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青い金魚!青文魚など美しい金魚の世界をご紹介します!おすすめ展示会も!

日本では夏の風物詩としても親しまれている金魚。

縁日などでよく見かける金魚は、どれもとても鮮やかな赤色をしていますよね。
たまに黒い出目金なんかを見かけることもありますが、大抵の金魚は赤色、というイメージが定着しています。

そんな金魚ですが、実は赤色以外の色の金魚も存在しています。金魚は実に彩り豊かな生き物なのです。

そこで今回は、青文魚などに代表される青色の金魚の世界について触れていきましょう。
青色を持つ美しい金魚の種類や、青色の金魚が見れるおすすめの展示会などをご紹介します。

青い金魚?!さまざまな色の金魚たち

赤い金魚は~と童謡でも歌われているように、私たちは幼いころから金魚=赤というイメージを持っていますよね。

しかし、金魚の身体は必ず赤色と決まっているわけではありません。
白や黒、青色に見える金魚もいるのです。

金魚の体の色は、どの色素を強く持っているかによって決まります。
よく目にする赤色の金魚たちは、赤い色素を強く持っているため、赤色に見えるのです。

一方青色の金魚たちは、黒い色素を強く持っており、そこに光や鱗(透明鱗)の加減が加わることにより、青灰色のようなとても神秘的で美しい体色を見せてくれます。

青い金魚の種類

青い色の金魚というだけで、とても珍しいもののように感じますが、青い色の金魚にはどんな種類がいるのでしょうか。

主な種類をご紹介していきましょう。

青文魚

[青文魚]第28回日本観賞魚フェア 親魚の部 優勝:Pro Shop血統魚持魚

青い金魚としてまずご紹介したいのが、青分魚です。

頭に瘤をもつオランダ型の金魚で、昭和30年代に中国から日本に輸入されました。

黒い色素を強く持っており、渋みのある特徴的な青灰色をしていますが、飼育環境によって黒色の色素が増減するため、体色が銀色に変化することもあります。

天青

天青

天青は、東錦の品種改良種で、東錦から赤色の色素を抜き、さらに黒色の色素と透明な鱗を持っています。

透明鱗から透ける黒色の色素が、まるで青空のような深みのある絶妙な色合いを持った美しい金魚です。

青ランチュウ

深見青ランチュウ Fukami Lavendor Ranchu

頭のぽこぽことした瘤と丸っこい愛らしい見た目が人気のランチュウにも、青い色の個体がいます。
それが、青分魚との交配によって作られた青ランチュウです。

見た目こそランチュウの特徴そのものですが、体色は深い青色をしており、見る人を引き付けてやみません。

羽衣系

羽衣らんちゅう Hagoromo Ranchu

羽衣系は、体の色が退色し腹部に白っぽい模様のある金魚の総称です。

中でも、羽衣ランチュウは青ランチュウから枝分かれした亜種で、青ランチュウよりも白みがかった独特の風合いで神秘的な魅力があります。

金魚はなぜ、さまざまな色がいるのか?

金魚には様々な色や模様を持った種類がいますが、なぜこんなに色彩豊かなのでしょうか。

金魚の色を決める要素には、先天的な要因と後天的な要因があります。

まず、先天的な要因としてあげられるのが遺伝です。
金魚の色を決める最も大きな要因で、この要因によって金魚の大まかな色はほぼ決まってしまいます。

次に後天的な要因ですが、これは飼育している環境や餌に影響を受けます。

これらの要因を組み合わせることで、新たな色、柄の金魚が生み出されます。そして確実にその色柄が産まれるよう交配を繰り返し、固定化していきます。
これが品種改良です。

金魚の種類が豊富なのは、こうした地道な品種改良が繰り返された結果というわけですね。

いろいろな金魚が見れる!おすすめの水族館&金魚イベント

珍しい金魚に出会いたいと思っても、なかなか目にする機会はありませんよね。
そんなときには、水族館や専門のイベントに足を運んでみてはいかがでしょうか
いろいろな金魚に出会えるおすすめのスポットをご紹介します。

すみだ水族館『金魚ワンダーランド』

東京スカイツリータウンの中にあるすみだ水族館は、日本最大級の金魚展示が常設されていることで、金魚マニアには有名なスポットです。

アートアクアリウムのような趣向を凝らした水槽や、珍しい種類の金魚の展示を常に楽しめるのは嬉しいですね。
関東近郊にお住まいの金魚好きならば、ぜひ足を運んでいただきたいスポットです。

アクアマリンふくしま

アクアマリンふくしまも、金魚の展示が有名な水族館の一つで、この水族館で品種改良された、新種の金魚が発表されたこともあるほどの力の入れようです。

金魚館には、成長すると体長50cm~60cmにもなる世界最大級の金魚ジャンボ獅子頭や、目の下の袋が特徴的な水泡眼など、珍しい金魚が複数展示されています
もちろん青い金魚青分魚の展示もありますよ。

また、金魚を様々な角度から鑑賞できるよう、工夫された水槽も見どころの一つです。

さいたま水族館

埼玉県羽生市にあるさいたま水族館は、淡水魚専門の水族館です。

メインは荒川水系に生息する魚の展示ですが、金魚についてのコーナーも設けられています

実は、埼玉県は隠れた金魚の名産地で、金魚が親しまれている土地柄なのです。

和金や出目金などの親しみやすい品種から、水泡目やピンポンパールなどの少し珍しい金魚まで、様々な展示がされているので、金魚好きも満足のいく内容ではないでしょうか。

入園料がかなりリーズナブルなので、子供連れやアクアリウム初心者でも気軽に楽しむことができますよ。

アートアクアリウム

言わずと知れた金魚の展示イベントです。
金魚と光やオブジェを融合されたアーティスティックな空間は、見るものを引き付け魅了します。

その幻想的な世界観ばかりが取り上げられますが、実は展示されている金魚の種類もかなり豊富なので、どんな金魚が展示されているのかを確認していくのも、楽しいですよ。

日本観賞魚フェア

東京都江戸川区で毎年開催されている日本鑑賞魚フェアは、様々な観賞魚の展示を行っているイベントです。

農林水産大臣賞をはじめとした受賞歴のある名個体の展示があり、めったにみれない美しい金魚を間近に見ることのできる貴重な機会となっています。

また、金魚の販売や品評会も行われているので、多方面から楽しめるイベントです。

残念ながら2019年は休会となってしまいましたが、来年以降の再開に期待しましょう!

まとめ:青い金魚の美しさの秘密は黒い色素

普段はあまり見かけることのない青い金魚には、人を引き付ける不思議な美しさがあります。

黒いの色素を多く持つ希少な個体だけが、あの幻想的な青色を手に入れることができるなんて、なんだかロマンチックですね。

金魚には、他にも個性的な魅力を持った種類がたくさんいます。
いろいろな種類を鑑賞するなら、水族館やイベントがおすすめですよ。

ぜひ、一度青色金魚の魅力に触れてみてください!

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