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熱帯魚のフンが目立って汚い!水槽にたまったフンを掃除するテクニック

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熱帯魚を飼育していて避けて通れないのがフン問題です。

餌をたくさん食べた熱帯魚は当然フンをしますが、これが水槽の底に溜まってしまうと、とても汚れた水槽に見えてしまいますよね。

底砂を敷いていない水槽では汚れが目立ってしまいますし、砂があると掃除がしづらくなって大変な思いをすることも。しかし、放っておくわけにもいきません。

ここでは、熱帯魚のフンを掃除するテクニックを解説していきます。

熱帯魚のフンは汚く見えるだけでなく、溜まってしまうと水質の悪化などを招き飼育している熱帯魚にも影響が出てしまいますので、ぜひ掃除の参考にしてみてください。

水槽にたまってしまったフンを掃除するマル秘テクニックを動画で紹介!

この記事の内容は動画でもご覧いただけます。

トロピカプレゼンター・ぶっちーが水槽の景観を悪くするフンを綺麗にするプロアクアリストのマル秘テクニックを動画で分かりやすく解説しています。

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熱帯魚のフンを少なくするためには


フンで汚れやすい水槽では、掃除の回数を増やしたり、フィルターの能力を上げたりといった方法で水が汚れないように対処しているのではないでしょうか。

しかし、対処法の前にそもそも熱帯魚のフンの量が少なくなるように工夫することも大切です。フンの量が少なくなれば、おのずと水も汚れにくくなり、掃除の回数も減らすことができます。

フンが多すぎるのには何かしら原因がありますので、以下を参考に思い当たる節がないか確認してみましょう。

餌のやり過ぎには注意!

熱帯魚のフンの量は餌の量と比例しますので、フンが多い場合餌を与えすぎている可能性があります。

飼育していると水槽付近に寄ってきた熱帯魚を見て、お腹が空いているのかなと可哀想になり、ついつい餌を与えがちです。

しかし多くの熱帯魚は1日1回~2回程度の餌で十分、元気よく育成させることができます。
フンの問題だけでなく、食べ過ぎは消化不良を引き起こしたり、肥満になったりして熱帯魚の体調を崩してしまうことになりかねません。

そばに寄って来きたとしても、それが餌の時間でなければグッと堪えて餌を与えないようにしましょう。

餌やりについてはコチラの記事でも解説しています。

フンを分解する餌を与えてみよう!

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熱帯魚の餌には様々な嗜好性や効果をうたったものがありますが、中にはフンを分解してくれるという餌が販売されています。

餌に含まれる菌の働きにより、熱帯魚が出したフンが分解され水を汚しにくくなるというものです。フンが崩れやすく目立たなくなるため、とにかく水槽の見た目を綺麗に保ちたい!という方は餌を変えてみることをおすすめします。


餌についてはコチラの記事も参考にしてみてください。

熱帯魚の飼育数を見直そう

フンの量が多いと感じる原因として、水槽の大きさに対して熱帯魚の数が多すぎることが考えられます。

水槽には飼育できる熱帯魚の数に目安があり、それを超えてしまうとフンの量が増えるだけでなく、過密飼育となって様々な問題が発生します。

水も汚れやすくなりますし、魚たちも窮屈な思いをしなければなりません。

魚の量を減らすことで必然的にフンの量も減ります。熱帯魚のフンの量が多くてお困りの方は、水槽サイズに対してお魚の量が適正か否か判断してみても良いでしょう。


飼育数についてはコチラの記事でも解説しています。

熱帯魚のフンを掃除するテクニック

フンの掃除方法は色々ありますが、水槽の水換えの時に同時に行うのが一番効率的です。

ここでは、水槽掃除をする際に熱帯魚のフンも同時に排水する、または強制的に取り除く方法を解説していきます。

底床クリーナーを掛ける

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熱帯魚のフンを掃除するには、やはり底床クリーナーをかけるのが一番です。

底床クリーナーは水換えをするときに使用する道具で、砂利や砂の間に溜まったフンや汚れを水と一緒に吸い出すことができます。

水換えの排水には普通のホースを使用している方もいると思いますが、ホースでは底床にたまった細かいフンや汚れを吸い出すことは難しいです。
水槽の底に何も敷いていないベアタンクなら、底に溜まったフンだけを吸い出すことができますが、底床が敷いていあると一緒に細かい砂や土、砂利を吸い出してしまうことになります。

そんなときに底床クリーナーを使用すると、簡単にフンを吸い出すことができるのでおすすめです。

底床掃除についてはコチラの記事でも解説しています。

目の細かいアミを使用する

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主に大型魚を飼育しているベアタンク使用の水槽でやることの多い方法なのですが、大量にフンが蓄積している場合、1回の換水だけではすべて取り切れないことがあります。掃除をしたのにまだフンが残っている…そんな時には、目の細かいアミを使って残ったフンを取り除きましょう。

ただし、アロワナなどの飛び出してしまいやすい熱帯魚を飼育しているときには、驚かさないよう注意してください。水槽の中をかき回すのは魚にストレスをかけてしまいます。

魚の動きにも気を配りながら優しく、そして素早く作業を終わらせましょう。


アミについてはコチラの記事も参考にしてみてください。

太いホースを使用する

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150センチ以上の大型水槽でよく使われる方法なのですが、あまりに砂の汚れが酷くてフンを吸い出し切れないときや、砂の量が少ない大型魚の場合は水と一緒に砂を吸い出して外で洗ってから砂を戻す方法もおすすめです。

排水するときには通常の水道用ホースを使うのではなく、工業用の太いホースを使用すると良いでしょう。

少々豪快ですが、水と一緒に汚れている砂を一気に吸い出していきます。この時、水を直接水道に流してしまうと砂が詰まってしまいますので、必ず大型のバケツなどに排水してください。
水と汚れを抜き終えたら吸い出した砂を水道水で洗い、綺麗になったら静かに水槽内へ戻します。最後に新しい水を水槽に注いで作業完了です。

筆者は大型水槽や大型魚を飼育している水槽で、餌の残りやフンが蓄積してしまい底床クリーナーではとても対応できない、一度砂や砂利を取り出して洗う方は効率的だと判断した時に、この方法を使います。

水をすべて抜いて底床を取り出すよりも、よっぽど楽ですし熱帯魚への影響も最小限に抑えることができるので、汚れが酷い時にはこの方法も検討してみてください。


ホースについてはコチラの記事も参考にしてみてください。

まとめ:熱帯魚のフンが目立って汚い!水槽にたまったフンを掃除するテクニック

水槽にたまったフンを掃除するテクニック
ここでは、熱帯魚のフンが蓄積して汚くて困っている方へ向けて、熱帯魚のフンを掃除するテクニックや、フンを減らす方法を解説しました。

熱帯魚のフンが蓄積すると、見た目も良くないですし水質悪化を招き飼育している熱帯魚にとっても悪影響です。フンが溜まらないように工夫をしながら、底床クリーナーを使って水槽掃除をすれば水槽を綺麗な状態に保つことができます。

皆さんもご紹介した方法を是非実践してみてくださいね!


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執筆者 木下 裕人

熱帯魚業界歴もうすぐ20年!
海水やアクアテラリウムなど、さまざまな水槽を担当してるアクアリストです。
アクアリウム専門のYouTubeチャンネル『アクアリウム大学』も配信中!よろしくお願いいたします!

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