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ろ過フィルターの寿命!交換できる部品と交換方法を知って長持ちさせよう!

アクアリウムの水質管理には欠かせない存在でもあるろ過フィルター
皆さんはどのくらいの期間、同じフィルター使っているでしょうか。

各メーカーから販売されているろ過フィルターにはそれぞれ寿命があります。
しかし、ろ材を洗浄したりパーツ交換などのメンテナンスを定期的にすることで、フィルターの寿命を大幅に伸ばすことが可能なことをご存知でしたか?

今回はろ過フィルターを長持ちさせるために知っておきたい、交換できる部品の種類などについてご紹介していきます。

ろ過フィルターの寿命!

まずはろ過フィルターのおおよその寿命や、劣化したフィルターを放置した場合の危険性などについて解説していきます。

外部式フィルターは断トツで長持ち!

飼育環境や使う製品によるため一概には言えませんが、上部フィルターや外掛け式フィルターの寿命は2~3年程度である一方、外部式フィルターは5年以上長持ちします。

フィルターの寿命を大きく左右しているのはポンプの性能です。
つまり、投げ込み式フィルターであってもエアーポンプとろ材を適度に交換すれば、かなりの期間使用し続けることができるということです。

これはもちろんろ材を定期的に洗浄・交換して使用した場合の数字なので、それらのメンテナンスを怠ってしまうと、水流が悪くなるなどしてポンプに負荷がかかり、もっと早く寿命が来てしまいます。

ポンプや容器の劣化に注意

ろ過フィルターを長く使っていると、ポンプの異音や流量の低下フィルター容器の劣化といったトラブルが気になってくることがありますよね。

トラブルを放置した結果フィルターが故障してしまうと、水槽内のろ過効率が下がるだけでなくさまざまな弊害が生じてしまいます。

水流が弱まることで酸素供給量が減り、生体たちが酸欠状態に
水質の安定に欠かせない好気性バクテリアも減ってしまい、水質悪化によって魚や水草が病気になってしまうこともあるのです。

こうなる前にろ過フィルターの点検やメンテナンスは定期的に行ない、万が一故障してしまった場合は生体やバクテリアの死滅を防ぐためにエアレーションを作動させましょう。
ろ過装置が壊れた際の応急処置については以下の記事でも詳しく解説してますので、一度ご覧になってみてください。

フィルターを長持ちさせる方法

フィルターを長持ちさせるコツは、ホースやポンプ内部の汚れを定期的に洗浄しキレイにすることです。
フィルター内に溜まった大きなゴミや目詰まりはろ過効率を下げる要因となるため、それらを解消すると水流が復活し、ポンプへの負担が減って寿命を伸ばすことにつながります

とは言っても商品の構造上、ろ材以外のパーツまで分解洗浄できるのは主に外部フィルターです。
先ほど「長持ちするのは外部式フィルターである」というお話をしましたが、これは外部フィルターが細かいところまでメンテナンスができるおかげでもあります。
細部まで洗浄できるため、結果的にポンプの劣化を遅らせることにつながるというわけです。

また、外部式フィルターに限ったことではありませんが、フィルターを分解清掃すると再始動時に汚れた水が水槽内に戻ってしまうといったトラブルが発生する場合があります。
生体の飼育環境に悪い影響を与える恐れがあるため、しっかりと対策をして汚れた水の流出を防ぎましょう。
詳しい方法についてはこちらの記事で解説しています。

フィルターの交換部品

ここからは、フィルターを長持ちさせるためにそろえておきたい交換部品ということで

  • ポンプ
  • Oリング(ゴムパッキン)
  • ホース
  • 接続タップ
  • インペラー

これらのアイテムについてご紹介をしていきます。

ポンプ

ジェックス 上部フィルター各社共通ポンプ 上部式フィルター交換ポンプ 各社共通タイプ [60cm水槽用]

モデルにもよりますが、上部フィルターの場合はポンプの交換によって延命することが可能です。

そのようなときにまずオススメしたいのが、GEXの上部フィルター各社共通ポンプ。ジェックスだけでなくニッソーやコトブキの上部フィルターにも対応しているのも嬉しいポイントですね。

レイシー たて型ポンプ P-450V

また、レイシーのたて型ポンプは水量・揚程がパワフルな上に動作音がかなり静かに設計されている、オーバーホール水槽に最適な揚水ポンプです。
こちらはポンプが異常加熱すると自動で停止する機能が作動するため、安心して使用できます。

Oリング(ゴムパッキン)

エーハイム フィルターケースOリング 2213/EF-500用

外部フィルターは分解できる部分の水漏れを防ぐ目的で、Oリングと呼ばれるゴムパッキンが付いています。
フィルターからの水漏れは大惨事になりかねないので、Oリングに緩みやひび割れが少しでも見られたら速やかに交換しましょう

ちなみに、ワセリンを塗ることでリングを保護しひび割れを防ぐことができます。

ホース

エーハイム ホース 3m 内径12mm/外径16mm

外部フィルターやその周辺機器に使用するホースは、経年劣化により硬化し、接続部分から脱落したり、ひび割れを起こす危険性があります
年に何本も消耗するようなものではありませんが、目安として3年以上同じホースを使用している場合にはメンテナンスの際によく確認して、必要に応じて新しいものと交換をしましょう。

ご紹介している商品はメーカーの純正品ですが、もちろん市販のホースでも代用可能です。
内径に注意し、ホームセンターなどで購入しましょう。樹脂製の編み上げ式のものが強度的にも安心です。

以下の記事でも詳しく解説していますので、是非ご一読ください。

接続タップ

エーハイム ダブルタップ 内径12mm/外径16mm用

ホースの接続部分に使用するタップも、内部のパッキンが劣化して水漏れなどのトラブルを起こす可能性があります。
こちらも3年以上使用している場合は損傷がないかどうかよく確認して、必要であれば交換をしましょう。

インペラー

エーハイム インペラー 50Hz 2213/EF-500用

外部フィルターの流量が低下したり異音がするような場合は、モーターヘッド部分に取り付けられているインペラーに何らかのトラブルが生じている可能性があります。

取り出してブラシで洗浄するだけでもずいぶん改善しますが、インペラーの羽部分が破損しているようなときは新しいものと交換しましょう。

また、インペラーの軸となるスピンドルはセラミック製で非常に細いため、メンテナンスの際に誤って折ってしまうことが多々あります
インペラーを購入する際にスピンドルも買っておくと安心ですね。
エーハイム スピンドル/ラバー 2211/2213/EF-500用

まとめ:ろ過フィルターの寿命!交換できる部品と交換方法を知って長持ちさせよう!

ろ過装置には寿命があり、その「寿命」とはほとんどの場合「ポンプの寿命」を指します。
しかしこの寿命はパーツの掃除・交換などのメンテナンスをしてポンプの負担を減らすことで、大幅に伸ばすことが可能です。

今回ご紹介した方法を参考に定期的にメンテナンスを行なって、お手持ちのろ過フィルターを長持ちさせてくださいね。

こちらのサイトには外部式フィルターの具体的なメンテナンス方法や、適切なろ過装置の選び方について解説した記事もあります。
リンクを貼っておきますので、是非参考にしてみてくださいね。