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【初心者向き】水槽のコケ対策と種類をプロがアドバイス!

東京アクアガーデン水槽掃除のプロがこっそりと教える、水槽に効果的なコケ(苔・藻類)対策

今回の記事では、水槽に蔓延るコケの対処法をコケの種類別にお教えします

実際に発生したコケの画像を多数紹介しているので、一目瞭然です。
水草のコケを上手に取りたい、水槽のコケを掃除したい、水槽のガラスのコケをどうにかしたい…
そんなお悩みをお持ちの方はぜひご覧ください!

目次

水槽のコケとは


水槽内に発生するコケは、緑の糸状だったり、斑点状の藻だったり、黒いヒゲ状だったりします。それぞれ共通するのは

  • 水槽のガラス面・流木・水草・石などに発生する
  • 水の汚れが原因で発生(日々の水槽メンテナンスと清掃を心がけることが大切)

というところでしょうか。色々な種類があって、それぞれ対処法や厄介度が違うのですが、ウィローモスのように「意図的に水槽内で栽培している苔」とは違いますので、ご注意下さい。

そんなアクアリウムをしていると必ず悩まされるコケですが、水槽内にコケが蔓延すると、せっかくのきれいな水槽も台無しになってしまいます。

水草レイアウト水槽はもちろん、大型魚の混泳水槽も稚魚を育成している繁殖用水槽も、コケがあるだけで「メンテナンスしていないのかな?」という印象を見た人に与えてしまいます。

熱帯魚ショップなどでも、コケが蔓延る水槽の魚や水草は、あまり買いたくありませんよね?

水槽にできるコケの発生理由

水槽を部屋に設置してみると、すぐ悩まされるのがコケ
アクアリウム初心者の人からは「水槽のコケをどうしたらいいのかわからない……」そんな声を多く聞きますし、飼育歴の長い人でも、水槽のコケには日々悩まされています。

水槽に苔が発生している!

そんな厄介なコケですが、「毎週水替えをしていたら、生えないんじゃないの?」という問題ではありません。水替えはコケの予防に効果的であり、一番の対策とも言えますが……実は、定期的に水槽の水換えをしていてもコケは生えてきます。

そんな水槽のコケ、発生理由は大きく7つに分けられます。

  1. バクテリアが足りない。
  2. 水槽掃除の水替えや砂利掃除が足りない。
  3. 餌の量が多すぎて水が汚れる。
  4. 水草用の肥料が多く、コケの栄養になっている。
  5. 魚を入れすぎていて水が汚れる。
  6. 直射日光が当たる場所に水槽がある。
  7. メンテ道具にコケの胞子が付いている。

これらの原因によって、熱帯魚水槽にコケが発生してしまいます。

(↓コケの原因については、こちらにも詳しく書いてあります)

知っていましたか? 水槽のコケは種類によって対処法が違います!

なお、水槽のコケは種類によって対処法が違います

それぞれのコケが生えてくる原因をしっかりと見極めて、着実に改善することが、コケの無い綺麗な水槽へつながります。
プロが伝える正しい対策を実行して、快適なアクアライフを楽しみましょう。

水槽内にできるコケ6種類とその対処法!

水槽のコケの種類は大きく6つに分けられます

  1. 緑髭コケ、黒髭藻(ヒゲ状藻)、房状藻、糸状藻、ハケ状藻
  2. 茶ゴケ
  3. アオコ
  4. アオミドロ
  5. 斑点状藻、スポット状藻
  6. 藍藻(らんそう)、のり状藻

それぞれのコケの特徴を見ていき、コケの対処法も合わせて紹介していきたいと思います!

緑髭コケ、黒髭藻(ヒゲ状藻)、房状藻、糸状藻、ハケ状藻について

水槽のコケの種類で代表的なのが「緑髭コケ、黒髭藻(ヒゲ状藻)、房状藻、糸状藻、ハケ状藻」です。

緑髭コケは、流木や石、水草、給排水パイプなど至る所にコケが出来ます。
このコケの傾向としては、硬い物によく生える
と言われています。

最初に流木や石、給排水パイプに生えてきて、それを放置しているとミクロソリウムなどの葉っぱが固い水草にも生えてきます。
底砂にまで生えてきたときには、根絶が難しくなりますので、水槽の完全リセットが必要になる場合もあります。

なお、長さは1㎝位のものから管理状態の悪さによってはもっと長くなる場合もあります。色も黒褐色、緑色、灰色などさまざまですが、しっかりとくっついているため、手では簡単に取りづらい厄介者のコケです。

緑髭コケの対策

予防することが一番の緑髭コケですが……生えてしまった後の対策は、主に次の4つになります。

  • 水槽の表面にできたコケは、スクレーパー(ヘラ)で取ります
  • 流木や機材(取り出せるもの)についたコケは、漂白剤に浸け置きして枯らします
  • 流木や石などの熱湯を掛けても大丈夫なものは、熱湯で枯らします
  • 水草などの取り出せないものについたコケは、生物を投入して食べてもらいます

ガラス面についた場合に、スクレーパーで取るのはイメージがしやすいかと思います。もし、手元にスクレーパーが無ければ、代わりに使わないポイントカードや期限の切れたクレジットカードなどを流用しても大丈夫です。なお、金属製のスクレーパーはガラスを傷つけたり割ったりしてしまう危険性があるので、必ずプラスティックのモノを使用しましょう。

2つ目の漂白剤への浸け置きですが、これはとても強力なのでお勧めです。頑固な緑髭コケですが、5分ほど漂白剤に浸けておくと綺麗に枯れて白色~灰色~赤茶色になります。この状態で水洗いして、水槽に戻すとオトシンクルスやヤマトヌマエビがせっせと食べてくれます。

なお、漂白剤の影響が心配な方もいらっしゃると思います。そんな時には、水槽に戻す前に「多めのカルキ抜きを入れた水」に入れてみて下さい。漂白剤に含まれる塩素を、カルキ抜きが中和してくれるので、安心です。

3つ目の熱湯を掛けるやり方も、流木や石、底砂などには有効です。熱湯を掛けると、緑髭コケは一瞬で赤茶色に煮えるので、水槽に戻してオトシンクルスやヤマトヌマエビに食べてもらいましょう。なお、ガラスやプラスティックは、熱湯を掛けると割れる危険性が高いので、注意して下さい。

4つ目のコケを食べてくれる生物も効果的です。生物兵器と言えるくらいに。

緑髭コケを食べてくれる生物

それでは、順番に緑髭コケを食べてくれる生物を見ていきましょう。

ヤマトヌマエビ

茶コケや糸状藻など食べてくれます。
ヤマトヌマエビの餌を多く与えてしまうと苔を食べてくれなくなるので、一週間に一回ペースで餌を与えるとよいです。
なお、自分より大きいサイズの魚がいると隠れてしまいますので注意してあげて下さい。

ヤマトヌマエビ

サイアミーズ・フライングフォックス

名前を直訳すると「飛んでいるキツネ」です。
……最初に名前を付けた人は、目がおかs―ーゲフンゲフン。
熱帯魚の名前って独特なものがありますよね!

さて、話が横にずれました。サイアミーズ・フライングフォックスは、小さい時にはコケを食べてくれるのですが、大きく成長すると苔を食べなくなります
その点だけ注意してあげて下さい。

サイアミーズ・フライングフォックス

オトシンクルス

水槽のコケ取りと言えば、プレコ以上に欠かせない存在です。
成魚になっても3~4センチと小型のため、水草を食べてしまうことも限りなく少なく、価格もそれなりに安価で使いやすいです。
見た目も可愛く、女性や子どもにも人気があります。

(熱帯魚) オトシンクルス(3匹) 本州・四国限定[生体]

オトシンクルス・ネグロ

見た目は玄人向けになりますが、個人的にはノーマルのオトシンクルスよりもこちらがお勧めです。
価格が若干高めのためショップでの扱いが良く、弱っている個体が少ない印象があるからです。

なお、余談ですが、上手に飼育すると水槽内で繁殖してくれることもあります。

ミナミヌマエビ

日本産の陸封型のエビです。
大きくなっても体長3センチ程と、ヤマトヌマエビよりもかなり小型のため、生えてしまったコケの駆除にはあまり使えません。
しかし、コケが生えるのを予防するには、とても効果がある生き物です。

稚エビを食べる生き物がいなければ、水槽内でもかんたんに殖やすことが可能です。

(エビ・貝) ミナミヌマエビ(20匹) 本州・四国限定[生体]

レッドチェリーシュリンプ

元々は中国産の陸封型のエビです。
大きくなっても体長3センチ程と、ヤマトヌマエビよりもかなり小型のため、生えてしまったコケの駆除にはあまり使えません。
しかし、ミナミヌマエビと同様で、コケ予防にとても効果がある生き物ですし見た目も華やかなので飼育して楽しいエビです。

稚エビを食べる生き物がいなければ、水槽内でもかんたんに殖やすことが可能です。

(エビ) チェリーレッドシュリンプ(18匹) 本州・四国限定[生体]

イシマキガイ

水槽のガラス面のコケ対策にはとても有用です。
元々は汽水域に棲息している貝なので、水槽内で勝手に殖えることがありません。
古い水には弱い一面もあるため、定期的な水替えをしてあげて下さい。

貝 生体 イシマキガイ 10個 【ネットファームジャパン】

ラムズホーン(レッド・ブルー・ピンク)

赤、青、ピンクなどの色々な色の種類がある、全長2センチ前後の巻貝です。
イシマキガイとは違って水槽内で繁殖して殖える貝ですが、そこそこ大きくなるので、殖えすぎた時でも取り出しやすい一面を持っています。
その点が、水槽内で厄介な小型貝とは一線を画して人気がある理由だと思います。

(エビ・貝) レッドラムズホーン(5匹) 本州・四国限定[生体]

ミニ・ブッシープレコ

コケ対策にプレコを使うのは、基本的には「レイアウトを崩されるから、初心者はやめておいた方が良い」と私は思うのですが――それの例外として、ミニ・ブッシープレコがあげられます。

成魚になっても全長5~6センチ前後のプレコで、オトシンクルスよりも大型になるため、ガラス面のコケや流木のコケを駆逐してくれる効果が期待できます。

もちろん、水草は多少食べてしまうこともありますが……しっかりと専用の餌を与えておけば、水草を枯らしたり、ボロボロにするようなことはありません。

(熱帯魚) ミニブッシープレコ(4匹) 本州・四国限定[生体]

緑髭コケを除去する薬品

頑固な緑髭コケですが、前述した漂白剤や熱湯を使う以外にも、木酢液や薬品を使って駆除することが可能です。

水槽内に直接添加して使うのではなく、原則として水槽から一度取り出して、薬品を噴霧したり刷毛で塗布したりして使います

木酢液

純粋木酢液 320ml

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【コケ除去液】パピエC ルートアンドブランチ(スプレータイプ)

ルートアンドブランチ(スプレータイプ) 淡水用 180ml

アズー(AZOO) ヒゲ苔駆除液15ml

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緑髭コケを発生させないために

緑髭コケは水質を綺麗に維持していても、少し気を抜いたら発生してしまう厄介者です。特に水の勢いが強いところに着くことが多いですから、日頃から注意して観察しておきしましょう。

古い水を好むので、定期的な水替えと底砂の掃除が、この緑髭コケの予防には効果的です。給排水パイプなどに付いてしまった場合には、胞子で増える前に薬品などで対処するか、ピンセットなどで地道に駆除しておきましょう。

一度大量に増えてしまうと、根絶が難しいので予防&早期対処するのが一番の対策です。

茶ゴケという苔

水槽を立ち上げた時、最初の頃に出て来る水槽に着くコケです。

まだらに広がり、茶色っぽい色をしています。触るとヌメヌメしていて、石や水草、水槽の表面などどこでも着いてしまうのが厄介です。でも、比較的簡単に駆除できます。

茶ゴケの対策

  • ろ過槽に活性炭を入れて、水の汚れを吸着させる
  • こまめな水槽掃除をして、水の汚れを無くす
  • コケを食べる生物を投入する。非常に効果的です
  • 照明時間や光量を増やしてみる
    ※ただし代わりに藻が生えてしまうので長い照射時間はNG
  • 水槽を立ち上げたばかりなら、肥料の添加は控える
  • 餌の食べ残しが無いようにする。水が汚れるので

活性炭は、水中の汚れ(アンモニアや濁り成分など)を吸着してくれます。活性炭は2週間~3週間に1回程度の定期的な交換が必要ですが、茶ゴケが発生するのは水槽を設置したばかり(立ち上げ初期)が多いので、茶ゴケが発生しなくなったら水質が安定したと考えて、活性炭は取り除いても大丈夫です。

なお、茶ゴケには、コケを食べる生き物が効果的です。ひと通り水槽を掃除したうえで、コケを食べてくれる生物を水槽に入れてみて下さい。

茶ゴケを食べてくれる生物

緑髭コケと同様に、次の生き物が茶ゴケの駆除や予防に効果が有ります。

  • ヤマトヌマエビ
  • サイアミーズ・フライングフォックス
  • オトシンクルス
  • オトシンクルス・ネグロ
  • ミナミヌマエビ
  • レッドチェリー・シュリンプ
  • イシマキガイ
  • ラムズホーン(レッド・ブルー・ピンク)
  • ミニ・ブッシープレコ

茶ゴケを除去する薬品

ゲルマニウムパワー NEW茶ゴケしらず 淡水・海水両用 50ml(1000L分) 茶ゴケ 対策

ゲルマニウムパワー NEW茶ゴケしらず 淡水・海水両用 50ml(1000L分) 茶ゴケ 対策

ベルテックジャパン Bioコケクリア 1000ml(淡水・海水両用)

ベルテックジャパン Bioコケクリア 1000ml(淡水・海水両用)

カミハタ アンチグリーン 250ml

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茶ゴケを発生させないために

水槽立ち上げ時の、水質が安定していない時によく発生することから考えると、「水質を安定させること(水槽内のバクテリアを増やすこと)」が茶ゴケの発生を抑えるキーワードになります。

水槽立ち上げ初期には、

  1. 水槽に生体を入れすぎない。
  2. 活性炭などを使って水中の汚れを適切に除去する。
  3. 水草を多めに植える。
  4. 餌の食べ残しが出ないように、少し少な目に餌を与える。

などの対策を考えてみて下さい。

アオコという緑色の苔

この水槽は、水槽全体が緑色になっていて魚が見えずらい状態です。金魚の飼育で「金魚に良い」とされている緑藻系のグリーンウォーターとは違い、藍藻系の藻が生えている状態になります。

なお、藍藻系の種類アオコは不快な臭いが強く、似ている種類のグリーンウォーターは緑藻系で不快な臭いがしないのが特徴です。

アオコの対策

  • 照明の時間を短くする(今までの照射時間の半分に減らしていく)
  • 毎日換水を行う(だいたい1/3~3/4が目安です)
  • フィルターの掃除をして、汚れを無くすく
  • 水草などに使用している栄養剤を控える
  • 凝集作用のある薬品を使用してみる
  • 最終的には市販のアオコ除去剤を使用してみる(ただし、水草が枯れてしまう事があります)

藍藻系のコケが生える水槽は、照明の照射時間が長い場合がほとんどです。普通の水槽では、飼育している人の生活リズムに合わせて1日8時間~12時間程度の照射時間だと思いますが、藍藻系のコケが生える水槽は照射時間を減らしてみると撲滅することができます。

アオコを食べてくれる生物

残念ながら、アオコ対策として使える観賞用の生物は見当たりませんでした。

(淡水産のマシジミやドブガイなどの二枚貝の仲間なら、効果が見られそうな気がしますが……彼らは水槽内で長期飼育するのが難しいですし、はっきりと効果があるという確証が持てる情報を得られませんでした)

アオコを除去する薬品

アオコ除去剤 ニューモンテ フック式/6錠

ニチドウ アオコ除去剤 ニューモンテ フック式 6錠

アオコを発生させないために

アオコの発生原因は「水槽内の光の照射時間が長すぎること」がほとんどです。

ちなみに、水槽外から直射日光などが入り込んでいる場合も、藍藻系のコケが生える原因になります。その場合には適切に遮光するか、水槽の置き場所を変えてみて下さい。

なお、薬品を使用するのは、正直おすすめはしません。屋外の池なら別ですが、室内では「照射時間を減らす」だけで対処できると思いますので。

退治したいアオミドロという苔

緑色のフサフサした長いコケで、枝分かれせずに一直線に成長していきます。水槽内に出来ると見た目がとても悪いコケでもあります。

アオミドロのコケ対策

  • ピンセットや歯ブラシを使用して、絡めるように取り除く
  • ペンシルフィッシュ、エビ類、ブラックモーリーなどを投入する
  • ライトの照射時間を減らしてみる
  • 購入した水草についている場合があるので注意が必要。その時には、取り除いておく

アオミドロは長い糸状のコケなので、ピンセットや歯ブラシで取り除けます。しかし、それでは根絶させることが難しいので、アオミドロを食べてくれる生き物を入れて駆除します。

アオミドロを食べてくれる生物

細い糸状のコケなので、コケを食べる生き物にしてみると、食べやすいみたいです

下で紹介する生き物たちは、いずれもアオミドロをよく食べてくれます。

ペンシルフィッシュ

(熱帯魚) マジナータス・ペンシルフィッシュ(1匹) 本州・四国限定[生体]

モーリー

(熱帯魚) 単品 ブラック・モーリー(1匹) 本州・四国限定[生体]

  • ヤマトヌマエビ
  • サイアミーズ・フライングフォックス
  • オトシンクルス
  • オトシンクルス・ネグロ
  • ミナミヌマエビ
  • レッドチェリー・シュリンプ
  • イシマキガイ
  • ラムズホーン(レッド・ブルー・ピンク)
  • ミニ・ブッシープレコ

アオミドロを除去する薬品

ベルテックジャパン Bioコケクリア 1000ml(淡水・海水両用)
アオコ除去剤 ニューモンテ フック式/6錠

※コケの光合成を阻害する薬品なので、アオミドロにも有効です。

アオミドロを発生させないために

水草の古い葉などにくっついて、水槽内に入ってくることがしばしば有ります。

アオミドロは光合成を盛んにして増殖しやすいコケなので、持ち込まないことが大前提です。――が、コケを食べてくれる生き物を水槽内に入れておけば、コケが増えすぎて困ることはないと思います

除去したい苔 斑点状藻(はんてんじょうそう)、スポット状藻


斑点状藻とは、緑色の苔で大きさは2~3mmくらいのサイズです。水槽のガラス面や水草に発生します。

ガラス面のコケは、スクレーパーで除去すればいいのですが、正直、掃除の頻度が多くなると面倒に感じるのが人間という生き物。上手くコケを食べる生物を使って、処理しちゃいましょう。

斑点状藻のコケ対策

  • ライトの照射時間をいつもより短くする
  • 水草用の肥料が多くならないように調整する
  • コケを取り除く生物(オトシンクルス、プレコ、イシマキガイなど)を入れます

ちなみに、太陽の直射日光が当たる水槽はこのコケが生えやすいですから、水槽に太陽の光が直接当たらないようにしましょう。なお、季節によって太陽の角度は変わるので注意が必要です。

斑点状藻のコケを食べてくれる生物

エビの仲間も駆除に協力してくれるのですが、ガラス面などに生えるので、巻貝やオトシンクルスなどの方が駆除効果が高いです。特に、60㎝程度の水槽であればミニ・ブッシープレコが1匹いれば、完全に駆除できます。

  • ヤマトヌマエビ
  • サイアミーズ・フライングフォックス
  • オトシンクルス
  • オトシンクルス・ネグロ
  • ミナミヌマエビ
  • レッドチェリー・シュリンプ
  • イシマキガイ
  • ラムズホーン(レッド・ブルー・ピンク)
  • ミニ・ブッシープレコ
海水版:シッタカガイ

海水のコケ対策なら、シッタカガイがおススメです! ガラス面のコケも、底砂のコケも、きれいに食べてくれます。


……どこかやり切った感がある背中をしていますよね?

斑点状藻のコケを除去する薬品

ベルテックジャパン Bioコケクリア 1000ml(淡水・海水両用)

斑点状藻のコケを発生させないために

水槽に直射日光を当てないことで予防ができます。

また、巻貝やオトシンクルス、ミニ・ブッシープレコなどを入れておくことで発生しても完全に駆除できます

藍藻(らんそう)、のり状藻 は駆除したい苔

別名シアノバクテリアで、色は緑色から黒緑色まで様々です。砂利や水草にビッシリとくっつき、発生したら砂利等をこまめに掃除することが必要です。水質がアルカリ性になると発生しやすいです。

藍藻のコケ対策

  • ヤマトヌマエビなどのコケを食べてくれる生物を入れる
  • 砂底クリーナーで、コケを吸い出すように掃除をする
  • 藍藻駆除剤またはオキシドール(過酸化水素水)を投与

基本的には、小まめな水替えと底砂の掃除で撲滅させます。ヤマトヌマエビも効果的です。しかし、どうしても駆除できない場合には薬品に頼ることも可能です。いずれも、規定量を守って使用してください。

なお、過酸化水素水は水に溶けると、生物にとって若干の毒性を持ちます。しかし、多くの生物は過酸化水素を分解する酵素(カタラーゼ)を持っているため生物には悪影響ありません。

藍藻を食べてくれる生物

藍藻は結構しつこいコケなので、ヤマトヌマエビやミニ・ブッシープレコなどが特におすすめです

  • ヤマトヌマエビ
  • サイアミーズ・フライングフォックス
  • オトシンクルス
  • オトシンクルス・ネグロ
  • ミナミヌマエビ
  • レッドチェリー・シュリンプ
  • イシマキガイ
  • ラムズホーン(レッド・ブルー・ピンク)
  • ミニ・ブッシープレコ

藍藻を除去する薬品

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藍藻を発生させないために

底砂の汚れや目詰まりが発生の原因になりますので、底砂に小まめにクリーナーをかけて掃除をしましょう。それだけでも、発生を予防することができます。

水槽の水草にコケがついてしまった場合

コケは厄介で、水草にも付着していきます。そんな時は水草を取って捨ててしまう――なんてことはせずにキチンとした対策をとりましょう!

そうすれば水草のコケも取れて、より水槽が綺麗に見えるはずです!

綺麗な水槽を目指しましょう

子供ワンポイントアドバイス!

上記に取り上げた通り、水槽内の厄介なコケは、いろいろな条件から増えていきます。そんな、コケの原因のほとんどは水の汚れです。汚れをなくすためには日々の水槽メンテナンスと清掃を心がけることが大事になります。

また、意外と忘れがちですが、水槽を掃除する時に清掃道具のメラニンスポンジからも移る場合がありますので、コケをうつさないためにも、メンテ道具は必ずきれいにしましょう。不安な場合はメラニンスポンジを熱湯に数分付けておけば大丈夫です。

↓下の記事では、メンテナンス道具について詳しく記載しています。普段からのメンテナンスを効率良く定期的に行なって、コケの生えないアクアリウムライフを送りましょう♪

なお、余談ですが――水槽内にウォータースプライトやペトナムスプライト、マツモなどの成長が早い水草を多めに入れておくのもコケ対策には有効です。水槽の水替えのサイクルも長くすることができますので「水替えが面倒かな……」という方は、参考にしてみて下さい。

綺麗なコケや意外なコケの活用方法もあります!↓↓
※こちらは藻類のコケではなく、ウィローモスなどと同じ苔類のコケですが、面白い記事ですので紹介します。

熱帯魚業界歴もうすぐ20年!
海水やアクアテラリウムなど、さまざまな水槽を担当してるアクアリストです。
よろしくお願いいたします!

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