大切に育てている、自慢のメダカを上手に撮影したい!でもすぐ動いてしまって、なかなか上手に撮影できない…。そんなお悩みを解決するために、メダカ撮影のコツを解説します!
ちょっとした小物を揃えたり、角度を工夫するだけで、見違えるように映える写真が撮影できるようになります。
SNSなどに投稿したい方におすすめです、ぜひご一読ください。
映えるメダカ写真のポイント!メダカを主役に撮りたい場合
メダカを主役に「映える写真」を撮影するためのポイントは3つあります。
- シャッタースピードや連写機能を使う
- 撮影する角度に注意する
- 体色や模様をしっかり写すため、光量に気を配る
では以下で、各項目について具体的にアドバイスしていきます。
基本的なアクアリウム撮影方法については、以下のリンクが参考になるかと思います。
なお、メダカの撮影にはある程度メダカにストレスを与えてしまう場合もあります。撮影後はよく観察し、元気でいるか気を配ってあげましょう。
下のリンクでメダカの健康チェックポイントがあげられています。
メダカは小さな動く被写体!シャッタースピードや連写機能を使おう
メダカは動きが早く、俊敏に動きます。
動きを止めることがあまりないので、カメラを構えて撮影してもブレてしまうことがよくあります。
そんな場合は、シャッタースピードを160分の1よりも速くするとブレを防げます。
東京アクアガーデンでは320分の1で撮影しています。
シャッタースピードの調節ができないスマホなどで撮影する場合は、連写機能で対応できます。一度試してみてください!
メダカを撮影しやすい角度
メダカの撮影は、「上見」(上から撮影する)と「横見」(横から撮影する)がおすすめです。
上見の場合は、水面近くを泳いでいる時がシャッターチャンスです!
横見の場合は、厚みの薄い容器に入れてやると撮影しやすいですよ!
奥行が15cmと薄めなので、メダカが「横を向く」確率が高く、撮影しやすくなります。また、背面にスモークガラスが使われているので、メダカがぱっと目立ち、美しい写真が撮れます。
メダカの体色や模様がしっかり映すには
メダカはご存知の通り、かなり小さいので、色や模様を鮮明に撮ることが難しい場合があります。
ハッキリ撮影するためには、光量を上げましょう。水槽用照明を使う、レフ板を使うなどして画面を明るくしましょう。
レフ板を使うと横からメダカに光を当てることができるため、横見撮影にとても有効です。メダカをより色鮮やかに撮影できます。
レフ版がない場合は、コピー用紙など白いものでも代用できます。
メダカ水槽をインテリアとして撮りたい!
今度は、メダカ水槽をインテリアとして撮影する場合のポイントを解説します。
ポイントは2点、
- 空間全体の明るさを考える
- メダカのシルエットを重視する となります。
空間全体の明るさを考える
メダカ水槽を風景の一部として撮影したい場合は、空間全体の明るさに気を配りましょう。
レンズで被写体がゆがんでしまっていないかを確認しつつ、角度を調整して撮影してください。
メダカのシルエットを重視する
メダカ水槽を背景の一つとして撮影する場合、引きの構図となるわけですが、メダカの模様など細かいところはあまり写りません。
そういった場合はメダカの全体シルエットを重視して撮影することで、存在感を出せます。
メダカ撮影におすすめの小物3選
では、こちらではメダカ撮影におすすめの小物を紹介します。
スマホ用マイクロレンズ
スマホのレンズ部分にクリップ留めして使えるレンズです。
倍率は商品によって異なりますが、上記アイテムは10~40倍になります。使い方の注意点は、レンズの中心とカメラの中心を真上から見てまっすぐになるように合わせること。そうすればピントが合います。
レンズで拡大した場合、より光量が多い方が美しい撮影ができるので、下でライトもご紹介します!
テトラ LEDミニエコライト
幅20cmの小型のライトです。LEDなので寿命が長く、電気代の節約になるところも嬉しいですね。2000円以下とリーズナブルなところもおすすめポイントです。
取付けは、水槽のふちを挟み込むという方式なので、ふち付き水槽でも取り付けられます。
下のリンクでは、メダカ飼育におすすめの照明をまとめてあります。
和風のオブジェやアクセサリー
こういった、和風のアイテムもメダカの可憐さを引き立ててくれます。
メダカは体型がほっそりしているため、和風のアイテムが良く似合います。
こちらのアイテムはパッと目を引く赤い鳥居です。リーズナブルですし、メダカを引き立ててくれますよ。
しっとりした緑の美しい、苔流木を模したオブジェです。
自然な感じで撮影したい方におすすめです。
また、ビー玉を使った撮影も人気があります。下にまとめてありますので参考になさってください。
まとめ:メダカの撮り方!映える写真撮影におすすめなメダカの角度・小物をご紹介
小さくて可愛いメダカを映えるように撮影する方法、小物などをご紹介しました。
特に夏は水槽を撮影したくなる季節です。上手に映える写真を撮影し、涼を感じてください。

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