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150cm以上!大型水槽のろ過フィルターとおすすめ設備をプロ目線で解説

大型水槽を設置する際に、ろ過フィルターの選定で非常に迷い悩む方も多いとおもいます。

はじめて大型水槽を設置する場合は、すべてがはじめての経験となること、そして単価も上がり高価な買い物となるため、なかなか踏ん切りがつかないといったケースも考えられます。

120cm水槽までなら、水槽サイズに合わせたいわゆる規格サイズがありますが、120cm超えると、大手のアクアリウムメーカーは生産していないことが多く、特注制作となる可能性も否めません。

そこで、ここでは大型水槽をいくつも設置してきた水槽管理のプロである筆者おすすめの、大型水槽用ろ過フィルターをご紹介していきます。

大型水槽用ろ過フィルターの選ぶ基準

大型水槽用ろ過フィルターの選定基準として、まず水草水槽の場合は外部フィルターを複数台設置することがおすすめです。

大型水草水槽の場合

150cm水槽なら、ぎりぎり外部フィルター1台で間に合う可能性もありますが、複数台あることで安心を得ることができます。

大型水槽を設置管理していると、簡単にリセットやリニューアルといった、大幅な改修工事が出来ません。

そのため、日々の水槽管理においてリスクを最小限にすることが大切で、リスクを最小限とするためには、水槽管理の肝であるろ過フィルターに余裕を持たせることとなります。

ろ過フィルターに余裕を持たせる場合、最悪1台故障してももう1台で応急的管理ができるよう設計しておくことが重要です。

大型淡水魚飼育の場合

大型淡水飼育の場合は、外部フィルターまたはオーバーフローシステムをおすすめします。

とくに、アロワナなどの肉食魚飼育においては、ろ過能力の高くメンテナンス性が高いオーバーフローシステムを選定しておくと間違いないでしょう。

オーバーフローシステムの場合、最悪ろ過能力が不足したとしても、後付けで外部フィルターを付けたしろ過能力の増強を簡単に行えることも大きなメリットと言えます。

大型海水魚水槽

大型海水魚水槽の場合も、大型淡水魚同様オーバーフローシステムがおすすめです。

海水魚やサンゴ飼育の場合、水槽内の溶存酸素量の確保が大切なのですが、外部フィルターだと構造上どうしても水槽内の酸素濃度が低下する可能性も否めません。

酸素濃度をキープするために、エアレーションを施すと塩ダレが発生する原因となるため、メンテナンス性が低下します。

それに対してオーバーフローシステムで組むことで、溶存酸素が自然とキープでき、ろ過フィルター内にプロテインスキマーを入れることもできます。

外部フィルター仕様でも一体型のプロテインスキマーを設置できないこともないですが、見た目と能力から言うと、やはりオーバーフローにしておくと間違いありません。

それでは続いて、筆者おすすめの大型水槽用ろ過フィルターとおすすめの設備をご紹介します。

大型水槽用ろ過フィルターとおすすめの設備

エーハイムプロフェッショナル3e

エーハイム プロフェッショナル3e 2076

大型水槽用外部フィルターと言えば、何といってもエーハイムプロフェッショナルシリーズです。

そして、そのなかでもプロフェッショナル3eである2076は機能性も高くお気に入りです。

メーカー推奨仕様ですと、最大75cm対応と記載有りますが、筆者の経験では120cm水槽までなら1台でも飼育管理することができると考えています。

150cm水槽の場合は、プロフェッショナル3eを2台設置することをおすすめします。

2076より大型の2078という型番もおすすめです。

エーハイムプロフェッショナル4 2275

エーハイム プロフェッショナル4 2275 (50Hz)

こちらは、メーカー推奨水槽サイズが最大150cmまでの2076のより大型水槽に特化したろ過フィルターです。

2078ほどろ過能力が高くありませんが、2076より高いろ過フィルターにとして設定されています。

金額面で考慮するとプロフェッショナル3eより4は安価設定のため、とくに2078の購入を金銭的な問題で迷う場合は、視野に入れておくと良いでしょう。

大型プロテインスキマー

ゼンスイ プロテインスキマー Genesis DC900 (700-900L)

大型プロテインスキマーは、海水魚飼育、サンゴ飼育を大型水槽で飼育管理する際に重宝できるマリンアクアリウム用品です。

溶存酸素量の向上、水質浄化能力の向上と機能性も高くおすすめです。

ただし、今回選定したプロテインスキマーは、原則オーバーフローシステム内でしか活躍できません。

ゼンスイ社のジェネシスは性能も高く、メンテナンス性も簡単なので非常におすすめです。

大型エアーポンプ: ブロアー

AP-40P(18方分岐装置付き)安永エアポンプ 水槽 エアーポンプ ブロア

大型水槽でエアレーションをする場合、ブロアーがおすすめです。

能力が非常に高く、多少の高低差なら問題なくエアーを排出できます。

活魚水槽や、複数の水槽をエアレーションしたい場合にもおすすめです。

まとめ: 150cm以上!大型水槽のろ過フィルターとおすすめ設備をプロ目線で解説

いかがでしたか。

ここでは、大型水槽を設置する際に選ぶろ過フィルターについて解説しました。

大型水槽は設置する上で、ろ過フィルター以外にも、荷重や搬入経路の動線確保など様々な注意点がありますので気をつけていきましょう。

なお、本格的に大型水槽を設置する際に迷われる方は、水槽設置、管理のプロに相談をし、場合によっては飼育する生き物に合わせた機材を特注で制作することが望ましいです。

規格サイズに合わせず、特注でその水槽にベストな水槽ろ過フィルターを設置することで後悔ない水槽設置、その後の管理を送れる可能性が高く満足度も高いものとなるでしょう「。

大型水槽をはじめて設置する方は、お近くの専門店またはトロピカにご相談くださいね。