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スラウェシ島の熱帯魚・エビ特集!飼育しやすく美しい生き物たち8選!

皆さんはスラウェシ島をご存知ですか?
インドネシア中央部に位置する大きな島で、一年を通して温暖な気候のためダイバーの人気スポットとしても知られています。

そんなスラウェシ島には大小さまざまな湖が点在しているのですが、それらの湖周辺には他ではあまり見られないような美しい体色のメダカやエビ類が数多く生息しているんです!

今回はスラウェシ島原産の熱帯魚やエビの中でも、特に飼いやすくて美しい生き物たちを8種類ご紹介していきます。
まだまだ未知な部分の多いスラウェシ島の雰囲気を、ご自宅の水槽で再現してみるのはいかがでしょうか?

淡水エビの楽園!スラウェシ島とは

インドネシア中央部に位置するスラウェシ島
年間を通した温暖な気候と透明度の高い海、山や湖などの自然にもあふれたこの島は、未知の領域が多く固有種の宝庫としても知られています。

そんなスラウェシ島の中でも今回注目したいのが、島内に点在する湖周辺に生息する生き物たちです。
スラウェシ島の中央部に位置する湖は地殻変動により海と分断され、長い年月をかけて降り注いだ雨の影響で淡水化したと考えられてきました。

現地トゥティ湖の水質は淡水にも関わらずpH9前後とかなり強いアルカリ性で、硬度も高めのようです。
そのためかスラウェシ産のエビ類は海水エビのような派手な見た目をしている種類が多く、淡水で海水水槽のような演出ができることから、近年かなりの話題と人気を集めるようになりました。

淡水エビの楽園、スラウェシ島。
このページでは、そんな神秘的で美しい島の熱帯魚やエビたちをたっぷりとご紹介していきます。

スラウェシ島の熱帯魚3選

スラウェシ島に生息する熱帯魚といえば、メダカ系が多い印象です。

  • テルマセリナ
  • セレベス・ハーフビーク
  • オリジアス・ネオンブルー

まずはこちらの3種類をご紹介していきますので、お気に入りの一匹を探してみてくださいね。

テルマセリナ(セレベス・レインボー)

メタリックな体色が人気のレインボーフィッシュ。
その中でもスラウェシ島やパプアニューギニアなどに生息するテルマテリナ科のお魚のことを、総じてテルマセリナ(またはテルマテリナ)と呼んでいます。

種類にもよりますが、中性~弱アルカリ性・水温20~25℃の水質を好むようです。
おとなしいため幅広い種類との混泳が可能で、餌への食いつきも良く人工飼料から活餌まで何でも食べます。

セレベス・ハーフビーク


細長い体型と口先が特徴的なハーフビーク。
その中でも流通量が多い代表種ともいえるのが、スラウェシ島原産のセレベス・ハーフビークです。
オレンジ色に染まるヒレがなんとも愛らしいですよね。

セレベス・ハーフビークは闘争本能がやや強いお魚なので、同種同士の混泳には注意が必要です。
混泳させる場合は広めの水槽で、隠れ家をたくさん用意してやりましょう。

中性~弱アルカリ性、水温22~27 ℃の水質を好みます。

オリジアス・ネオンブルー


メタリックブルーの体に赤とオレンジのヒレがよく映える、オリジアス・ネオンブルー
オリジアスというと「ウォウォラエ」の方が有名かもしれませんが、オリジアス・ウォウォラエはスラウェシ島のすぐ近くにあるムナ島出身で、「ネオンブルー」よりヒレの赤みが若干強く発色します。

オリジアス・ネオンブルーはスラウェシ島原産のお魚としては珍しく、弱酸性の水を好みます。
水温は24~26℃に安定させてやりましょう。

名前のオリジアスとは「メダカ属」のことを指しますので、日本のメダカはもちろん、温厚な性格の小型魚であればどんな種類との混泳もうまくいきます。

近い仲間でオリジアス・ウォウォラエがいます。

スラウェシ島のエビ5選

続いてはスラウェシ島出身のエビ5選ということで、

  • レッドブロッサムシュリンプ
  • トゥティビューティーシュリンプ
  • シックスバンドシュリンプ
  • ホワイトグローブシュリンプ
  • ポソレッドシュリンプ

南国の雰囲気あふれるこれらのエビたちをご紹介していきます!

レッドブロッサムシュリンプ

赤黒い体に黄色のバンドとスポット模様が特徴的な、レッドブロッサム・シュリンプ
別名イエローブロッサム・シュリンプとも言います。

こちらのエビは全長4cm程度、温厚な性格のため同サイズ程度のエビやオトシンクルスとの混泳が可能です。
他のエビ類同様、水草の残留農薬や高水温による酸欠に注意して育てましょう。
水槽環境が整っていれば比較的容易に飼育できる淡水エビです。

中性~弱アルカリ性、水温20~25℃の水質を好みます。

トゥティビューティーシュリンプ

白い体色と、縦横に走る紫の色彩、スポット状の青い模様。
トゥティビューティー・シュリンプはその名の通り、スラウェシ島トゥティ湖に生息する大変美しい淡水エビです。

おとなしい性格で混泳向きですが全長約2cmと小型のため、ヤマトヌマエビなどやや大きくなるエビや魚との混泳は避けましょう。

中性~弱アルカリ性、水温20~25℃の水質を好みます。

シックスバンドシュリンプ

褐色の体に白のバンドが6本入る、シックスバンド・シュリンプ
落ち着いた雰囲気の色合いで、石やウィローモスを使ったレイアウトによく合います。
飼育自体はそこまで難しくないものの、繁殖が成功した例はかなり少ないようです。

こちらも中性~弱アルカリ性、水温20~25℃の水質で飼育をしましょう。

ホワイトグローブシュリンプ


赤い体に散りばめられた青白いスポット模様、白い前脚が特徴のホワイトグローブ・シュリンプ
全長2.5cmとやや小型ですが、水草によく映える色味をしています。

飼育が簡単なことからスラウェシ産シュリンプの中ではかなり人気が高く、繁殖も容易です。
中性~弱アルカリ性、水温24~27℃の水質で飼育しましょう。

ポソレッドシュリンプ

紫と白のスポット模様が特徴的な、ポソレッド・シュリンプ
スラウェシ島のポソ湖に生息していることからこの名が付きました。
店舗によっては、レッドオーキッド・シュリンプという名前で販売されることもあるようです。

最大全長3cm、飼育や繁殖は容易な部類に入ります。
中性~弱アルカリ性、水温20~25℃の環境で飼育しましょう。

カニや水草にも注目!スラウェシ島は新種の宝庫?

スラウェシ産の生き物たちは飼育や繁殖方法が確立されていない種類が多く、まだまだ未知の領域が多いです。

現在でも新種の生き物がたくさん生息していると考えられていて、2015年には以前からペットとして普通に流通していたバンパイア・クラブスラウェシ島原産の新種だったというニュースがありました。

これまでご紹介してきた熱帯魚やエビだけでなく淡水カニ水草などもユニークなものが多く、スラウェシ島の魅力はまだまだ語り尽くせません!

まとめ:スラウェシ島の熱帯魚・エビ特集!飼育しやすく美しい生き物たち8選!

インドネシア中央部に位置する大きな島、スラウェシ島。
今回はスラウェシ島の湖周辺に生息するユニークな生き物たちをご紹介してきました。

スラウェシ産のほとんどの水棲生物は弱アルカリ性の淡水を好むため、サンゴ石やカキ殻を使って水質調整を行ない、海水水槽風のレイアウトをする方が多い印象です。
「スラウェシミネラル」という水質調整剤なども販売されていますので、そういったものをうまく使いながら、生き物にとってベストな飼育環境を整えてやりましょう。

まだまだ未知の部分が多いスラウェシ産の生き物たちですが、試行錯誤しながらアクアリウムを楽しむのもなかなか良いものですよ!