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メダカが好む飼育水とは!pHなどメダカに良い水・悪い水を解説します!

メダカブームがもう何年も続いており、最近高額な品種が一般に知れ渡るようになってきましたよね。メダカブームに乗ってメダカの飼育を始めた人や、これから飼育を始めようと考えているアクアリストも多いことでしょう。

メダカは幅広い水質に対応していますが、「青水(グリーンウォーター)」に近い水質がメダカが好み飼育に最適と言われることが多いです。メダカ飼育に最適な水質に近づけるには、「生クロレラ」を使い「カキガラ」で水質を安定させるなどの方法があります。

今回はメダカが好むとされている水についてお話ししていくので、飼育の参考にしてくださいね。

メダカが好む水質と飼育ポイントを動画で解説!

この記事の内容は動画でもご覧いただけます。

メダカが育ちやすい・繁殖しやすい水質と、飼育のポイントを音声付きで解説します。

【初心者必見】メダカが好む水質とは!水温・pHなどメダカに良い水を解説します!

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メダカ飼育の疑問や水槽レイアウト、病気についてまでを動画でわかりやすく解説しています。

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メダカが好む飼育水とは

メダカは中性~弱酸性と幅広い水質に対応することができるので、日本の場合は水道水をカルキ抜きした状態のもので飼育することが可能。そんなメダカにも実は水質の好みがあるって知ってましたか?

青水」とも呼ばれる「グリーンウォーター」なら餌不足に悩まされることもなく、生物ろ過環境ができてるのでメダカが元気に育ちやすいです

グリーンウォーターは生物ろ過に必要な細菌類が繁殖し、自然に近い環境で生物ろ過ができていて植物性プランクトンなどが繁殖している状態。植物性プランクトンはメダカにとってごちそうでもあり、色揚げ効果が期待できます。

しかし青水は水が緑色になることから、鑑賞目的の飼育の場合には、メダカが綺麗に見えないなどのデメリットもある点は注意が必要です。

また飼育水の水温も気をつけなければいけないポイントで、15度以下になれば活動が鈍り冷えすぎると冬眠してしまうことも。メダカ飼育の適温は23~26℃が最適な水温なので、水温計を使用し必要なら水槽用のヒーターやクーラーを使用して水温を維持しましょう。

メダカの基本的な飼育方法などについては、こちらの記事で確認できますよ!

メダカが好む飼育水に近づけるアイテム

メダカが好む青水の作り方は簡単です。飼育水をバケツに入れたものや、実際にメダカ飼育している容器を1日3時間以上、直射日光が当たる場所に置いておくだけ。これだけで植物性プランクトンが自然に発生し、1~2週間で青水(グリーンウォーター)が出来上がります。

基本は屋外に置いておきますが、室内でも日当たりがよい場所なら作ることが可能。屋外の場合は雨水が入るとpHが変わってしまうことがあるので注意しなければなりません。また出来上がるまでに時間がかかり、青水だと思っていても、異臭がする場合は水が傷んでしまって失敗しているなんてこともよくあること。

少しでも簡単に青水に近い水質にしたいのであれば生クロレラ」や「カキガラ」を使ってみるのもよいですよ

青水の作り方については、こちらの記事で詳しく解説しています!

生クロレラ

濃縮生クロレラ 30ml 原液 1本 グリーンウォーター 300リットル相当

アクアリウム初心者さんだと、「生クロレラって何だ?」と思われるかもしれませんね。生クロレラとは簡単にいうと「青水の素」のことで、たくさんの植物性プランクトンが含まれている水です。商品によってはDHAやビタミン類などを添加しているものがあります。

成魚はもちろん、孵化したばかりの稚魚の餌になる植物性プランクトンが豊富に含まれているため、稚魚飼育にも最適。希釈して使用する必要はありますが、ビオトープや室内の小型水槽などでも使用可能です。

しかし植物性プランクトンの生存期間などもあり、余った生クロレラは5℃前後で30日程度しか保存がきかない点は注意しましょう。

カキガラ

カキガラ(淡水・海水両用、500g入り)

海水魚飼育でも使用される「カキガラ」は、メダカ飼育でも水質管理で活躍してくれるアイテム。庭の池やビオトープなどの屋外飼育よりも室内飼育のときにおおすすめで、生物ろ過を行なうバクテリアが有害な物質を分解すると、「硝酸」が発生してしまうので、長期間飼育していると水質が酸性寄りになってしまうことも。

小さく砕いたカキガラを使用することで、ミネラルが水中に補給されるので、下がりがちなpHを上げ中性に近い状態に維持しやすくなりますよ。

底材として入れてもよいですし、ろ過フィルターなどのろ材として使用することもできます

メダカの飼育水を水換えするコツ

青水ができてからはあまり水換えをしない、というアクアリストは多いです。しかしメダカの飼育水をこまめに水換えすることで、3つのメリットを得ることができるんですよ。

 メダカの水は汲み置きでもOK

熱帯魚や金魚、メダカの水換え用の水といえば、カルキ抜きで瞬時に水道水に含まれるカルキを抜いたものを使う人が多いですよね。時間がかかりますが薬を使いたくない場合は、太陽光に当ててカルキ抜きした水でもOKなんですよ!

しかしカルキが入ったままの水道水はNG!

メダカの体に刺激を与えてしまうだけでなく、水中にいるプランクトンまで殺してしまうので必ず水換え用の水はカルキの抜けたものを使用しましょう。

カルキ抜きについてはこちらの記事で詳しく説明しています!

水換えをこまめに行うメリット

メダカ飼育慣れしている人やアクアリウム上級者になってくると、青水で飼育している人の割合が多め。青水飼育では水換え頻度は少なめになりがちですが、こまめに水換えを行なうことで、以下のようなメリットを得ることができます。

  • 新しい水を入れることでメダカに刺激を与え、成長を促す
  • 水を清潔な状態に保ちやすくなる
  • pHの調整ができる

水換えをするときは、水質や水温が極端に変わらないことが大前提です。なので青水でこまめに水換えを行なうときは水槽内の汚れなどを取るついでに、換水量をいつもより少な目にすると、極端に水質が変わるのを防ぎやすいですよ。

アルカリ性で色が濃くなる?!

メダカ飼育をしているアクアリストの一部の間では水質がアルカリ性に近いほうが、メダカの色が揚がりやすいという話もあります。しかし極端にアルカリ性に近い水質での飼育は、メダカの体を覆っている粘膜への悪影響が考えられますし、受精率も左右されやすいです。

アルカリ性の水でメダカを長期飼育していると、体表の粘膜が溶けたり、剥離、凝固してしまう症状が現れてしまい、メダカに強いストレスを与えるという結果になることが多いです。このような状態になってしまうと、病気にかかりやすくなり寄生虫にも寄生されやすくなってしまい寿命を縮めてしまうことになりかねません。

アルカリ性に傾くことで、メダカの受精率が下がってしまうという弊害も起きてしまいます。繁殖を考えているのであれば極端に水質がアルカリ性に偏らないよう注意すべきで、メダカの健康や繁殖時の受精率を考えるのであれば、弱アルカリ性程度に抑えておくべきです。

因みにメダカの色揚げは、赤系なら餌である程度揚げることもできます。しかし保護色の関係もあるため、飼育している場所の明暗なども重要なポイントですし、水質での色揚げに関してはメダカの種類による特質なども関わってくるので必ずしもできるとは断言できません。

まとめ:メダカが好む飼育水とは!pHなどメダカに良い水・悪い水を解説します

メダカはカルキ抜きした水道水での飼育が可能で、中性~弱アルカリ性と対応できる水質の幅が広いです。そんなメダカの飼育に最適なのは、青水(グリーンウォーター)」が一番とされています。植物性プランクトンが豊富なので、特に稚魚の飼育では、死因トップの餓死を防ぎやすいと、メダカ飼育慣れしている人は利用する人が多い傾向にあります。

アクアリウム初心者の場合、青水を作るのに失敗してしまうこともあるので、青水の素となる「生クロレラ」を使用したり、水質を維持しやすくなる「カキガラ」などを使って、メダカが元気に育ちやすくなるメダカ好みの水質を維持していきましょう。

極端な水質の偏りは、水換え時にpHショックを起こしてしまうこともありますし、メダカに対してストレスを与え、受精率を下げることにもなりかねません。

心配なら水質チェッカーなどを使って、定期的に水質をチェックしてあげましょう!

水質チェックの結果を知ることで、水換えのタイミングを知ることもできますよ。

コメント

  1. tavern より:

    やってみたい!!

    • 中島 より:

      メダカは飼育しやすく、かわいいです!
      飼育するときは是非可愛がってあげてくださいね。