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【プロが教える】メダカを長生きさせるコツとは!長生きする種類もご紹介

どんな生き物にも寿命はあります。メダカのような小さな魚は、人間と比べるとかなり短いです。ショップで一目ぼれしたり、友人やアクアリウム関係の知り合いからもらった、大切なメダカでも寿命を避けることはできません。

アクアリウム初心者や、メダカのような小さな魚の飼育が初めてという人は、寿命なのか他の原因で死んだのかわからないという人は多いでしょう。

今回はメダカの寿命や、長生きしやすい種類、メダカを長生きさせるコツなどについてお話していきます。

メダカの平均寿命はどれくらい?

まずメダカの平均寿命についてですが、野生のものと飼育環境下にいるものとで変わってきます。

  • 野生のメダカ:約1~3年
  • 飼育されているメダカ:1~5年

野生のメダカのほうが寿命が短いのは、野鳥や肉食の昆虫などに襲われたり、生活環境の変化によるものなどさまざまな原因が考えられます。

飼育されているメダカのほうが寿命が長いのは、やはり人間によって適切な環境を維持されているからというのが大きいです。

しかし急激な水質悪化や、混泳させている生物との相性など環境が悪ければ、野生のメダカのように短命になってしまいます。

長生きしやすいメダカの種類はあるのか

(めだか)黒メダカ/黒めだか(50匹) 本州・四国限定[生体]

黒メダカ

メダカはもう10年以上も密かなブームが続いており、さまざまな品種が生み出されています。そして品種ごとに環境の変化に弱かったり、病気になりやすいなどといった特徴があります。

種類で長生きしやすいものを考えると、原種に近い種類」ほど丈夫で長生きしやすいようす。原種に近い品種には次のような種類がいます。

  • クロメダカ(二ホンメダカ)
  • ヒメダカ
  • シロメダカ
  • 楊貴妃メダカ

クロメダカやヒメダカは野生のものも存在します。シロメダカは野生種が突然変異したもので、黒色と黄色の色素を持たないものです。楊貴妃メダカはヒメダカの改良品種ですが、原種に近いためメダカ飼育初心者でも長生きさせやすいです。

メダカの基本的な飼育方法については、こちらの記事を参考にしてください。

メダカが死ぬ原因とは?

メダカを長生きさせるには、メダカが死んでしまう原因も知っておく必要があります。飼育環境で寿命以外にメダカが死んでしまう原因には、以下のようなものが考えられます。

過密環境

小さな瓶や金魚鉢などにメダカをぎゅうぎゅうに詰め込んでいたりしませんか?

メダカを過密環境で育てると、次のような悪影響が出て寿命を縮めてしまいます。

  • 水質悪化
  • ストレスやいじめ
  • 酸欠

数が多ければ水中の酸素が不足してしまいますし、フンの量も増え水質悪化につながります。また過密環境だと魚も人間のようにストレスを感じて、体長を崩してしまいますし強いものが弱いものをいじめるようになることもあります。

餌の与えすぎ

自然環境では、メダカは水中にいる植物性プランクトンや微生物、柔らかい水草、イトミミズなどを食べています。市販されているメダカ用の餌は栄養バランスがよいものですが、与えすぎるとフン詰まりなどを起こして死んでしまうことがあります

また一度にたくさん与えすぎると、餌の食べ残しから水質悪化が起こることもありす。

水質が合わない・悪化した

飼育している水槽の水質が悪化することで、水中の有害物質がメダカに悪影響を与え病気になったり死なせてしまうこともあります。

また飼育しているメダカに合わない水質の場合も、メダカに大きなダメージを与え死なせることもあるため、水質管理はメダカ飼育の要ともいえるでしょう。

水温があっていない

メダカは飼育できる水温の幅が広く、0度~38度の範囲で飼育することができます。

しかし15度以下になると「冬眠状態」になってしまい、動きが鈍って餌を食べなくなります。0度以下になると寒さで凍死してしまうことも。

逆に35度以上になると動きが鈍って食欲も落ち、38度以上になると暑さで死んでしまいます。

メダカが健康な状態を維持できるのは、「18度~35度」です水温が適していない場合や、1日で極端に水温が上下する場合は、メダカに大きな負担がかかり弱って死んでしまうこともあります。

日光浴不足

メダカは「ビタミンD]や「ビタミンA」を、太陽光の中に含まれている紫外線を浴びることで、体内で作り出します。そのため十分に日光浴ができていない場合、ビタミンDやAが不足してしまい弱ったり病気になる、成長が遅くなって死にやすくなることがあります。

病気で死んでしまう

メダカが弱る原因には水質悪化やストレス・日光浴不足などがあります。病気にはウィルスや寄生虫によって起こされるものなどがありますが、どの病気も弱っているとかかりやすいです。

メダカを長生きさせるコツ

メダカを長生きさせるコツは、「メダカが死ぬ原因を作らない」というシンプルなものです。口で言うには簡単ですが、実際に行うとなると慣れるまでは大変かもしれません。

適正な数で飼育する

メダカサイズの小型の魚は、「1匹につき約1L」の水が必要です。 

単純計算すると「水槽が30Lなら30匹」となりますが、これは底砂や水草、レイアウト用の流木などを入れなかった場合の量です。底砂や岩などを入れるとその分、入れることのできる水の量は減ってしまいます。

メダカ飼育をするときは水槽サイズにあった、適正な数の飼育を行い過密環境になるのを防ぐようにしましょう。稚魚が生まれたり、数が多いなと感じたら別水槽に分けるようにします。

水槽サイズに合わせた魚の数については下記の記事を参考にしてください。

水質・水温管理

メダカだけでなく熱帯魚や海水魚でも同じですが、魚の飼育で水道水を使うときは、魚に悪影響を与えるカルキ(塩素)を除去する必要があります。 

そして水質が悪化しないよう、餌の食べ残しやフンなどはこまめに取り除いてあげましょう。

カルキ抜きやメダカ水槽の立ち上げについては、こちらの記事を参考にしてください。

メダカの飼育に適しているのは「弱酸性~弱アルカリ性」です。水温は家庭で飼育するときは「18度~28度」の範囲で水温を保つようにすると、温度変化によるストレス負荷を軽減できるので長生きしやすいです。

水槽の水温管理についてはこちらの記事を参考にしてください。

ストレスを与えない

メダカのストレスは、過密環境や水質悪化以外にも、水槽内のいじめや人影などで起きる場合もあります。メダカ水槽はなるべく落ち着いた静かな場所に置きましょう。

またメダカがいじめられたり、人影などで不安を感じたときに逃げ込める隠れ場所を作ってあげることで、ストレスを軽減することもできます。隠れ場所は水草や浮草を水槽にプラスするだけだけでも十分です。

メダカと相性の良い水草に関してはこちらの記事を参考にしてください。

日光浴をさせる

メダカが生きるために必要なビタミンを作らせるために、十分な日光浴をさせましょう。屋内飼育でどうしても日当たりの良い場所に水槽を設置できない場合は、アクアリウム用のフルスペクトルのLEDライトを使用するという方法があります。

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フルスペクトルのLEDライトは太陽の光に近い波長のライトで、紫外線も含まれています。

病気の早期発見・早期治療

メダカがかかりやすい水カビ病や白点病などは、早期発見が可能な病気です。毎日餌やりのときにじっくりと観察する習慣をつけましょう。病気は治療が早ければ早いほど直りやすいものが多いですし、早期発見することで他のメダカが感染することを防ぐこともできます。

メダカの病気についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

外敵から守る

個人宅で飼育するときに、意外に気づきにくいのが「外敵」の存在です。

屋内飼育でもペットや小さな子供が、メダカ水槽にいたずらすることがあります。屋外の場合も水槽の設置場所によっては野生動物や野良猫、またトンボなどの昆虫が水槽に卵を産み付けることで、ヤゴなどがメダカを食べてしまうこともあるんです。

さらに市販されている水草には、ヒルやプラナリアなどが付いていることもあります。これらの対策を行うことで、いたずらや外敵から大切なメダカを守ることができます。

まとめ:メダカ飼育のコツをつかんで長生きさせてあげよう!

メダカを長生きさせるコツは、アクアリウムの基本的なことばかりです。アクアリウム歴が長い人だと、「他でも同じことを言っているじゃないか」「こんな基本的なこと今更?」と思うこともあるでしょう。 

しかしアクアリウム初心者の場合は、こういった基本的な知識も不足している人が多く、言われてはじめて気づく人もいます。また飼育慣れしてくると「これくらい大丈夫」と、水槽掃除などがおろそかになって死なせてしまったというケースも少なくありません。

熱帯魚や海水魚と比べると丈夫で飼育しやすいメダカですが、それは飼育の基本がきちんとできている場合です。 

経験不足や知識不足は正しい知識を得ることで改善することができるので、しっかりとメダカ飼育の基本を身につけて、メダカを長生きさせましょう!