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アオミドロ対策と駆除、除去方法!発生させない方法まで徹底解説!

水槽に発生する嫌なアオミドロ。水槽の厄介者といっても過言ではない存在ですよね!

アオミドロが水槽に発生した場合、駆除や除去する方法はたくさんあります。

アオミドロを発生させないようにするには、光量の調節や、水槽内の栄養バランスを調整する必要があります。

駆除や除去には、アオミドロに有効な生き物の投入をおこなったり、薬品を使うといいですよ。

アオミドロを水槽から追い出して綺麗な水槽を維持させましょう!

▼藻の対策に関してはこちらもご参考にしてください。

アオミドロとは

アオミドロを食べるメダカ

アオミドロとは藻の一種です。

水草や流木、機材などに、長くフサフサした状態で発生しています。

上の動画のようにモサモサっと生えることも。

また、ソイルなどに絡まりまとわりつくことも。取りにくく厄介です。

触ってみるとヌメっとしていて、嫌な感触がします。

アオミドロの特徴について

  1. アオミドロは、糸状藻の集合体で、カーペット状に繁殖する。
  2. 枝分かれしないまっすぐな藻体がアオミドロに分類される。
  3. 細胞の中に螺旋状の葉緑体が形成されており、太さに関わらず、
    一列に細胞が並んでいる状態の糸状藻がアオミドロと呼ばれている。

アオミドロの発生原因

アオミドロは、藻の中でも、細胞内の葉緑体がリボン状で、螺旋形に一列に並んだ状態の糸状藻のことを指します。

アオミドロの見た目は、長くて細い緑色のひげのようだったり、殖えすぎると藻のカーペットのように見えることもあります。

アオミドロが水槽内に生えることは、見栄えが悪いなどの理由から敬遠されがちです。

また、長く伸びたアオミドロによって、飼育している熱帯魚の動きが妨げられるなどの弊害もあります。

そんな水槽内の厄介者であるアオミドロが発生する原因は、いくつかあります。

水槽内の栄養過多

水槽内の栄養が多すぎるとアオミドロが発生しやすいです。

栄養過多になるとアオミドロが発生しやすくなる栄養素は、主に、窒素やリンです。

良く言えば、水槽内が栄養で満たされており、水草が育ちやすい環境とも取れるかもしれませんが、栄養を使う水草が無く、栄養素がパンク状態とも言えます。

▼栄養過多に関してはこちらもご参考にしてください。


日光が当たっている

水槽の置いてある場所が悪く、日光が当たってしまい、アオミドロの育成が早い可能性があります。

アオミドロは成長する際に、葉緑体で光合成をおこない、先端から伸びて成長していきます。

アオミドロは太陽光が大好物。浴びれば浴びた分、どんどん大きく広がっていきます。

直接は当たっていなくても、カーテンの隙間から入る太陽光なども、アオミドロの成長の原因として大いに考えられます。

▼日光に関してはこちらもご参考にしてください。

照明時間が長い

一般的な熱帯魚水槽では、照明時間は8~10時間ほどと言われています。

これよりも照明の照射時間が長い場合や、ライトの光量が強すぎる、リビングに水槽が置いてあり、一日中照明がついてしまっているなどの理由で、アオミドロが成長している可能性があります。

水槽用ライトだけでなく、部屋を照らす用の照明も、アオミドロにとってはご飯になりうるんです。

アオミドロを発生させない方法

アオミドロをそもそも発生させなければいいんです!

アオミドロを発生させない方法を徹底的に行いましょう。

水草を入れよう

水槽が栄養過多の場合、その余っている栄養をアオミドロに使われる前に、他の事で使ってしまえばいいのです。

水草に肥料などを与えている場合にはそれをやめるか、大きな水草を入れ、アオミドロが育つ隙がないように、余っている分の栄養を使ってもらえばいいでしょう。

オススメの水草もあるので、今ある水槽にあった水草を探すのもいいでしょう!

▼水草の飼育に関してはこちらもご参考にしてください。


水草を入れる前にチェック

アオミドロは、購入した水草を入れた際に、どこかしらにくっついていて、それが水槽内で発生。という事がほとんどです。

水草を水槽に入れる前に、トリミングや、簡単な水洗いをしておくといいでしょう。

アオミドロ対策におすすめの水草

アオミドロが成長するのに必要な、水槽内では過分になっているリンや窒素などの栄養素を吸収してくれるおススメの水草は、成長が早い水草です。

アナカリス

(水草)メダカ・金魚藻 国産 無農薬アナカリス(10本) 本州・四国限定[生体]

アナカリスは、成長が早く、栄養の吸収率がいいことで知られています。

アナカリスは、丈夫な水草で、水槽底面に植え付ける必要がないため、育てやすさや、水草の管理の面で優れています。

マツモ

(水草)国産 無農薬マツモ(10本) 本州・四国限定[生体]

マツモも、アナカリスと同じく、成長が早く、水槽底面に植え付ける必要がない水草です。

水槽内が富栄養化した場合でも、換水をしてから栄養吸収能力に優れたマツモをいれておくことで、アオコやアオミドロを防ぐことができます。

▼マツモに関してはこちらもご参考にしてください。

日光から水槽を守ろう

もしも直射日光が当たっている場所に水槽を置いてある場合は、移動させるか、窓に遮光カーテンなどを取り付けましょう。

直射日光が水槽にあたることで、水槽内のアオミドロが光合成をおこない、どんどんと成長するきっかけになります。

日光を遮断するだけでも、アオミドロの成長を止めることができます。

アオミドロが発生しにくい水槽の置き場所は、直射日光があたらずに、掃除がしやすく、普段から観察できる場所が必要なので、ベストな水槽設置場所を選ぶのは、なかなか難しいです。

そんなときはこちらの記事を参照ください。(↓)

照明時間を工夫しよう

ジェックス スマートタイム

照明時間は、一般的な熱帯魚水槽で約8時間ほどと言われていますが、アオミドロやコケの発生が多い場合は、照明時間を減らすなどして、工夫してみましょう。

上に紹介したような、照明用のタイマーを使用することも、アオミドロ対策として有効です!

照明用のタイマーを使うことで、いちいち照明の電源を切りに行く必要がなく、水槽の照明の照射時間をあらかじめて設定しておくことができるのでおススメな商品です。

☆照明時間に関してはこちらの記事も参照ください。

アオミドロの駆除方法

水槽にアオミドロが発生してしまったら、すぐに駆除しましょう

駆除方法は何個かあるので、試していきましょう!

機材などについている場合

機材などにアオミドロがついてしまっている場合は、できればその機材を一旦水槽からバケツなどに取り出し、歯ブラシやピンセットなどで、クルクルとアオミドロを絡めとりましょう!

それでも取れない場合はメラミンスポンジなどを使用しましょう。

どの用具も100円均一で揃えることができるので常備しておくといいでしょう。

▼用具に関してはこちらもご参考にしてください。

水草についてしまった場合

水草にアオミドロやコケや藻がついてしまった時は、ごしごし擦れば落ちますが、水草にダメージを与える場合があります。

水草についてしまったアオミドロは、手やメラミンスポンジで優しく擦り取るようにしましょう。

▼水草の手入れに関してはこちらもご参考にしてください。

薬品を使おう

アオミドロ対策に、薬品の多用はおススメしませんが、専用の薬剤を適量使用すると一気に綺麗になります!

藻の仲間なので、モスグリーンなどの藻を入れている場合、育成に影響する場合がありますので、ご注意下さい!

ベルテックジャパン Bioコケクリア (淡水・海水両用)

コケの発生を抑制してくれる、天然成分由来の薬品で、効果は約一か月です。

注意点としては、ウィローモスやリシア等、ソイルから栄養を吸収する水草は枯れてしまう場合があります。

アオコ除去剤 ニューモンテ フック式/6錠

コケの光合成を阻害する薬品なので、アオミドロにも有効です。

リン酸塩除去剤

※富栄養化に傾いた水槽内の、主にリン酸やケイ酸塩を除去してくれる吸着剤です。

水草よりも栄養吸収力の強いアオミドロやコケの成長に必要な、過分な栄養素を吸い取ってくれます。

魚を投入しよう

アオミドロは藻ですから、食べてくれる魚がいます!

掃除や薬品を使っても完璧に取り除くのが難しいアオミドロ。

アオミドロを食べてくれる魚をいれて完璧になくしてやりましょう!

魚の中で働き者なのが、モーリーです。

モーリー

モーリーを入れる際は、元からいる魚との相性や混泳について調べてから、入れるようにしましょう。

モーリーは下記事でも記載されている通り、繁殖力が強く、増えやすいので、飼うのは一匹にとどめておくといいでしょう。

▼モーリーに関してはこちらもご参考にしてください。

ペンシルフィッシュ

ペンシルフィッシュもアオミドロ対策にはとてもいい魚です!

魚以外ですと、エビがおススメ! 中でもヤマトヌマエビは魚の食べ残しや、それ以外のコケなどにも対応してくれる優れものです!

上記以外にもコケや藻対策としての生き物は沢山います!

▼コケ・藻対策の生物に関してはこちらもご参考にしてください。

エビでアオミドロを駆除できる?

アオミドロ発生時の増殖予防として、エビに初期のアオミドロを食べさせることができます。

ヤマトヌマエビの場合

ヤマトヌマエビは、発生したての柔らかいアオミドロを食べてくれます。

アオミドロが成長し、硬くなると、ヤマトエビは食べなくなるので、アオミドロが発生する前に予防として飼育するか、初期のアオミドロのうちに投入するのがおススメなエビです。

ミナミヌマエビの場合

ミナミヌマエビは、更にごく初期の、柔らかいアオミドロを食べてくれます。

ミナミヌマエビが食べるアオミドロは、生え始めのものなので、それ以降のアオミドロは駆除してくれません。水槽への、ミナミヌマエビの投入時期には注意が必要です。

アオミドロが発生する前に、ミナミヌマエビをコケ予防要員として飼育しておくのがおススメです。

まとめ・アオミドロ対策と駆除、除去方法について!発生させない方法までを徹底解説します

アオミドロの生える水槽は富栄養化な一面があります。 一見、水槽の邪魔者と思われがちなアオミドロですが、アオミドロが発生する水槽は、水草育成に向いた環境であることも忘れてはいけません。

アオミドロを撃退して綺麗な水槽を維持しましょう!

水槽内の景観を脅かすアオミドロは、綺麗な水槽の敵ですね。

とはいえ、アオミドロが発生する水槽は、水草の育成にも向いている栄養価の高い状態の水槽だともいえます。

アオミドロが増える前に、成長の早いアナカリスやマツモなどの水草を育成することでアオミドロの増殖をおさえましょう!

また、水槽内のコケを抑制する薬品で、アオミドロを発生させないようにする方法もあります。

早期のアオミドロの駆除には、エビや魚などを投入して食べてもらう方法もおススメです。

アオミドロの発生原因を知り、綺麗に駆除し、発生させないように徹底して、素敵なアクアリウムライフを送りましょう。

コメント

  1. きん太 より:

    生簀でどじょうを養殖して店舗へ出していますが生簀の中にアオミドロ等が大量に発生して困っています。どのようにしたらいいかお教えください。よろしくお願い致します。

    • 中島 より:

      現在コメントへの返信が遅くなっております。
      生簀の場合は薬剤などが使えないため、遮光で対策をするのが一番かと思います。
      アオミドロの成長具合によりますが、光が入らないようにすれば植物ですので枯れてきます。
      ただ、強靭ですので完全ではないかもしれませんがかなり減らせるかと思います。

    • 中島 より:

      追記します。
      どうしてもアオコやアオミドロがおさまらない場合は、水槽用の殺菌灯の導入がおすすめです。

      こちらの記事もご参考になってみてください!
      https://tropica.jp/2018/05/09/post-15188/