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泳ぎ方から見分ける魚の病気と対処法!ふらふら・擦り付けるなどは要注意

可愛い魚の水槽を覗き込んだら、アレッ、どうしてあの魚はいつもと違う泳ぎ方をしているのだろう…!ということ、ありますね。

たかが泳ぎ方…と侮ってはいけません。魚の泳ぎは体調のバロメーター、いつもと違う泳ぎ方をしているのには何かしらの理由があるのです。
それは、病気だったりストレスだったり…原因は様々ですが、いずれにしても魚にとって良いものとはあまり言えません。

魚の泳ぎ方に異変を感じたら、早急に状況を改善してあげましょう。

今回は、おかしな泳ぎ方をしはじめた魚の原因、対処法をご紹介します。

魚の体調が悪い!要注意の泳ぎ方

いつもと違う、おかしな泳ぎ方をしていたら体調不良の可能性があります。

おかしな泳ぎ方は大きく分けて下の5つに分類できるのではないでしょうか。

  • フラフラと泳ぐ
  • 体を底砂などにこする
  • 底でじっと動かない
  • 水面でずっとパクパクしている
  • 斜めに泳ぐ

この5つの泳ぎ方について、考えられる原因とその対処法について解説していきます。

フラフラと泳いでいる

元気がなさそうにフラフラ泳いでいたら、どんな理由が考えられるのでしょうか。

原因:病気、いじめ、拒食など

この場合、普通に泳ぐだけの体力がないと考えることができます。

体力がなくなる原因としては

  • 病気にかかった
  • 他の魚からいじめられてストレスがたまって衰弱している
  • 何らかの理由により餌が食べられておらず、栄養失調

ということが考えられます。心当たりはありますか?

対処法:まずは隔離しよう

病気になってしまったにしろ、他の魚にいじめられているにしろ、有効な方法は「隔離する」ことです。

隔離ボックスや隔離水槽で、元気が出て餌が食べられるようになるまで静かに過ごせるような環境を作りましょう。

下のような市販品を使うと水槽の数を増やすことなく、隔離が可能です。

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水温を高めに保ち、その魚が確実に安心して餌を食べられているか見守ってあげてください。

隔離水槽についてはコチラの記事も参考にしてください。

体を底砂などで擦っている

体を底砂や流木にこすりつけているように見える…そんな場合はどんなことが起きているのでしょうか。

原因:白点病などの寄生虫

体表に寄生虫がついて、かゆいのでどこかに擦りつけている可能性が高いです。

体表をよく観察してみてください。白点病やウオジラミが発生していないか確認し、もし発生していたらすぐに駆除する必要があります。

白点病もウオジラミも体表に小さな点が現れるので、よく見れば発見できます。白点病はその名の通り白い点、ウオジラミはやや茶色い点に見える、どちらも寄生虫です。

寄生虫についてはコチラの記事も参考にしてください。

対処法:薬浴で撃退!

まずは水換えを行いましょう。寄生虫が発生した水槽の水には、目に見えないサイズの寄生虫の幼生が漂っている可能性があるからです。

その後、魚病薬を使ってください。白点病であればニューグリーンF、ウオジラミであればリフィッシュがおすすめです。

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詳しい使い方はコチラの記事も参考にしてください。

底でじっとしている

水槽の底でじっと動かない…心配になりますね、どういった原因があるのでしょう。

原因:消化不良、病気、水温低下

じっとしている場合は、内臓の調子が悪いことが多いです。

  • 消化不良を起こした
  • 病気にかかって元気がない
  • 水温が低くて活性が下がり、動かない

このどれかに心当たりがありますか?

対処法:保温とこまめな水換え

消化不良を起こしたのであれば、餌の量を少なめにしましょう。多すぎる餌を与えられると食べ過ぎてしまい、消化器官に負担がかかっているかもしれませんし、便秘かもしれません。

消化不良についてはコチラの記事も参考にしてください。

また、適度な水換えも効果がありますので試してみましょう。

水温計を見て水温が下がりすぎているようであれば、水槽用ヒーターを用意して加温してください。そして餌を一度切り、絶食状態を数日続けます。そのあと多めの水換えを行うと交感神経が刺激され、自然治癒力がアップします。

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ヒーターについてはコチラの記事も参考にしてください。

魚が動かないときの対処法についてはコチラの記事も参考にしてください。

水面でずっとパクパクしている

水面でパクパクしてばかりいる…そういった時は、酸欠かエラの異常が起こっているかもしれません。

原因:酸欠、エラの異常、病気

原因は2つ考えられ、

  • 酸欠
  • エラの異常、病気

のどちらかです。どのようにして見分けたら良いでしょうか。

対処法:鼻上げ具合で原因を特定する

見分け方のコツは、「ずっとパクパクしつづけているかどうか」です。金魚をよく観察してみて、

  • 少しパクパクしたら、一旦水中に戻る → 酸欠
  • 休みなくずっとパクパクし続けている → 病気

と考えることができます。

酸欠であるなら、エアレーションを行いましょう。俗にいう「ぶくぶく」を使ってあげると効果的です。

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酸欠についてはコチラの記事も参考にしてください。

エアレーションについてはコチラの記事も参考にしてください。

病気の場合は、エラに何か寄生虫や細菌がついてしまっている可能性があります。エラの異常は原因を特定しづらいので、どんな原因でも効果が期待できる「塩水浴」がおすすめです。

エラ病や塩水浴についてはコチラの記事も参考にしてください。

斜めに泳いでいる

体のバランスがとりづらいかのように、斜めになってヨロヨロと泳いでいる場合はどんなことが原因なのでしょう。

原因:体調不良、転覆病

斜めに泳ぐ場合は、まず第一に体調不良、そして転覆病が考えられます。垂直に泳ぐだけの体力が欠けている状態なのです。

対処法:負担を減らしつつ栄養をつけよう

体調不良も転覆病も、対処法は同じです。

魚の体にかかる負担を減らすこと、餌を少しずつ与えることです。

まず、水流をゆるやかにしましょう。そしてレイアウト物を減らしてゆったりと泳げるように工夫してください。

水流についてはコチラの記事も参考にしてください。

体の負担を減らすため、数日間餌を与えずに消化器官を休ませましょう。その後、ごく少量から餌を与えてゆっくりと栄養をつけさせましょう。

絶食についてはコチラの記事も参考にしてください。

転覆病が疑われる場合は、水圧も負担になります。水圧を弱めるために水槽の水の量を減らしてあげましょう。

転覆病についてはコチラの記事も参考にしてください。

魚の様子は毎日確認しよう!

以上、5つの変わった泳ぎ方とその原因、対処法を見ていきましたが、どの原因も「早く気づけば気づくほどすぐに軽快する」ものばかりです。

早く気づくための一番の方法は、毎日魚をよく確認してやることです。

いつもこのくらいの餌を食べる、こんな速度で泳いでいる、こんな動きをする…そういった「正常な状態」を知ることで、すぐに異常に気づけるのです。

まとめ:泳ぎ方から見分ける魚の病気と対処法!ふらふら・擦り付けるなどは要注意

泳ぎ方がおかしい魚の原因や対処法について解説しました。

魚の泳ぎ方に異変があった時は、体調に何かしらの不具合が生じていると考えて間違いありません。病気の初期症状のことも多いので、この時点で治療を開始できると良いですね。

発見が早いほど完治率も高まりますので、毎日よく観察してあげましょう!

せっかく縁があってお迎えした魚なので、快適に過ごしてもらいたいもの。大切育ててあげてください。

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