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金魚が動かない?!原因と対策とは!体調不良・病気など様々な要因を解説

せっかく育てている金魚、なぜか水槽のかたすみでじっとしていて動かない、どうして?という質問をよくいただきます。

可愛い金魚の元気がないのは心配ですね。

金魚が活発に動かなくなるには理由があります。どんな原因で動かないのか、どういった対策をしたら元気に泳いでくれるのか、様々な角度からアドバイスさせていただきます!

金魚の元気がなくなる原因

金魚の元気がなくなる原因は主に以下のようなものが挙げられます。

  • 餌の食べ過ぎ
  • 水が冷たい
  • 水槽が汚れている
  • 病気
  • 購入直後の人見知り

この原因の中で、購入直後の金魚については特に対策は必要ありません。購入直後は金魚も緊張しています。知らないところへいきなり連れて来られたので様子をうかがっているとも考えられますね。

ですので、購入してすぐの金魚には餌も与えず、静かな場所でそっとしておきましょう。少しずつ環境に慣れて、元気に泳いでくれるようになります。心配して水槽をゆすったり、大きな声で呼びかけると金魚はより一層警戒してしまいますので控えてください。

ではその他の原因について、判断基準や対応策をご説明します。

餌の与えすぎについて

金魚の餌やりは案外難しいものです。

どうしてかというと、金魚はとても食いしん坊なので与えたらどんどん食べてしまうからです。「もうお腹いっぱいだから食べないよー」という調節ができないのです。

では餌を与えすぎていた場合、どういった症状が出るでしょうか?

消化不良・便秘に注意!

金魚に餌を与えすぎると、消化機能が追いつかなくなることがあります。

当然消化不良や便秘を起こしてしまいます。

消化不良を起こした金魚は、長くて白っぽいフンをします。フンの中に気泡がある、透明な部分がある場合も消化不良のことが多いです。

餌が多すぎて便秘を起こしている場合は、フンが太く長くなります。正常なフンは2~3cmですので長すぎる太いフンをする場合は、餌が多すぎて便秘のため元気がなくなっている可能性大です。

金魚のフンから健康状態を知るポイントは以下のリンクが参考になります。

対策:餌の量・回数を見直す

金魚が餌の与えられすぎで動かないと思われる場合は、餌の量や与える回数を見直しましょう。

金魚に限りませんが、魚に与える餌の適量は「1分前後で全部食べきれる量」です。また、複数の魚を飼育している場合、気の強い食いしん坊が餌を独り占めしてしまうこともありますので、餌を与えた後は様子を観察し、すべての個体が餌にありつけていることを確認しましょう。餌の前後のお腹のふくらみ具合で「ちゃんと食べた」と判断できます。

金魚の餌やりのポイントは以下のリンクを参考になさってください。

水槽の水が冷たい・汚れている場合

金魚の活性は水温と水質に左右される

金魚が元気に泳ぎ回るかどうかは、水温と水質に大きく左右されます。

金魚にとって水槽はいわば「生活空間」です。私たち人間も、部屋の温度が低すぎれば元気に活動できませんし、部屋の空気が汚れていたら気分が悪くなりますね。それと同じです。

対策:保温や水換えを徹底する

金魚はヒーター無しで飼育が可能な魚です。とくに繁殖させたい場合は、冬の寒さを感じさせる必要があります。

金魚の繁殖についてはこちらのリンクで詳しく解説しています。

しかし、水温が低いことが理由で金魚の元気がなくて心配であれば、水槽用ヒーターを導入するなどして18~25℃くらいに水温を調節してあげましょう。

エヴァリス ダイヤルブリッジR AF 75W

こちらのヒーターはダイヤルで温度を調整できるので、とても使いやすいものです。こういったヒーターで水温を維持してあげると金魚も活性が高まります。

金魚の水温やヒーターの使用については以下のリンクを参考になさってください。

また、水温を適温に保っているのに元気がない場合、水質が金魚に合っていない可能性が考えられます。

金魚は水質の変化に強く環境適応能力も高いので比較的どんな水質にも対応しますが、本来の適切な水質は中性~弱アルカリ性です。水の汚れなどが原因で水質が酸性に傾きすぎると体調を崩してしまうこともあります。

金魚の水質についてはこちらのリンクが参考になります。

水質を確認したいときには、試験紙で水質検査を行うと判断が容易です。水槽の水を試験紙に浸し、試験紙の色の変化で水質をチェックする便利なアイテムです。1つあると何かと使えるので用意してあると安心です。

テトラ (Tetra) テスト 6 in 1 試験紙

水質検査についてはこちらのリンクが参考になります。

水質を改善するには、水換えを行うのが一番です。
水換えには金魚の神経を刺激する効果もあるので、元気に動かない場合はこまめに水換えを行うと金魚の活性を取り戻すことができます。

水換え方法についてはこちらのリンクを参考にしてみてください。

金魚が病気になってしまったら

では、金魚が病気になって元気がない場合はどうしたら良いでしょうか。金魚にはいくつかの病気が知られています。

下のリンクに病気のときの症状と対処法がまとめてありますので参考にしてください。

焦らず飼育環境の改善を行おう

もしも病気だと判断されても、ごく初期ならば水槽の掃除を行う、水換えをこまめに行うなどで自然と治ってしまうことも多いです。

いつもと様子が違う、元気が無いなと思ったらこまめな水換えと掃除が一番効果があります。

金魚水槽の掃除についてはこちらのリンクで詳しく解説しています。

症状が深刻なら、塩水浴や薬浴を行おう

水換えと掃除を行っても元気が戻らない、病気が改善しないときは治療を行います。

金魚の病気の治療で行われるのが、塩水浴と薬浴です。

塩水浴は塩の持つ浸透圧を利用した治療法で、金魚の体力温存・回復を図り自己治癒力を高めることで病気を治療します。

塩水浴についてはこちらのリンクで詳しく解説しています。

塩水浴を行を行う期間は大体1週間程度、それでも状態が改善しない場合は、魚病薬の使用を検討してください。

以下のリンクに魚一般の病気を改善するための薬の一覧や、効能がまとめてありますので参考にしてください。

金魚の病気でよく使われるのは「グリーンFゴールド顆粒」という薬剤です。

グリーンFゴールド顆粒 6g(2g×3包) 動物用医薬品

こちらの薬剤は細菌の生命活動を阻害する成分が含まれており、細菌由来と思われる病気に対して効果があります。

顆粒なので計量が面倒ですが、幅広い病気に効果があるので1つあると様々な場面で活用できます。

まとめ:金魚が動かない?!原因と対策とは!体調不良・病気など様々な要因を解説

金魚が動かない場合の原因とその対処法についてご説明しました。

多くの場合、原因があって金魚は静かにしていますので、その原因を取り除いてあげれば元気に泳ぎ始めます。

焦らずじっくりと対応してあげましょう。

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