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メダカの室内飼育完全ガイド!水槽の立ち上げから飼育器具まで詳しく解説

メダカは屋外で飼育するイメージがありますが、室内飼育も人気の魚です。

水質や水温の変化に強く、大掛かりな飼育設備も必要ないことから、初めて魚を飼う人でも安心して挑戦することができます。

しかし、飼育が簡単といっても水槽の立ち上げ方や必要な飼育器具など、初心者の方にとって難しいことも少なくありません。

そこで、今回はメダカの室内飼育について、水槽の立ち上げから飼育器具まで詳しく解説します。

メダカの室内飼育のコツを動画で!

この記事の内容は動画でもご覧いただけます。

メダカを室内飼育するメリットなどを音声付きでガイドします。

【メダカの室内飼育完全ガイド】メダカ水槽の立ち上げから飼育器具まで超詳しく解説

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金魚やメダカ、熱帯魚の飼育ポイントを動画でわかりやすく解説しています。

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メダカを室内水槽で飼育する場合のポイント

メダカの飼育を始める前に以下の3つのポイントを押さえておきましょう。

  • 水槽設置後1週間はメダカを入れない
  • 最初の1ヶ月は水換えをこまめに行う
  • フィルターが茶色くなっても替えない

初心者の方は「なぜ?」と思うことばかりかもしれませんが、とても重要なことです。

メダカに限らず魚の飼育の基礎として欠かせないので、詳しく解説していきます。

水槽設置後1週間はメダカを入れない!

水槽を設置してから1週間はメダカを入れないようにしましょう

水槽に入れたばかりの水は魚に適していないどころか、大きなダメージを与えて体調をくずす原因になることも珍しくありません。その大きな理由が「バクテリア」です。

バクテリアは魚のフンや食べ残しから出る有害なアンモニアを亜硝酸塩に分解して、最終的にほぼ無害な硝酸塩にしてくれます。この流れを「硝化サイクル」といって、できるまでに1週間程度かかります

厳密には完全にできあがっているわけではありませんが、魚が住む水として問題はありません。立ち上げたばかりの水槽や水にはバクテリアがおらず硝化サイクルができていないため、有害なアンモニアや亜硝酸塩が蓄積してひどい場合は中毒を起こしてしまうこともあります。

最初の1ヶ月は水換えをこまめに行う

メダカを導入して1ヶ月は水換えをこまめに行いましょう

先述しましたが、この時期はまだバクテリアの数も少なく硝化サイクルが完全にできあがっていません。水質が不安定なので、悪化してしまわないよう水換えの回数を多くして対処します。

目安は1週間に2回、水槽の1/4~1/3程度です。

フィルターが茶色くなっても替えない!

フィルターが茶色くなっても「汚れている!」とすぐに交換しないようにしましょう。

たしかに汚れもありますが、それよりも有益なバクテリアがたくさん住み着いています。立ち上げて間もないにもかかわらずフィルターを交換してしまうと、せっかく増えたバクテリアが少なくなってしまいます。

汚れ具合にもよりますが、2ヶ月前後経過して水槽内にしっかりバクテリアが定着してから交換するようにしましょう。

メダカ室内飼育の器具

メダカの室内飼育で必要な飼育器具は以下の5つです。

  • LED照明
  • ろ過フィルター
  • 水槽用クリーナー
  • カルキ抜き

どれも水槽維持に欠かせないので、具体的に解説していきます。メダカを入れる水槽本体を検討中の方はこちらもおすすめです。

照明は必ず設置しよう!

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メダカ水槽には必ず照明を設置するようにしましょう

日光には、

  • 色揚げ効果
  • バイオリズムを整える
  • 水草の成長に必要

といったように、メリットが多いです。しかし、窓際に水槽を置いて日光を当てようとしても日照時間の調節が難しく、水温の上昇やコケの発生につながってしまいます。

そこで、太陽光に近い波長のLEDを導入することで、メリットを受けつつスイッチ1つで点灯時間を管理することができます。

通常飼育なら水槽用ヒーターはほぼ不要

室内飼育の場合は水槽用ヒーターは、ほとんど不要です

メダカは水温に対する適応能力が高いので、冬場であっても室温で十分飼育できます。ただ、玄関など極端に冷え込んだり冬場でも繁殖させたかったりする場合は用意しましょう。

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ろ過フィルターは投げ込み式がおすすめ

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メダカ水槽のろ過フィルターは投げ込み式がおすすめです。

緩やかな水流と高い酸素供給力が、強い水流を好まないメダカに向いています。外掛け式フィルターでも問題ありませんが、その場合は流量を調節できるタイプが良いでしょう。

水槽用クリーナーで底砂を清潔に保つ

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底砂は水槽用クリーナーで清潔に保つようにしましょう。

汚れたまま放っておくと病原菌の温床になって、病気や水カビといったトラブルにつながることもあります。水換えのついでに掃除できるので、余分な手間もかかりません。

底砂の種類によっては粒がくずれやすいものもあるため、メダカ水槽におすすめの底砂はこちらも参考にしてみてください。

カルキ抜きは大量換水なら固形、少量なら液体タイプ

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水道水には魚に有害なカルキ(塩素)が含まれているので、カルキ抜きで中和する必要がありますが、大量に水換えするなら固形(ハイポ)、少量なら液体タイプがおすすめです

固形はカルキ抜きに少し時間がかかるものの、その間に水温合わせもできますし大量の水に使う場合はコスパが良いです。一方で、液体タイプは計量しやすくボトルや小型水槽に向いています。

メダカは小型の水槽や飼育容器で飼うことが多いので、液体タイプの使用頻度が高いです。

失敗しないメダカ水槽の水換えのコツ

水換えは水質を改善する効果的な方法ですが、その反面、水質を大きく変化させてしまいます。

失敗してメダカが体調をくずさないようにするためにも、

  • 水換えの頻度
  • 水温変化
  • 水の蒸発

この3つコツを把握しておきましょう。少し気を付けるだけなので、難しい技術は必要ありません。

水換えの頻度を決める考え方

水換えの頻度を決めるために、メダカの「飼育密度」「水量」に着目します。

「メダカ1匹に飼育水1L」を目安に飼育密度を調整して回数は1週間に一度、そして水換えの水量は1/4~1/3程度にします

ただし、冬場はメダカの活性が落ちて給餌量も減るので2週間に一度でも問題ありません。

水温変化にご注意!

メダカは水温に対する適応能力に優れますが、それはゆっくり変化した場合で急上昇・急低下には弱いです

夏場は水道水の方が極端に冷たいことはありませんが、安全のためにも水槽と同じ部屋に汲み置きして水温を合わせましょう。一方で、冬場は水道水の方が水温が低いので、汲み置きする、もしくは給湯器などで調整してから水換えに使います。

小型容器なら水の蒸発に気を付けよう

小型の飼育容器やボトルアクアリウムなどは水量が少ないので、水質も悪化しやすいです

蒸発して水量が減ると、より一層水が悪くなりやいすことから、蒸発したらこまめに水を足すようにしましょう

飼育容器の横に500mlペットボトルで水を汲み置きしておくと手軽に足し水できます。

まとめ:メダカの室内飼育完全ガイド!水槽の立ち上げから飼育器具まで詳しく解説

メダカの室内飼育には、屋外飼育とは異なる飼育のポイントがあります。

とは言っても難しいことはないので、初心者の方でも心配ありません。

ただ、「メダカは丈夫だから」と油断せず、丁寧な世話を心がけるようにしましょう。それが、メダカ飼育のコツです。