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金魚が浮く・沈む?!転覆病と便秘・消化不良の関係と対処法とは!

金魚を長く飼育していると、ある病気が発症する場合があります。

水槽を覗くと、金魚が水面に浮いている?!

でも口やエラははパクパクと動いていて、しっかり生きている。生存を確認してホッとした、そんな経験をされた方もいらっしゃるかもしれません。

その状態を『転覆病』と言います。転覆病は難治性の疾患ですが、初期ならば治る場合があります!

金魚の体が水面に浮いてしまったり、または沈んでしまったりする病気『転覆病』原因と対処法について考えていきます!

金魚の転覆病とは

転覆病(てんぷくびょう)とは、一言で言えば、『金魚が自分の浮力をコントロールできなくなる病気』です。

転覆病には2タイプあり、水面に浮いてしまうタイプと、底に沈んでしまうタイプがあります。そのほとんどが難治性で、先天的なものと後天的なものがあります。

そのどちらも、和金型よりも琉金型(丸い金魚)の金魚の方がかかりやすいです。

先天性の場合、発症してしまうと治すことはほぼ不可能とさえ言われていますが、後天性の転覆病ならば、ちょっとした工夫で軽快もしくは対処できることがあります!

金魚が浮いてしまう転覆病

金魚が浮いてしまう転覆病:症状

金魚が体を斜めにして浮いてしまいます。

水中に潜るのが困難で、頑張って潜っても、すぐにフワーッと水面に浮かんでしまう場合は、浮くタイプの転覆病です。
餌をあげてすこし時間が経ち、消化が始まったころに、症状が多く見られます。

金魚が浮いてしまう転覆病:原因

浮いてしまうタイプの転覆病の原因は、主に『消化不良』です。

金魚のお腹にあわないエサや、古くなったエサを与えると罹りやすくなります!

消化不良を起こすと、金魚は、お腹の中で発生するガスを上手く排出できなくなります。
するとガス=気体ですから体の浮力が増してしまい、水中に潜ることが困難になっていきます。

そして重症化すると、空気の入った風船のような感じで浮いてしまうのですね。

金魚が浮いてしまう転覆病:対処法

消化不良が原因ですから、腸の調子を整えてやれば良いのです。

下痢の場合は消化の良い餌をあたえたり、便秘の場合は植物性の餌をあたえたりと、餌を工夫してやることで、症状は良くなっていきます!

また、クロレラスピルリナなどの植物性の餌が非常に高い効果を発揮します。

悩んでいる方は、与えてみてください!

水温で金魚の消化機能は変わる

金魚の消化を良くするには、水温も重要です。

金魚は変温動物ですから、身体の機能を外的な温度(水温)に頼っています。ですので、水温が低いと金魚の消化機能は落ちます

23~25度程度を目安に、水温を調整してやると良いです。

冬などの寒い季節や、気温が不安定な時期には、ヒーターで加温してやると消化機能が回復します。

その他、ヒーターについては、以下の記事で詳しく解説しています。

浮いてしまったら、体が乾燥しないように応急処置!

もしも浮いてしまった場合、体の一部が空気に触れることになります。

多少の時間ならば平気ですが長い期間、空気にさらされると金魚の体は乾燥し、ただれたり、雑菌に感染してしまいます。金魚の体を守っているのは、体を覆う粘膜(ぬめり)です。乾燥してしまうとその効果がなくなってしまいます。

それを防ぐため、なんとか体を水に浸さなければなりません。応急処置ですが、通水性の良い網やネット、プラスチック製のカゴなどで、体を沈めてやるしかありません。

少々、乱暴なようですが、このようなネットを逆さまにして、浮いてしまった金魚に被せるようにして水中で固定します。

体を空気に触れさせるよりはマシかな、という感じではありますが、空気に触れる面積が多い場合には有効です。

金魚が浮いてしまう場合の具体的な対処法

  • 餌を適切なもの(新しいものや消化しやすいもの)に変える
  • 植物性の餌も食べさせる(クロレラやスピルリナも効果が高い)
  • 消化を助けるため、水温は25度前後に設定してやる
  • 水温の急激な変化は避ける
  • 水換えを増やすことで金魚の代謝を促してやる

実例:浮くタイプの転覆病の治療

著者の家の金魚も、軽い転覆病にかかっていました。

普通は転覆病にならないという和金型の金魚です。完全に著者の落ち度です。

ガス入りのフンをするようになり、気づいたときには斜めに浮いていました。

頑張って潜ろうとヒレをバタバタさせる姿がかわいそうで、必死に治療方法を探しました。

しかし、答えはシンプルでした。

良いと信じてあげていたエサが、実は金魚のお腹にあっていなかったのです…。

消化が良い、と書かれている餌でしたので信頼しきっていましたが、金魚は飼育されている環境や年齢によって、ぴったりとくる餌が違います。

転覆病にきくと噂の餌に切り替え、植物性の餌も食べさせました。

ショッピングサイトを選べます

すると…

見事に回復!
さいわい、初期の転覆病だったので、今では元気に水中を泳いでいます

仕事で日中は面倒が見れないのですが、元気にエサクレ(おねだり)をするようになりました。

植物性の餌をまぜることで、フンも健康的になり、分解も早いです。

このように、幸運な一例かもしれませんが、快方に向かう場合もあります。
諦めずに対処してあげましょう!

金魚が沈んでしまう転覆病

金魚が沈んでしまう転覆病の症状

浮いてしまうのとは反対に、底に沈んだまま、水中を泳ぐことができなくなります。

それでもエラや口はぱくぱくと動いており、死んでいるわけではありません。

金魚が沈んでしまう転覆病:原因

金魚の体内の浮袋(体の器官)の損傷です。

強すぎる水流により、浮袋がつぶれてしまうと、金魚は泳ぐことができなくなります。水槽の水深が深すぎても、水圧でつぶれてしまう場合があります。

また、浮いてしまうタイプの転覆病が悪化しても沈んでしまいます。それは、体内にたまったガスが、浮袋を押しつぶしてしまうからです。

金魚が沈んでしまう転覆病:対処法

沈むタイプも浮くタイプも転覆病はとにかく『予防すること』が重要です。

なぜなら、現時点で完治方法がないからです。

沈む金魚は、実は、浮くよりも長生きできます。

浮いてしまうと金魚の体が水面に出てしまい、その部分が炎症し、菌に感染するなどしてしまうからです。複数の病気に感染した金魚は、治療がとても困難です。

金魚が沈んでしまう場合の具体的な対処法

  • とにかく、『マイルドな飼育環境』にしてやること
  • 水流は弱く、水深はなるべく浅くしてやる

理想のイメージはランチュウ水槽です。

ランチュウはとてもデリケートな金魚の為、非常に浅い水槽で飼育されます。

そこまではいかなくても、激しい水流は控えてあげましょう。

まとめ:金魚の転覆病と便秘・消化不良の関係と対処法とは!

『金魚はフンの観察が大事』いうように、消化不良は金魚の体に多大な悪影響を及ぼします!フンが浮いている、空気が入っている場合などは注意深く観察し、餌などを見直してやりましょう。
ストレスで消化不良を起こす場合もあるので、そのときは飼育環境を整えてあげてください!

金魚や熱帯魚の健康は、飼い主頼みです。
しっかり、チェックしてあげましょうね!

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コメント

  1. RINGO より:

    家の金魚は沈んでしまうタイプなので野菜などが入っている消化がいい餌をあげてみます

    参考になり、とても役に立ちました( ^ω^ )
    ありがとうございます(≧∀≦)

    • 中島 より:

      転覆病は消化不良から罹りやすいです。消化のいい餌で解消されることも多いです!頑張ってください。

  2. 世界の傍観者 より:

    うちの金魚の一匹が凄く太っていて逆さまに沈んでるんですが、こうゆう場合はどうすればいいでしょうか?

    • 中島 より:

      便秘が悪化して転覆病か、もしくは腹水病になってしまったのかと思われます。
      フンは出ているでしょうか?3日以上絶食し、フンが出て動けるようになったら便秘です。
      フンが全く出ず、症状も改善しないなら腹水病です。食べられるようなら薬餌を与えてください。
      消化器の病気なので、薬浴より直接的に薬が効きます。
      こちらの記事も参考にしてみてください!

      https://tropica.jp/2019/07/06/post-29030/