メダカの飼い方
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ボトルアクアリウムに最適なメダカ5選!何匹飼えるかの目安も解説です!

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小さなスペースで魚やエビ類などを飼育することのできるボトルアクアリウムは、おしゃれなインテリアアイテムとしても人気です。
費用が安くすむこともあり、インテリア目的以外の方でも気軽に挑戦しやすいです。

複雑な機材や接続も必要ないので、アクアリウム初心者がにも敷居が低いところも魅力的です。
そんなボトルアクアリウムで飼育に向いている生体として人気なのが、『メダカ』です。

品種が多いメダカの中で、ボトルアクアリウムに向いているのは次の5種類となります。

  • 楊貴妃メダカ
  • 白メダカ
  • 黒メダカ
  • ヒメダカ
  • 幹之メダカ

ボトルでメダカは何匹飼えるのか、多く飼育してしまうとどんなトラブルがあるのかや、おすすめなメダカの品種とについて解説していきます。

ボトルアクアリウムにおすすめのメダカ5選

ガラス容器などで魚やエビなどを飼育するボトルアクアリウムは、飼育容器が小さい分必要とする水量も少なくてすみます。
しかし、ろ過フィルターを設置することができないこと、そして水量が少ないという点から水槽や水蓮鉢などのビオトープと比べると、水質悪化が早い傾向にあります。

そのためボトルアクアリウムで飼育する生き物は基本的に『水質悪化に強い』種類がおすすめです。

そんなボトルアクアリウムで飼育が容易な生き物が、メダカです。
しかし、もともと丈夫で繁殖しやすい魚種ですが、品種改良を重ねて原種から離れてしまったメダカのなかには、水質悪化に弱い種類もいます。

そのため、改良品種ではなく原種に近いメダカを選ぶことで、長期飼育をする大きなポイントです。

原種に近い品種のなかで、美しくボトルに映えるメダカ5種をご紹介します。

楊貴妃メダカ

(めだか)楊貴妃メダカ(4匹)

楊貴妃メダカのボディカラーは赤みの強いオレンジで、水草の緑の中で映えます

ポピュラーな品種なので、ホームセンターやアクアショップなどでの流通量が多く、手軽に入手できる種類です。
しかし、奥が深く、メダカ専門店などでは色の濃さなどによって価格が上下することも珍しくありません。
容器の周囲や容器内に色が濃いものを置いておくことで、ボディカラーが色揚げすることもあるなど育てるほどに魅力的な品種です。

白メダカ

(めだか)白メダカ(6匹)

『色が白い=アルビノ』と思われがちですが、白メダカは突然変異でボディカラーが白くなったメダカをベースに品種改良したもので、アルビノとは異なります。

黒色や黄色の色素が表れていない個体をかけ合わせて、固定化した品種です。
体色以外は野生のメダカと変わりない丈夫さを持ち、初心者から飼育しやすい入門種と言えるでしょう。

ちなみに、アルビノのメダカは赤い目をしており、白メダカは黒い目をしています。

黒メダカ

(めだか)黒メダカ(6匹)

黒メダカは原種メダカのことです。黒みがかった趣深い体色が特徴です。

野生に棲息している黒メダカは、地域によって色の出方や形に若干違いがあります。野生ではすでに絶滅危惧種となっており、流通しているのは養殖された個体です。

原種なので丈夫で病気にかかりにくく、飼育のしやすさは数ある品種のなかでも一番です。

黒メダカの飼育についてはこちらの記事を参考にしてください。

ヒメダカ

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ヒメダカは一般にメダカ、というと思い浮かべる黄色い品種です。幼稚園や小学校などで飼育されていることが多く、なじみ深いです。
こちらも白メダカ同様に、突然変異で黒色の色素胞がないものを固定したメダカです。

数多くの品種のベースになっています。

幹之メダカ

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2007年に作られた改良品種で、背中が青白く光り、他のメダカにはない美しい輝きを見せてくれます。
改良品種の中でも人気が高く、ボトルアクアリウムでも映えます。

背中の光が美しいので、横からではなく上から鑑賞することで、その美しさを楽しめます。

ボトルでメダカは何匹飼えるの?

ボトルアクアリウムに使用できる容器は幅広いです。
コップのような小さな容器で飼育する人もいますが、容器が小さくなると、必然的に水量も少ないので飼育可能な数も減ります。

ボトルでメダカを飼育するとなると、何匹が最適なのか迷う人は多いです。
そこで、飼育数の目安をご紹介します。

メダカ1匹に必要な最低水量

アクアリウム界では古くから「魚1cmに対して必要な水は1リットル」と言われていますが、これまでの飼育経験からいうと1匹に対して最低でも3リットル以上の水量がある方が急激な水質悪化を招きにくいです。
しかし、そうなるとかなりのサイズの容器が必要となります。

ボトルアクアリウムでも、できるかぎりの水量を確保しましょう。

個人的にはボトルアクアリウムでの飼育は1~3匹くらいがちょうどよいと感じています。

水槽サイズに対する最適な飼育数や、過密状況判断などについてはこちらの記事で解説しています。

メダカを多く飼い過ぎると起こる問題

ボトルアクアリウムに限ったことではないのですが、メダカをひとつの容器で多く飼育することで起こりやすい問題もあります。

過密状態までいかなくてもこれらのトラブルは起こることがあるので、ボトルアクアリウムで飼育するときは、容器や飼育数に余裕を持つことが大切です。

成長が遅れる

飼育容器が小さい場合でも「まだ泳げるから」と、ぎゅうぎゅうにメダカを入れてしまう人が稀にいます。

メダカだけでなく魚は十分な水量と遊泳スペースがなければ、しっかりと大きく育ってくれません。

また成長が遅れ気味になることも多いので、ボトルアクアリウムの場合は飼育数は少なめにすることをおすすめします。

産卵が止まる

メダカの飼育数が多いことで、飼育容器内に十分なスペースを確保することができていなければ、産卵もうまくいかないことが多いです。卵を産まない、というだけでなくメスの命にかかわる『卵詰まり』を起こすこともあります。

これは、産み付ける水草が無い、相性の良いオスがいない場合に起こりやすくなります。
ボトル内の限られたスペースで飼育できる匹数や植えつけられる水草も限定されるのは仕方のないことです。

これを解消するためには、メダカの数を絞ることと、水草の入るスペースを考慮してボトルのサイズを選ぶことです。

メダカは卵をよく産むので、繁殖させたいのであれば採卵して、稚魚は別容器で育てましょう。

メダカの産卵についてはこちらの記事をご覧ください。

メダカが突然、死んでしまう

ボトルアクアリウムで一番ネックになるのが『水質管理』です。

メダカの飼育数が多いと、普通の水槽より水量が少ないため、急激な水質悪化が起こりやすいです。

特に気温の高くなる夏は要注意で、水温が急上昇したり、高すぎる状態が続くことでメダカにダメージを与えることがあります

暑い季節は設置場所を移動したり日陰を作ってやるなど、メダカたちが過ごしやすい工夫をしましょう。
そして、原因となる過密飼育は避けるべきです。

メダカ飼育の失敗や、死んでしまう原因などはこちらのコラムで解説しています。

またメダカに最適な水質に関してはこちらのコラムをご覧ください。

まとめ:ボトルアクアリウムに最適なメダカ5選!何匹飼えるかの目安も解説です!

ボトルアクアリウムでの飼育に最適なメダカ5種類の紹介、過密飼育などで起こりやすい問題についてお話ししました。

一般の水槽でも過密状況での飼育はトラブルが絶えません。小さな容器で幻想的な世界を作ることもできるボトルアクアリウムは、水量が少ないため飼育数は少なめにするのがポイントです。

『ほどほど』のが長期飼育を成功させるコツです。ポイントを抑えつつ、ぜひボトル飼育を楽しんでください。

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執筆者 アクアガーデン

アクアガーデンのスタッフが水槽レンタル・リース、メンテナンス、引っ越しサービスなど様々なサービスを通して得たアクアリウムの経験や知識をコラムで発信しています。

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