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なぜ水槽にコケが生えるのか?コケが生えるメカニズムを知って管理を楽に!


アクアリウムを楽しむ人の悩みを3つ挙げるとするなら、必ずその1つに入るのが「コケの発生」ですね。

コケは本当に厄介です。こびりつくので除去も面倒ですので、一番いいのは「コケを発生させないこと」ですね。

今回は、水槽にコケが生えてくるメカニズムについて解説します。原因をきちんと理解することでコケの発生を抑えましょう。

なぜ水槽にコケが生えるのか

まずはコケが発生する理由について解説します。

コケ発生のメカニズム

コケは、水の中に生えてくる「藻」の総称です。藻は胞子で増えるものが多く、水槽に導入した水草などに胞子が付着した状態で水槽内に入ってきます。

藻は植物の仲間ですので、

  • 栄養
  • 適度なCO2

の3つの条件が揃うと繁茂します。

水草水槽などを楽しんでいる場合は光やCO2を除去することは不可能です。ですから、コケの発生を防ぐ一番のポイントは「コケに栄養が回らないようにする」ことです。

水槽の中にあるコケの栄養になる成分のほとんどは「水槽内の生体の排泄物、餌の食べ残し」です。

日光や養分に要注意!

上の項でお話しした通り、コケは植物の一つですから日光が大好きです。水槽に直射日光を当てると盛んに光合成を行い、コケはどんどん繁茂して水槽を緑色に染めてしまいますので、水槽への直射日光は避けましょう。カーテンやすだれで日差しを遮ってください。

なお、ライトの光でも光合成は行われますので強すぎる光量にも注意しましょう。

また、水草のために肥料を与えるのは良いのですが、それが過剰な量となった場合もコケを繁茂させる原因となりますので注意してください。

水槽にコケを生やさない対策

こちらでは具体的なコケ対策を紹介します。

水草を植える

過剰な栄養分が水槽内にあるとコケが生えてしまうので、栄養分を水草に吸収させるのが一つの方法です。下に挙げる水草はどれも育てやすく、栄養分をたくさん吸収してくれます。

下のリンクで水槽での水草の重要性について解説してありますのでご参照ください。

マツモ

charm(チャーム) (ビオトープ/浮草)国産 無農薬マツモ(5本) 【生体】

繊細な細い葉がとても美しいマツモは、とても成長の早い水草です。

特に水温が上がる季節はぐんぐんと成長するので栄養分をたくさん吸収します。成長が早いので、トリミングをしっかり行う必要があります。むしろトリミングの練習と思って積極的に行いましょう。

切りすぎた!と思ってもすぐに復活してくれます。

アナカリス

アナカリス6本~7本 水草 (さえずり草)

こちらも上のマツモと同じ、とても成長の早い水草です。明るい黄緑色なので、水槽全体をパッと明るく演出してくれます。

筆者の水槽ではアナカリスが一日で数cm伸びたこともあるほどですから、過剰な栄養分をどんどん吸ってくれそうですね!

育成もとても容易で初心者の方でも安心して扱えます。

ミクロソリウム

(水草)ミクロソリウム プテロプス ソードリーフ(1ポット分) 本州・四国限定[生体]

しっかりとした大きな葉をもつ水草です。

上で紹介した2種に比べて成長はゆっくりですが、葉が大きくて厚いので栄養をたくさん吸収します。トリミングが面倒、自信がないという方はミクロソリウムのほうが扱いやすいかもしれません。

活着するタイプの水草なので、流木や岩に活着させるという楽しみ方もできます。

活着ってなんだろう?と興味が出た方は下のリンクをご覧ください。

吸着材を入れる

水槽内の汚れ、過剰な栄養分を吸着してくれる、吸着剤を使うのも一つの手です。

吸着剤は微細な成分を吸着してくれますのでコケの抑制だけでなく、水の濁りの解消、悪臭の防止など、様々な効果を期待することができるアイテムなんです。

一つ水槽に導入してみてはいかがでしょうか。

特に人気のある吸着剤は下の「ブラックホール」です。活性炭を使っているので生体に悪影響を及ぼす心配もありません。

ヒカリ (Hikari) ブラックホール ミニ 小型水槽用

使い方は下のリンクを参照してください。

ろ過システムを見直す

最初の項でご説明した通り、コケを繁茂させてしまう理由の一つは「水槽内に過剰な栄養分=生体の排泄物が多すぎる」ことです。

水槽内の生体が排泄物を出すのは当たり前のことなのですが、コケの繁茂していない水槽ではこの排泄物を適切にろ過できているのです。

もしもお持ちの水槽でコケが繁茂してしまうのであれば、ろ過システムが正常に作動していない(パワー不足)可能性も考えられます。

水槽のろ過システムは大きく分けて3つあり、

  • 物理ろ過:フィルターなどでゴミや食べ残しを除去する
  • 化学ろ過:吸着剤で微細な成分を除去する
  • 生物ろ過:水槽内にいるバクテリアが生体の排泄物を分解する

となっています。この3つのろ過システムがうまく作動していればコケの繁茂は防ぎやすいです。もしもコケの発生が抑えられないのであれば、ろ過システムが弱い、不足していることが考えられます。

他にも水換えの頻度が低い可能性もありますので、そこを見直してみましょう。

水換えの適切な頻度については以下のリンクを参考にしてください。

また、水槽の水量に対して生体の数が多すぎる場合もコケの繁茂を招きます。排泄物の量が多くなりすぎるためです。一般に、生体1cmあたり水が1L必要になると言われていますので、生体の数も見直してみましょう。

まとめ:なぜ水槽にコケが生えるのか?コケが生えるメカニズムを知って管理を楽に!

水槽にコケの生えるメカニズム、それを防ぐ具体的な方法をご紹介しました。

美しいアクアリウムを維持するためには全体のバランスの調節が大事です。上記の方法がコケ撲滅の一助となれば幸いです。