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日本淡水魚飼育に最適なレイアウトとは!水流・水温・混泳まで解説します

海水魚や他の熱帯魚と比べると地味な魚だと思われがちな日本淡水魚
しかし、季節に合わせた体色の変化が楽しめたり、寒い冬の水温でも生き抜く生命力を感じさせてくれたり、日本淡水魚には四季のある日本で育ったからこその魅力にあふれています

今回はそんな日本淡水魚を水槽内でさらに美しく見せるために、最適なレイアウト方法をご紹介していきます!
適水温が広い魚だからこそ選べる水草や日本の河川をイメージしたアイテム、混泳相手にしたい魚も解説しますので、是非参考にしてみてくださいね。

日本淡水魚水槽のレイアウトを考える

日本淡水魚を飼育する水槽で多いのが、日本の河川を再現したレイアウトです。
水族館の日本淡水魚コーナーでも、砂利を使った底砂に岩や水草をあしらい、川の流れを再現したようなレイアウトをよく見かけますよね。
さらに、日本淡水魚は四季に順応しているため適水温が広い魚が多く、広い選択肢の中から水草を選べるのです。

落ち着いた色味の魚が多いからこそ、和風から洋風までさまざまな雰囲気にも馴染みます
レイアウトのしがいがある日本淡水魚。まずはおすすめの水草や水槽に入れたいアイテムなどを、わかりやすく解説していきます。

イメージは日本の河川!でも水草の選択肢は広い

イイ水草市場 スクリュー・バリスネリア(5本) ◆ねじれが美しく丈夫◆ メダカにも最適

イワナやヤマメといった渓流魚でない限り日本淡水魚の適水温はかなり幅広く、25℃前後の水温であれば長期的に飼育ができます
そのため水草の選択肢が広く、定番のウィローモスアヌビアス・ナナカボンバなどはもちろん、丸い葉が特徴的なアマゾンチドメグサなども導入可能です。
飼育する魚と水槽のコンセプトをあらかじめ決めてから、似合う水草を探してみましょう。

日本の情景を意識したレイアウトであれば底砂に砂利や川砂を敷き、スクリュー・バリスネリアなど日本産の水草を植えてみると趣がでてきます。
もちろん洋風なレイアウトにも日本淡水魚は映えるため、そのようなときはアヌビアス・ナナアマゾンチドメグサなど、熱帯地方原産の水草を用いると効果的です。

日本の田んぼに自生する水草について詳しく解説した記事がありますので、こちらもご覧になってみてくださいね。

水質にあったアイテムでレイアウト

水作 水槽の底砂 川砂 2.4kg

渓流魚を飼育する場合は水流を付ける都合で、レイアウトに使うアイテムはシンプルなものが好ましいです。
簡単な岩組などを置く程度にして、水流の障壁となるものをできる限り取り除きましょう

水質についてはアルカリ性~中性を好むため、水質を大きく崩さないような砂利や岩などを選びます。中性の水質を重視するならば川砂がおすすめです。
流木もレイアウトできますが、アク抜きをしないと飼育水が黄ばみ、水質が酸性に傾いてしまいます。アクアリウムで流木を使用する際はアク抜きを忘れずに行ないましょう

アク抜きの仕方についてはこちらの記事でご紹介してますので、参考にしてみてくださいね。

水流・水温は種類によって調整する

寿工芸 トリプルボックス600

必要な水流の強さや水温は、飼育する魚の種類や生息地によって変わります。

水流の穏やかな池などに生息しているモロコドジョウを飼育する場合は、上部フィルターがおすすめです。
ドジョウの中でも特にマドジョウホトケドジョウなどは強い水流を好まないため、フィルターの排出口を壁に向けるなどの対策をしましょう

一方、川に生息するオイカワウグイカワムツなどを飼育する場合は、程よい水流を再現する水槽用ディフューザーがおすすめです。
水槽用ディフューザーとは空気を巻き込みつつ水流を発生させる装置のことで、外部フィルターや水中ポンプなどに接続して使用します。細かい気泡を生み出すタイプのものもあるため、とても美しい景観を楽しむことができますよ。

先ほども軽く触れましたが、渓流魚を飼育するときはディフューザーで作る水流のさまたげにならないよう、シンプルなレイアウトを心がけましょう

渓流魚の適水温は20~23℃と、他の日本淡水魚と比較するとやや低めです。
日本では春から夏にかけて水温が高くなるため、特に関東から南に住んでいる方は水槽用のクーラーを使用して適水温を保ちましょう。

水槽用ディフューザーやクーラーについてはこちらの記事でも詳しく紹介してますので、読んでみてくださいね。


日本淡水魚の混泳について

日本淡水魚は他の熱帯魚と比較すると温厚な性格の魚が多いため、混泳しやすい種類と言えます
ただし、中にはヨシノボリギバチなど肉食で性格のキツい魚もいるため、前もって魚の性格をよく確認してから混泳させましょう。

ここからは日本淡水魚の混泳を成功させるポイントなどについて解説していきます。

基本的には日本淡水魚同士で混泳させる

混泳を成功させるにはやはり、日本淡水魚同士で泳がせるのが鉄則です
マツカサカワムツウグイなど、温厚な性格でサイズが同じくらいの魚を混泳相手として選びましょう。

しかし、中には同種同士でケンカをしてしまう魚もいるため、できれば60cm以上の中型~大型水槽での飼育をおすすめします
隠れ家になるような水草や岩陰を用意すると良いですね。

また、ヨシノボリギバチに加えオヤニラミなども、混泳が難しい日本淡水魚の代表種です。
成長につれて縄張り意識が高くなる傾向にあるため、導入当初は混泳に成功しても、あとから失敗するパターンが多く見受けられます。
他の魚を攻撃して食べてしまうこともあるため、これらの魚は基本的には単独での飼育がおすすめです

ドジョウは熱帯魚とも混泳可能!?

ドジョウはかなり温厚な性格の魚のため、モロコなどの日本淡水魚はもちろん、金魚熱帯魚とも混泳ができます。
基本的には低層を泳ぐので、中層や上層を泳ぐ魚を混泳相手に選びましょう
あまりにも小さい魚はドジョウの動きに驚いてしまうので、サイズが同じくらいかやや大きい魚がおすすめです

ドジョウと相性の良い魚についてはこちらの記事で詳しく解説してますので、是非参考にしてくださいね。

まとめ:日本淡水魚飼育に最適なレイアウトとは!水流・水温・混泳まで解説します

今回は日本淡水魚の飼育におすすめのレイアウトを解説してきました。

日本の風情を象徴する日本淡水魚は適水温が広いため、幅広い種類の中から水草を選ぶことができます。
水流や水温に配慮しつつ、魚の雰囲気に合ったレイアウトをしてみてくださいね。

丈夫な上に温厚な性格で飼育しやすいという点も、日本淡水魚の魅力のひとつです。
飼育しやすいおすすめの日本淡水魚についてはこちらの記事で詳しく解説していますので、飼育を検討中の方はお役立てください。