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活着水草のすすめ!メリット・デメリットから長持ちさせるポイントとは!

活着水草とは石や流木に根付き、底床に植えなくても育つ水草、または石などに水草が活着された状態で販売されている、レイアウト用アイテムを指します。

活着水草は設置するだけでレイアウトを作成できる便利アイテムで、土台となる石や流木は水草との親和性も高く、演出効果に優れます。活着性を持つ水草は育成しやすい種類が多いこともあり、初心者から上級者までおすすめできるレイアウト用品です。

その一方で、台座となる石や流木の溝にゴミや汚れが溜まりやすい弱点があるため、長持ちさせるには台座を含めた定期的な掃除が欠かせません。

ここでは、活着水草の主な種類やメリット・デメリット、長持ちさせるためのポイントなどについて解説していきます。

活着水草とは

活着水草とは、石や流木などに水草を固定しておくとそれらに根付くため、底床に植えずとも育成できる水草の種類、あるいは石などに水草が活着された状態で販売されている、レイアウト用アイテムを指します。

水草を活着させる時は活着させたい物(石・流木など)に、ビニールタイやタコ糸などで水草を固定したまま育成し、伸びた根が石などに絡んで固定・自立できるようにしておきます。

通常、水草を活着させるものにはアクアリウムの情景に合い、活着もさせやすい石や流木が選ばれますが、ウィローモスやミクロソリウムのような活着性に優れる種類の場合は、特殊な形状のブロックも使用されます。

主な活着水草の種類

ウィローモス

(水草)巻きたて ジャイアント南米ウィローモス 流木 SSサイズ(無農薬)(1本) 本州・四国限定[生体]

活着水草の定番種であり、水草というよりかは苔の仲間で、事実ハイゴケ科に分類されています。活着性に優れており、対象物を覆うようにして繁茂するので、石や流木はもちろん色々な形状のブロックや素焼きのアイテム、備長炭などにも活着させることが可能です。

アヌビアス・ナナ

水草 生体 アヌビアスナナ 流木付 【ネットファームジャパン】

水草育成の入門種として代表的な陰性水草で、活着性を持っています。丈夫な種類で二酸化炭素(CO2)の添加や強い光が必要なく、育成しやすい点も見逃せません。

小型水槽に取り入れる時は改良品種である「アヌビアスナナ・プチ」が、活着されているレイアウト用品の利用もおすすめです。流木の他に石にも活着可能で、そのようなアイテムも普通に販売されています。

ハイグロフィラ

(水草)巻き用 ハイグロフィラ ピンナティフィダ(無農薬)(3本) 本州・四国限定[生体]

アヌビアス・ナナと並ぶ代表的な入門種で、根張りが良く、なかでもピンナティフィダは活着性を持ちます。ライトグリーンの柔らかい葉が特徴的で、強い光やCO2の添加がなくとも十分に成長します。育成しやすいため、少し背が高い水草が欲しい時はおすすめの種類です。

ボルビティス

(水草)ボルビティス ヒュディロティ石付(無農薬)(3個) 本州・四国限定[生体]

水生シダの1種で、透明感のある緑色の葉が印象的です。成長が遅いため活着するまでに少々時間を要しますが、その独特な草姿から一風変わったおしゃれなレイアウトを演出できます。

水中葉が水面にまで達すると自然と水上葉を展開するので、アクアテラリウムなどにもおすすめです。

ミクロソリウム

(水草 熱帯魚)溶岩石鉢 寄せ植えミックス Ver.ミクロソリウム(1個) 本州・四国限定[生体]

同種も水生シダの1種で、アクアリウムではメジャーな水草です。活着性が強く、石や流木などの他に素焼きのアイテムなど、様々な物に活着させられます。背が高くなる陰性水草なので色々なレイアウトで使用できますが、成長は遅いためコケ(藻類)対策は必須です。

設置するだけ!活着水草のメリット

活着性水草の中には、石や流木に活着された状態で販売されているものもあります。そのような商品は、水槽内に設置するだけでレイアウトを作成できるため、非常に手軽かつ便利です。

底床材に植えないので、レイアウトを変更したい時も移動が容易で、価格の面でもポット入りのものなどと大差ありません。石や流木は水草との親和性が高く、レイアウトにおける演出効果も優れています。そのため、初心者から上級者まで、幅広い層に人気があります。

外すのが大変?!活着水草のデメリット

活着水草は、その気になれば台座である石や流木から水草を外して、別々にレイアウトすることも可能です。しかしながら、商品によってはしっかりと活着された状態で販売されているので、外すことが困難な場合があります。

特に、活着性に優れるウィローモスやミクロソリウムはその傾向が強く、無理に外そうとすると根などを傷つけ弱らせてしまうため、株分けや差し戻しなどにより新しく増やしてレイアウトした方が良いでしょう。

あるいは、流木などにビニールタイで固定しただけの活着前の商品もあるので、そのような商品を購入することもおすすめです。また、石や流木は天然物です。商品によっては、イメージ通りの石や流木が手に入らないこともあるので注意してください。

活着水草を長持ちさせるポイント

伸びたらトリミング・株分けしよう

水草は成長すると伸びるためレイアウトも崩れてしまいます。活着水草は底床に植えこむよりも高さが出やすいので、伸びて余分となった部分はトリミングによって切除しておきましょう。

トリミングは通水性の確保や、下部が伸びた葉によって陰にならないようにするために必須です。ウィローモスなどは、伸びた葉によって根元の方に光が当たらなくなると、その部位から枯れてしまうこともあるので注意してください。

アヌビアス・ナナなどは、成長してきたら株分けしてしまっても良いです。

コケ(藻類)はしっかり対策しよう

(エビ・貝)ヤマトヌマエビ(5匹) 本州・四国限定[生体]

アヌビアス・ナナやボルビティスに代表される陰性水草は成長が遅く、放っておくとコケ(藻類)に覆われて枯れてしまうことがあります。

そのため、コケ対策は必須であり、主な対策法としてはコケを食べてくれるヤマトヌマエビや、オトシン類などのクリーナー生体を入れておくことが挙げられます。コケも植物の仲間なので、水草が育ちやすい石などの活着土台にも生えやすいため注意してください。

汚れがたまらないようにしよう

活着水草は土台である石や流木の溝に、ゴミや汚れが溜まりやすいので注意してください。これに対してもクリーナー生体は効果的な対処法になり、特にハサミで摘まんで食べるエビ類が有力です。そのうえで、定期的にゆすったりブラシでこするなどして、ゴミや汚れを取り除いておきましょう。

まとめ:活着水草のすすめ!メリット・デメリットから長持ちさせるポイントとは!

活着水草は石や流木に根付く種類の水草で、活着された状態でも普通に市販されています。水草を底床に植えなくとも設置するだけでレイアウトを作成でき、台座となる石や流木は演出効果も高いです。

活着性を持つ水草は丈夫で育成しやすい種類も多いので、初心者にもおすすめできるレイアウト用アイテムと言えます。

ただし、活着水草は台座部分にゴミや汚れが溜まりやすい点と、活着水草に多い陰性水草はコケが生えやすい点に注意が必要です。ぜひ活着水草を上手に取り入れて、レイアウト作りに役立ててみてください。

コメント

  1. おさむ より:

    ハイグロフィラ・ポリスペルマに活着性はあるのでしょうか

    • 中島 より:

      ご指摘ありがとうございます。
      ポリスペルマは成長が遅いですが、根張りが強いので難易度は高いですが、活着することもあります。
      しかし、活着水草としては一般的ではないので、文中の商品は、活着が容易なピンナティフィダへ変更いたしました。