷で取ったザリガニ数匹を、ひとつの容器に入れて飼育していたときに、翌日の夕方にふと水槽を見たら「数が減ってる!」ということがありました。

後日容器の掃除をしていたときに、食べ残されたと思われる残骸が見つかったので、食べられてしまったのでしょう

しかし共食いはカニやザリガニといった雑食性の甲殻類だけではありません。魚でも共食いされてしまうことがあります

ここではまず、共食いしてしまいがちな生き物や魚についてお話ししましょう

カニ、ザリガニ

カニやザリガニは、飼育時はひとつの水槽で1匹の単独飼育をおすすめします。

複数飼育できなくはないのですが、同じ水槽内に複数入れていると、水槽内での力関係が出来上がって弱いものが強いものに食べられてしまうことが多いです。

また強いものでも脱皮直後は無防備で殻も柔いため、弱いものに食べられてしまいやすく、魚と同じ水槽に入れている場合は、サイズが小さければ魚に食べられてしまうことも

魚はサイズが極端に違うと共食いしやすい!

魚の場合も、餌が不足していると自分よりも小さく口に入るサイズの魚や、稚魚、弱っている魚を共食いすることがあります

サイズが極端に違う場合は、共食いを防ぐためにパーテーションで区切ったり、飼育ケースなどを使用する、別水槽で飼育といった対策を取るようにしましょう。

水槽内の生き物を食べてしまう魚

アクアリウム初心者さんの場合、どんな魚が相性が良いのか、どんな生き物と熱帯魚を混泳させて良いのか把握しきれていないことが多いですよね。

私の場合、小学生のころメダカと15cmはあろうかという金魚を同じ水槽に入れてしまい、メダカが食べられてしまったという失敗をしたことがありました。

魚だから水草や市販の餌だけ食べると思ったら大間違い。

雑食性や肉食性の強い魚は、水槽内のほかの生物を食べてしまう事があるんです

ここでは水槽内の生物を食べてしまう魚を5種類ご紹介します。

エンゼルフィッシュ

熱帯魚の代表ともいえるエンゼルフィッシュ。口が小さく、泳ぎもゆっくりで優雅なので、肉食性があるとは思えないという方も多いのでは?

しかしエンゼルフィッシュはあの可愛らしい外見とは裏腹に、口に入るサイズの魚を食べてしまうんです

さらにエビ類も好物なようで、ミナミヌマエビや稚エビが犠牲になりやすいので、水槽のコケ対策でエビを入れる場合には、隠れ家を多く作ってあげる、エンゼルフィッシュにしっかり餌を与えて空腹な時間を減らすなどの工夫が必要です。

ちなみにエンゼルフィッシュは子育てすることで知られています。稚魚を食べることは滅多にありません。もしも稚魚を食べているのなら、水質が悪い・ストレス・親が未熟といった飼育環境によるものが大きく、食べ癖が付いてしまうと子育ては難しいかもしれません。

ベタ

気性が荒いことで知られるベタですが、基本的に水流に弱く泳ぎが下手なので、他の魚との混泳には向いていません。

しかし30cm以上の水槽で飼育していると、凝った水槽レイアウトを作り、コケ対策にエビを入れている方もいます。

あまり知られていないようですが、ベタはミナミヌマエビやサイズの小さめなヤマトヌマエビを食べてしまうため、エビ類の混泳は注意が必要です。

フグ類(アベニーパファー、ミドリフグなど

淡水でサイズが2cm程のアベニーパファーや、海水のミドリフグなど、フグの仲間は基本的に肉食性の魚で口がとても硬いです。エビや貝類は大好物で、殻ごとバリバリと食べてしまうんです!

フグ類のいる水槽に、コケ対策で貝類やヌマエビ類などを入れてしまうと、最悪の場合翌日には姿がなくなっていたなんてことにもなりかねません

フグ水槽にエビや貝類をコケ対策などで入れるのはやめましょう。

大型の海水魚や淡水魚

大型になるベラ類やカサゴ類、ハタ類といった海水魚の中でも大型になる種類は、口に入ってしまう小型のスズメダイサイズの魚なら食べてしまいます。

デバスズメダイなど小型の海水魚水槽に、大型の海水魚を入れるのはやめましょう。

また淡水魚も同様にアロワナなど大型の魚と、メダカなどの小型のものを混泳させると、口に入るサイズのものは餌と認識され食べられてしまいます。

小さな稚魚は要注意

共食いの所でも少し触れましたが、海水・淡水など問わず稚魚や稚エビなどは要注意

魚は卵や孵化したばかりの稚魚のような、口に入るものは食べてしまいます。

プラティやグッピーのような卵胎生の魚の場合も、生まれたばかりのサイズはとても小さいので、親や混泳させているサイズの大きな魚に食べられてしまう危険度は高いです。

性格が穏やかな種類でも、口に入ると高確率で食べてしまうので、繁殖を考えているのなら稚魚や卵は別の水槽で飼育することをおすすめします。

混泳に注意したいアクアリウムの生物や、相性の良い組み合わせに関してはこちらの記事が参考になりますよ!

まとめ:飼育注意!共食いするアクアリウムの生き物!エビなど5種を紹介します!

今回は共食いする生き物や魚を5種類ご紹介しました。

エビやカニを長期間飼育したいのであれば、共食いを避けるために単独飼育を行いましょう

魚の場合は、肉食性の強いものは混泳を避けるべき。

また卵や稚魚は混泳させている他の魚だけでなく、親に食べられてしまうこともあるので、繁殖を考えているのであれば、卵や稚魚は混泳水槽ではなく別水槽で飼育すべきです。

エビ類は脱皮直後を狙われることが多いので、同種同士の複数飼育や魚と同じ水槽で飼育する場合は隠れ場所は必須。

アクアリウム初心者さんは、混泳の組み合わせで頭を悩ませてしまうかもしれませんね。

面倒でも生き物を購入する前に、水槽に入れる生き物の食性や生態を調べてから飼育を始めたほうが、共食いや他の生物に食べられることを防ぎやすくなりますよ。