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【2019年度版】水槽用外部フィルター特集!おすすめ外部ろ過器10種

外部フィルターは最高の生物ろ過能力を誇る、水槽用ろ過器です。

海水・淡水どちらでも使用できる便利なフィルターで、さらに水槽サイズごとに機種があるため、どれを選んで良いか悩みますよね。

そもそも外部フィルターとは何か?から、おすすめの機種10選や選定のポイント、正しい使い方、注意点、電気代から小技まで、まとめました!

外部フィルターは、ろ過装置としてはちょっぴりお高めのアイテムですが、親しんでもらえれば幸いです!

目次

水槽用外部フィルターとは!

外部フィルターとは、観賞魚・熱帯魚・エビなどを飼育する際に使う、ろ過装置の一つです。

主にポンプ、濾過槽、ホース、ストレーナー(給水口)、シャワーパイプ(排水口)などの複数のパーツから構成されています。

複雑に思えますが、メーカーによってはパーツを変更するなど細かなカスタマイズが可能ですし、消耗した部品を交換することもできます。

ろ過機能としては、アンモニアを硝酸塩に変化させる、硝化バクテリアに重点を置いた強力な『生物ろ過』が得意です。他のろ過フィルターよりもろ材をたくさん詰め込めるため、水質を維持しやすいです。

他のフィルターに比べて水流の強さなどを調整しやすく、様々な水槽サイズにあわせた仕様の機種が販売されています。そのため、幅広い生体の飼育に使用できる優れたフィルターです。さらに、淡水・海水関係なく使用できます

ビギナーが扱いやすいのはもちろん、プロのアクアリストからも信頼を寄せられています!

外部フィルターの種類

外部フィルターには大きく分けて『床置きタイプ』と『横置きタイプ』と『コンパクトタイプ』の3種類があります。それぞれの特徴を解説します!

床置きタイプ

水槽と高低差を付けて設置する、いわゆるノーマルな外部フィルターです。

通常は水槽台の中に配置されます。中型~大型水槽用の外部フィルターはほぼすべて床置きタイプです。
大型水槽用ともなれば、フィルター自体の重量も相当なものなので当然ではありますが、そのためホースの長さを調節する必要があります。

初めて使用する場合、短かったらどうしよう…と、うっかり長さの合わないホースを接続してしまうのは、外部フィルターではよくあることです。

横置きタイプ

水槽の横に置けるため、設置の高低差を考えずに配置できるタイプです。

外部フィルターは水槽と一体化できる上部フィルターなどに比べると少々場所を取りますが、横置きなら、水槽台の内部の余裕を気にせず設置できるのがメリットです。

また、高低差が無いため接続ホースが短くてすみ、ホース同士の接続部分(エーハイムで言うところの接続タップ)をあまり気にしなくていいため、メンテナンスが楽です。

コンパクトタイプ

45cm水槽などの小型水槽に設置するコンパクトな小型外部フィルターです。
外部フィルターの大手・エーハイムやテトラから発売されています。

ストレーナー(給水口)と本体がごく短距離でつながっており、水槽との大きな高低差を必要としません。横置きタイプと同じく、水槽と同じ設置面に横並びで配置できます
他の外部フィルターに比べ、手軽に設置できるので初心者でも使いやすいです。

小型の外部フィルターについてはこちらの記事もご覧ください!

2019年版!おすすめ外部フィルター10種

2019年現在、東京アクアガーデンがおすすめする外部フィルター10種をご紹介します!
どれも、優れた性能を持ち使いやすい機種です。

エーハイム クラシックフィルター 2213

エーハイム クラシックフィルター2213 ろ材付セット

60cm水槽の大定番の外部フィルターです!

元々人気の機種ですが、2019年もやはりおすすめしたい名作です。
パワー、消費電力、サイズ感、メンテナンス性など、とにかくバランスが良いです。

特に、消費電力が50Hz地域でわずか5Wなのがうれしいです。
エーハイムなので、消耗部品を交換できるので長持ちするのもポイントです。

テトラ プレミアム VXパワーフィルター PVX-90

テトラ プレミアム VXパワーフィルター PVX-90 水槽用外部フィルター

テトラは幅広いアクアリウム用品を扱っているため、誰もが利用するメーカーではないでしょうか。

真空ポンプを搭載していて、呼び水を自動で行う機能付きです。
容量の割にややコンパクトなサイズで、さすがに横置きはできませんが、製品の高さが低めに抑えられているため、水槽台に収納しやすいのも魅力です。

エーハイム クラシックフィルター 2217

エーハイム クラシックフィルター2217-NEW 50HZ

90cm以上の水草水槽なら、ぜひこれをおすすめしたいです!

345リットルまでの水量に対応しているモデルです。クーラーと接続が簡単に行えること、パーツの交換が比較的簡単に行えることからプロ・アマ問わず人気があります。

クラシックフィルターシリーズは、水草水槽に特に向いています。この2217あたりの品番から、パワーが強くなり、水流もやや強めになります。

2217については別記事もあります!

エーハイムフィルター 500

エーハイム フィルター EF-500 50HZ

エーハイムの中でも初心者が安心できる、セットアップが簡単なモデルです。

適合サイズも40~114リットルと、60cm水槽などスタンダードなサイズの水槽にちょうどよく、扱いやすいです。

クラシックフィルターよりもリーズナブルな点も、導入しやすく優秀な外部フィルターです。

エーハイム プロフェッショナル3e 2076

エーハイム プロフェッショナル3e 2076

3eシリーズは、マイクロプロセッサ搭載で7つの機能(流量の自動調整・排水量制御・水流のパルス機能 など)を持つ、エーハイムの中でも最上級モデルです。

パワーがあるため稼働音はやや大きめですが、気になるほどではないですし、充実した性能が嬉しいです。

エーハイム プロフェッショナル4+ 2275

エーハイム プロフェッショナル4 2275 (50Hz)

メンテナンス性を向上させた、エーハイムのプロフェッショナル4+シリーズです。
中でも、2275は157~345リットルの水量に対応しているため、非常に使い勝手が良いです。

エクステンダーノブ(目詰まりしたときに、一時的に流量を上げる機能)や呼び水レバー、着脱が楽なプレフィルターコンテナ、ホースアダプターなど、メンテナンスをサポートする機能が付いています。

エーハイムのプロフェッショナルシリーズについてはこちらもご覧ください!

コトブキ工芸 パワーボックス SV1200x

270~470リットルまで対応している大型水槽用外部フィルターです。

コトブキの中ではかなりハイパワーな部類です。その適合水量に対して、消費電力が50Hzで18Wと控えめなのが素晴らしいです。
また、バルブタップが360度回転するため、ホースの配置が自由にできるのもおすすめポイントです。呼び水機能も、もちろんついています!

コトブキ工芸 パワーボックス SV900x

寿工芸 寿工芸 パワーボックス SV900X

適合水量157~270リットルのフィルターです。

パワフルで他の同水量のフィルターに比べて水流が強めで、強い水流を好む魚にも向いています。海水魚にも使用でき、その場合むしろメリットになります。

シャワーパイプだけでなく、ディフューザーもセットになっているので、排水方法の幅が広いところも良いです。

エーハイム アクアコンパクト 2004 水槽用外部フィルター

エーハイム アクアコンパクト 2004

45リットルまでに対応している小型の外部フィルターです。

エーハイムの外部フィルターの中でも横置きができるタイプで、小型水槽に適しています
また、呼び水機能も付いているので、手軽に使用することができます。

テトラ バリューAXパワーフィルター VAX-30

テトラ (Tetra) バリューAXパワーフィルター VAX-30

9~16リットルに対応した小型水槽用の外部フィルターです。

横幅9.2×奥行き14.8×高さ20cmと、非常にコンパクトなサイズです!
ろ材などもパッケージされているため、初心者でも簡単に起動させることができます。

外部フィルターを選ぶときの注意点とは

おすすめの機種は分かったけれど、具体的にはどんな外部フィルターが良いの?という疑問を考えます。

外部フィルターを選ぶときの注意点から、機種を探すポイントを探してみましょう。

容量・流量に注意しよう!

容量は、ろ材を入れられる量流量は水が1時間あたりに流れる量のことです。

どちらも大きくなるほど、ポンプが強力で水流も強いです。

きちんと、ろ過できるなら…と、強力な方が良いように思えますが、水流に弱い水草や生体はひとたまりもありません。また、水流が強く当たりすぎると、その場所にコケが生えやすくなりますので、通常は水槽サイズに合ったフィルターの使用をお薦めします!

とはいえ、ワンランク上の強力な外部フィルターを使用する方法も無いわけではありません。強力過ぎる水流をうまく分散させれば、穏やかにして使用することができるんです。そうすれば、ろ材の量を通常より多めに使用できます。

しかし、無理な水流調整はフィルターに負荷をかけます

強い水流を好む海水魚などの場合は話が別ですが、通常の水草水槽だったり小型の熱帯魚を飼育するのならば、生体にも負担を与えがちです。

あまり無理はなさらないでください。

メンテナンスしやすい機種を選ぼう!

外部フィルターは、それほど頻繁なメンテナンスが必要ないです。だいたい2~3ヶ月に一度、長いスパンの方は、半年に一度で済ませることもあります。

しかし、ろ過槽が完全に密閉されているため、ろ材の洗浄や交換は、なかなか大きな影響があります

ろ材が目詰まりすると水流が弱くなる・流量が下がるだけでなく、バクテリアがうまく機能しなくなり、エロモナスなどの病原菌が幅を利かせてしまうことさえあります。

できる限り効率よく、しっかりとメンテナンスできるか、がポイントになってきますので、ご自身のメンテナンススタイルにあった機種を選ぶことをおすすめします。

例えば、手軽に運用したいなら接続ホースが短くて済む横置きタイプ、大型水槽を運用していて不測の事態に備えたい場合は、サポート機能付きの高性能タイプ、といった感じです。

パーツの交換が可能かも、基準に加えて良い

外部フィルターの醍醐味として、パーツを交換したりカスタマイズしたりできる、というものがあります。

有名なところでエーハイムがホースを接続するタップからモーターのスピンドル、パッキンゴムまで販売していますね。
これは、お好みの使用感にカスタマイズできるだけでなく、消耗した部品を取り換えてフィルター自体を長持ちさせることができるという意味でもあります!

水槽の命ともいえるフィルターの中でも、外部フィルターは安い部類ではないです。ですから、補修できるのは非常にありがたいことです。

特に、パッキンゴムなどはいつの間にか経年劣化します。それなのに水漏れの原因にもなりますから、常にチェックしてストックを常備しておきたいアイテムです。

動作音の静かさも大切です!

外部フィルターは静かなフィルターとしても有名です。

しかし、設置場所やメーカーによってはブーンと動作音がしてしまうこともあります。
もし、寝室などの静かな空間に設置する予定がある場合は、静音性を重視したほうがストレスになりません。

ただ、同じ機種でも、接続ホースの長さやシャワーパイプなどの排水口の位置によって、微妙に音量が変わります。現状、ちょっと音が気になるな…という方は、いろいろ排水パーツを試してみるのも良いかもしれません。

しかし、シャワーパイプを水中に沈めるなど、あまりに調節しすぎると、エアレーションを併用していない場合、水中に酸素が行き渡り難くなり酸素量が減ってしまうこともあります。

水草育成専門の水槽など、必要な酸素量が少なくCO2を逃がしたくない場合にはおすすめの調節方法ですが、酸素をたくさん消費する生体を飼育している場合は、ちょっと音がしても水面より高い位置にシャワーパイプを固定したほうが良いです。

エビは酸欠に弱いので、エアレーションやディフューザーを付けてあげてください。特に夏は水中の溶存酸素が減るため、注意しましょう。

外部フィルターの正しい置き方・使い方

他のアクアリウム機材同様、外部フィルターにも正しい置き方・使い方があります。

特に高低差などはしっかりメーカー基準を守らないと起動しなかったり、フィルターの寿命を縮める原因になったりします。

基本は水位より低い位置!

ポンプの力があるとはいえ、外部フィルターを起動させるには『呼び水』という作業を行います。

なので、たとえ横置きタイプの外部フィルターでも、フィルターの高さが水位より下でなければ、うまく起動しません。床置きタイプはもっと高低差が必要になります。

ちなみに、ホースに入った水は同じ高さに保たれますから、水槽の水位より上に押し上げるためにポンプの力を使います。これを揚程と呼びます。

なので、水位と空気が入る部分(シャワーパイプなどの排水口)の高さが離れているほどポンプの力が強く及ぶ範囲から離れ、水流は弱くなります。

逆に、近いほど水流は強力になります。

つまり、ポンプへの負担も若干ですが変化します。通常はたいして問題になりませんが、あまりに高低差がありすぎるとポンプが頑張るため、作動音が大きくなることがあります。

設置する高低差は極端にしないようにしましょう。

呼び水とは?

エーハイムのクラシックフィルターなどを起動させるために必要な作業です。

濾過槽部分(フィルターのケース)に水を送り込むために口でホースまたはパイプを吸います。そうすることで水を引き寄せ、濾過槽とポンプに通水します。いわゆるサイフォンの原理です。

最近では自動呼び水機能をつけた外部フィルターも発売されていますが、まだまだ自分で呼び水をしなくてはいけない機種も多いです。

勢いよく吸い過ぎて、飼育水を飲み込んでしまう事案はよくありますね。

使い方はメーカー推奨を守ろう!

メーカーは何度も実験を繰り返し、推奨する使用条件を決めています。

出来る限り安全で、長持ちする使用方法を教えてくれているわけですね。
丁寧に、ろ材の入れる順番まで表示してくれるメーカーもあります。

無理な稼働をさせるとフィルターの寿命が縮まる原因になりますから、まずは取扱説明書どおりに使用し、安全保障の範囲内でパーツのカスタマイズなどを行いましょう。それ以外のカスタマイズは自己責任で行うことになります。

私も水流を無理に分岐し、接続ホースが外れて水浸しになる、という事案をやってしまったことがあります。このようなケースは、下手をすれば漏電に繋がります。

絶対にやめましょう!

ろ材は良く洗ってから入れよう!

外部フィルターには主にセラミックろ材を使用します。

その理由は後述しますが、このセラミックろ材、開封したばかりの頃はかなり汚れています!正確には、汚れではなく製造工程でうまれたセラミックの粉が付着している状態です。

そのまま使用すると飼育水が濁るだけでなく水槽内に粉を散布してしまいます。また、フィルター自体にも良い影響があるとは思えません。絶対によくすすいでから投入しましょう。

セラミックろ材は、使用中にふとしたことで崩れていくこともありますから、ネットや専用のろ材コンテナなどに入れて使用することを推奨します。

フィルター設置場所は整頓しよう

床置きタイプの外部フィルターは構造上、水槽よりも低い位置に設置します。
そのため、水槽周りがすっきりとするのもメリットです。

スタイリッシュなネイチャーアクアリウムなどを作る際には、無駄な装置を見せないことが、非常に大切です。コンテストなどで愛用される理由がわかりますね。

水槽と距離があるため、ついフィルター周りに道具などを置いてしまうことがあります。水槽台に収納していると、他のアクアリウム用品も一緒に入れてしまうことが多いです。
しかし外部フィルターも機械です。電気を使っていますから、万が一のためにあまり周りに物を置かないほうが良いです。

特にクーラーを接続している場合は、排熱がこもる原因にもなりますから、水槽台まわりは整理することをおすすめします。

外部フィルターの注意点・トラブル

外部フィルターにも当然トラブルがおこります。良く起こる『エアー噛みによる異音』と『流量低下』について解説します!

エアー噛みはよくあるトラブル!

外部フィルターでよくあるのが、エアー噛みによる異音です。

フィルター内部に空気が入り込み、上手く抜けないことで音が鳴ります。

  • 水槽との高低差が十分でない
  • エアレーションの空気をフィルターが吸い込んでしまっている
  • ストレーナーが目詰まりしている

等の原因で、エアー噛みが発生することがあります。

起こりがちなのが、目詰まりによるエアー噛みです。ストレーナーにスポンジなどを装着している場合は、定期的に洗浄・交換しましょう。

エアー噛みを解消する方法としては、外部フィルター本体を左右にゆする、というものがあります。物理的に、噛んでしまった空気を振動で排出するわけです。

単純ですが、一過性のエアー噛みなら効果絶大なのでぜひ、試してみてください!
高低差が足りないなどの慢性的な原因の場合は、そちらを解消してみてくださいね。

流量低下は濾過能力の低下!

外部フィルターの流量を維持するうえで、ろ材の洗浄は非常に重要です。

飼育水をろ過すると、どうしても魚のフンや水草の枯葉などを吸い込んでしまいます。これらはバクテリアによって分解され、粉々になります。しかしその粉々になったものは完全に消えるわけでなく、底砂の間に汚れとして溜まったり、フィルターのろ材に付着したりします。

ろ材は、硝化バクテリアが棲みやすいように、小さな穴が沢山開いている、多孔質なものです。

汚れが付着しすぎると、せっかくの多孔質が目詰まりし、硝化バクテリアがうまく活動できなくなります。

つまり、生物ろ過能力が低下する、と言えます。

また、ホースの中にバイオフィルム(バクテリアの塊)やコケなどが溜まりすぎても水の抵抗を生み、流量が下がる原因になります。

定期的にお掃除しましょう!

こちらの記事も参考にしてみてください!

外部フィルターのろ材はセラミックが良い理由

外部フィルターにはいろいろな、ろ材を詰めることができます。

活性炭、ウールマット、スポンジなどです。そんななか、ほぼ確実に採用されるのが『セラミックろ材』です。その名の通り、セラミック製の多孔質ろ材です。リング状・ボール状などがあります。

硝化バクテリアは、セラミックろ材の表面に棲み付きますから、凸凹を点け、穴を開けることで硝化バクテリアが棲息可能な、表面積を増やす工夫がされています。

ウールマットなどのろ材は使用期限が短いですが、セラミックろ材は適切にメンテナンスをすれば、ほぼ無期限で使用できます

汚れたら交換が必要なろ材ですと、繁殖したバクテリアも一緒に捨てなくてはなりません。セラミックろ材なら洗浄で多少バクテリアが減るにしても、バックテリアが付いたまま再セットできます。

このように、セラミックろ材は生物ろ過効率ならダントツですが、難点もあります。それは、シート状のろ材に比べて、かさばることです。

しかし、外部フィルターはろ材容量がとても多いフィルターですので、その難点をカバーできます。

セラミックろ材をたくさん詰め込める=外部フィルターは高い生物ろ過能力をもつフィルター、となっており、互いの長所を伸ばしあっているわけですね。

水草水槽に外部フィルターが採用されるのはなぜ?

水草水槽と言えば外部フィルター一択!と言われていますが、それは何故なのでしょうか。その代表的な理由を解説します!

二酸化炭素を逃がさない!

外部フィルターは密閉された造りのろ過装置ですので、水草育成に必要な成分の一つである『CO2(二酸化炭素)』を逃がしにくいです。

せっかくボンベなどでCO2を添加しても、ジャブジャブと水面が揺れてしまったり、飼育水が空気に触れてしまったりしたら、そこからCO2が逃げてしまいます。

水草水槽に上部フィルターが採用されないのはそのためです。

照明に干渉せず、水流も穏やか

シャワーパイプ

外部フィルターでは水槽の上部が開放されるため、水草の育成に欠かせないLEDライトなどの照明に干渉しないのも大切なポイントです。

例えばグロッソスティグマなどの2灯以上の強い照明が必要な水草の場合、たいへんありがたいメリットです。

また、外部フィルターは水流が穏やかですので、植えたての水草に過度な刺激(物理的な)を与えずに済みます。

水草水槽で良く採用される小型熱帯魚やエビも強い水流が苦手ですので、その点でも外部フィルターは相性が良いです。

外部フィルターのホースは代用できる?

外部フィルター用のホースって、高めですよね。

でも、他に選択肢が無い…と思いきや、外部フィルターを接続するホースは他製品で代用できます!

ホース径と厚みがあっていれば問題なく接続ホースとして使用できます。遮光性や防藻加工、編み上げで強化されている商品もありますので、ホースの経年劣化を考慮し、丈夫なものに交換しても良いです。

ただ、ホース内の様子を常にチェックしたい場合は別です。

外部フィルター用のホースの方が、透明度が高くコケやバクテリアコロニーの付き具合などを確認しやすいです。

何を重視するかで適宜交換するのがベストですね。

こちらの記事もご参考にしてみてください!

外部フィルターの電気代について

水槽のフィルターって24時間365日稼働しているものですから、電気代が気になりますよね。外部フィルターを使った節電方法などもご紹介します!

外部フィルターの電気代を計算してみよう!

例えば、消費電力5Wの外部フィルターでは、電気代金はいくらになるのでしょうか。

50Hz(消費電力5W)を東京(1Kw 27円)で使用した場合

5W÷1000×27円×24h=3.24円/日

1ヶ月なら、×30日=97.2円/月、1年なら1166.4円/年です!

思ったよりリーズナブルですよね。しかし、電気代は商品によって異なります。最適な稼働状態を維持するために必要な電力が違うからです。

本体価格は安かったのに、消費電力が高くてランニングコストを足すと、違う商品の方がお得だった、ということもあります。

消費電力も選定の基準になりますので、チェックしてみると良いです。

外部フィルターで電気代を節約する方法

外部フィルターは常に一定の動きをしていますから、外部フィルター自体の電気代を減らすことはできません。しかし、工夫によっては接続するクーラーやヒーターの電気代を抑えることができます。

代表的な節電方法としては、外部フィルター本体とホースに断熱シートを巻き付けます

断熱クン フィルターカバー エーハイム クラシックフィルター・サブフィルター 2213/500専用

断熱クン フィルターカバー エーハイム クラシックフィルター・サブフィルター 2213/500専用

外部フィルターを保温することで、そこを通る水温を維持し、ヒーターなどの稼働率を下げる方法です。

シンプルですが効果は高いです!

外部フィルターの寿命とは

外部フィルターは長持ちするフィルターとしても有名です。

一般的には3年以上で、なんと10年間も使用している方だっています。

その秘訣としてはやはり、分解掃除できることと、部品の交換がきく機種があることです。また、構造がストレートでシンプルだからというところも、故障しにくいポイントです。

とはいえ、きちんとメンテナンスしないとインペラーなどに汚れが溜まり、故障の原因になります。

どんな機材でも言えますが、やはり定期的なチェックとお掃除・メンテナンスをすることが長持ちにつながります!

まとめ:【2019年度版】水槽用外部フィルター特集!おすすめ外部ろ過器10種

外部フィルターは海水・淡水どちらでも使える汎用性の高さと、豊富な種類が魅力です。また、パーツによるカスタマイズなど、知るほどに奥が深いろ過装置です。

種類が豊富ゆえに、どの機種を選んでいいか悩みがちな外部フィルターですが、自分の重視したいポイント(手軽さ、メンテナンス性など)を基準に選ぶと良いです。

この記事で、外部フィルターの種類やおすすめ機種、選定方法、注意点など、外部フィルターに関するあれこれをご紹介してきました。

良いフィルター選定の一助になりますように!

水槽用外部フィルター特集!おすすめ外部ろ過器10種 一覧表

商品名 エーハイム
クラシックフィルター
2213
テトラ
プレミアム
VXパワーフィルター
PVX―90
エーハイム
クラシックフィルター
2217
エーハイム
フィルター 500
エーハイム
プロフェッショナル
3e 2076
エーハイム
プロフェッショナル4+
2275
コトブキ工芸
パワーボックス
SV1200x
コトブキ工芸
パワーボックス
SV900x
エーハイム
アクアコンパクト
2004
テトラ
バリューAX
パワーフィルター
VAX-30
画像
適応水槽 淡水・海水両用 淡水・海水両用 淡水・海水両用 淡水・海水両用 淡水・海水両用 淡水・海水両用 淡水・海水両用 淡水・海水両用 淡水・海水両用 淡水・海水両用
適応水槽サイズ(水量) 45~75cm
(40~114L)
90~120cm
(約150~300L)
70〜150cm
(114〜345L)
45〜75cm(40〜114L) 75cm以上 90〜150cm(157〜345L) 大型水槽用(270〜420L) 90〜120cm(157〜270L) 45cm水槽(約45L以下)
高さ25cm以上
ガラス厚:6mm以下
40cm以下(9~16L)
定格電圧 AC100V 50Hz/60Hz共通 AC100V 50Hz/60Hz共通 AC100V 50Hz専用 AC100V 60Hz専用 AC100V 50Hz専用 AC100V 60Hz専用 AC100V 50Hz/60Hz共通 AC100V 50Hz専用 AC100V 60Hz専用 AC100V 50Hz/60Hz共通 AC100V 50Hz/60Hz共通 AC100V 50Hz/60Hz共通 AC100V 50Hz/60Hz共通
消費電力 50Hz:5W 60Hz:6W 50Hz:9W 60Hz:11W 50Hz:24W 60Hz:20W 8W 10~35W 12W 18W 50Hz:19W 60Hz:27W 50Hz:15W 60Hz:19W 50Hz:5W 60Hz:4W 2.5W
流量 50Hz:440 60Hz:500
(リットル/h)
50Hz:660 60Hz:780
(リットル/h)
1,000
(リットル/h)
500(リットル/h) 780〜1850(リットル/h) 1150(リットル/h) 1250(リットル/h) 50Hz:1020 60Hz:1200
(リットル/h)
50Hz:770 60Hz:900
(リットル/h)
50Hz:60〜300L
60Hz:60〜360(リットル/h)
50Hz:230 60Hz:288
(リットル/h)
最大揚程 50Hz:1.0m 60Hz:1.5m 1.5m 2.3m 1.5m 2.6m 1.45m 2.0m 50Hz:1.5m 60Hz:2.1m 50Hz:1.4m 60Hz:1.8m 50Hz:0.4m 60Hz:0.6m
価格目安 7,270円〜 11,415円〜 50Hz
17,959円〜
60Hz
18,900円〜
50Hz
6,100円〜
60Hz
6,500円〜
39,800円〜 50Hz
23,800円〜
60Hz
24,544円〜
14,231円〜 9,798円〜 4,032円〜 2,745円〜
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