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メダカと熱帯魚飼うならどっち?それぞれのメリット・デメリットを解説

いままで魚やエビなど水棲生物の飼育が未経験という状態から、アクアリウムを始める人も多いですよね。昔と比べると機材のレベルも高くなり、メダカや熱帯魚など飼育できる生き物も増えています。

しかしこれからアクアリウムを始めようという人の中には、初心者向きと言われているメダカと熱帯魚、どちらの飼育が簡単なのかと悩む人もいますよね。

今回はそんな人たちに向け、メダカと熱帯魚それぞれのメリット・デメリットを解説していきますので、飼育する種類に悩んだときの参考にしてくださいね。

メダカと熱帯魚はどちらが難しい?

単純に「メダカ・熱帯魚どちらが初心者向きで簡単?」と聞かれたら、どちらも飼育経験のある私は「メダカの方が簡単で、費用がかからない」と答えるでしょう。

しかし飼育環境や予算などによっては、熱帯魚の方が楽な場合もあるんです。ヒーターなどをきちんと最初から揃えることができ、水温・水質を一定に保って安定した飼育環境が作れるのであれば、ネオンテトラなど初心者向けの熱帯魚は病気にかかりにくく飼育しやすいです。

ヒーターなしでも飼育可能なメダカは、水温や水質管理がなっていないと、すぐ体調を崩したり病気になりやすくなります。

どちらが簡単かというのは、やはり飼育経験者間でもその時々の飼育環境などで異なる意見がでるもの。これからお話しするそれぞれのメリットやデメリットはあくまでも参考として読んでくださいね。

メダカのメリット・デメリット

まずはアクアリムで初心者でも飼育が簡単といわれる、メダカを育てるときのメリット・デメリットについて考えてみましょう。

基本的なメダカの飼育法については、こちらの記事を参考にしてくださいね。

ヒーター無しで飼育可能!コストが安い

最近のアクアリウム関係サイトの記事では、メダカ飼育でもヒーター必須のような書き方をしているところが多いですよね。でも野生のメダカは気温の低い冬は冬眠する生き物。そのため基本的にヒーターなしで飼育できます。

熱帯魚では必須になる水槽用ヒーターですが、消耗品で一年ほどで買い替えるため、水槽設備の中では一番コストがかかるアイテム。そのためヒーターなしで飼育できれば、かなり費用を抑えることができるんですよ。

また流通量の多い楊貴妃などの品種は、熱帯魚と比較すると1匹当たりのお値段が安いというメリットもあるんです。

最近はネット通販やオークションなどでも愛好家などの手によって生み出された改良品種が入手しやすいですが、こちらは1匹当たりのお値段がそれなりに高いものが多いです。中には100万円もする品種もいます。

メダカの品種については、この記事をチェック!

室内でも室外でも飼育出来る

メダカは室内・屋外飼育どちらも可能な魚です。アクアリウム初心者さんだと、屋外飼育の場合「冬の水温が0℃以下になることが気になる」、「冬眠させるメリットが分からない」という人もいるかもしれませんね。

メダカは冬眠することにより、丈夫な体を作りやすくなります。しかし冬眠からの目覚めで失敗してしまうケースもあるので、冬眠させないほうが良いという人もいます。

メダカの冬眠についてはこちらの記事をチェック!

また飼育する際は水槽だけでなく、100円ショップで販売されている大きなボトルや、プラスチックケース、また睡蓮鉢などさまざまな容器を使うこともできます。

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飼育容器の面でも費用を抑えることができますし、飼育場所に合わせたデザイン性のある容器などを選ぶことが可能。そのため飼育する楽しみの幅が広がるのもメリットと言えるのではないでしょうか。

メダカ用水槽については、この記事をチェック!

メダカと育成できない水草もある

メリットが多いメダカですが、実は飼育するときの水質が合わなかったり、ヒーターを使わない場合は水温が合わなくて一緒に育てることのできない水草も存在します。

例えば赤系のレッドルドウィジアのような水草、ウォーターフェザーなど一見相性がよさそうに見える水草でも、水草自体の難易度が高いため、アクアリウム初心者さんには不向きです。

メダカを上手に育てることができても、同じ水槽内にある水草をキッチリと育て上げることができないと、枯れてしまい水質に悪い影響が出てしまいます。

水草については、この記事をチェック!

とても繁殖しやすい

メダカは夏場頻繁に産卵し、繁殖しやすいことでも知られています。親と同じ水槽に卵を放置していると食べられてしまうことが多いですが、気付いたら孵化して増えていた、なんてことも珍しくありません。

特に小さな水槽やボトルでメダカ飼育を楽しんでいる場合や、増えても水槽を増やせないという場合には、孵化した稚魚をどうするかで頭を悩ませるケースも多いです。

実際私の知り合いでも、最初のうちは小さな水槽を増やしていたけれど、増えすぎて飼育スペースが足りなくなってどうするか困った、と悩んでいた人もいます。

繁殖を楽しみたい人にとっては、繁殖しやすいというのは大きなメリットですが、増えすぎるのはデメリットにもなりますよね。

飼育できる数を超えてしまった場合には、親戚や知り合いで育てたいという人がいるか聞いてみたり、地域新聞などで里親募集、またアクアリウムショップで引き取ってもらえないか相談するのもひとつの方法です。

河川や湖などに放すのは、その場所の生態系を崩してしまうことになるので、絶対にしないでください。

熱帯魚のメリット・デメリット

メダカ飼育のメリット・デメリットについてお話ししてきましたが、ここからは熱帯魚飼育のメリット・デメリットについてみていきましょう。

熱帯魚飼育については、この記事をチェック!

美しい水草水槽で飼育出来る

熱帯魚はメダカとは違い、熱帯地方など日本と比べて通年温かな地域の生き物なので、ヒーターは必須。そして室内での飼育限定となってしまいます。

しかし一定の水温を保つことができるため、メダカ飼育で育てることのできない水草などを育てることも可能。多種多様な水草を使うことができるので、水槽レイアウトの幅も広がりインテリア性の高い水草水槽も作ることができます。

水草水槽については、この記事をチェック!

サイズや種類が豊富

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熱帯魚や水草は出身地がさまざま。熱帯魚だけでも種類が豊富で、体長・模様なども数多いのでコレクション性も高いですね。ビーシュリンプやベタなどは、改良品種も多いです。

それぞれの生体に合った水草やレイアウト、水槽用品などを自分でカスタマイズする楽しさもあります。

熱帯魚の種類については、この記事をチェック!

水槽用ヒーター・保温機器は必須

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熱帯魚飼育の大きなデメリットといえば、やはり水温が低くなる季節や場所などでは、水槽用のヒーターや保温機器が必須になるという点。

また水温上昇が激しい夏などは、飼育環境によっては水槽用のクーラーが必須になりますし、ろ過フィルターも必要になってきます。メダカと比べると初期費用や、水槽の運用費用などコストが高くなってしまうというデメリットがあります。

水槽用ヒーターやクーラーについては、こちらの記事を参考にしてくださいね。

複数で飼えないことがある

メダカは体の大きさや、飼育数、オス・メスの比率によってたまにケンカやいじめが起きることがありますが、基本的に温厚な性格なので、混泳可能な魚です。

しかし熱帯魚はベタのように同種同士だと闘争心の強いものや、縄張り意識の強いもの、ピラニアのように肉食なため他の魚と混泳できない種類も多いです。

同種同士でも狭い飼育環境だったり、飼育数が多いと縄張り意識の強い品種では、ケンカやいじめが起こることも珍しくありません。

大きさが違い過ぎる熱帯魚同士だと、小さな熱帯魚が食べられてしまうこともありますよね。

飼育する魚種に悩んだら

メダカと熱帯魚のメリット・デメリットについてお話ししてきました。

「結局どっちがいいんだ?」と、余計に頭を悩ませる結果になってしまったかもしれませんね。

アクアリウム初心者さんが育てるのに向いているのは、結局「自分が育てたいもので、初心者向きのもの」という点と、「予算」で決めるのが一番です。

身近なところにアクアリストがいるのなら、その人に相談して決めるのもひとつの方法です。

また熱帯魚の中には長生きする品種もいる点に注意しましょう。平均寿命なども考慮して自分が飼育するのに無理のない範囲の魚を選ぶこと、そして完成したアクアリウム水槽をイメージしておくことで、おのずとメダカにするか、熱帯魚にするかが決まってくることでしょう。

まとめ:メダカと熱帯魚飼うならどっち?それぞれのメリット・デメリットを解説

結局のところメダカ飼育、熱帯魚飼育どちらがいいのかは、用意できる飼育環境や予算などによるところが大きいため、個人差があります。

初心者向きと言われて購入したけれど、興味がわかない魚だったり、手間がかかりすぎると途中で飼育をやめてしまいたくなるという人も多いです。

アクアリストの中にはショップでひとめぼれして購入した、という人もいますが、初心者のうちはメダカでも熱帯魚でも衝動買いするのではなく、しっかりとその生き物について下調べしてから購入するようにしましょう。

そして予算やどんな水槽を作りたいかなどをキッチリと考えることで、その水槽で飼育するのに向いている魚が決まってきます。

長期間しっかりと飼育できる環境を用意して、適した魚を選ぶことで長期飼育しやすくなりますよ。

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