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メダカ飼育は難しい?飼育失敗ケースから、つまずきポイントを確認しよう

アクアリウムで飼育できる魚の中でも、金魚と並んで昔から親しまれているメダカ。今まで全く生き物を育てた経験のない人でも比較的簡単に飼育可能ですが、アクアリウム初心者の場合知識や経験不足から以下のような理由から、メダカ飼育につまずいてしまいがちです。 

  • 飼育を始めてすぐに死んでしまう
  • 水換えしても調子が悪い
  • 孵化した稚魚がうまく育たない

この3つのつまずきポイントにプラスして、屋外飼育の場合は季節や昼夜で水温の変化が激しかったり、改良品種で飼育が難しい品種だったということもあるんです。

今回は初心者がメダカ飼育で実際に敗したケースとその対処法、つまずきポイントについてお話ししていきます。

メダカ飼育の失敗ケース

2020年4月現在コロナウイルス( COVID-19)の影響で、自宅内でできる趣味としても人気なアクアリウム。アクアリウムではいろいろな生き物を飼育することができますが、アクアリウム初心者にも気な魚のひとつに「メダカ」があります。

メダカは品種改良が盛んで、400種類以上もの品種が作られ、今現在もより発色がよいものや珍しい特徴を持った品種を作り出そうと交配を重ねられているんですよ。

ミユキや楊貴妃など原種に近いものはホームセンターのペットコーナーなどでも取り扱いがあるので比較的入手しやすいです。珍しい品種でもメダカ専門店や通信販売で購入でき、ガラス瓶や水蓮鉢などでも飼育可能です。メダカからアクアリウムを始める人は多いですが、知識の乏しい初心者時代はだれもがつまずいてしまいがちなケースを3つ、対策とともにまとめてみました。

メダカ飼育の失敗事例については、こちらのページでも解説しているので参考にしてくださいね。

ケース1:飼い始めたばかりなのに死んでしまった

メダカ飼育を始めたばかりなのに、メダカが死んでしまうといったことが稀に起きることがあります。この原因はさまざまなことが考えられますが、死んでしまったメダカの身体に病気や寄生虫といったものが見つからない場合もありますよね。

このような失敗事例のケースでは水質が合っていない・容器の大きさで飼育可能な数をこえていたため、酸欠や水質悪化が早まってしまったといった理由が考えられます。

ケース1の対策:水量と水換えを増やしてみる!

病気や寄生虫といった原因が見つからず、飼育を始めた翌日や数日後にメダカが死んでしまうという場合は、まず飼育容器のサイズと水量・メダカの飼育可能数を確認してみましょう。

飼育容器と適切な飼育数については、こちらの記事で解説しているので参考にしてくださいね。

飼育数が多すぎるのであれば、容器を大きくするか飼育容器を増やしてひとつの容器内で飼育する数を減らしましょう。適切な飼育数でメダカを育てることにより、酸欠を防ぎ水質悪化を防ぐことができます。

飼育数が許容範囲内であるのであれば、水質に目を向けてみましょう。毎日の餌の量は適切か、飼育容器内にごみは溜まっていないかをチェック。一見奇麗に見えていても、底砂の中にフンや餌の食べ残しが埋まっているので、水換えやゴミ掃除の回数を少し増やして水質を安定させるようにするようにしましょう。

心配な人は水質チェッカーを使って飼育水を検査すると、適切な水換えのタイミングを知り水質を安定させやすくなりますよ

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水質チェッカーはリトマス紙タイプやデジタルなど、さまざまなものがあるので自分で使いやすいものを選びましょう。

水質チェッカーについてはこちらの記事をご覧ください。

ケース2:水換えしているのに調子が悪い

アクアリウム初心者の場合、「しっかり水換えしているのに水質が悪い」・「水換え後も調子が悪い」というようなケースもあります。

このケースで考えられるのは「1回あたりに換水している量が少なすぎる」ことと、「必要以上に頻繁に水換えし過ぎている」こと。飼育容器内の水を交換するのはわかっているものの、適量をしっかりと把握できていなくて全て交換していませんか?

一度に飼育容器内の水を半分以上、またはすべて交換してしまうと、生物ろ過に必要なバクテリアがいなくなってしまい水質悪化を招きやすくなり、逆に換水量が少なすぎると汚れをしっかり取り除くことができず汚い状態が維持されてしまうので、メダカの調子が悪い状態が続いてしまうんです。

水質が安定している状態で必要もないのに水換えを頻繁に行うと、水質が安定しにくくなることもありますし、水換えの作業自体がメダカにとってストレスになって体力が落ちてしまい弱っているということも考えられますね。

ケース2の対策:水温や換えすぎに注意!

水換えの目安は週1~2回に少しずつ換水しますが、汚れがひどい場合などはもう少し回数を増やしても構いません。

また「水温」と「pH」も気をつけましょう。水換え前と後で水温やpHが極端に変化してしまうとメダカは調子を崩してしまうので、換水に使用する水は事前に用意して水質や水温を飼育水に合わせてから換水しましょう。

水換えのタイミングなどについてはこちらを参考にしてくださいね。

ケース3:稚魚が生まれたのに育たない

メダカはペアで飼育していると、水温や水質と1日の日光量、ペアの相手などの条件がそろえば簡単に繁殖します。気付けば稚魚がいて驚いた、という話を個人ブログなどでよく目にしますが、稚魚の飼育で苦労する人も多いです。

メダカは雑食性で口に入るものは何でも食べてしまうため、親と同じ飼育容器に入れておくと食べられてしまったり、十分に餌を食べることができずに死んでしまうことも少なくありません。

稚魚だけの飼育容器内でも孵化から2週間は餓死する可能性が高いため、与える餌にも注意する必要があるんです。

ケース3の対策:隔離して育てる!

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孵化した稚魚の生存率を高めるためには、まず親から守るために稚魚用の飼育容器を用意して飼育しましょう。孵化してから容器に移すよりは、卵の段階で親と離す方が手間がかかりません。

採卵や稚魚用の容器などについてはこちらの記事を参考にしてくださいね。

孵化した直後からしばらくはインフゾリアや稚魚専用の細かな人口餌をこまめに与えることで、餓死するのを防ぎやすくなります。

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メダカの稚魚の育て方についてはこちらの記事を参考にしてくださいね。

メダカ飼育のつまずきポイント

メダカは基本的に丈夫でアクアリウム初心者でも飼育しやすい魚ですが、慣れないと失敗してしまいがちな部分もあります。ここではアクアリウムやメダカ飼育初心者がつまずきやすい2つのポイントについて考えてみます。

室外飼育は水温変化が大きい

屋内飼育の場合はヒーターやクーラーなどで水温を一定に保ちやすいですし、室温も安定していることが多いので1日の気温差をあまり気にせず飼育しやすいです。

しかし屋外飼育の場合は天候や季節・昼夜の気温差の影響を受けやすいため、水温の変化が屋内飼育と比べるととても大きくなります。冬眠する魚なので低温に耐えることはできますが、水温が不安定な状態が続くと、人間のように体調不良を起こして病気になってしまうことも。

冬眠するといっても、水底まで凍ってしまえば当然メダカは死んでしまいますし、春先に冬眠から目覚めるのに失敗することもあります。

そのため1日の水温の差が大きすぎることによってメダカが体調を崩してしまうこともあるので、初心者はヒーターやクーラーなどで水温管理のできる屋内飼育から始めたほうがよいです。

改良品種は飼育が難しいことも

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2020年4月現在、改良品種のメダカの中には熱帯魚のような外見を持つものまで誕生しています。しかしダルマメダカなどは転覆病にかかりやすかったり、出目タイプは目を傷つけてしまいやすいなど、品種によっては病気やケガをしやすいといったものもあるんです。

アクアリウムやメダカ飼育初心者の場合は、原種に近い品種を選ぶこと。クロメダカや楊貴妃など原種に近い品種は数多くあるメダカの品種の中でも環境変化などにも強いので、飼育を始めてすぐに死ぬということを回避しやすいですよ。

メダカの品種についてはこちらで紹介していますよ

まとめ:メダカ飼育は難しい?飼育失敗ケースから、つまずきポイントを確認しよう

インターネットや書籍などでメダカの飼育方法について調べると、適切な飼育容器や機材、餌などの解説はあるものの、失敗事例から育て方を教えているサイトは少ないですよね。実際に失敗した事例から逆引きで対策を調べたほうがしっかりと内容を理解しやすいこともあります。

今回解説したメダカ飼育の失敗ケースなどで当てはまるものがあるのなら、飼育環境を見直すのももちろんですが、対策から水換えや飼育方法などおしっかりと覚えてくださいね。